- 作成日 : 2026年7月3日
Teamsの録画方法とは?録画するときの注意点も解説
Teams録画は会議画面の「…」メニューから開始でき、データはOneDriveまたはSharePointに自動保存されます。
- 録画は音声・映像・画面共有を記録
- 保存先は会議の種類で異なる
- 権限・プランにより使えない場合あり
Q. Teams録画データはどこに保存される?
A. 通常の通話はOneDrive、チャネル会議はSharePointの「Recordings」フォルダーに保存されます。
Teamsの録画機能を活用すると、オンライン会議の内容を後から確認できるため、議事録作成や情報共有を効率化しやすくなります。近年はリモートワークやオンライン商談の普及により、会議内容を正確に残したい場面が増えており、Teams録画の活用機会も広がっています。
一方で、録画機能は権限設定や利用プランによって使えない場合があり、保存先や共有範囲を理解せずに利用すると情報漏えいにつながるリスクもあります。この記事では、Teamsで会議を録画する方法、録画できない原因、保存先、利用時の注意点まで分かりやすく解説します。
目次
Teamsの録画とは?
Teamsの録画とは、Microsoft Teamsで行ったオンライン会議の音声・映像・画面共有などを保存できる機能です。会議内容を後から確認できるため、議事録作成の効率化や情報共有の抜け漏れ防止に役立ちます。
Teamsの録画機能は、社内会議や商談、研修など幅広い場面で利用されています。録画データはMicrosoft 365のクラウドストレージに保存される仕組みで、会議終了後もブラウザやTeams上から再生可能です。また、Teamsでは録画とあわせて自動文字起こしに対応している場合があり、発言内容を検索しやすくなる点も特徴です。
Teamsで録画すると何が記録される?
Teamsの録画機能では、会議中の音声や映像、画面共有、文字起こしなどが記録されます。どの情報が保存されるかを事前に理解しておくことで、情報共有やセキュリティ管理を適切に行いやすくなります。ここでは、Teamsで録画する際に記録されるものを紹介します。
会議中の音声
Teamsの録画では、会議中に参加者が発言した音声が記録されます。発言内容を後から確認できるため、議事録作成や聞き漏らし防止に役立ちます。
特に複数人が参加する会議では、誰がどの内容を話したかを振り返りやすくなる点がメリットです。一方で、マイク設定や通信環境によっては音声が途切れたり、小さく録音されたりする場合があります。重要な会議では、事前にマイクテストを行い、静かな環境で参加することが大切です。
参加者の映像
Teamsでは、会議中に表示されていた参加者のカメラ映像も録画対象になります。発表者の表情やリアクションを含めて共有できるため、研修や説明会などで活用されています。
録画時には、発言中の参加者が自動的に大きく表示される場合があり、会議レイアウトによって映像の見え方が変わります。ただし、カメラをオフにしている参加者は映像として記録されません。背景や映り込みに個人情報が含まれないよう注意する必要があります。
画面共有の内容
Teamsで共有したパソコン画面や資料も録画に保存されます。プレゼン資料や操作手順を後から確認できるため、社内研修やマニュアル共有にも便利です。
たとえば、PowerPoint資料の説明やExcel操作のデモを行った場合、その表示内容が録画データに反映されます。一方で、通知ポップアップやデスクトップ上の機密情報まで映る可能性があるため、録画前に不要なアプリや通知を閉じておきましょう。
録画とあわせて作成された文字起こし
Teamsでは、録画と同時に会議内容の文字起こしが作成される場合があります。発言内容をテキストで検索できるため、必要な部分を素早く確認しやすくなります。
文字起こし機能は、Microsoft 365の設定や利用プランによって利用可否が異なります。日本語にも対応していますが、専門用語や音声品質によって認識精度が下がる場合があります。会議後に内容を確認し、必要に応じて修正することが大切です。
Teamsで会議を録画する方法は?
Teamsでは、会議画面のメニューから数ステップで録画を開始できます。事前に操作手順を把握しておくことで、会議中に慌てず録画を開始しやすくなります。ここでは、Teamsで会議を録画する手順を解説します。
Teams会議を開始または参加する
Teamsの録画機能を使うには、まず対象の会議を開始するか、録画権限のある会議へ参加します。録画は会議中のみ利用でき、チャット画面単体では操作できません。
予定された会議だけでなく、今すぐ会議を開始した場合でも録画可能です。ただし、外部ユーザーや匿名参加者は録画を開始できない場合があります。また、組織設定によっては録画機能自体が制限されているケースもあるため、事前確認が重要です。
会議画面のその他の操作を開く
会議に参加した後は、画面上部または下部に表示される「…」のメニューを開きます。Teamsでは、この「その他の操作」から録画関連の設定を行います。
パソコン版Teamsでは、会議コントロール内に「その他」や「その他のアクション」と表示される場合があります。スマートフォン版でも同様にメニューから操作可能ですが、画面サイズによって表示位置が異なることがあります。録画前にメニュー位置を確認しておくと安心です。
録画と文字起こしを選択する
「その他の操作」を開いた後は、「録画と文字起こし」を選択します。録画機能と自動文字起こし機能は、このメニュー内から利用できます。
Teamsのバージョンや組織設定によっては、「録画を開始」や「文字起こしを開始」が別々に表示される場合があります。文字起こしを同時に有効化すると、会議内容をテキスト検索しやすくなるため、議事録作成の効率化につながります。
録画を開始する
「録画を開始」を選択すると、Teams会議の録画が始まります。録画開始後は、参加者全員に録画中であることが自動通知される仕組みです。
録画中は、音声や映像、画面共有などが記録されます。必要に応じて「録画を停止」を選択することで、途中終了も可能です。なお、会議が終わっても録画は続き、全員が退出した時点で停止します。不要な会話まで保存しないためにも、録画範囲を意識して操作することが大切です。
会議終了後に録画データを確認する
会議終了後の録画データは、Teamsの会議チャットやOneDrive、SharePointから確認できます。保存先は会議の種類や主催者設定によって異なります。
録画データの生成には数分程度かかる場合があり、完了後に共有リンクが自動表示されます。再生だけでなく、ダウンロードや共有設定の変更にも対応しています。社外共有を行う場合は、閲覧権限や機密情報の扱いを事前に確認することが大切です。
Teamsの録画データはどこに保存される?
Teamsの録画データは、OneDriveまたはSharePointに自動保存されます。保存先は会議の種類や開催方法によって異なるため、録画後に確認方法を把握しておきましょう。
OneDriveに保存される場合
通常の1対1通話やグループ通話で録画したデータは、録画を開始したユーザーのOneDriveに保存されます。保存先は、OneDrive内の「Recordings」フォルダーです。
録画完了後は、Teamsの会議チャットに自動で共有リンクが表示され、参加者は権限範囲内で再生できます。録画データはクラウド上に保存されるため、パソコン本体の容量を圧迫しにくい点も特徴です。また、OneDrive側で共有範囲の変更やダウンロード制限などを設定できるため、社外共有時の管理にも対応しやすくなっています。
チームチャネル内で開催された会議の録画データは、対象チームのSharePointサイトのドキュメントライブラリ内にある「Recordings」フォルダーへ保存されます。
チャネル会議は複数メンバーで利用されることが多いため、録画データもチーム全体で共有しやすい形になっています。Teamsのチャネル投稿から録画リンクへアクセスできるため、会議後の情報共有もスムーズです。ただし、SharePointの権限設定によって閲覧範囲が変わるため、機密性の高い会議ではアクセス権限を事前に確認しておく必要があります。
Teamsで録画できない原因は?
Teamsで録画できない場合は、管理者設定や権限不足、利用プランの制限などが原因として考えられます。録画ボタンが表示されない場合は、設定や利用環境を順番に確認しましょう。
組織の管理者設定で録画が制限されているため
Teamsでは、Microsoft 365の管理者が録画機能を制限できるため、組織設定によっては録画そのものが利用できない場合があります。特に企業や学校アカウントでは、情報漏えい対策として録画機能を無効化しているケースがあります。
録画ボタン自体が表示されない場合は、管理者ポリシーによって制限されている可能性があります。また、特定部署のみ録画を許可するなど、利用範囲を限定している企業もあります。個人で設定変更できないため、録画が必要な場合はMicrosoft 365管理者や情報システム部門へ確認することが必要です。
録画を開始できる権限がないため
Teamsでは、会議参加者全員が録画を開始できるわけではありません。主催者や同一組織内ユーザーなど、一定の条件を満たしたユーザーのみ録画権限が付与されます。
たとえば、匿名参加者や外部ゲストユーザーは録画を開始できない場合があります。また、会議主催者が発表者権限を制限しているケースでは、一般参加者に録画メニューが表示されません。録画が必要な場合は、事前に主催者へ権限付与を依頼しておくとスムーズです。
利用しているプランや会議の種類が対応していないため
利用中のMicrosoft 365プランや会議形式によっては、Teams録画機能に対応していない場合があります。録画機能は、すべての無料プランで利用できるわけではありません。
たとえば、一部のTeams無料版では録画機能が制限されています。また、録画を開始するには、IT管理者によって録画が有効化されていること、ゲストや別組織のユーザーではないことなどの条件があります。さらに、さらに、ウェビナーやタウンホールでは通常の会議と録画の仕様が異なります。
アプリや通信環境に一時的な不具合があるため
Teamsアプリの不具合や通信環境の問題によって、一時的に録画できなくなる場合もあります。特にアプリのバージョンが古い場合は、録画機能が正常に動作しないことがあります。
録画ボタンが反応しない場合は、Teamsアプリの再起動やアップデートを試すことが有効です。また、通信速度が不安定な環境では、録画開始処理に失敗するケースもあります。ブラウザ版Teamsへ切り替えることで改善する場合もあるため、複数の方法を試すことが大切です。
Teamsで録画する際の注意点とは?
Teamsの録画機能は便利ですが、参加者への配慮や情報管理を適切に行うことが大切です。録画データには音声や映像、資料など多くの情報が含まれるため、運用ルールを事前に確認しておきましょう。
録画前に参加者へ共有しておく
Teams会議を録画する場合は、録画開始前に参加者へ共有しておくことが重要です。録画中はTeams上で自動通知されますが、口頭でも説明しておくことでトラブル防止につながります。
特に社外関係者が参加する会議では、「録画の目的」「利用範囲」「保存期間」などを事前に伝えておくことが望ましいです。録画されることを知らずに発言した場合、後から認識違いが発生する可能性があります。会議案内や冒頭説明で共有しておくと、参加者も安心して会議へ参加しやすくなります。
機密情報や個人情報の取り扱いに注意する
Teamsの録画には、画面共有した資料や参加者情報も保存されるため、機密情報や個人情報の取り扱いには注意が必要です。情報管理を誤ると、社内外への漏えいリスクにつながります。
たとえば、顧客情報、契約内容、従業員データなどが画面共有中に映り込むケースがあります。また、デスクトップ通知やチャット内容が録画される場合もあるため、録画前に不要なアプリや通知を停止しておくことが大切です。社内ルールや情報セキュリティポリシーに沿って運用するよう心がけましょう。
保存期間や共有範囲を確認しておく
Teamsの録画データは、OneDriveやSharePointに保存されるため、保存期間や共有範囲を事前に確認しておくことが大切です。設定によっては、自動削除や意図しない共有が発生する場合があります。
Microsoft 365では、組織ポリシーによって録画データの保存期間が制御されることがあります。また、共有リンクの設定次第では、社外ユーザーも閲覧可能になるケースがあります。会議内容に応じて閲覧権限を制限し、不要になった録画データは定期的に削除することが大切です。
Teams録画を安全かつ便利に活用するポイント
Teamsの録画機能を利用すると、会議中の音声・映像・画面共有などを保存でき、議事録作成や情報共有を効率化しやすくなります。録画データはOneDriveやSharePointへ保存され、会議後にTeams上から確認や共有が可能です。
一方で、録画には管理者設定や権限、利用プランなどの条件があり、環境によっては利用できない場合もあります。また、録画データには機密情報や個人情報が含まれる可能性があるため、共有範囲や保存期間の管理も重要です。Teams録画の仕様や注意点を理解し、目的に応じて適切に活用しましょう。
システム乱立を解消するためのステップとは?
多くの企業がバックオフィス業務効率化のため多様なクラウドシステムを導入するも、「便利なはずが非効率」という現実に直面しています。
その原因は、勤怠や経費など「部分最適」なシステム導入による乱立です。システム同士がつながらず、データの手入力やExcelでの突き合わせ作業が常態化。
これは「見えないコスト」を増やし、業務フローを複雑化させ、現場の負担を増大させます。システム乱立のリスクを整理し、業務アセスメントによる根本解決策をご紹介するホワイトペーパーを用意していますので、ぜひお気軽にご覧ください。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。
関連記事
-
# 業務効率化の基本
時間単位のガントチャートの作り方・無料テンプレート
時間単位のガントチャートは、より詳細にプロジェクトのタスクや生産の進捗管理をするのに適している工程表です。ガントチャートの横軸に「1時間」「30分」「7:00」「8:00」などの時…
詳しくみる -
# 業務効率化の基本
Teamsでチャットやファイルが送信できない原因は?対処法を解説
Teamsで送信できない原因と対処法は? Teamsで送信できない原因は、Teams障害・通信環境・アプリ不具合・権限設定の4つです。 まず障害か個人の問題かを切り分ける 再起動・…
詳しくみる -
# 業務効率化の基本
プロセスマネジメントとは?導入するメリット・流れも解説
プロセスマネジメントとは、業務の流れを細かくプロセスとして分解し、プロセスごとに分析・管理することで業務課題を可視化するマネジメント手法のことです。プロセスマネジメントを導入すると…
詳しくみる -
# 業務効率化の基本
HubSpotのワークフロー機能とは?作成方法や活用例・注意点を解説
HubSpotのワークフロー機能は、条件にもとづいてメール送信やステータス更新などの業務を自動化できる機能です。メール配信やステータス更新、タスク作成、社内通知などを条件に応じて自…
詳しくみる -
# 業務効率化の基本
イベント、行事企画書の書き方とは?無料の1枚テンプレート、例文を紹介
イベントや行事の成功には、綿密な計画と明確な目的が欠かせません。そのためには、行事企画書を作成し、関係者と共有することが大切です。社内の研修や社外向けの展示会、自治体や地域交流イベ…
詳しくみる -
# 業務効率化の基本
Teamsで障害が起きたときの対処法|会議・チャット不具合の確認方法を解説
Teams障害の確認と対処法は? Teams障害が疑われる場合は、公式の障害情報と社内の発生状況を確認し、原因を切り分けることが重要です。 Microsoft管理センターで障害状況…
詳しくみる
