• 更新日 : 2026年3月24日

Googleスライドの閲覧履歴を確認・削除するには?アクティビティダッシュボードの 使い方と注意点

共有したGoogleスライドを「誰がいつ見たのか」を把握したい場面は、ビジネスの現場で少なくありません。Googleスライド(Google Slides)では、Google Workspaceのアクティビティダッシュボード機能を使うことで、閲覧履歴の確認や表示設定の変更が可能です。この記事では、スライドの閲覧ログを確認する手順から、履歴を非表示にする方法、そして見落としがちな注意点までをわかりやすく解説します。

Googleスライドの閲覧履歴はどこで確認できる?

Googleスライドの閲覧履歴は、「ツール」メニュー内の「アクティビティ ダッシュボード」から確認できます。

ただし、この機能が使えるのはGoogle Workspace(旧G Suite)アカウントで作成・共有されたファイルに限られ、個人の無料Gmailアカウントでは利用できません。

アクティビティダッシュボードでは、共有相手がいつファイルを開いたかを「閲覧者」タブと「閲覧者のトレンド」タブで確認できます。閲覧者タブには、ファイルを共有しているユーザーごとの最終閲覧日時が表示されます。

ただし、相手が「プライバシー設定」で閲覧履歴を非表示にしている場合は、リストに名前が表示されません。そのため、ここに名前がないからといって、必ずしも「一度も見ていない」とは言い切れない点に注意が必要です。

  1. STEP1:Googleスライドのファイルを開く
  2. STEP2:「ツール」から「アクティビティ ダッシュボード」を選択する
  3. STEP3:「閲覧者」タブで閲覧状況を確認する

STEP1:Googleスライドのファイルを開く

まず、閲覧状況を確認したいGoogleスライドのファイルをパソコンのブラウザ(Google Chrome推奨)で開きます。
この操作はパソコン版でのみ対応しており、スマートフォンのアプリからはアクティビティダッシュボードにアクセスできません。

STEP2:「ツール」から「アクティビティ ダッシュボード」を選択する

画面上部のメニューバーから「ツール」をクリックし、表示されるメニューの中から「アクティビティ ダッシュボード」を選択します。
メニューの上部(「スペルチェック」のすぐ下など)に配置されています。

STEP3:「閲覧者」タブで閲覧状況を確認する

アクティビティダッシュボードが開くと、左側のメニューに「閲覧者」「閲覧者のトレンド」「コメントのトレンド」「共有履歴」「プライバシー設定」の各項目が表示されます。

「閲覧者」タブでは、ファイルを共有している各ユーザーの名前とそれぞれの最終閲覧日を一覧で確認できます。「閲覧者のトレンド」タブでは、日別に何人がそのファイルを開いたかをグラフで把握できます。

この閲覧ログは、共有資料の確認依頼を出したあとに相手が目を通しているかどうかを確かめる場面で重宝します。期限までに閲覧していないメンバーがいれば、リマインドを送るといった運用にも活用できるでしょう。

リアルタイムの閲覧者を確認する方法はある?

Googleスライドでは、現在そのファイルを開いているユーザーをリアルタイムで確認できます。
画面右上のアイコン表示がその機能です。

編集画面の右上に、同時にファイルを開いているユーザーのGoogleアカウントアイコンが並んで表示されます。複数人がアクセスしている場合はアイコンが重なって表示され、カーソルを合わせるとユーザー名やメールアドレスが確認できます。

ただし、この方法はリアルタイムの確認に限られ、過去に「誰が開いたか」という履歴としては残りません。閲覧記録を遡って確認したい場合は、前述のアクティビティダッシュボードを利用してください。

Googleスライドの閲覧履歴を削除・非表示にするには?

Googleスライドの閲覧履歴は、厳密には「削除」ではなく「非表示」に設定することが可能です。
プライバシー設定を変更すると、アクティビティダッシュボードに自分の閲覧記録が表示されなくなります。

すべてのファイルの閲覧履歴をまとめて非表示にする方法

Googleスライドのホーム画面(ファイル一覧のページ)を開き、画面左上の「メインメニュー(三本線アイコン)」から「設定」を選択します。

設定画面の「アクティビティ ダッシュボード」セクションにある「閲覧履歴を表示」をオフに切り替えると、そのアカウントが閲覧したすべてのファイルについて、ダッシュボード上で自分の閲覧記録が非表示になります。

特定のファイルだけ閲覧履歴を非表示にする方法

個別のファイルに対して設定を変えたい場合は、対象のスライドを開いた状態で「ツール」→「アクティビティ ダッシュボード」を選択します。

ダッシュボードが開いたら、左側のメニューにある「プライバシー設定」をクリックしてください。
表示される画面で「このドキュメントに関する私の閲覧履歴を表示」をオフにすれば、そのファイルに限って自分の閲覧記録がダッシュボードに表示されなくなります。

なお、いずれの方法も「閲覧データそのものを消去する」わけではありません。設定を再度オンに戻すと、オフにする以前の閲覧記録が再び表示されます。オフにしている間の閲覧アクティビティだけが記録されない仕組みです。

閲覧履歴の確認・管理で押さえておくべきポイントとは?

閲覧履歴の機能を正しく使うには、いくつかの前提条件と制約を理解しておくことが大切です。

知らずに運用すると、「確認できるはずなのに表示されない」といった混乱が生じるケースがあります。

個人のGmailアカウントでは閲覧履歴を確認できない

アクティビティダッシュボードはGoogle Workspace(旧G Suite)およびGoogle Workspace for Educationの機能です。

個人の@gmail.comアカウントで作成したスライドには、この機能が備わっていません。組織アカウントで作成・共有されたファイルに限り、閲覧者の情報が記録されます。

非表示設定はファイルのオーナーに伝わる

閲覧履歴の表示をオフにした場合、ダッシュボード上で自分の最終閲覧日が「—」と表示されます。

つまり、ダッシュボード上で閲覧日が「—」と表示されている場合、それは「まだ一度も開いていない」のか「履歴を非表示にしている」のか、オーナー側から正確に区別することはできません。ただし、共有相手が確実に資料を見ているはずの状況でいつまでも「—」のままであれば、非表示設定にしている可能性を推測されることはあります。

変更履歴(編集履歴)と閲覧履歴は別の機能

Googleスライドには「変更履歴」という機能もありますが、これは閲覧履歴とは異なります。
変更履歴はファイルの編集内容を時系列で記録するもので、画面右上の時計アイコンまたは「ファイル」→「変更履歴」→「変更履歴を表示」から確認できます。閲覧しただけでは変更履歴には記録されず、編集を行った場合にのみ残ります。

シークレットモードでの閲覧は履歴に残らない

Google Chromeのシークレットウィンドウ(プライベートブラウジング)でGoogleアカウントにログインせずにファイルを開いた場合、閲覧記録はアクティビティダッシュボードに残りません。

ただし、この方法が使えるのは、ファイルの共有設定が「リンクを知っている全員」に公開されている場合に限ります。組織内やユーザー指定で共有されているファイルではログインが必須となるため、この手段は使えません。

Googleスライドの閲覧記録を活用し、情報共有をスムーズにするために

Googleスライドの閲覧履歴は、Google Workspaceのアクティビティダッシュボードを通じて「誰がいつファイルを見たか」を確認できる便利な機能です。

履歴の非表示設定やリアルタイムの閲覧者確認といった関連機能もあわせて理解しておくことで、チーム内の資料共有や確認状況の管理がよりスムーズになります。

ただし、個人アカウントでは利用できない点や、非表示と削除の違いなど、運用上の制約も忘れずに把握しておきましょう。

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