• 更新日 : 2026年3月24日

Googleスライドを印刷するには?手順と設定方法・注意点を解説

Googleスライド(Google Slides)で作成したプレゼンを紙で配布したい、手元資料として印刷したいと思ったことはありませんか。Googleスライドはクラウドサービスですが、ブラウザから直接印刷したり、PDFに変換してから印刷したりすることが可能です。
本記事では、印刷の手順から、設定オプション、印刷時の注意点まで詳しく解説します。

Googleスライドを印刷する手順

ブラウザの印刷機能を使って、Googleスライドを簡単に印刷できます。
Googleスライドの基本的な印刷手順を解説します。

方法1:印刷設定とプレビューから印刷する

詳細な設定が可能な方法です。

  1. Googleスライドでプレゼンテーションを開く
  2. メニューバーの「ファイル」をクリックする
  3. 「印刷設定とプレビュー」を選択する
  4. 印刷プレビュー画面が表示される
  5. 上部のオプションで印刷形式を設定する
  6. 「印刷」ボタンをクリックする
  7. ブラウザの印刷ダイアログでプリンターを選択して印刷する

この方法では、印刷前にプレビューで仕上がりを確認でき、1ページあたりのスライド数やノートの印刷など、詳細な設定を行えます。

方法2:ショートカットキーで印刷する

素早く印刷ダイアログを開けます。
Ctrl+P(Macの場合はCommand+P)を押すと、直接ブラウザの印刷ダイアログが開きます。

シンプルに印刷したい場合に便利ですが、Googleスライド独自の印刷オプション(スライド数の変更など)を設定するには、「印刷設定とプレビュー」を使用する必要があります。

方法3:PDFに変換してから印刷する

より確実に印刷できる方法です。

  1. 「ファイル」→「ダウンロード」→「PDFドキュメント(.pdf)」を選択する
  2. PDFファイルがダウンロードされる
  3. ダウンロードしたPDFファイルを開く
  4. PDFビューアーから印刷する

PDFに変換してから印刷すると、フォントやレイアウトが固定されるため、ブラウザやプリンターの環境による表示の差異を最小限に抑えられます。重要な資料を印刷する場合におすすめの方法です。

Googleスライドの印刷設定オプション

印刷プレビュー画面では、さまざまな印刷形式を選択できます。
Googleスライドの用途に応じた印刷設定方法を解説します。

1ページあたりのスライド数を変更する

複数のスライドを1枚の紙にまとめます。

印刷プレビュー画面の上部にあるドロップダウンをクリックすると、「1スライド(ノートなし)」「1スライド(ノート付き)」のほか、「配布資料 – 1ページにつき1スライド」「2スライド」「3スライド(メモ用ライン付き)」「4スライド」「6スライド」「9スライド」といった形式を選択できます。用途に合わせて最適なレイアウトを選びましょう。

配布資料として使う場合は、2〜6スライドを1ページにまとめると、紙の節約になり、聴衆が内容を一覧しやすくなります。スライドの詳細を確認したい場合は1スライドずつ印刷すると見やすくなります。

スピーカーノート付きで印刷する

発表者用のメモを含めて印刷します。
ドロップダウンから「1スライド(ノート付き)」を選択すると、各ページにスライドとスピーカーノートが一緒に印刷されます。発表用の手元資料や、発表練習用のメモとして活用できます。

「1スライド(ノート付き)」で印刷する場合、ノートの内容が長すぎると1ページ内に収まりきらず、末尾がカットされて印刷されないことがあります。全内容を印刷したい場合は、フォントサイズを小さく調整するか、PDFとして書き出すなど別の方法を検討してください。

印刷の向きを設定する

横向き・縦向きを選択します。
Google スライドの「印刷設定とプレビュー」画面には、専用「縦向き」「横向き」切り替えボタンがツールバーに配置されています。ブラウザ側のダイアログだけで調整しようとすると、プレビュー上のレイアウトと実際の印刷結果が食い違うトラブルが起きやすいため、まずはスライド側の設定で変更する手順を案内すべきです。

背景を印刷するかどうか

インク節約のオプションです。
スライドの背景色や背景画像は、デフォルトでは印刷に含まれます。インクを節約したい場合や、背景が不要な場合は、ブラウザの印刷設定で「背景のグラフィック」のチェックを外すことで、背景なしで印刷できます。

Googleスライド印刷時の注意点

きれいに印刷するために知っておくるべきポイントがあります。
印刷で失敗しないための注意事項です。

プリンターの余白設定を確認する

端が切れないように注意します。
ほとんどのプリンターには、用紙の端数ミリに印刷できない領域(印刷マージン)があります。スライドの端ぎりぎりまでコンテンツを配置していると、印刷時に一部が切れてしまう可能性があります。

重要な情報はスライドの端から1cm程度内側に配置しておくと安心です。また、印刷前にプレビューで確認し、必要に応じてプリンターの「用紙に合わせて縮小」オプションを使用してください。

色の見え方が異なる場合がある

画面と印刷では色味が変わります。
モニターで見た色と、実際に印刷された色は異なることがあります。特に、鮮やかな色やグラデーションは、印刷時にくすんで見えることがあります。重要な資料はテスト印刷を行い、色味を確認してから本番の印刷を行うことをおすすめします。

また、濃い背景色は大量のインクを消費するため、コスト面でも注意が必要です。配布資料として大量に印刷する場合は、白背景に黒文字などシンプルな配色を検討しましょう。

フォントが置き換わる可能性

特殊なフォントに注意が必要です。
Googleスライドで使用しているフォントが、印刷するPCやプリンターに対応していない場合、別のフォントに置き換わって印刷されることがあります。これを防ぐには、PDFに変換してから印刷する方法が確実です。PDFはフォントを埋め込むため、どの環境でも同じ見た目で印刷できます。

動画やアニメーションは印刷されない

静止画として印刷されます。
スライドに埋め込んだ動画は、印刷時にはサムネイル画像またはプレースホルダーとして出力されます。アニメーションも反映されず、最終状態の静止画として印刷されます。動画の内容を紙で伝えたい場合は、別途スクリーンショットを追加するなどの工夫が必要です。

リンクは紙では機能しない

URLを明記しておきます。
スライド内のハイパーリンクは、印刷した紙では当然クリックできません。聴衆に参照してほしいURLがある場合は、リンクテキストではなく、URL自体をテキストとして記載しておくか、QRコードを配置しておくと便利です。

両面印刷の設定

用紙の節約ができます。
プリンターが両面印刷に対応している場合、ブラウザの印刷ダイアログで「両面印刷」を選択すると、用紙の使用量を半分にできます。ただし、複数スライドを1ページに配置する場合、両面印刷にすると見づらくなることもあるため、用途に応じて判断してください。

Googleスライドをスマートフォンから印刷するには?

モバイルアプリからも印刷が可能です。
外出先など、Googleスライドをスマホで印刷する方法です。

Googleスライドのスマートフォンアプリから印刷する場合は、プレゼンテーションを開き、メニューから「共有とエクスポート」→「印刷」を選択します。Wi-Fi接続されたプリンターや、OS標準の印刷機能(iPhoneのAirPrintやAndroidの印刷設定)、または各プリンターメーカーの専用アプリを経由して印刷できます。

ただし、スマートフォンアプリからは「1ページに1スライド」の形式でしか印刷できません。1ページに複数のスライドを並べたり、スピーカーノートを含めて印刷したりといった詳細な設定はアプリ版では行えないため、配布資料を作成する場合はパソコンのブラウザから操作することをおすすめします。

印刷設定を活用して効果的な配布資料を作成しよう

Googleスライドを印刷するには、「ファイル」→「印刷設定とプレビュー」から設定を行うか、PDFに変換してから印刷します。

1ページあたりのスライド数やノート付き印刷など、用途に応じた設定が可能です。印刷時は、プリンターの余白、色の再現性、フォントの互換性に注意し、重要な資料はテスト印刷で確認しましょう。

適切な設定で印刷して、見やすい配布資料を作成してください。

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