• 作成日 : 2026年8月10日

ワードの画面が黒い?ダークモードを白に戻す方法と原因を解説

Pointワードの画面が黒い原因と戻し方は?

OfficeテーマかOSのダークモード連動が主な原因で、配色を切り替えれば解消します。

  • 「ファイル」→「アカウント」でテーマを白にする
  • OSの暗い配色にOfficeが自動で連動する
  • 同期や管理者の設定を見直して再発を防ぐ

表示だけを変える機能のため、印刷・共有した文書には反映されません。

ワードの画面が黒いのは、Officeテーマの設定かOSのダークモードとの連動によるものです。突然背景が暗くなり戻し方に戸惑う場面は少なくありませんが、「ファイル」→「アカウント」からテーマを切り替えれば短時間で白へ戻せます。本記事ではWindows・macOS別の手順や黒くなる原因、印刷・共有への影響までを説明します。

ワードの黒い画面を白に戻すには?

ワードの黒い画面は、Officeテーマの変更か表示モードの切り替えで白へ戻せます。操作は数クリックで終わり、WindowsとmacOSのどちらでも短時間で対応できます。まず試したいのはOfficeテーマの変更です。

ワードが黒い画面のときはOfficeテーマを「白」に変更する

ワードが黒い画面になる要因の多くは、Officeテーマが「黒」や「濃い灰色」に設定されていることです。

テーマを白系に変えると、リボン(画面上部のメニュー部分)や背景を含めた全体の配色が切り替わります。Windowsでの手順は次のとおりです。

  1. Wordを開き、左上の「ファイル」タブをクリック
  2. 左メニューから「アカウント」を選ぶ
  3. 「Officeテーマ」で「白」または「カラフル」を選択

macOSでは操作が少し異なります。

  1. メニューバーの「Word」→「基本設定」を開く
  2. 「全般」をクリック
  3. 「Officeテーマ」を「カラフル」などに変更

この設定はWordだけでなく、ExcelやPowerPointなど他のOfficeアプリにも反映されます。画面配色をまとめて調整できる仕組みと覚えておくとよいでしょう。

「表示」タブのモード切り替えで用紙だけ白くする

リボンは黒のままで用紙部分だけを白くしたい場合は、「表示」タブの「モードの切り替え」を使います。

Officeテーマを変えずに、文書を入力するキャンバス(用紙部分)だけを白へ戻せます。手順は次のとおりです。

  • 「表示」タブをクリック
  • 「モードの切り替え」ボタンをクリック
  • 用紙部分が白地に、文字が黒に切り替わる

「モードの切り替え」はトグル式で、押すたびに白と黒の背景が交互に入れ替わります。誤って押した場合も、もう一度押せば元に戻せます。なお、お使いのバージョンによっては「表示」タブにボタンが見当たらないことがあります。その場合はOfficeテーマの変更で対応するのが確実です。

参照:Microsoft 365 の外観を変更する|Microsoft サポート

ワードの画面が黒くなる原因は?

ワードの画面が黒くなる主な原因は、OSのダークモードとOfficeテーマの連動です。自分で操作した覚えがないのに暗くなる場合は、OS側の設定変更やアプリの更新がきっかけになっているケースが多いでしょう。

WindowsやmacOSのダークモードに自動で連動する

Officeテーマが「システム設定を使用する」のとき、OSのダークモードを有効にするとワードの画面も暗い配色に切り替わります。

Windows・macOSにはOSレベルで暗い配色へ切り替える機能があり、既定ではOfficeがその設定に追従します。たとえばWindowsの「設定」→「個人用設定」→「色」で「ダーク」を選ぶと、Wordを含むOfficeアプリも暗くなります。macOSでは「システム設定」→「外観」で「ダーク」や「自動」を選んでいると同じ現象が起こります。「自動」の場合は時間帯によって切り替わることもあり、夕方から急にワードが黒い画面になったときは、OS側の自動切り替えが働いていることがほとんどです。そこで、まずはOSの配色設定を確かめてみてください。

Officeの更新で初期設定が変わる場合がある

大型のアップデート後にOfficeテーマの初期値が「システム設定を使用する」に戻り、OSの暗い配色へ連動するケースがあります。

Microsoft 365では既定のOfficeテーマが「システム設定を使用する」に設定されており、この状態でOSがダークモードだと画面が暗く表示されます。更新のタイミングでテーマが初期状態に戻ると、以前は白かった画面が急に暗く見えることがあります。心当たりのない配色になっていたら、「ファイル」→「アカウント」→「Officeテーマ」を開き、現在の設定を確かめてみましょう。

参照:Windows で色をカスタマイズする|Microsoft サポート

ワードが黒いまま印刷や共有しても問題ない?

印刷も共有も、通常どおり白地に黒文字で出力・表示されます。ダークモードは自分のPCの見た目を変える表示設定であり、文書データそのものには反映されないためです。

印刷は白い用紙に黒い文字で出力される

ワードの画面が黒いままでも、印刷結果は白い用紙に黒い文字になります。

ダークモードの配色は画面表示だけに適用され、印刷データには反映されません。経理書類や請求書をWordで作成する場面で、画面が黒いまま印刷すると用紙が暗くなるのではと感じるかもしれませんが、その心配はありません。ただし一点、「ファイル」→「オプション」→「表示」にある「背景の色とイメージを印刷する」にチェックが入っていると、文書自体に設定した背景色が印刷されることがあります。ダークモードとは別の設定ですが、念のため確認しておくと安心です。

共有相手の画面は相手の設定に従って表示される

作成したファイルを共有した場合、相手の画面での見え方は相手側のOfficeテーマ設定に従います。

こちらがダークモードで作業していても、相手がライトモードなら白い画面で表示されます。文書ファイル(.docxなど)にはダークモードの表示情報が含まれないため、取引先に送る見積書や契約書が暗い画面で届くことはありません。表示設定と文書データの関係を整理すると次のとおりです。

項目 影響の有無
印刷結果 影響なし(白地に黒文字で出力)
メール添付で送った文書 影響なし(相手の設定に従う)
PDFに変換したファイル 影響なし(白地で変換される)
文書内のフォント色・背景色 文書データとして保持される

参照:Word のダーク モード|Microsoft サポート

ワードの黒い画面が繰り返し戻ってしまう場合は?

テーマを白に変えても暗い画面に戻る場合は、設定の同期かダークキャンバスの自動適用が関係しています。テーマを明示的に指定し、必要に応じてキャンバスの色を固定すると再発を抑えられます。

アカウントの同期でテーマが戻る場合の対処

別のPCで暗い配色に変えると、同じアカウントで使う他のPCにも設定が同期して戻ることがあります。

Windowsはサインイン中のアカウントに紐づく設定をクラウドで同期します。自宅のPCでダークモードにすると、会社のPCにも反映される場合があります。同期による再発を防ぐには、「設定」→「アカウント」→「Windowsバックアップ」からテーマの同期をオフにし、あらためてWordのOfficeテーマを「白」に指定します。これでPC間のテーマ設定が連動しなくなります。

キャンバスの色を固定して暗転を防ぐ

Wordを開くたびに用紙が暗くなる場合は、「文書ページの色を変更しない」を有効にすると白いキャンバスを保てます。

「ファイル」→「オプション」→「全般」→「Microsoft Office のユーザー設定」にある「文書ページの色を変更しない」にチェックを入れると、テーマが黒でも用紙部分は白のまま保たれます。なお、企業ではIT管理者がOfficeテーマをポリシーで固定していることもあり、その場合は個人で変更しても元に戻ります。テーマの選択欄が選べない、変更してもすぐ戻るといった状態のときは、社内のIT担当者に設定の可否を確認するとよいでしょう。

参照:Microsoft 365 の外観を変更する|Microsoft サポート

ワードのダークモードを上手に使うには?

ダークモードは画面の発光量を抑えられるため、長時間の画面作業が多い方には利点があります。リボンは暗いまま用紙だけ白くする使い方なら、見やすさと目の負担軽減を両立できます。

用紙だけ白くする設定で見やすさを保つ

文書が読みにくいと感じるときは、用紙部分だけを白に戻すと視認性を保てます。

設定は「表示」タブの「モードの切り替え」を押すだけです。リボンやサイドバーは暗い配色のまま、用紙は白地に黒文字で表示されるため、印刷イメージに近い状態で編集できます。書類のレイアウト確認にも支障が出にくい使い方です。

設定パターン リボン 用紙部分
テーマ「白」
テーマ「黒」+モード切替オフ
テーマ「黒」+モード切替オン
テーマ「濃い灰色」 濃い灰色

長時間の画面作業で目の負担をやわらげる

請求書の発行や報告書づくりなど画面を見続ける業務では、まぶしさを抑えると目の負担がやわらぎやすくなります。

情報機器を使う作業では、画面と周囲の明暗差(グレア)や強い光が目の負担につながりやすいとされています。ダークモードは画面の発光量を下げるため、蛍光灯下のオフィスでもまぶしさを感じにくくなる場合があります。ただし目の疲れ方には個人差があり、暗い配色がかえって読みにくいと感じる方もいます。まずは1週間ほど試し、合わないと感じたらライトモードへ戻す方法も無理なく選べます。

参照:情報機器作業における労働衛生管理のためのガイドライン|厚生労働省

ワードの黒い画面に関するよくある質問

ワードの黒い画面について、問い合わせの多い疑問をまとめました。

Q. ワードの黒い画面で印刷すると黒く印刷されますか?

A. いいえ。印刷は白い用紙に黒い文字で出力され、ダークモードの配色は反映されません。

Q. ブラウザ版のWord(Web用Word)でも画面が黒くなりますか?

A. Web用Wordにもダークモードがあり、文書を開いて「表示」から切り替えられます。設定はWindowsやMac版とは別に保存されます。

Q. スマホ・タブレット版Wordの黒い画面を戻すには?

A. Android版はアプリ内の設定からテーマを切り替えられます。iPhone・iPad版は端末の画面表示(ライト/ダーク)に従うため、端末側の設定を変更します。

Q. ExcelやPowerPointも同じように黒くなりますか?

A. Officeテーマは各アプリ共通のため連動します。ただし用紙やスライドの背景まで暗くなるのは主にWordで、ExcelやPowerPointはリボンを中心に暗くなります。

ワードの黒い画面はテーマを変えると白に戻せる

ワードの画面が黒いのは、OSのダークモードとOfficeテーマの連動が主な原因です。「ファイル」→「アカウント」からテーマを白に変えれば短時間で戻せて、印刷や共有した文書に影響はありません。リボンは暗いまま用紙だけ白くする使い方なら、見やすさと目の負担軽減を両立できます。

テーマを変えても暗い画面に戻る場合は、設定の同期や管理者ポリシーを見直すと解決しやすいでしょう。原因と戻し方を知っておけば、突然の黒い画面にも落ち着いて対処できます。

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