• 更新日 : 2026年8月10日

Googleスライドをスマホで見やすい縦向きにできる?設定方法を解説

PointGoogleスライドをスマホで見やすい縦向きにできる?

ページ設定で幅と高さを入れ替えれば縦にでき、スマホ画面に合う縦長レイアウトになります。

  • ページ設定で幅と高さを入れ替えると縦になる
  • アプリでは変更できないため、ブラウザやPCで操作する
  • スマホ表示は9:16、印刷はA4で整える

向きはファイル全体へ反映されるため、縦横の混在はできません。作成前に決めておくと配置崩れを防げます。

Googleスライドは、ページ設定で幅と高さを入れ替えれば縦向きにできます。スマホは画面が縦長のため、縦向きにすると資料を画面いっぱいに表示しやすくなります。ただしスマホアプリ単体では設定を変えられず、ブラウザのPC版表示から操作します。この記事では、そもそも縦にできるのか、スマホだけで設定できるのか、スマホで見やすいサイズはどれか、の順に解説します。

そもそもGoogleスライドは縦にできる?

Googleスライド(Google Slides)は、ページ設定で幅と高さを入れ替えれば縦向きにできます。既定は横向きのワイドスクリーンですが、向きはあとから縦へ変更できます。

Googleスライドは、Googleが提供する無料のプレゼンテーション作成ツールです。スマホは画面が縦長のため、縦向きスライドにすると上下の余白を抑えて画面いっぱいに表示しやすくなります。資料をスマホで見せたい場面に向いています。

向きの変更はファイル全体へ一括で反映されます。縦で作るなら、作成の最初にページ設定を済ませておくと配置が安定します。

参照:Google スライドでスライドのサイズと測定単位を変更する|Google ドキュメント エディタ ヘルプ

スマホだけでGoogleスライドを縦にできる?

スマホアプリ単体ではできませんが、ブラウザのPC版サイト表示に切り替えれば、スマホからでも縦にできます。iOS・Android版のアプリには、向きやサイズを決める「ページ設定」のメニューが用意されていないためです。

スマホしか手元になくても、ChromeやSafariの「PC版サイト表示」を使えばGoogleスライドを縦向きに変更できます。画面が小さいぶん操作に少し手間はかかりますが、手順どおり進めれば短時間で設定を終えられます。

まずブラウザをPC版サイト表示に切り替える

まずはスマホのブラウザでGoogleスライドのWeb版を開き、PC版サイト表示(デスクトップモード)に切り替えます。

PC版サイト表示は、スマホのブラウザでPC向けのページレイアウトを映し出す機能です。ブラウザごとの切り替え方法は以下のとおりです。

ブラウザ 切り替え手順
Chrome(Android・iOS) 右上の「︙」(三点メニュー)を開き「PC版サイト」にチェックを入れる
Safari(iOS) アドレスバー左の「ぁあ」から「デスクトップ用Webサイトを表示」を選ぶ

切り替えると、画面がPC版と同じレイアウトで表示されます。文字が小さくなるため、ピンチアウトで拡大しながら操作するとスムーズでしょう。

ページ設定でカスタムサイズを指定する

PC版表示に切り替わったら、「ファイル」→「ページ設定」→「カスタム」で幅と高さの数値を入れ替えると縦向きになります。

操作の流れは以下のとおりです。

  1. Googleスライドで対象のファイルを開く
  2. 上部メニューの「ファイル」をタップする
  3. 「ページ設定」を選ぶ
  4. プルダウンを「カスタム」に変更する
  5. 幅と高さの数値を入れ替える(例:幅25.4cm・高さ19.05cm → 幅19.05cm・高さ25.4cm)
  6. 「適用」をタップする

既定のワイドスクリーン(16:9)を縦にする場合は、幅と高さの値をそのまま逆にするだけで縦長のスライドになります。A4サイズで作りたい場合は、幅21.0cm・高さ29.7cmを直接入力してください。

PC版サイト表示は、タブを閉じるとモバイル表示に戻ることがあります。設定を終えるまではタブを閉じないようにしましょう。スマホの画面を横向きにすると、メニューが見やすくなり操作ミスを減らせます。

参照:Google スライドでスライドのサイズと測定単位を変更する|Google ドキュメント エディタ ヘルプ

パソコンからGoogleスライドを縦向きにする方法は?

パソコンからGoogleスライドを縦にするには、「ファイル」→「ページ設定」→「カスタム」で幅と高さを入れ替えます。スマホよりも画面が広いぶん、設定変更を快適に進められます。

カスタムで幅と高さを入れ替える

パソコンでの設定も、プルダウンを「カスタム」にして幅と高さの数値を逆にするだけで縦向きになります。

手順は以下のとおりです。

  1. ブラウザでGoogleスライドを開き、対象ファイルを選ぶ
  2. メニューの「ファイル」→「ページ設定」をクリックする
  3. プルダウンを「カスタム」に変更する
  4. 幅と高さの数値を入れ替える(単位はcm・インチ・ポイント・ピクセルから選べる)
  5. 「適用」をクリックする

プルダウンには「標準(4:3)」「ワイドスクリーン(16:9)」「ワイドスクリーン(16:10)」の既定サイズもありますが、いずれも横向きのレイアウトです。縦にしたい場合は「カスタム」を選んで数値を手入力しましょう。

向きの変更はすべてのスライドに反映される

ページ設定の変更は、ファイル内のすべてのスライドへ一括で反映されます。

「1枚目だけ縦、2枚目は横」といった混在はできません。すでに横向きで作成したスライドを途中から縦に変えると、テキストや画像の配置がずれることがあります。配置崩れを防ぐには、縦向きで作る場合はファイル作成の最初にページ設定を済ませておくと効率的です。

前半を横、後半を縦にしたい提案書などでは、横向き用と縦向き用でファイルを分けて作り、PDF化してから結合する方法が現実的でしょう。

参照:Google スライドでスライドのサイズと測定単位を変更する|Google ドキュメント エディタ ヘルプ

Googleスライドを縦にするときの推奨サイズは?

縦向きスライドの推奨サイズは用途で変わります。スマホで見るなら画面比に近い9:16、印刷ならA4が扱いやすいサイズです。用途別の目安は以下のとおりです。

用途 推奨サイズ 備考
A4印刷・レポート 幅21.0cm × 高さ29.7cm インチ換算で8.27 × 11.69
スマホ全画面・SNS動画 幅19.05cm × 高さ33.87cm 9:16比率。ピクセルなら1080 × 1920
SNSストーリーズ 幅1080px × 高さ1920px 9:16比率と同じ
ポスター・掲示物 幅21.0cm × 高さ29.7cm〜A3相当 印刷解像度に注意

A4印刷用は21.0×29.7cmを指定する

社内資料やレポートを印刷するなら、A4サイズ(幅21.0cm × 高さ29.7cm)が最も汎用的です。

A4は日本産業規格(JIS P 0138)や国際規格ISO 216で定められた標準サイズで、210mm×297mmにあたります。ページ設定のカスタムで単位を「センチメートル」に切り替え、幅に21.0、高さに29.7と入力してください。インチ表記なら幅8.27 × 高さ11.69インチです。Googleスライドは単位の初期設定がインチのケースもあるため、入力前に単位を確認しましょう。

スマホ全画面は9:16比率で設定する

SNS向けの縦型コンテンツやスマホでのフルスクリーン表示を想定するなら、アスペクト比9:16が画面にフィットします。

カスタム設定で幅19.05cm × 高さ33.87cmと入力すると9:16比率になります。スマホで全画面表示したときに上下の余白が出にくく、画面いっぱいに見せられます。ピクセル単位なら幅1080px × 高さ1920pxが一般的で、InstagramのストーリーズやTikTokの縦型サムネイルにもそのまま流用できるでしょう。

掲示用のポスターやフライヤーを縦向きで作る場合は、A4を基準にしつつ、掲示場所に合わせてA3相当まで大きくする方法もあります。拡大するほど文字や画像の解像度が問われるため、写真素材は高解像度のものを選ぶと仕上がりが安定します。

参照:Google スライドでスライドのサイズと測定単位を変更する|Google ドキュメント エディタ ヘルプ

Googleスライドをスマホで縦にできないときの代替ツールは?

スマホだけで縦型スライドを頻繁に作るなら、Googleスライドにこだわらず、アプリ内で縦向きテンプレートを選べる代替ツールを使う方法もあります。ブラウザのPC版表示に切り替える手間を省きたい場合に向いています。

Canvaはスマホアプリで縦型テンプレートを選べる

Canva(キャンバ)は、スマホアプリから縦型テンプレートを選んでスライドを作成できるデザインツールです。

A4縦・スマホ全画面・SNSストーリーズなど、用途別のテンプレートがあらかじめ用意されています。アプリ内でサイズ指定からデザイン、書き出しまで完結するため、PC版表示に切り替える操作がいりません。テンプレートのデザインも豊富で、資料作成の時間を短くしたい場合に向いているでしょう。

PowerPointのスマホアプリでもサイズを変更できる

Microsoft PowerPoint(パワーポイント)のスマホアプリは、スライドサイズの変更に対応しています。

普段からOffice製品を使っている環境なら、こちらも選択肢に入るでしょう。PowerPointアプリでは、デザインやサイズ設定の項目からスライドサイズを調整できます。同じファイルをスマホとパソコンで同期しながら編集できる点も、業務で使いやすい特長です。

操作性や連携で選ぶとよい

GoogleスライドとCanvaは得意な場面が異なるため、連携のしやすさで選ぶとよいでしょう。

主な違いは以下のとおりです。

比較項目 Googleスライド Canva
スマホで縦向き設定 ブラウザ経由で可能 アプリ内で可能
テンプレート数 少なめ 豊富
外部連携 Google Workspaceとネイティブ連携 エクスポートで対応

社内でGoogle Workspace(旧G Suite)を使っている場合は、Googleスライドのブラウザ版が連携しやすいでしょう。一方、個人でSNS用の縦型資料を手軽に作りたい場合は、Canvaのスマホアプリが使いやすいといえます。

Googleスライドを縦にするときのよくある質問

Googleスライドを縦向きにする際によく挙がる疑問を、Q&A形式で整理しました。

縦と横のスライドを1ファイルに混在できる?

1つのファイル内で縦向きと横向きのスライドを混在させることはできません。

ページ設定はファイル単位で適用される仕様のため、すべてのスライドが同じ向き・同じサイズになります。縦横を混在させたい場合は、縦向きファイルと横向きファイルを別々に作り、それぞれPDFに書き出してから結合する方法が現実的です。Adobe Acrobatやスマホの無料PDF結合アプリを使えば、ページ順を指定して1つにまとめられます。

Googleスライドで日本語の縦書きはできる?

Googleスライドには、PowerPointのような「縦書きテキスト」の機能がありません。

テキストボックスの書字方向を縦書きに切り替える標準機能は用意されていない状況です。縦書き風のレイアウトを再現したい場合は、以下の方法で対応できます。

  • テキストボックスの幅を1文字分に狭め、自動改行で縦に並べる
  • 1文字ごとに改行を入れて手動で縦に並べる
  • 縦書きのテキストを画像化してスライドに貼り付ける

いずれも手間がかかるため、本格的な縦書き資料が必要な場合は、PowerPointやCanvaなど縦書きに対応したツールで作成し、画像またはPDFとしてGoogleスライドに取り込む方法も検討してみてください。

縦に変更したあと横向きに戻せる?

戻せます。ページ設定で再び幅と高さの数値を入れ替えれば、横向きのレイアウトに戻ります。

ワイドスクリーン(16:9)に戻したい場合は、カスタムではなくプルダウンから「ワイドスクリーン(16:9)」を選ぶだけで完了します。ただし、縦向きに合わせて調整したテキストや画像の位置は、横に戻すと再びずれることがあります。変更前にファイルを複製しておくと安心でしょう。ファイル一覧で対象ファイルを右クリックし「コピーを作成」で複製できます。

スマホで変更した設定はパソコンにも反映される?

反映されます。スマホのブラウザ経由で変えたページ設定は、パソコンで開いても縦向きのまま表示されます。

Googleスライドはクラウド上にデータが保存されるため、端末をまたいでも設定が引き継がれます。逆にパソコンで設定を変えた場合も、スマホのアプリやブラウザへ同期されます。同期がうまくいかないときは、ブラウザのキャッシュを消すか、アプリを一度閉じて開き直してみてください。通信環境によっては、反映まで数秒から数十秒かかることがあります。

参照:Google スライドでスライドのサイズと測定単位を変更する|Google ドキュメント エディタ ヘルプ

Googleスライドはページ設定で幅と高さを入れ替えれば縦にできる

Googleスライドは、ページ設定で幅と高さを入れ替えれば縦にできます。スマホで見るなら画面比に近い9:16、印刷ならA4が目安です。スマホアプリ単体では設定を変えられないため、ChromeやSafariのPC版サイト表示に切り替えて操作しましょう。

スマホだけで縦型資料を頻繁に作るなら、CanvaやPowerPointのアプリも選択肢になります。用途と作業環境に合わせて、手順とツールを使い分けてみてください。

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