• 作成日 : 2026年8月10日

Googleスライドの背景の変え方は?色・画像・一括適用を解説

Point Googleスライドの背景の変え方は?

メニューの「スライド」→「背景を変更」から設定でき、PC・スマホで操作できます。

  • 単色やグラデーション、16進数コードで色を選べる
  • 「テーマに追加」で全スライドへ一括で反映できる
  • スマホアプリは色の変更のみで、画像はPC版から追加する

背景変更が反映されないときは、テーマのマスタースライド側で背景が固定されているケースがあるため、「スライド」→「テーマを編集」からマスター設定を確認する必要があります。

Googleスライド(Google Slides)の背景は、メニューの数クリックで色や画像を変更でき、PC・スマホのどちらからでも設定できます。とはいえ、いざ操作しようとすると手順がわからず迷う場面もあるのではないでしょうか。本記事では、背景色・背景画像の設定から、文字が読みづらいときのオーバーレイ対処法、全スライドへの一括適用まで手順を解説します。

Googleスライドの背景色の変え方は?

Googleスライドの背景色は、メニューから数クリックで変更できます。単色やグラデーション、16進数コードによるカスタム指定に対応しており、コーポレートカラーの再現も手軽に行えます。まずは基本の色変更から確認していきます。

単色・グラデーションで背景を変える

PC版の背景色変更は、「スライド」→「背景を変更」から数クリックで完了します。以下の手順で進めます。

  1. 変更したいスライドを選択する
  2. 上部メニューの「スライド」→「背景を変更」をクリックする
  3. 「色」のプルダウンから好みの単色を選択する
  4. グラデーションにしたい場合は「グラデーション」タブに切り替える
  5. プレビューを確認し「完了」をクリックする

グラデーションはプリセットから選ぶだけでなく、開始色と終了色を個別に指定できます。色の方向(上下・左右・斜めなど)も変えられるため、デザインの自由度は高い設計です。

カラーコード指定でブランドカラーを反映する

企業のブランドカラーを正確に再現したいときは、16進数のカラーコード(HEXコード)で背景色を指定する方法が便利です。

「背景を変更」ダイアログで「カスタム」を選ぶと、HEXコード入力欄が表示されます。例えば「#003366」のように自社のブランドガイドラインに記載されたコードを入力すれば、毎回同じ色を再現できます。

自社のカラーコードがわからない場合は、会社のWebサイトを開き、ブラウザの開発者ツール(Chromeなら右クリック→「検証」)でロゴやヘッダーの色を調べる方法があります。デザイン担当者に確認するのも確実です。

参照:Google スライドでテーマ、背景、レイアウトを変更する|Google

スライド背景に画像を設定するには?

Googleスライドでは、背景にPC内の画像やGoogleドライブ上のファイルを直接設定できます。写真やイラストを背景に敷くと、プレゼン資料の印象を大きく変えられます。追加できるのは50MB未満のgif・jpg・png形式の画像です。

PC・Googleドライブから画像を挿入する

背景画像は「背景を変更」→「画像を選択」から数クリックで挿入できます。手順は以下のとおりです。

  1. 対象のスライドを選択する
  2. 「スライド」→「背景を変更」をクリックする
  3. 「画像」の右側の「画像を選択」ボタンをクリックする
  4. 「アップロード」「ウェブカメラ」「リンク」「写真」「Googleドライブ」「Google画像検索」のいずれかを選ぶ
  5. 画像を指定して「選択」→「完了」をクリックする

Googleドライブに保存済みの画像を選べば、チームで共有しているブランド素材をそのまま背景に反映できます。ダウンロードして再アップロードする手間がかかりません。

背景画像の解像度・サイズの目安を押さえる

背景画像がぼやける・はみ出すトラブルを防ぐには、スライドと同じ16:9比率にそろえておくと安心です。

Googleスライドの初期サイズはワイドスクリーン(16:9)で、多くの解説では25.4cm×14.29cmとして紹介されています。背景画像もこの比率に合わせると、余白や引き伸ばしが発生しにくくなります。フルHD(1920×1080px)以上の解像度を用意しておくと、大画面で投影してもぼやけを抑えられます。

項目 推奨値
アスペクト比 16:9(標準スライドと同じ)
解像度 1920×1080px 以上(フルHD相当)
ファイル形式 gif・jpg・png(50MB未満)

例えば、スマートフォンで撮影した縦長の写真をそのまま背景に設定すると、左右に大きな余白が生じます。あらかじめ画像編集ツールやGoogleフォトのトリミング機能で16:9にクロップしておくと仕上がりがきれいになります。

スライドのサイズ自体を変えたい場合は、関連記事のGoogleスライドのサイズを変更するには?標準サイズと設定方法を解説|マネーフォワード クラウドもあわせてご覧ください。

参照:Google スライドでテーマ、背景、レイアウトを変更する|Google

Googleスライドの背景画像で文字が読みにくいときの対処法は?

半透明の図形をスライド全面に重ねる「オーバーレイ」で、外部ツールを使わずに視認性を高められます。Googleスライドは背景画像そのものの透明度を直接調整する機能を持たないため、この方法が実質的な代替手段になります。

半透明オーバーレイを作成する

オーバーレイは、スライド全面を覆う長方形の不透明度を下げて作成します。手順は以下のとおりです。

  1. 「挿入」→「図形」→「長方形」を選び、スライド全面を覆うように長方形を描く
  2. 長方形を右クリック→「書式設定オプション」を選択する
  3. 塗りつぶしの色を白や黒など好みの色に設定する
  4. 「調整」セクションで不透明度を40〜60%程度に下げる
  5. 長方形を右クリック→「順序」→「最背面へ」を選び、テキストや図の下に配置する

不透明度は背景画像の色合いに合わせて調整します。暗い写真の上に白い半透明を重ねると柔らかい印象になり、明るい写真に黒い半透明を重ねると文字が引き立ちます。

配置順序と色の組み合わせで視認性を高める

文字がまだ読みにくいときは、背景画像→オーバーレイ→テキストの重なり順を見直します。

テキストの色も調整するとさらに効果的です。白い半透明オーバーレイの上には濃い色(黒・ネイビーなど)、黒い半透明オーバーレイの上には白や明るい色を配置すると、コントラストが高まり読みやすくなります。文字と背景のコントラスト比は、Webアクセシビリティの指針(WCAG)で通常サイズの文字は4.5:1以上が目安とされており、資料づくりでも参考になります。

プロジェクターで投影する場面では、画面よりもコントラストが落ちがちです。社外プレゼンや会議室での発表を想定するなら、不透明度をやや高め(50〜70%)に設定しておくと安心です。

参照:Google スライドでテーマ、背景、レイアウトを変更する|Google

背景変更を全スライドに一括適用するには?

「テーマに追加」を使えば、設定した背景色や画像を全スライドへ一括で反映できます。1枚ずつ同じ操作を繰り返す手間がなくなり、数十枚の資料でも短時間で統一感を出せます。

「テーマに追加」で一括反映する

一括適用は、背景を設定したうえで「テーマに追加」をクリックするだけで完了します。手順は以下のとおりです。

  1. いずれかのスライドで「スライド」→「背景を変更」を開く
  2. 背景色または画像を設定する
  3. ダイアログ左下の「テーマに追加」をクリックする
  4. すべてのスライドに背景設定が反映されたことを確認する

「完了」ボタンは選択中のスライドだけに適用されるのに対し、「テーマに追加」は全スライドへ反映されます。押し間違えると修正の手間が増えるため、操作前にどちらを選ぶか意識しておくと安心です。

個別変更済みスライドの上書きに注意する

「テーマに追加」を実行すると、すでに個別に背景を設定していたスライドも上書きされます。

例えば表紙だけ別の背景画像にしていた場合、一括適用後に表紙の画像が消えるトラブルが起きやすくなります。対策として、一括適用の前にプレゼンのコピーを作成しておくと安全です。「ファイル」→「コピーを作成」でバックアップを取れば、意図しない上書きが起きてもすぐ元に戻せます。

マスタースライド編集との違いを押さえる

一括変更には、マスタースライド(すべてのスライドの基本デザインを一括管理するテンプレート機能)を編集する方法もあります。

「スライド」→「テーマを編集」から開くマスター編集画面(テーマビルダー)では、レイアウトごとに背景やフォントを細かく設定できます。

方法 操作の手軽さ カスタマイズ範囲
テーマに追加 ワンクリックで完了 背景色・画像のみ
マスタースライド編集 やや複雑 背景・フォント・配置など広範囲

背景だけを統一したいときは「テーマに追加」、フォントやロゴの配置まで含めてテンプレート化したいときはマスタースライド編集が向いています。なお、テーマの読み込みは既存のGoogleスライドやPowerPointのプレゼンテーションから行えるため、社内で使っているPowerPointのデザインを流用することもできます。

参照:Google スライドでテーマ、背景、レイアウトを変更する|Google

スマホでスライド背景を変える手順は?

iPhoneのGoogleスライドアプリでは背景色を変更でき、Android版はパソコンでの操作が案内されます。いずれもPC版より機能が限られるため、最終調整はPCで行うと安心です。

アプリで背景色を変更する

iPhoneアプリでは、スライドを長押しして「背景を変更」から色を選べます。手順は以下のとおりです。

  1. Googleスライドアプリでプレゼンテーションを開く
  2. 編集したいスライドを長押しして選択する
  3. 右上の「⋮」(メニュー)→「背景を変更」をタップする
  4. 色の一覧から好みの色を選択する
  5. 全スライドに反映するときは「テーマに適用」をタップする

Android版アプリでは、公式ヘルプで背景変更をパソコンで行うよう案内されています。また、背景への画像設定やグラデーション指定は、iPhone・Androidともにアプリでは対応していません。画像背景を設定したい場合は、PCのブラウザ版(slides.google.com)から操作します。

編集後はPC版で最終確認する

スマホで変更した背景は、PC版と見え方が異なる場合があります。

アプリの画面ではきれいに見えても、プロジェクターや大画面で投影すると色味や配置が想定と違うケースは珍しくありません。移動中にスマホで大まかに変更し、オフィスに戻ってからPC版で微調整するワークフローが効率的です。Googleスライドはクラウド上でリアルタイム同期されるため、デバイスをまたいでも保存し直す手間がかかりません。

参照:Google スライドでテーマ、背景、レイアウトを変更する(iPhone と iPad)|Google

Googleスライドの背景が変更できないときは?

背景の変更が反映されないときは、テーマのマスター設定が原因になっているケースが多く見られます。操作手順が合っているのに色が変わらない場合は、以下のチェック項目を確認します。

テーマのマスター設定を確認する

テンプレートや外部のテーマを適用したスライドでは、マスタースライド側で背景が固定されている場合があります。

この状態では、通常の「背景を変更」操作をしても変更が上書きされて反映されません。確認手順は以下のとおりです。

  1. 「スライド」→「テーマを編集」をクリックし、マスター編集画面を開く
  2. 左パネルから該当のレイアウトを選択する
  3. マスター側の背景設定を確認し、変更または削除する
  4. 「×」でマスター編集画面を閉じ、通常のスライド画面で背景を再設定する

テーマの編集画面は見慣れないインターフェースのため戸惑うかもしれません。上部に表示される大きなスライドが「マスター」、その下に並ぶ小さなスライドが「レイアウト」です。背景を変えたいレイアウトを直接編集すると、対象のスライドに反映されます。

背景を白にリセットする

設定が複雑になりすぎて元に戻したいときは、背景を白にリセットする方法がシンプルです。

  1. 「スライド」→「背景を変更」を開く
  2. 「画像をリセット」をクリックして背景画像を削除する(画像を設定している場合)
  3. 色を「白(#FFFFFF)」に設定する
  4. 「完了」をクリックする

リセット後に改めて設定し直せば、意図しない重複設定を解消できます。全スライドを白に戻したいときは「テーマに追加」を使うと一括でリセットできます。

それでも解決しない場合は、閲覧権限しか付与されていないケースも考えられます。ファイルのオーナーや管理者に「編集者」権限を付与してもらうよう依頼してみてください。共有設定は画面右上の「共有」ボタンから確認できます。

参照:Google スライドでテーマ、背景、レイアウトを変更する|Google

Googleスライドの背景変更に関するよくある質問

背景変更でつまずきやすい点を、Q&A形式でまとめます。

スマホアプリで背景画像は設定できる?

iPhone・Androidのアプリでは、背景への画像設定やグラデーション指定に対応していません。画像を背景にしたい場合は、PCのブラウザ版(slides.google.com)から操作します。アプリでは色の変更(iPhone)までにとどめ、画像はPCで設定するとスムーズです。

背景色を元に戻すには?

「スライド」→「背景を変更」を開き、色を白(#FFFFFF)に設定して「完了」をクリックします。画像を設定している場合は「画像をリセット」で削除できます。全スライドをまとめて戻したいときは「テーマに追加」を使います。

背景に使える画像の形式やサイズは?

追加できるのは50MB未満のgif・jpg・png形式です。スライドは16:9比率のため、フルHD(1920×1080px)以上で同じ比率の画像を用意すると、ぼやけや余白が発生しにくくなります。

PowerPointのテーマを背景に使える?

「スライド」→「テーマを変更」→「テーマをインポート」から、既存のPowerPointやGoogleスライドのプレゼンテーションを読み込めます。社内で使っているPowerPointのデザインを流用したいときに便利です。

Googleスライドの背景変更を業務に活かすために

Googleスライドの背景の変え方は、PC・スマホとも数ステップで完了します。単色や16進数コードによるブランドカラーの反映、画像の一括適用、半透明オーバーレイによる視認性の確保まで、実務で役立つ操作は本文の手順で再現できます。

まずは1枚のスライドで背景色を変更し、問題なければ「テーマに追加」で全スライドへ反映する流れで進めてみてください。

画像を使うときは16:9比率にそろえ、文字が読みにくい場合はオーバーレイで調整すると、資料の完成度を高められます。

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