• 更新日 : 2026年1月6日

X(旧Twitter)収益化は儲からない?広告収益の代替案を5つ紹介

X(旧Twitter)の広告収益配分プログラムは、条件を満たせば収益を得られます。しかし、実際には「儲からない」という声が多く、期待した収益を得るのは簡単ではありません。

この記事では、Xの広告収益が儲からないと言われる実態と仕組み、その理由をふまえ、本当に稼ぐための具体的な代替案までをわかりやすく解説します。

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X(旧Twitter)で収益化は無理?本当に儲からない?

Xの収益化において、広告収益プログラムだけで大きな金額を稼ぐのは現実的には難しいのが現実です。実際、多くのフォロワーを抱えるアカウント運営者からも「期待ほどの収益にならない」「お小遣い程度にしかならない」という報告が相次いでいます。

例えば、フォロワーが1万人規模のアカウントでも月額数千円程度、数十万フォロワーを超えるような影響力のあるアカウントでも、運用にかかる時間や労力に対して月数万円程度、というのが平均的な実態のようです。投稿数・インプレッション・広告表示のタイミングなど、多くの要素が重なるため、単純にフォロワー数だけでは収益が伸びにくい仕組みになっています。

もちろん、数百万フォロワーを抱え、日々大きな反響(エンゲージメント)を生み出している一部のアカウントは例外的な成果を出しています。しかし、それは全体の中ではごく僅かで、大多数の運営者にとっては「労力に対して収益が小さい」という感覚が現実です。。

こうした状況は、広告収益プログラム収益化の条件や仕組みそのもの(表示回数や広告単価、対象地域などに依存する構造)に要因があります。「Xだけで稼ぐのは難しい」という声は、その現実を反映したものです。Xで収益を上げたいと考えるなら、広告収益の仕組みを正しく理解し、それ以外の方法も視野に入れる必要があるでしょう。

X(旧Twitter)の広告収益で儲からない理由とは?

Xの広告収益で儲からないのは、収益化の条件やアルゴリズムが影響するためです。これらの背景を理解することが、Xでの収益化戦略を考える上で欠かせません。

広告収益化の条件「500万インプレッション」の壁が高い

Xの広告収益化プログラムに参加するためには、過去3ヶ月以内のインプレッション(ポストの表示回数)が合計が500万回に達していなければなりません。この「500万Imp」という条件が、多くのユーザーにとって最初の大きな壁になっています。

単純に日割りすると、1日あたり約5.6万回のインプレッションが必要です。仮に1ポストあたり2,000回表示されると仮定した場合、毎日28回ポストしなければ届きません。実際には、ポストの内容やタイミングによって表示回数は大きく変動するため、安定してこの数字を出し続けるのは、一般的なユーザーにとっては非常に高いハードルです。

また、この基準を満たすためだけにポスト数を増やそうとして、内容の質や専門性が低下してしまうケースが見られます。量に追われる運用は、結果的にフォロワーの離脱やエンゲージメント低下につながり、逆効果になりかねません。

この高いインプレッション基準が、広告収益化の門をくぐる前段階で多くのユーザーを足止めしている、というのが収益化が難しいと言われる大きな理由の一つです。

収益発生の仕組みが厳しく単価が低い

仮に500万インプレッションを達成しても、そのすべてが収益対象となるわけではありません。Xの広告収益では、投稿に対してリプライ欄(返信欄)などに表示された広告が、「X Premium(有料プラン)」に加入している認証済みユーザーによって閲覧された場合にのみ発生すると言われています。

つまり、無料ユーザーや未認証ユーザーがどれだけ投稿を閲覧していたとしても、収益化対象となるとは限らないのです。

このように、収益対象の閲覧ユーザーが限定されていることが、インプレッション数の割に収益が伸びない最大の要因の一つです。結果的に、インプレッションあたりの収益単価(RPM)は極めて低く、「あまり儲からない」と感じる要因になっています。仮に投稿がバズ(爆発的な拡散)したとしても、リプライ欄が閲覧され、その閲覧者がPremiumユーザーかつ認証済みでなければ収益にはつながりません。

収益がアルゴリズムに大きく左右され不安定

Xで収益をあげるには、ポストがどれだけ「おすすめ」タイムラインに表示されるかが極めて重要で、アルゴリズムに大きく依存していると言えます。しかし、このアルゴリズムは頻繁にアップデートや調整がなされており、昨日まで収益を生んでいたポストが、今日からは全く表示されなくなるという事態も起こりえます。

このような不安定さから、広告収益モデルはストック型の資産になりづらく、むしろ「アルゴリズムを追い続けながら投稿を続けるフロー型」のモデルになりがちです。たとえば、投稿数・投稿頻度・内容傾向をアルゴリズムの反応に応じて変化させ続ける必要があります。

結果として、収益が月によって数分の一に激減することも珍しくなく、この不安定さこそが、Xの広告収益を旬軸に据える難しさを示しています。

「インプレゾンビ」の出現と収益単価への影響

広告収益化プログラム開始以降、いわゆる「インプレゾンビ」と呼ばれるアカウントが急増しました。これは、バズっているポストに無関係なリプライや意味不明なリプライを大量に送りつけ、自身のインプレッション数を稼ごうとするスパムアカウント群です。

インプレゾンビの目的は、投稿や返信欄のインプレッションを稼いで、広告収益の分配対象になることです。たとえば、日本での報道では「バズ投稿のリプライ欄に、10万回近く表示されたリプライを、わずか数語のコメントで稼いだ」という例も紹介されています。しかし、このような質の低いアカウントが収益化プログラムに参加することで、広告主から集まる広告費の分配プールが薄まり、真面目に運用しているクリエイターへの分配単価がさらに下がる可能性が懸念されています。

また、インプレゾンビは、例えば災害時の投稿やバズの起きているトピックに無関係なリプライを大量に投稿することで、リプライ欄がスパムに埋め尽くされ、一般ユーザーの利用体験(UX)を著しく悪化させ、プラットフォーム全体の価値を損ねる問題にもなっています。

収益対象となるPremiumユーザーの絶対数が少ない

収益発生の母数となる「X Premium」の加入者ですが、Xの全ユーザー数から見れば、その割合は決して多くありません。正確な加入者数は公表されていないものの、サードパーティの分析では加入者数はおおよそ100万〜140万程度と推定されており、全体のユーザー数数億人に対して1%未満という見方もあります。大多数のユーザーは無料でXを利用しており、有料会員はごく一部です。

収益源が「有料会員からのインプレッション」に限定されている以上、その母集団が小さい限り、得られる収益の総額にも限界があります。つまり、仮に投稿のインプレッション数を大きく稼いでも、それが有料会員による閲覧でなければ収益につながりにくいという構造です。

今後、Premiumユーザーが劇的に増加しない限り、広告収益が儲かるレベルに達するのは難しい構造であると言えるでしょう。

X(旧Twitte)収益化(広告収益配分)の条件とは?

儲からないとはいえ、広告収益化プログラムでの収益化の仕組みを正確に理解しておくことは重要です。2025年11月現在のX(旧Twitter)広告収益配分プログラムの参加条件を整理します。

参加条件1:X Premium(旧Blue)への加入

広告収益化プログラムに参加する大前提として、運営者自身がX Premium(月額980円または年額10,280円など ※プランによる)に加入している必要があります。

収益を得るために、まず一定のコストを先に負担することになります。実際、X公式も「認証済みバッジ(青いチェックマーク)」の付与が、収益化プログラムの参加条件であることを明示しています。

また、Premiumには機能に応じて複数のプランが存在しますが、広告収益化を目指す場合は、標準の「プレミアム」あるいはそれ以上の上位プランへの加入が必要です。つまり、収益化のスタート時点に立つためには、有料プランの契約が欠かせず、この点は多くのユーザーが見落としがちなポイントです。

参加条件2:フォロワー数500人以上

アカウントのフォロワー数が500人以上であることも条件の一つです。これは「500万インプレッション」のハードルに比べれば達成しやすい数字ですが、質の高いフォロワーを500人集めることは、X運用の基本として重要です。X公式の収益化基準には、フォロワー数が収益化の条件として明記されています。

単なる数合わせではなく、自身の発信に関心を持ってくれるフォロワーを集めることが、結果的に収益化にもつながります。相互フォローや数だけを増やしたフォロワーでは、エンゲージメントが低くなりがちです。質の高いフォロワーを集めることが、後の成果を左右します。

参加条件3:過去3ヶ月で500万インプレッション

「過去3ヶ月で500万インプレッション」はオーガニックのインプレッションが対象であり、広告出稿などによる表示回数は含まれません。これはX公式の収益化基準として明記されている条件です。

この基準をクリアし、さらに維持するには、継続的なポストと高いエンゲージメント(いいね、リポスト、リプライ)を獲得し続ける運用体制が求められます。一度達成しても、対象期間は常に3ヶ月で更新されるため、時間が経てば再度同じ条件を満たされなければなりません。つまり、単発ではなく、継続的な発信と反応の積み上げが不可欠です。

X(旧Twitter)の広告収益を最大化する運用テクニックとは?

Xの広告収益で儲けるのは難しいとわかっていても、条件をクリアして少しでも収益を最大化したいと考える方もいるでしょう。ここでは、広告収益を少しでも増やすための具体的な運用テクニックを5つ紹介します。

リプライ(返信)を誘発するポストを意識する

広告収益はポストのリプライ欄に表示される広告から発生します。つまり、リプライ欄が開かれる回数を多いほど収益に直結する仕組みです。Xの収益化は「閲覧された広告」が基準となるため、リプライ誘発は重要な要素になります。

そのためには、フォロワーが自然とリプライをしたくなるような問いかけや、議論を呼ぶ内容をポストに含めることが効果的です。

たとえば、意見を求める質問(「AとB、どちらが良いと思いますか?」)や、共感を呼ぶ「あるある」ネタ、あえてツッコミどころを残した発信などは、リプライ増加につながります。

ただし、炎上を狙うような過度な手法はアカウントの信頼やブランド価値を損ねるため、収益化どころかアカウントの評価低下につながる可能性があるため、注意が必要です。

高いエンゲージメント(反応)を獲得する

ポストのエンゲージメント(いいね、リポスト、リプライ、ブックマークなど)が高いほど、アルゴリズムからの評価が高まり、より多くのユーザー(特に認証済みユーザー)のタイムラインに表示されやすくなります。実際、X Algorithmに関する公開資料では、いいねやリツイートよりも「リプライ」や「投稿内クリック(プロフィール閲覧・スレッド展開)」といった対話性・深関与の高いアクションが重視されているとされています。結果として、リプライ欄が開かれる機会も増えるというわけです。

図解や動画を使った視覚的にわかりやすいポストや、専門性の高い有益な情報、強い共感を呼ぶ感情的なポストなど、反応率の高い「型」を見つけることが収益最大化の鍵となります。例えば、画像+テキストで重要なポイントを整理する投稿は「メディア付き投稿がエンゲージメントを向上させる」という分析で推奨されています。

とくに長文ポスト(最大4,000文字)を活用し、滞在時間を延ばすこともアルゴリズム評価に良い影響を与える可能性があります。滞在時間や深部クリックは「投稿が興味深く閲覧された」ことを示すため、アルゴリズムからの評価が上がる傾向にあります。

他ユーザーと積極的に交流し、関係性を築く

XはSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)であり、一方的な発信よりも「交流」が重視される仕組みです。実際に、フォロワーとのリプライやいいねによるやりとりが、アルゴリズム上の評価ポイントになっていることが分析から示されています。

そのため、自分から他のユーザーの投稿にリプライや「いいね」を送って関係性を築くことで、自身の投稿にも返報性として反応が返ってきやすくなります。

とくに、同じジャンルで活動している認証済みユーザーと良好な関係を築いておくことには大きな意味があります。、彼らがリプライ欄を閲覧する可能性が高まれば、自分の投稿がその目に入る機会が増え、収益化の条件となる表示機会・クリック機会が生まれやすくなります。つまり、地道な交流こそが、結果的に収益にも影響を与える要素です。数だけを増やす無差別なリプライではなく、フォロワーや同分野のユーザーと意味のあるコミュニケーションを心がけることが、持続的な運用と収益化において重要と言えるでしょう。

ポストする時間帯と頻度の最適化

フォロワーがXを活発に利用している時間帯にポストすることで、より多くのインプレッションとエンゲージメントを獲得できる可能性が高まります。Xはタイムライン表示が新着投稿に影響される仕組みのため、アクティブユーザーが多い時間帯ほど表示されやすくなるためです。

一般的に、朝の通勤時間帯(7〜9時)、昼休み(12〜13時)、夜のゴールデンタイム(19〜22時)がアクティブユーザーが多いとされていますが、最適な時間帯はフォロワー層によって最適解は異なります。

そのため、Xアナリティクスや外部ツールを活用して、どの時間帯の反応が良いかをデータで確認して、必要に応じて予約投稿するなどの工夫が必要です。また、ポスト頻度も重要ですが、質を担保できない量産は逆効果です。エンゲージメントが低い投稿が続くと、アルゴリズムが下がるリスクがあるため、自身の運用スタイルに合った、継続可能な頻度を見つけることが大切です。

X Pro(旧TweetDeck)を活用した効率的な運用

Xの公式ツールである「X Pro」を活用すると、運用効率を大きく向上させることができます。X Proは、タイムライン、通知、リプライ、リストなどをカラム(列)ごとに並べて表示できるダッシュボード形式のツールで、複数画面を切り替えることなく情報を俯瞰できる点が強みです。

これにより、複数の情報を同時に監視しながら、フォロワーとの交流や情報収集を素早く行えます。たとえば、「リプライ」カラムを常時監視して迅速に返信する、特定のキーワードやハッシュタグを含むポストを追跡するなど、リアルタイムの反応に対応しやすくなります。

さらに予約投稿機能も備わっているため、反応の良い時間帯を狙ってポストを事前にセットしておくこともでき、狙ったタイミングでインプレッションを取りに行けます。効率的な運用ができる環境は、継続的なインプレッション獲得に不可欠です。

X(旧Twitter)で広告収益に頼らず稼ぐ方法とは?

「X(旧Twitter)の収益化=広告収益」と考えるのは早計です。Xは「広告で稼ぐプラットフォーム」ではなく、「集客して稼ぐプラットフォーム」として非常に強力です。

ここでは、広告収益に頼らず、Xを使って稼ぐための具体的な方法を解説します。

アフィリエイト(成果報酬型広告)

Xはアフィリエイトと非常に相性が良いプラットフォームです。自身が実際に使って良かった商品やサービスをポストで紹介し、そのポストにアフィリエイトリンク(ブログ記事や商品ページへのリンク)を掲載します。フォロワーがそのリンク経由で商品を購入・契約すると、紹介料として報酬が発生する仕組みです。SNS→外部リンク→購入という流れは、多くのASPも推奨している一般的な導線です。

Xのプロフィール欄や固定ポストに、おすすめ商品やサービスをまとめたブログ記事のリンクを設置し、日々のポストからそちらへ誘導するのが王道の手法です。広告収益とは異なり、アフィリエイトは1件の成約で数千円から数万円の収益になることもあり、単価の高さがメリットです。

重要なのは、自身の発信ジャンルと関連性が高く、フォロワーの信頼を損ねない商品を選ぶことです。信頼をベースにした提案であれば、購買につながりやすく、継続的な収益にも発展します。

コンテンツ販売(note、Brain、Tipsなど)

コンテンツ販売とは、自身の専門知識やノウハウを、有料のデジタルコンテンツとして販売する方法です。note、Brain、Tipsといったプラットフォームで。自身の経験をまとめた記事やマニュアルを作成し、Xでその魅力を発信して販売ページへ誘導します。これらのプラットフォームは、個人の知識を収益化する仕組みが整っているため、個人クリエイターでも始めやすいのが特徴です。

Xで日頃から有益な情報を発信し、「この人の情報は信頼できる」という権威性や信頼残高を築いておくことが成功の鍵となります。

いきなり有料コンテンツを宣伝するのではなく、無料でも価値ある情報を提供し続け、フォロワーとの関係性や期待値を育てた上で、「より詳細なノウハウはこちら」と提示する流れが自然です。フォロワーとの信頼関係が、そのまま収益に直結します。信頼に基づいて購入されたコンテンツは満足度が高く、リピーターや紹介にもつながりやすい点が大きなメリットです。

自社商品・サービスの販売(フロントエンド)

すでに自身のビジネスやサービスを持っている場合、Xは最も強力な集客ツールとなります。たとえば、コンサルティング、オンラインサロンの運営、デザイン制作、ハンドメイド作品の販売など、自社の商品(サービス)の認知拡大と見込み客の獲得(リードジェネレーション)に直結します。SNS経由で顧客が流入し、その後の購入につながるケースは一般的であり、特にXは拡散性が高い点が利点です。

Xを通じて自身の専門性や人柄を発信することで、広告費をかけずに見込み客を集め、商談や販売につなげることが可能です。日常の投稿が「信頼の蓄積」となり、自然に問い合わせや相談が増える流れをつくれます。

Xを認知の入り口とし、そこからLINE公式アカウントやメールマガジンに登録してもらい、そこで関係性を深めてから商品(サービス)を案内する、といった導線設計が効果的です。この「認知→関係構築→販売」の流れは、多くのオンラインビジネスで再現性が確認されている基本戦略です。

企業PR案件(インフルエンサーマーケティング)

特定分野で高い専門性や影響力を持つようになると、企業から「商品やサービスを紹介してほしい」というPR案件の依頼が来ることがあります。

これは、広告収益とは異なり、1ポストあたり数万円、あるいは数十万円といった固定報酬が発生するケースが多い収益方法です。企業は「認知拡大のために信頼性のある発信者を通じて届けたい」というニーズを持つため、フォロワー数だけでなく、アカウントの専門性やエンゲージメント率が重視されます。

案件を獲得するには、プロフィールに「お仕事の依頼はDM(またはメールアドレス)まで」と明記しておくことが基本です。また、インフルエンサーと企業をマッチングするプラットフォームに登録しておくと、依頼が届きやすくなります。ただし、PR案件を受ける際は、フォロワーの信頼を損ねないよう、本当に良いと思ったものだけを引き受ける誠実さが求められます。信頼を基盤にした案件でなければ、長期的な収益につながらないためです。

ポスト(旧ツイート)の分析と運用代行

もし自身がXの運用(とくにインプレッションやフォロワーを増やすこと)に長けているのであれば、そのスキル自体を商品にできます。Xの運用に悩む企業や個人事業主は多く存在し、「自社アカウントの発信が続かない」「伸び方がわからない」といった課題を抱えているためです。

そうしたクライアントに対し、ポストの分析、戦略立案、運用代行といったサービスを提供するのです。具体的なサービス内容としては、月間の運用レポート作成、ポストの企画・作成代行、コメント監視・返信対応、X広告の運用代行などが考えられます。これらは、企業のSNS担当者が抱える作業をプロが代行する形となり、需要があります。

これは、Xの広告収益で稼ぐのではなく、X運用スキルで稼ぐというモデルです。スキル提供型のため、再現性が高く、広告アルゴリズムに左右されにくい点もメリットと言えるでしょう。

サブスクリプション機能(X Subscriptions)

Xには、クリエイターがフォロワーから月額料金を受けとれる「サブスクリプション」機能があります。これは、広告収益とは別に、Xプラットフォーム内で完結する収益モデルです。X公式が提供している仕組みで、収益は直接クリエイターに還元されます。

クリエイターは、サブスク登録者限定の特別なポスト、限定バッジ、限定スペース(音声配信)などを提供し、その対価として月額料金(自身で設定可能)を受けとります。表に出さない追加情報や、より深い解説・体験を「会員限定」として提供できる点が特徴です。

コアなファンや、より深い情報を求めるフォロワーに対して、クローズドなコミュニティや付加価値の高い情報を提供することで収益につなげられます。広告収益とは異なり、インプレッション数ではなく、フォロワーとの「関係性の深さ」が直接収益につながるモデルです。

X収益化で注意すべき落とし穴とリスクは?

Xでの収益化を目指す上では、メリットだけでなくリスクや注意点も理解しておく必要があります。安易な運用は、収益化どころかアカウントの停止につながる危険性もあります。

アカウント凍結

Xの利用規約に違反すると、アカウントが凍結(サスペンド)されるリスクがあります。とくに収益化を急ぐあまり、過度なフォローやフォロー解除、自動化ツールの不正使用、スパム的なリプライやDMの送信などは規約違反の対象となります。

一度凍結されると、解除は非常に困難であり、それまでに築いたフォロワーや信頼を一瞬で失うことになります。規約を遵守し、オーガニックな運用を心がけましょう。フォロワーやインプレッションを買う行為は論外です。

過度なインプレッション稼ぎによる信頼の損失

広告収益(500万Imp)やPR案件獲得を意識するあまり、過度にバズを狙ったポストや、扇動的なポストばかりを繰り返すと、フォロワーからの信頼を失う可能性があります。短期的な拡散は得られても、フォロワーは「不誠実な発信」を敏感に見抜き、離脱につながります。

とくに、他人のバズポストをそのままコピー(パクツイ)したり、事実確認が不十分な情報を拡散したりする行為は、短期的にはインプレッションを稼げても、長期的にはアカウントの評価を著しく下げます。模倣や誇張は一時的な数字を生んでも、信頼残高を消費してしまう行為です。

インプレゾンビと同一視されないよう、自身の専門性や世界観に基づいた、価値ある情報を発信し続ける誠実さが最も重要です。信頼を失えば、広告収益も案件依頼も成り立たないため、長期視点の運用が欠かせません。

収益化停止(BAN)

収益化が承認された後でも、利用規約や収益化基準に違反すると、収益化機能が停止(BAN)されることがあります。

たとえば、著作権侵害のコンテンツの投稿や、ヘイトスピーチの繰り返しが該当します。また、違法薬物や武器、タバコ製品など、収益化の対象外とされているトピックを頻繁に扱うアカウントも、収益化が停止される可能性があります。

Xのルールは変更されることがあるため、定期的に公式のヘルプセンターを確認し、クリーンな運用を維持することが求められます。

税金と確定申告

Xで収益(広告収益、アフィリエイト、PR案件など)を得た場合、その金額によっては確定申告が必要になります。これはXに限らず、収入が発生すれば税務上の義務が生じるという基本的なルールです。。

会社員(給与所得者)の場合、副業での所得(収入から経費を引いた額)が年間で20万円を超えると、原則として確定申告が必要です。個人事業主やフリーランスの場合は、所得が基礎控除額(通常48万円)を超えれば申告義務が発生します。

収益化が始まったら、売上と経費(X Premiumの料金、ツール代、取材費など)を記録し、必要に応じて税務署や税理士に相談することが重要です。適切な処理を行うことで、後のリスクを防ぐことができます。

X(旧Twitter)収益化に関するよくある質問(Q&A)

X(旧Twitter)の収益化に関して、多くの人が抱く疑問点についてQ&A形式で回答します。

500万インプレッションは日本円でいくらになりますか?

一概にいくらとは言えません。収益は「認証済みユーザーがリプライ欄の広告を見た回数」に依存するため、同じインプレッション数でも、フォロワーの質やポストの内容によって収益額は大きく変動します。

あくまで目安ですが、SNS上の報告では、500万インプレッションを達成した月の収益が数千円だったというケースもあれば、数万円に達したというケースもあり、ばらつきが大きいのが実情です。インプレッションの母集団や閲覧者がPremiumかどうかなど、複数の条件が影響します。

インプレッション数と収益額は、単純に比例するものではないと理解しておく必要があります。

収益化の審査は厳しいですか?

審査の厳格さは、アカウントの状況によります。参加条件(Premium加入、フォロワー数、Imp数)をすべて満たし、かつXの利用規約や収益化基準を明確に遵守している健全なアカウントであれば、申請はスムーズに承認されるでしょう。

一方で、過去に規約違反スレスレの運用をしていたり、他人のコンテンツの無断転載が多かったり、インプレッション稼ぎのスパム行為を行っていた場合は、審査に通過できない可能性が高まります。審査は形式的な条件だけでなく、日頃の運用姿勢が見られるため、信頼性が重視されます。

Xの収益はいつもらえますか?

Xの広告収益は、支払いを受けとるためのStripe(ストライプ)アカウントに振り込まれます。収益額が最低支払額(通常10ドル)に達すると、定期的に支払いが行われる仕組みです。

支払いサイクルは変更されることがありますが、条件を満たせば自動的に処理が進みます。Stripeアカウント側で、銀行口座への自動振込設定などを確認しておきましょう。

フォロワーを買うのは収益化に有効ですか?

絶対にやめるべきです。フォロワーを購入する行為は、Xの利用規約で明確に禁止されています。発覚した場合、アカウントの凍結対象となります。

さらに、購入したフォロワーは実態のないボットアカウントがほとんどであり、インプレッションやエンゲージメントには全く貢献しません。収益化条件の「フォロワー500人」を形式的に満たせても、「500万インプレッション」の達成には何の役にも立たず、むしろアルゴリズムからの評価を下げる要因にしかなりません。

収益化どころかアカウントを失うリスクしかない、百害あって一利なしの行為です。

収益化達成後、インプレッションが落ちたらどうなりますか?

収益化の条件である「過去3ヶ月で500万インプレッション」は、常に維持し続ける必要があります。一度収益化が承認された後でも、直近3ヶ月のインプレッションが500万回を下回った場合、収益化の資格が停止される可能性があります。

資格が停止されると、再度条件を満たすまで収益の分配は行われません。広告収益は、継続的な運用とインプレッションの維持が求められる、不安定な収益モデルであることを改めて認識する必要があります。

X(旧Twitter)は集客ツールとして活用し、本当の収益化を目指そう

X(旧Twitter)の広告収益配分プログラムは、運用コスト(Premium会費)や労力に見合うリターンを得にくいのが現実です。

しかし、Xが稼げないプラットフォームというわけではありません。Xの本当の価値は、広告収益ではなく、その圧倒的な集客力と拡散力にあります。

広告収益をゴールにするのではなく、Xを強力な集客ツールとして活用し、アフィリエイトやコンテンツ販売、自社サービスといった本当に儲かる収益源につなげること。それが、X収益化の最適解と言えるでしょう。

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ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様

マネーフォワード クラウド確定申告の導入事例

データ連携機能を使って、銀行やクレジットカードの明細データを自動で取り込むようになってからは、会計ソフトへの入力作業が減ったので、作業時間は1/10くらいになりましたね。

ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様

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