• 更新日 : 2026年10月6日

Slackで引用する方法は?PC・スマホそれぞれの操作手順を解説

PointSlackで引用や二重引用する方法は?

行頭に半角「>」を入力するか、Aaボタンからブロック引用を選ぶ方法があります。PC・スマホ共通で使えます。

  • PCは記号・ツールバー・ショートカットで指定する
  • スマホはAaボタンのブロック引用を使う
  • 重ねて階層にする書き方は定義がない

記号が効かないときは、環境設定でマークアップ表示に切り替わっていないか確かめましょう。

Slackの引用は、どの発言への返信なのかを示したいときに便利です。行頭に半角「>」を入力する方法のほか、書式設定ツールバーのブロック引用やショートカットキーも使えます。スラックのスマホアプリでも同じ表示を作れるため、外出先での返信にも向きます。

当記事では、PC版とスマホ版の引用のやり方、二重引用の考え方、引用が表示されないときの対処法までをわかりやすく解説します。

SlackのPC版で引用するには?基本の3つの方法

SlackのPC版では、「>」の入力、書式設定ツールバー、ショートカットキーの3つで引用表示を行えます。引用機能を使うと、どの発言への返信か伝わりやすくなり、複数人が参加するチャンネルでも会話の流れを整理しやすくなります。

特に業務連絡やレビュー依頼では、対象メッセージを引用した上で補足を書くことで、行き違いや確認漏れを防ぎやすくなります。Slackを使い始めたばかりの場合は、まず基本的な引用方法を覚えておきましょう。

方法1:「>」(大なり記号)を行頭に入力する

Slackで簡単に引用する方法は、「>」(大なり記号)を文章の行頭に入力する方法です。マークアップ形式の書式として扱われ、自動的に引用表示へ変換されます。

たとえば、「> 会議資料を更新しました」と入力すると、引用ブロックとして表示されます。複数行を引用したい場合は、引用したい行すべての先頭に「>」を付ける必要があります。記号は半角で入力します。

Slack公式の書式設定では、この表示は「ブロック引用」と呼ばれ、テキストの前に山括弧を追加する書式として案内されています。マークアップによる入力はデスクトップ版での書式設定方法として紹介されている点も押さえておきましょう。

この方法は、キーボード操作だけで素早く入力できる点がメリットです。Slackのデスクトップアプリ版とブラウザ版の両方で利用できるため、最初に覚えておくと実務で使いやすくなります。

方法2:書式設定ツールバーのブロック引用を使う

Slackでは、書式設定ツールバーからブロック引用を選択して引用表示に切り替えることも可能です。マークアップ記法に慣れていない場合でも、視覚的に操作できる点が特徴です。

メッセージ入力欄の「Aa」(書式設定ボタン)をクリックすると、太字や箇条書きと並んで引用アイコンが表示されます。引用したい文章を選択した状態で操作すると、対象部分が引用形式へ変換されます。

書式設定ツールバーは初期状態で表示されており、書式設定ボタンから表示と非表示を切り替えられます。ツールバーに並ぶのは、太字・イタリック体・下線・取り消し線・コード・ブロック引用・コードブロック・順序付きリスト・箇条書きです。

入力ミスを減らしやすいため、Slack初心者や普段マークアップを使わないビジネスパーソンに適した方法です。長文の説明やレビューコメントを整理したい場面でも活用しやすくなります。

方法3:ショートカットキーで切り替える

Slackでは、ショートカットキーを使って引用表示へ切り替えることもできます。Windowsは「Ctrl+Shift+9」、Macは「⌘+Shift+9」で操作可能です。

引用したい文章をドラッグして選択し、ショートカットキーを押すと、選択範囲が引用ブロックへ変換されます。マウス操作を減らせるため、日常的にSlackを使う場合は入力効率を高めやすくなります。特にカスタマーサポートやプロジェクト管理など、返信回数が多い業務では便利です。

書式設定のショートカットは、メッセージフィールド内にカーソルがある状態で働きます。メッセージを選択しただけの状態では反応しないため、入力欄をクリックしてから操作しましょう。

引用とあわせて覚えておくと便利なショートカットは次のとおりです。

操作 Windows Mac
選択したテキストを引用する Ctrl+Shift+9 ⌘+Shift+9
太字にする Ctrl+B ⌘+B
コードブロックにする Ctrl+Alt+Shift+C ⌘+Alt+Shift+C
箇条書きにする Ctrl+Shift+8 ⌘+Shift+8

参照:Slack でメッセージを書式設定する|Slack ヘルプセンター

Slackのスマホアプリで引用するにはどうすればいい?iOS・Android共通の手順

Slackのスマホアプリでも、PC版と同様に引用機能を利用できます。iPhone(iOS)とAndroidのどちらでも基本操作は共通しており、書式設定パネルからのブロック引用を使った引用入力、メッセージ共有が可能です。

外出先や移動中にSlackを使う場面では、引用機能を活用することで返信対象を明確にしやすくなります。特に複数の話題が並行するチャンネルでは、引用付きで返信することでやり取りの取り違えを防ぎやすくなります。

スマホ版で書式設定ツールバーを使う方法

スマホアプリでは、メッセージ入力時に「Aa」ボタンを押すと書式設定パネルが表示され、ブロック引用を選べます。太字や取り消し線と同じ並びにあるため、記号を覚えていなくても引用表示を作れます。

Slack公式では、デスクトップとモバイルアプリのいずれでも「Aa」ボタンから書式設定パネルを開けると案内されています。長いメッセージでは、モバイルの改行キーで行を分けながら引用範囲を整えると読みやすくなります。

一方で、PC版のキーボードショートカットはデスクトップアプリやブラウザ版向けに用意されているものです。iPadやAndroidタブレットで外付けキーボードを使用している場合でも、PC版と完全に同じショートカットが動作しないケースがあります。

参照:Slack の書式設定でメッセージをもっと伝わりやすく|Slack

既存メッセージの一部を引用したい場合の操作方法

Slackのスマホアプリでは、引用したい文章を手動でコピーし、引用表示にしてから貼り付ける方法が一般的です。

操作の手順は、次のとおりです。

  1. 引用したいメッセージを長押ししてコピーする
  2. 入力欄へ貼り付ける
  3. 引用したい部分を選択し、「Aa」から引用タグを選ぶ

必要な部分だけを抜き出して引用すると、長文になりすぎず読みやすくなります。

メッセージ全体ではなく、返信に必要な部分だけを引用することで、どの内容に対する返信なのかが分かりやすくなります。業務上のやり取りでも、要点を引用してその下に回答や補足を入力すると、内容を整理しやすくなります。

Slackで二重引用はできる?引用を重ねるときの書き方

Slackの二重引用は、引用記号を重ねる書き方として紹介されることがありますが、公式に案内されているのはブロック引用の1段階のみです。引用の中の引用を示したい場合は、コードブロックやメッセージリンクと組み合わせて表現します。

社内で書式のルールを決める場面では、環境によって見え方が変わる書き方を避けておくと、あとから表示が崩れる心配がありません。

引用記号を重ねたときの表示のされ方

引用記号を重ねる書き方は、Slackの標準機能には搭載されていません。公式のマークアップ一覧でブロック引用として案内されているのは、テキストの前に山括弧を追加する1種類だけです。

「>」を2つ重ねると階層表示になる、線が二重になるといった解説も見られます。ただし公式の書式仕様に含まれていないため、利用環境やバージョンによって表示が変わる可能性があります。チーム共通の書き方として採用するのは避けておくほうが安全でしょう。

引用の段数で情報を分けたい場合は、次に紹介する複数行引用や、コードブロックとの組み合わせに切り替えると意図が伝わりやすくなります。

複数行をまとめて引用する書き方

複数行を引用する場合は、引用したい行それぞれの先頭に「>」を付けます。行の途中に入力しても引用表示にはならないため、必ず行頭に置きます。

改行はShift+Enterで入れます。先に書式設定ツールバーのブロック引用を選んでから入力すると、行ごとに記号を打つ手間を省けます。

議事録の抜粋やレビュー依頼のように引用が長くなる場面では、ツールバーからの操作のほうが入力ミスを減らしやすくなります。

引用の中の引用を伝えたいときの表現方法

引用の中の引用は、コードブロックやメッセージリンクを組み合わせると伝わりやすくなります。表示の段数に頼らず、囲み方やリンクで出所を分ける考え方です。

目的別の使い分けは次のとおりです。

伝えたいこと 適した方法
発言の一部を引いて答える ブロック引用(「>」またはツールバー)
引用文と自分のメモを分ける コードブロック(バッククォート3つで囲む)
いつ誰の発言かまで示す メッセージのリンクを貼り、その下に引用を書く

Slack公式サイトでは、コードブロックはテキストをバッククォート3つで囲むと適用されると説明されています。引用ブロックとは異なる見た目になるため、二段階の内容を並べても混ざりません。

参照:書式設定、引用、共有でわかりやすく伝える Slack のテキストコミュニケーション|Slack

Slackで過去のメッセージを引用・共有するには?リンク活用の手順

Slackでは、過去のメッセージをリンク共有や転送機能で再利用できます。コピー&ペーストだけでなく、メッセージURLや転送機能を使えば、情報共有を効率化しやすくなります。

ここでは、Slackで過去のメッセージを引用・共有する方法を解説します。

メッセージのリンクをコピーして貼り付ける方法

Slackでは、各メッセージに専用リンクが用意されており、URLを共有することで特定の投稿へ直接誘導できます。過去の発言を参照してほしい場合に便利な機能です。

リンクのコピー方法は、次のとおりです。

  • PC版:対象メッセージにマウスポインターを重ね、3つのドットアイコンをクリックして「リンクをコピーする」を選ぶ
  • スマホ版:メッセージを長押しして「メッセージのリンクをコピーする」をタップ

長文を再投稿する必要がないため、会議記録や進行中プロジェクトの共有にも適しています。

「メッセージを転送する」から他チャンネル・DMへ転送する方法

Slackでは、「メッセージを転送する」機能を使って、投稿内容を別チャンネルやDMへ共有できます。引用リンクよりも、内容をそのまま相手へ見せたい場合に便利です。

転送の手順は、次のとおりです。

  1. 対象メッセージのメニューから「メッセージを転送する」を選ぶ
  2. 送信先のチャンネルやユーザーを指定する
  3. 必要に応じてコメントを追加して送信する

転送時には「確認お願いします」といった補足説明も付けられます。特に複数部署が関わる案件では、重要な連絡を別チームへ素早く共有しやすくなります。

また、「転送」の横にある矢印アイコンから「後日にスケジュール」を選ぶと、送信日時を指定できます。相手の稼働時間に合わせて共有したいときに使える機能です。

引用返信とスレッド返信の使い分け

Slackでは、引用共有とスレッド返信を用途で使い分けます。会話を整理したい場合はスレッド、別の場所へ情報共有したい場合は引用や転送が適しています。

  • 会話を整理したいとき:スレッド返信
  • 別の場所へ情報共有したいとき:引用や転送
  • 相手の発言に部分的に答えたいとき:ブロック引用を使った引用返信

スレッド返信は、特定メッセージに対するやり取りをまとめる機能です。同じ話題を1か所に集約できるため、チャンネル全体の流れを見やすく保ちやすくなります。

一方、相手の発言に部分的に答えたい場合は、ブロック引用を使った引用返信が向きます。質問が複数含まれるメッセージでは、引用と回答を交互に並べると論点が追いやすくなります。

他チャンネルへ内容を共有したい場合は、メッセージリンクや転送機能のほうが効率的です。用途ごとに機能を使い分けることで、情報整理とコミュニケーション効率を高めやすくなります。

参照:Slack でメッセージを転送する|Slack ヘルプセンター

Slackの引用が表示されない・消えた時にはどう対処する?

Slackでは、入力方法やアプリ環境によって引用表示が崩れたり、正常に反映されなかったりする場合があります。特にスマホ版では、改行やコピー操作の影響で表示が変わるケースも少なくありません。

ここでは、Slackの引用の表示に関するトラブルの対処法を解説します。

引用タグが反映されないときの対処法

Slackで引用タグが反映されない場合は、まず「>」が文章の先頭に半角で入力されているかを確認しましょう。行頭以外に入力すると、通常の記号として扱われます。

たとえば「テスト > 確認済み」のように文章の途中へ入力しても、引用表示にはなりません。「> 確認済み」のように先頭へ入力してください。全角の「>」では正常に動作しない点にも注意が必要です。

ツールバーが見当たらないときは、入力設定が切り替わっている可能性があります。次の手順で確認しましょう。

  1. 「環境設定」を開く
  2. 「詳細設定」の「入力オプション」を開く
  3. 「マークアップでメッセージを書式設定する」が選ばれていないか確かめる

この設定が有効だと、メッセージ作成時に書式設定ツールバーが表示されなくなります。

ショートカットが効かないときは、カーソルの位置も見直しましょう。書式設定のショートカットはメッセージフィールド内にカーソルがあるときに働くため、メッセージを選択しただけでは反応しません。

また、コピー&ペースト時に不要なスペースや改行コードが含まれると、引用形式が崩れる場合があります。Slackアプリやブラウザ版を再起動すると改善することもあるため、表示がおかしいときは環境もあわせて確認すると安心です。

スマホで引用が上手く表示されないときの対処法

スマホ版Slackで引用が崩れる場合は、まず引用範囲や書式設定が正しく適用されているか確認しましょう。特に複数行を引用する場合は、意図した範囲がすべて選択されているかを確認することが大切です。

また、メッセージのリンクの共有と、文章の引用は別の機能です。目的に応じて、次のように使い分けるとよいでしょう。

  • メッセージそのものを参照してもらいたいとき:リンクを共有する
  • メッセージの一部を返信に含めたいとき:引用を使う

Slackアプリのバージョンが古いと、表示の不具合が起こることもあります。iPhoneはApp Store、AndroidはGoogle Playで最新版に更新すると改善する場合があるため、定期的にアップデートを確認しましょう。

参照:Slack のキーボードショートカット|Slack ヘルプセンター

Slackの引用機能を活用して情報共有をわかりやすくしよう

Slackの引用機能を活用すると、返信対象を明確にできるため、チャンネル内の会話を整理しやすくなります。特に業務連絡やレビュー依頼では、対象メッセージを引用して補足を書くことで、行き違いや確認漏れの防止につながります。

Slackでは、「>」を使ったブロック引用、書式設定ツールバー、ショートカットキー、メッセージリンク共有など、状況に応じて複数の方法を使い分けられます。引用を重ねる二重引用は公式の書式として定義されていないため、コードブロックやリンクとの組み合わせで表現すると意図が伝わります。引用表示が崩れる場合は、行頭入力や入力設定、アプリ更新も確認しながら、用途に合った方法でSlackを活用しましょう。

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