• 更新日 : 2026年1月6日

AI投資は儲からない? やめとけと言われる理由や失敗しない方法を紹介

AI投資(ロボアドバイザー)は、必ずしも儲からないわけではありません。ただし、手数料の高さや短期的なリターンを期待しすぎると「儲からない」「失敗した」と感じやすくなります。AI投資は、長期的な資産形成を自動化するための手段です。

この記事では、AI投資が「儲からない」と言われる理由から、その仕組み、メリット、失敗しないためのポイント、おすすめできる人までわかりやすく解説します。

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AI投資が「儲からない」「やめとけ」と言われる理由は?

AI投資(ロボアドバイザー)が「儲からない」あるいは「やめとけ」と言われるのには、主に5つの理由があります。これらはAI投資の特性や、利用者の期待とのギャップから生じるものです。サービスを利用する前に、なぜネガティブな意見が出るのかを知っておきましょう。

手数料が割高で利益を圧迫するから

「儲からない」と感じる理由が手数料です。AI投資、とくに投資一任型は、資産運用のすべてを自動化してくれる代わりに、手数料が発生します。

手数料体系は2種類あり、運用実績に関わらず手数料が発生する固定報酬型と、運用益が出たときだけ発生する成果報酬型があります。手数料の目安は、固定報酬型では運用する額の1%、成果報酬型では運用益の約12~18%です。

たとえば、自分で投資信託(インデックスファンド)を選んで運用する場合、信託報酬は年率0.1%程度に抑えられることもあります。この手数料の差が、長期的なリターンに影響を与えるため、投資経験者からは「手数料が高いから儲からない」と指摘されることがあります。

参考:手数料|ウェルスナビ【成果報酬型】成果報酬とは何ですか?|SUSTEN

短期間での大きな利益は期待できないから

AI投資は、短期間で資産を倍増させるような投資手法ではありません。AI投資の多くは、世界中のさまざまな資産(株式、債券、不動産など)に分散投資することで、リスクを抑えながら長期的に安定したリターンを目指す設計になっています。

そのため、数ヶ月や1年といった短期間では、利益がほとんど出ない、あるいはマイナスになることもあります。すぐに大きな利益を期待して始めた人は、結果を見て「儲からない」と感じてしまうでしょう。

元本割れのリスクを完全には避けられないから

AI投資は預金とは異なり、元本が保証されている金融商品ではありません。AIは過去のデータ分析や市場の状況判断に優れていますが、未来の市場を完全に予測することは不可能です。

投資である以上、AIが運用していても資産が減少する(元本割れする)リスクは必ず伴います。「AIだから絶対に損しない」という誤解が、「失敗した」という感覚につながりやすいのです。

急な市場変動や暴落に対応しきれないことがあるから

AIは、過去のデータや統計に基づいた合理的な判断を得意とします。しかし、過去に例のない経済危機やパンデミック、地政学リスクなど、予測不可能な事態による急激な市場の暴落時には、AIの想定を超える動きに対応しきれない場合があります。

AIが自動でリバランス(資産配分の調整)を行ってくれるものもありますが、それが必ずしも最適なタイミングとは限りません。暴落時に大きな含み損を抱え、「AIに任せたのに」と不満を感じるケースもあります。

投資の知識や経験が身につきにくいから

AI投資は、運用をお任せできる手軽さが魅力です。しかし、裏を返せば、自分で銘柄を選んだり、売買のタイミングを判断したりする必要がないため、投資に関する知識やスキル、経験が身につきにくいという側面があります。

すべてをAIに任せていると、なぜ今利益が出ているのか、あるいは損しているのかの理由がわからなくなります。将来的に自分で資産運用を行いたいと考えている人にとっては、物足りなさを感じるかもしれません。

そもそもAI投資(ロボアドバイザー)とは?

AI投資(ロボアドバイザー)とは、人工知能(AI)技術やアルゴリズムを活用して、資産運用の助言や実際の運用を自動で行うサービスを指します。投資の専門知識がない人でも、スマートフォンひとつで手軽に資産運用を始められるのが特徴です。

AI投資の基本的な仕組み

AI投資のサービスを利用する際、利用者はまず投資に関するいくつかの質問に回答します。

AIはそれらの回答を分析し、利用者一人ひとりに最適と判断した資産の組み合わせ(ポートフォリオ)を提案します。たとえば、リスクを抑えたい人には債券の比率を高め、積極的にリターンを狙いたい人には株式の比率を高める、といった具合です。

「投資一任型」と「助言型」の違い

AI投資(ロボアドバイザー)には、大きく分けて「投資一任型」と「助言型」の2種類があります。

「投資一任型」は、ポートフォリオの提案だけでなく、実際の金融商品の購入、運用中のリバランス(資産配分の自動調整)、税金の最適化まで、運用に関わるすべてを自動で行ってくれます。手間がかからない反面、手数料が年率1%程度かかるのが一般的です。

「助言型」は、AIが最適なポートフォリオや金融商品を提案(助言)するまでのサービスです。実際の購入や運用は利用者自身が行う必要があります。手数料は無料か、投資一任型よりも安価な傾向があります。

投資信託や株式投資との違いは?

AI投資(とくに投資一任型)と、従来の投資信託や株式投資との最大の違いは「自動化の範囲」です。

株式投資では、どの企業の株を、いつ、どれだけ売買するかをすべて自分で判断しなければなりません。投資信託(ファンド)は、運用の専門家が代わりに銘柄を選んでくれますが、どの投資信託を選ぶか、投資信託をいつ売買するかは自分で決める必要があります。

AI投資(投資一任型)は、その「どの投資信託を選ぶか」「いつ売買するか」「どう組み合わせるか」といった判断と実行のすべてを自動化してくれるサービスです。

AI投資の4つのメリットとは?

AI投資には「儲からない」と言われる側面もありますが、それを上回るメリットも存在します。とくに投資初心者や、忙しくて時間がない人にとって、AI投資は有力な選択肢となるでしょう。

投資の知識がなくても始めやすい

AI投資の最大のメリットは、投資に関する難しい知識や経験がなくても簡単に資産運用を始められる点です。

通常、投資を始めるには金融商品や市場について学ぶ必要がありますが、AI投資なら簡単な質問に答えるだけで、自分に合った運用プランをAIが提案し、実行してくれます。投資への第一歩を踏み出すハードルを大きく下げてくれるでしょう。

感情に左右されず自動で運用してくれる

投資で失敗する大きな原因の一つに「感情的な判断」があります。市場が暴落すると恐怖で売ってしまい(狼狽売り)、高騰すると焦って買ってしまう(高値掴み)のは、人間の心理として避けにくいものです。

AIは感情を持たないため、あらかじめ設定されたアルゴリズムに基づき、冷静かつ合理的な判断を続けます。市場の動きに一喜一憂することなく、淡々と自動でリバランスなどを行ってくれるため、感情的な売買による失敗を防ぎやすくなります。

手間をかけずに国際分散投資ができる

AI投資は、日本国内だけでなく、世界中の株式や債券、不動産(REIT)など、さまざまな資産に自動で分散投資してくれます。

個人でこれほど広範な国際分散投資のポートフォリオを構築し、維持・管理するのは、多くの手間と時間、知識が必要です。AI投資は、入金するだけでこの「分散」を自動で行ってくれるため、運用の手間を最小限に抑えながらリスクを低減する効果が期待できます。

小額から積立投資を始められる

多くのAI投資サービスでは、月々1万円程度、中には1,000円からといった少額から積立投資を始められます。

まとまった資金がなくても、自分のペースでこつこつと資産を積み上げていくことが可能です。少額から始められるため、「投資は怖い」と感じる人でも、まずは試してみやすいのではないでしょうか。

AI投資で失敗しないためのポイントとは?

AI投資はAIにお任せできるサービスですが、利用者が何もしなくて良いわけではありません。「儲からない」という結果を避けるため、押さえておくべき4つのポイントを解説します。

長期・積立・分散を前提にする

AI投資で失敗しないためにもっとも重要なのは、短期的な利益を追わないことです。AI投資の強みは、長期的な運用でこそ発揮されます。

市場は短期的には上下動を繰り返しますが、世界経済は長期的には成長を続けてきました。AIによる国際分散投資を活用し、毎月一定額をこつこつと積み立てる「長期・積立・分散」を徹底することが、成功への近道です。

サービスごとの手数料や特徴を比較する

AI投資サービスは、各社で手数料体系や運用方針、最低投資額、取り扱う金融商品が異なります。お任せとはいえ、どのAIに任せるかは自分で選ばなければなりません。

年率1%の手数料は高いのか、それとも提供されるサービス(自動リバランスや税金最適化など)に見合う対価なのかを判断しましょう。手数料が0.1%違うだけでも、20年、30年という長期では大きな差になります。

自分のリスク許容度に合った設定を選ぶ

AI投資を始める際、必ずリスク許容度に関する質問があります。ここで見栄を張ったり、よく考えずに回答したりするのは避けるべきです。

もし自分の許容度を超えるハイリスクな設定を選んでしまうと、少しの価格下落でも不安になり、長期運用を続けることが困難になります。自分が「どれくらいの損失までなら耐えられるか」を冷静に判断し、無理のない設定を選ぶことが大切です。

NISA口座を活用できるか確認する

2024年から新NISA(新しいNISA)制度が始まり、投資で得た利益が非課税になる枠が大幅に拡大しました。AI投資サービスの中には、このNISA口座に対応しているものと、していないものがあります。

通常の口座(特定口座や一般口座)では、利益に対して約20%の税金がかかります。NISA口座を活用すれば、その税金がかからなくなるため、運用効率が格段に上がります。AI投資を選ぶ際は、NISA口座(つみたて投資枠や成長投資枠)に対応しているかを必ず確認しましょう。

AI投資が向いている人・向いていない人とは?

AI投資は万能ではなく、人によって向き不向きがはっきりと分かれるサービスです。自分がどちらのタイプかを確認してみましょう。

AI投資に向いている人の特徴

AI投資は、とくに「投資を始めたいけれど、何から手をつけていいかわからない」という投資初心者に適しています。また、仕事や家事で忙しく、投資の勉強や銘柄分析に時間を割けない人にも最適です。

さらに、自分で投資判断をすると感情的になってしまいがちな人や、少額からこつこつと長期的な資産形成を目指したい人にも、AI投資は強い味方となるでしょう。

AI投資に向いていない人の特徴

AI投資に向いていないのは、短期間で大きな利益を狙いたい人です。AI投資は短期売買(デイトレードなど)には不向きです。

また、自分で投資する銘柄やタイミングを決めたい人、手数料を年率0.1%単位で徹底的にこだわりたい人にも向いていません。すでに十分な投資知識と経験があり、運用を自分で行える人は、AI投資に頼る必要はないでしょう。

AI投資のおすすめサービスは?

AI投資で失敗しないためには、自分に合ったサービスを選ぶことが欠かせません。手数料、NISAへの対応、運用方針(安定型か積極型か)など、各社で特徴は大きく異なります。お任せとはいえ、どのAIに任せるかを比較検討することが重要です。ここでは2025年11月現在、代表的な7つのサービスを紹介します。

WealthNavi(ウェルスナビ)

WealthNaviは、預かり資産・運用者数で国内大手のロボアドバイザーです。

最大の強みは「おまかせNISA」に対応している点で、NISAの非課税メリットを活かした自動運用が可能です。実績と信頼性を重視し、堅実なスタートを切りたい投資初心者に選ばれているサービスと言えるでしょう。

THEO/THEO+ docomo

THEOは、dカードを利用した際の金額端数を積み立てる「おつり積立」や、dポイントを資産運用に使える機能が特徴のロボアドバイザーです。

投資を日常生活に組み込みやすく、ポイ活と資産運用を両立させたい人に適しています。こちらもNISAに対応しているため、投資をより手軽に、お得に始めたいというニーズに応えるサービスです。

参考:おつり積立とは?|THEO+ docomoポイント入金とは?|THEO+ docomo

楽ラップ(楽天証券)

楽ラップは、楽天証券が提供するロボアドバイザーサービスです。

楽天ポイントでの積立投資に対応しているため、楽天経済圏のユーザーにとって利便性が高いのが魅力です。手数料コースが選べる柔軟性もあり、楽天証券の口座で資産を一元管理したい人に向いています。

SBIラップ AI投資コース(SBI証券)

SBIラップ AI投資コースは、SBI証券が提供するAI予測を活用したロボアドバイザーです。

AIが市場動向を予測し、資産配分を積極的に見直す点が大きな特徴です。ネット証券最大手のSBIグループで、AIによる積極的な運用を試したい人や、低コストで管理したい人に適したサービスではないでしょうか。

投信工房(松井証券)

投信工房は、松井証券が提供する「助言型」のロボアドバイザーです。

AIがポートフォリオを提案するまでを行い、実際の運用は利用者が担います。サービス手数料が無料(投資信託の信託報酬のみ)なのが最大のメリットであり、AIの助言を参考にしつつコストを最優先したい人に向いています。

ROBOPRO(ロボプロ)

ROBOPROは、AIによる市場予測を駆使する積極運用型のロボアドバイザーです。

AIが機動的に資産配分を大胆に変更するのが特徴です。NISA非対応ですが、リスクを取ってでもAIによる積極的なリターンを期待する人に選ばれています。

ON COMPASS(オンコンパス)

ON COMPASSは、マネックス証券が提供する、将来設計(ゴールベース)を重視したサービスです。

老後資金や教育資金など、目的別の運用プランをAIが作成し進捗を管理します。目標達成に向けてAIと伴走する感覚を重視したい人に適したサービスと言えるでしょう。

AI投資に関するよくある質問

AI投資を検討する際によくある疑問や、関連するキーワードについてお答えします。

AI投資の「やってみたブログ」は信用できる?

AI投資の「やってみたブログ」や「結果報告」は、個人の感想や特定の期間を切り取ったものであることを理解して参考にしましょう。投資の成果は、始めた時期、運用期間、投資額、リスク設定によって大きく異なります。

プラスの結果だけを強調しているブログもあれば、暴落期に始めてしまいマイナスの結果を報告しているブログもあります。ひとつのブログを鵜呑みにせず、あくまで個人の一事例として捉えることが大切です。

AI投資の結果や口コミはどう確認すべき?

AI投資の結果を確認する際は、個人のブログやSNSの口コミよりも、サービスを提供している運営会社の公式ウェブサイトを確認すべきです。

多くの運営会社は、サービス開始以来の運用実績や、リスク許容度ごとのパフォーマンスをグラフで公開しています。長期的な実績や、リーマンショック、コロナショックなどの暴落期にどのような値動きをしたかを確認することが、信頼できる判断材料になります。

「AI貯金術」や「AI両替」は怪しい?

「AI貯金術」や「AI両替」といった言葉は、AI投資とは異なる文脈で使われることがあります。とくにSNSなどで「AIが自動で稼ぐ」「AI両替だけで利益が出る」といったうたい文句で勧誘する案件には注意が必要です。

これらは、AI投資の技術的なイメージを悪用した詐欺的な投資話である可能性も否定できません。金融庁の認可を受けた信頼できる金融機関が提供するサービスなのか、実態がはっきりしない怪しい話ではないか、冷静に見極める必要があります。

AI投資の「儲からない」を回避し、賢く資産形成を始めよう

AI投資が「儲からない」と言われるのは、主に手数料の高さや短期的な成果を期待しすぎていることが原因です。AI投資は、短期間で大きな利益を出すためのものではなく、長期的な視点でリスクを分散させながら、こつこつと資産形成を自動化するためのツールです。

投資の知識がなくても始められる手軽さや、感情的な売買を防げるメリットは大きいでしょう。お任せとはいえ、手数料やNISA対応の可否、運用方針をしっかり比較し、自分の目的に合ったサービスを選ぶことが重要です。特性を正しく理解すれば、AI投資はあなたの資産運用において強力な味方となります。

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ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様

マネーフォワード クラウド確定申告の導入事例

データ連携機能を使って、銀行やクレジットカードの明細データを自動で取り込むようになってからは、会計ソフトへの入力作業が減ったので、作業時間は1/10くらいになりましたね。

ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様

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