- 作成日 : 2026年2月16日
Word(ワード)でページ番号を途中から入れる手順|削除・変更の方法も紹介
途中からの番号設定や削除は、文書をセクション区切りで分割すれば自在に管理できます。
- 基本の流れ:開始位置の直前に「セクション区切り」を入れ、ヘッダー/フッター設定で「前と同じ」を解除してから開始番号を設定します。
- 削除と変更:特定区間だけ番号を消したり、章ごとに形式を変えたりする場合も、セクションを分けることで個別に対応できます。
- 表紙の処理:「先頭ページのみ別指定」を使うと、表紙の番号だけを非表示にできます。
セクション区切りとリンク解除の仕組みを理解すれば、論文や報告書など複雑な構成の文書でも自在にページ番号を制御できます。
Wordで報告書や論文を作成する際、表紙や目次にはページ番号を付けず、本文から「1」で開始したいケースがあります。しかし、通常の方法では文書全体に連番が振られてしまい、「途中から番号を入れる方法が分からない」「表紙だけ番号を消したい」と悩む方も少なくありません。Wordには「セクション区切り」という機能があるため、これを使えば文書を前半と後半に分けて、後半だけにページ番号を設定できます。
当記事では、途中からページ番号を入れる手順を6ステップで解説し、削除・変更方法や先頭ページの扱いも紹介します。
目次
Wordのページ番号は途中から入れられる?
Wordのページ番号は途中から入れられます。開始位置の直前で「セクション区切り」を入れ、後半のヘッダー・フッター設定だけを変更します。ここでは、セクション区切りを使った基本手順を解説します。
途中からページ番号を入れるにはセクション区切りを使う
途中から番号を付けたい位置の直前で[レイアウト]→[区切り]→[次のページから開始]を挿入し、前後を別セクションに分けます。次に後半セクションのヘッダー/フッターを開き、[前と同じ](リンク)を解除して独立させます。
その上で[挿入]→[ページ番号]で番号を入れ、[ページ番号の書式設定]で「開始番号」を1など任意に指定しましょう。前半に番号が出た場合は前半セクション側でページ番号を削除し、必要なら[先頭ページのみ別指定]も併用します。
Wordのページ番号を途中から入れる手順は?
Wordのページ番号を途中から入れるには、文書を「セクション区切り」で前半と後半に分け、後半セクションのフッターだけにページ番号を設定するのが基本です。ここでは、開始位置の決め方から番号の開始値設定までを、ステップ形式で説明します。
ステップ1|本文の先頭にカーソルを置く
ページ番号を開始したいページを開き、本文の先頭(最初の文字の直前)にカーソルを置きます。表紙や目次を番号なしにしたい場合は、番号を付ける最初のページに合わせると作業がぶれにくくなります。開始位置がずれると、意図と異なるページから番号が始まるため、作業前に「番号を開始するページ」を明確にしておくのが重要です。必要に応じて印刷レイアウトでページの切れ目も確認します。
ステップ2|セクション区切りを入れる
[レイアウト]タブの[区切り]を開き、[セクション区切り]の[次のページから開始]を選びます。これで開始ページが新しいセクションになり、ヘッダー/フッターやページ番号を前半と別設定にできます。単なる改ページでは設定が分離されないため、必ず「セクション区切り」を挿入してください。挿入後に表示位置が想定どおりか、開始ページがきちんと次ページになっているかも確認します。
ステップ3|フッターを編集する
ページ番号を表示したい後半ページへ移動し、フッター領域をダブルクリックして編集モードにします。上部に[ヘッダーとフッター]ツールが出れば操作できます。番号を置く位置(右下、中央など)を決め、既にフッター内に文字がある場合は、行揃えや改行位置を調整して番号と干渉しない状態にしましょう。作業後は[ヘッダーとフッターを閉じる]で通常表示に戻します。
ステップ4|前のフッターとの連動を解除する
[ヘッダーとフッター]タブの[前と同じ](リンク)をオフにして、前半セクションとの連動を解除します。連動を解除しないままページ番号を挿入すると、前半側にも同じ設定が反映されることがあります。後半のフッター上に「前と同じ」と表示されている場合は、解除が必要なサインです。文書内に複数セクションがある場合は、対象セクションごとにリンク状態を確認しましょう。
ステップ5|ページ番号の書式設定を選ぶ
[挿入]→[ページ番号]から配置場所(ページ下部など)とデザインを選び、ページ番号を挿入します。次に、同メニュー内の[ページ番号の書式設定]を開き、番号形式(1,2,3 や i,ii,iii など)を選択します。配置は後からフッター内で調整できますが、書式設定は文書の体裁に直結するため、表紙・目次との整合も意識して決めると仕上がりが安定します。
ステップ6|開始番号の数値を入力・設定する
[ページ番号の書式設定]で[開始番号]を選び、開始したい数値(例:1)を入力して確定します。前半側にページ番号が残ってしまう場合は、前半セクションのフッターを開いてページ番号だけ削除します(後半の番号設定は維持されます)。最後に印刷プレビューで、開始ページの番号と連番が想定どおりかを確認してください。PDF出力する場合も、この状態がそのまま反映されます。
Wordのページ番号を途中から削除・変更する方法
Wordのページ番号は、セクションごとに削除・変更できます。途中から消したい/番号を振り直したい場合は、セクション区切りと「前と同じ」を使い分けるのが要点です。ここでは、削除と変更の手順を説明します。
ページ番号の削除方法
途中から削除したい場合は、消したいページの直前に「レイアウト」→「区切り」→「次のページから開始」のセクション区切りを入れます。次に削除したい範囲のフッター(またはヘッダー)を開き、「前と同じ(リンク)」をオフにします。
その上で「挿入」→「ページ番号」→「ページ番号の削除」を実行すると、そのセクションだけ番号が消えます。表紙だけ消し、本文は残す場合も同じ考え方で、表紙側のセクションでリンクを切ってから削除します。
ページ番号の変更方法
途中から番号を変更する場合も、変更したいページの直前でセクション区切りを入れ、該当セクションのフッターを開いて「前と同じ」をオフにします。続いて「挿入」→「ページ番号」→「ページ番号の書式設定」を選び、「開始番号」を任意の数(例:1)に設定します。
表示形式(1,2,3/i,ii,iii など)も同じ画面で変更できます。章ごとに振り直す場合は、章の切れ目ごとに同様の設定を行い、必要なセクションだけ開始番号を調整しましょう。
先頭のWordのページ番号を消す方法
Wordで先頭ページ(表紙など)のページ番号を消すには、「先頭ページのみ別指定」を有効にする方法が基本です。ページ番号が入っている状態でヘッダーまたはフッターをダブルクリックし、リボンの[ヘッダーとフッター]タブ(または[デザイン])で[先頭ページのみ別指定]にチェックを入れます。先頭ページと2ページ目以降でヘッダー/フッターが分かれるので、先頭ページに表示されているページ番号だけを選択してDeleteで削除してください。2ページ目以降の番号は残ります。
もし、[奇数ページと偶数ページ別指定]をオンにしている場合は、奇数側・偶数側のどちらに番号が入っているかも確認し、先頭ページ側だけを削除しましょう。なお、この方法は表示上「先頭だけ非表示」にするため、2ページ目の表示は通常「2」のままです。2ページ目を「1」から始めたいときは、1ページ目の末尾に[セクション区切り(次のページ)]を入れ、2ページ目のフッターで[前と同じ]を解除し、[ページ番号の書式設定]で開始番号を「1」に設定してください。
Wordのページ番号をランダムで入れる方法
Wordのページ番号は、基本的に「1、2、3…」と連番で自動付与される仕組みのため、ページごとにランダムな数字を自動で入れる機能はありません(開始番号の変更は可能)。ランダム表示が必要なら、ヘッダー/フッターの「ページ番号」機能は使わず、(1)ヘッダーやフッターに数字を直接入力する、(2)図形・テキストボックスを置いて番号を手入力する方法が現実的です。
ただし、手入力はページの挿入・削除で整合が崩れやすく、目次や相互参照のページ番号も自動更新されません。途中から開始番号だけ変えたい場合は、セクション区切りを入れて(前のセクションとの連動を外した上で)開始番号を指定すると、以降は連番で管理できます。
Wordのページ番号を途中から設定して見栄えの良い文書を作ろう
Wordのページ番号は、セクション区切りを使えば途中から設定できます。番号を開始したいページの直前で[レイアウト]→[区切り]→[次のページから開始]を挿入し、後半のフッターで[前と同じ]を解除して独立させます。次に[挿入]→[ページ番号]から配置を選び、[ページ番号の書式設定]で開始番号を指定しましょう。
表紙や目次を番号なしにしたい場合は、先頭ページのみ別指定を活用すると効率的です。途中から削除や番号の振り直しも同じ手順で対応できます。セクション管理を覚えて、体裁の整った文書を作成しましょう。
この記事をお読みの方におすすめのガイド5選【部署別紹介】
最後に、この記事をお読みの方によく活用いただいている人気の資料・ガイドを紹介します。すべて無料ですので、ぜひお気軽にご活用ください。
経理担当者向け
①Excel関数集 32選まとめブック
経理担当者の方をはじめ、ビジネスパーソンが知っておきたい便利なExcel関数集を初級~上級までギュッと網羅。新人社員の研修用などにもお使いいただけます。Google スプレッドシートならではの関数もご紹介しています。
②勘定科目・仕訳辞典(税理士監修)
勘定科目・仕訳に関する基本知識、および各勘定科目の仕訳例を具体的かつ網羅的にまとめた、50ページを超えるガイドを無料で提供しております。お手元における保存版としてでだけでなく、従業員への印刷・配布用としてもぜひご活用ください。
人事労務担当者向け
①入社・退職・異動の手続きガイドブック
書類の回収・作成・提出など手間のかかる入社・退職・異動(昇給・昇格、転勤)の手続き。
最新の制度をもとに、よくある質問やチェックポイントを交えながら、各手続きに必要な情報をまとめた人気のガイドですす。
②社会保険・労働保険の手続きガイド
企業において社会保険および労働保険の加入・喪失手続きは必ず発生し、手続きを誤れば保険事故が発生した際に従業員が不利益を被る可能性があります。
各保険の基本的な手続き方法を入社・退職・異動のシーン別にギュッとまとめた分かりやすいガイドです。
総務・法務担当者向け
契約書ひな形まとめ30選
業務委託契約書や工事請負契約書…など各種契約書や、誓約書、念書・覚書、承諾書・通知書…など、使用頻度の高い30個のテンプレートをまとめた、無料で使えるひな形パックです。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。
関連記事
ワードでフチなし印刷をする方法は?余白なし設定の手順やできない原因を解説
チラシやポスター、写真を大きく配置した資料を作成する際、用紙の端に白い余白(フチ)が入ってしまうとデザインの魅力が半減してしまいます。画面上では端まで画像を配置しているのに、印刷す…
詳しくみるワードでカラー印刷できない時は?設定チェックや背景色を出す方法を解説
画面上ではきれいなカラーで作られているのに、印刷すると白黒(モノクロ)になってしまったり、設定したはずの背景色が消えて真っ白になってしまったりするトラブルは、ワード(Word)利用…
詳しくみるワードの履歴機能を使いこなすには?変更履歴の記録・表示方法から削除して保存する手順まで徹底解説
Word(ワード)で契約書の確認やマニュアルの推敲、チームでの資料作成を行う際、「誰が・いつ・どこを」修正したかが一目でわかる「変更履歴の記録(トラックチェンジ)」機能は、業務効率…
詳しくみるiPadでWordを使う方法とは?操作・編集方法やレイアウト崩れを防ぐコツ
PointiPadでWordは無料でどこまで使える? iPad版Wordは画面サイズによって無料・有料の条件が分かれ、操作方法を理解すれば外出先でも実務レベルの編集が可能です。 1…
詳しくみるWordでチェックマークを付ける方法は?チェックボックスの作り方も
PointWordでチェックマーク・チェックボックスは挿入できる? Wordでは、記号や文字コードで簡単にチェックマークを入力でき、開発タブを使えばクリックで切り替え可能なチェック…
詳しくみるワードで文書内の特定の場所に飛ぶハイパーリンクの設定方法は?見出しやブックマーク活用術
長いWord(ワード)文書を読む際、スクロールだけで目的の場所を探すのは大変です。Webページのようにクリックひとつで指定したページや段落へジャンプできれば、読み手にとって非常に親…
詳しくみる



