- 作成日 : 2026年3月13日
Word(ワード)で日付を自動入力する方法は?自動更新方法も解説
Wordで日付を自動入力する方法は、[挿入]タブの[日付と時刻]から設定し、固定入力と自動更新を用途に応じて使い分けることです。発行日を残したい文書は固定、開くたびに当日の日付へ変えたい文書は自動更新が適しています。
- 自動更新はチェックを入れて挿入
- 固定したい日は文字列で入力
- 作成日などは専用フィールドで表示
Q. 勝手に日付が変わるのを防ぐには?
A. 固定で入力するか、更新後にフィールドを解除して確定します。
Wordで日付を入れるとき、「今日の日付をすぐ入れたい」「開くたびに自動で更新したい」「勝手に変わらないよう固定したい」と迷うことは少なくありません。特に、社内文書や帳票では、発行日・更新日・印刷日を用途に応じて使い分ける場面も多く、設定をあいまいなまま使うと記載ミスにつながることもあります。
この記事では、Wordで日付を自動入力する基本操作から、自動更新を止める方法、作成日・保存日・印刷日の違い、表示形式の整え方まで、実務で使いやすい形で分かりやすく解説します。
目次
Wordで日付を自動入力する方法は?
Wordで日付を入れる方法は、大きく分けて固定したまま使う方法と、自動で更新される方法の2つです。どちらを選ぶかは、その日付を「確定情報として残したいか」「文書を開くたびに最新の日付へ合わせたいか」で判断すると分かりやすくなります。
発行日や提出日のように後から変わると困る項目は固定、テンプレート文書のように開いた時点の日付を反映したい場合は自動更新を選ぶと、用途に合った形で使い分けやすくなります。Wordでは、[挿入]から[日付と時刻]を選び、通常の文字列として入れるか、[自動的に更新する]をオンにしてフィールドとして入れるかを選択できます。
固定の日付(テキスト)を挿入する
日付を固定したいなら、[日付と時刻]で形式を選び、そのまま挿入します。
Microsoftは、この方法は日付がテキストとして入ると説明しています。たとえば、契約書の締結日や議事録の作成日など、「後から勝手に変わっては困る日付」に向いています。入力し直す手間はありますが、意図しない更新を避けやすいのが特徴です。
文書を提出した後も同じ日付を残したい場合は、最初から固定で入れておくと扱いやすくなります。
自動更新の日付(フィールド)を挿入する
開くたびに当日の日付へ変えたいなら、[自動的に更新する]をオンにして挿入します。
この場合、日付はフィールドとして入り、Wordではフィールドが文書を開いたときに自動更新されます。テンプレートの発行日欄や、毎回作り直す社内文書の作成日欄に使うと、手入力の手間と入力ミスを減らしやすくなります。
定型文書を繰り返し使う場面では、差し替え漏れを防ぎやすい点もメリットです。
自動更新の日付が勝手に変わるのを防ぐには?
自動更新の日付は便利ですが、文書を開いたときや更新操作をしたときに表示が変わることがあります。これは不具合ではなく、日付がフィールドとして挿入されているために起こる通常の動作です。
そのため、文書の用途に応じて「常に最新の日付を表示したいのか」「ある時点の日付を確定させたいのか」をあらかじめ決めておくことが大切です。提出用や保管用の文書では、意図しない日付変更を避けたい場面もあるため、必要に応じて固定テキストに変換したり、手動で更新したりしながら使い分けると管理しやすくなります。
フィールドを固定テキストに変換する(Ctrl+Shift+F9)
日付をもう変えたくないなら、フィールドを解除して通常の文字列にします。
Microsoftのショートカット一覧では、Ctrl+Shift+F9は「Unlink a field(フィールドのリンク解除)」とされており、これで自動更新しないテキストとして扱えます。
フィールドを手動で更新する方法は、提出用の最終版や、配布前に日付を確定させたい文書で使いやすいです。更新されると困る文書は、仕上げの段階で固定しておくと管理しやすくなります。
フィールドを手動で更新する(F9)
必要なときだけ日付を更新したいなら、フィールドを選択してF9を押します。Microsoftでは、F9を「選択したフィールドの更新」としています。普段はそのまま維持し、提出直前だけ最新の日付に合わせる、といった運用にすると管理しやすいです。
なお、更新そのものを防ぎたい場合は、Ctrl+F11でフィールドをロックし、Ctrl+Shift+F11で解除する方法もあります。日付を変えるタイミングを自分で管理したいときに向いています。
作成日・保存日・印刷日を表示するにはどのフィールドを使う?
Wordでは、表示したい日付の意味に応じてフィールドを使い分けることが大切です。たとえば、その時点の日付を表示したい場合と、文書を最初に作成した日付や最後に保存した日付を残したい場合とでは、適したフィールドが異なります。
Wordには、DATE、CreateDate、SaveDate、PrintDate などの日付関連フィールドが用意されているため、作成日・更新日・印刷日を区別して表示したいときは、それぞれの役割に合ったものを選ぶと文書管理がしやすくなります。
今日の日付を表示する(DATE)
「今日の日付」を出したいときはDATEフィールドを使います。DATEはその時点の日付を表示する用途で、Wordのショートカット一覧でもDATEフィールドを挿入する操作が紹介されています。
テンプレートを開いた日を表示したい場面や、都度更新したい日付欄に向いています。文書を使うたびに、その時点の日付を反映させたい場合に扱いやすいフィールドです。
ファイルの作成日を表示する(CREATEDATE)
文書が最初に作られた日を残したいならCREATEDATEが適しています。
Wordのフィールド一覧ではCreateDate fieldが別項目として用意されており、DATEとは別の用途として扱われています。初版の作成日を残したい稟議書や、文書管理番号とあわせて原本日付を示したい資料で使いやすいフィールドです。
最後に保存した日を表示する(SAVEDATE)
最終更新日として使いやすいのはSAVEDATEです。
フィールド一覧にはSaveDate fieldがあり、保存時点に関わる日付を示すため、更新履歴を明確にしたい文書に向いています。テンプレートの「最終更新日」欄を手入力している場合は、SAVEDATEにすると更新漏れを減らしやすくなります。
最後に印刷した日を表示する(PRINTDATE)
印刷したタイミングの日付を区別したいならPRINTDATEを使います。
Wordのフィールド一覧ではPrintDate fieldが用意されており、作成日や保存日とは別に管理できます。紙での出力日時を残したい帳票や、印刷版の管理が必要な文書で便利です。電子データと紙の運用を分けている場合は、出力の記録として役立ちます。
日付の表示形式(和暦・西暦・曜日など)を変更する方法は?
日付の見え方は、挿入時の形式選択か、フィールドコードの書式指定で調整できます。まずは簡単な方法で形式を選び、より細かく整えたい場合だけフィールドの書式スイッチを使うと運用しやすくなります。
日付の表示形式は、単に見た目を整えるだけでなく、文書全体の読みやすさにも関わります。西暦と和暦、曜日の有無、区切り記号の違いが混在すると、同じテンプレート内でも見え方にばらつきが出やすくなります。
Wordでは、日付の挿入時に形式を選べるほか、フィールドとして挿入した場合は書式指定で表示を細かく調整できるため、社内文書ではあらかじめ表記ルールをそろえておくと確認や運用がしやすくなります。
「日付と時刻」ダイアログで形式を選ぶ
手軽に整えるなら、[日付と時刻]ダイアログで表示形式を選ぶ方法が分かりやすいです。Microsoftも、日付を挿入するときにダイアログで希望の形式を選ぶ手順を案内しています。たとえば、西暦の「yyyy/MM/dd」に近い見せ方や、曜日つきの形式など、定型の候補から選べるため、日常的な社内文書ならこの方法で十分なことが多いです。
フィールドの書式スイッチ(@)で細かく指定する
より細かく指定したいなら、フィールドコードの@スイッチを使います。
Microsoftは、Date-Time format switch(@)で日付や時刻の表示方法を指定できると案内しており、例として{ DATE @ “dddd, MMMM d, yyyy” }のような書き方を示しています。
また、月はM、日はd、年はyを組み合わせて形式を作れ、月を示すMは分と区別するため大文字です。和暦そのものはWindowsやWordの表示環境の影響も受けるため、まずは一般的な西暦書式で揃え、必要に応じて運用ルールに合わせて調整すると扱いやすくなります。
Wordの日付機能を正しく使い分けよう
Wordで日付を扱うときは、固定したいのか、自動更新したいのかを最初に分けて考えることが大切です。今日の日付を表示するDATEだけでなく、作成日・最終保存日・印刷日もフィールドを使い分けることで、文書管理がしやすくなります。
また、表示形式を整えたり、必要に応じて固定テキストへ変換したりすれば、運用ミスも防ぎやすくなります。Wordの日付自動入力を正しく使い分けて、日々の文書作成をよりスムーズに進めましょう。
システム乱立を解消するためのステップとは?
多くの企業がバックオフィス業務効率化のため多様なクラウドシステムを導入するも、「便利なはずが非効率」という現実に直面しています。
その原因は、勤怠や経費など「部分最適」なシステム導入による乱立です。システム同士がつながらず、データの手入力やExcelでの突き合わせ作業が常態化。
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※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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