• 作成日 : 2025年3月31日

スマホでGoogleテンプレートを使う方法は?iPhone/Androidを解説

仕事上の資料作成は、多くの場合でPCを用いるのが一般的ですが、外出先や出張中にスマホから資料作成をしたい場面もあるでしょう。

本記事では、スマホからGoogleテンプレートにアクセスし、資料を作成する手順やおすすめのアプリを紹介します。業務効率化を図りたい方は参考にしてみてください。

スマホからGoogleテンプレートは使える?

スマホ(iPhoneおよびAndroid)を利用した資料作成は、Googleドキュメント、Googleスプレッドシート、Googleスライドのアプリをダウンロードすることで、各種テンプレートを利用できます。

用途に応じて、各アプリの中に多様なテンプレートが用意されており便利です。注意点として、モバイル環境では一部の機能が制限される場合があるため、詳細な編集が必要な場合はパソコンからアクセスするとよいでしょう。

iPhone・AndroidスマホからGoogleテンプレートを使用する方法

iPhone・AndroidスマホからGoogleテンプレートを使用して文書を作成する手順は以下のとおりです。

  1. Googleドキュメントアプリをインストールする
  2. 新規ドキュメントを作成する
  3. テンプレートを選択する
  4. 文書を編集する

まず、App Store・Google Play StoreからGoogleドキュメントアプリをダウンロードしてインストールします。次に、アプリを起動し、右下の「+」アイコン>「テンプレートを選択」をタップします。​

表示されるテンプレートギャラリーから、目的に合ったテンプレートを選択しましょう。

Googleドキュメントでは主に、以下のテンプレートが用意されています。

  • 履歴書
  • 手紙
  • 小論文
  • レポート
  • プロジェクト提案書

Googleスプレッドシートでは主に、以下のテンプレートが用意されています。

  • ToDo
  • 年間予算
  • 月間予算
  • スケジュール
  • 旅行プランナー
  • ガントチャート
  • 課題管理表

上記のいずれかを選択すると、新規ドキュメントとして開かれ、必要に応じてテキストや画像を編集できます。

Googleドキュメントでは、上部のツールバーからフォントの種類、サイズ、色、太字、斜体、下線などの書式を設定できます。また、段落の配置や行間の調整も可能です。

Googleスプレッドシートも同様に、上部のツールバーからフォントの種類、サイズ、色、背景色、枠線などの書式を設定できます。Googleスプレッドシートをスマホから利用する際の注意点として、シート全体が表示されないため、細かい計算や数値入力はPCからアクセスして作業することをおすすめします。

スマホからテンプレートで文章を作成する無料アプリ

ここからは、Googleテンプレート以外で、スマホから文章作成できる無料アプリをいくつか紹介します。自社に合ったアプリを選ぶ上での参考にしてみてください。

Pages

Pagesは、Apple社が提供する無料の文書作成アプリです。iPhoneやiPad、MacなどのApple製デバイスに対応しています。

Appleがデザインした90以上のテンプレートが用意されており、初心者でも簡単に文書を作成・編集できます。また、iCloudを利用することで、複数のデバイス間で文書をシームレスに同期・共有可能なため、共同編集しやすいです。

テンプレートには以下の種類が用意されています。

  • レポート
  • レター
  • レジュメ
  • ポスター
  • ニュースレター
  • ブック

基本的なレイアウト機能や写真や動画の挿入、PDFへの書き出しができるため、個人利用からビジネス用途まで幅広く対応できる文書作成ツールとなっています。また、Apple Pencilや指を使って、手書きの描画や注釈を追加でき、編集の柔軟性も担保しています。

Canva

Canvaは、スマートフォンからテンプレートを使用して文章やデザインを作成できる無料のデザインツールです。ブラウザをはじめ、iOSおよびAndroid向けの公式アプリが提供されているため、場所を問わず作業を続けることが可能です。

1億点以上の素材(写真、動画、オーディオ、グラフィック)と60万点以上のテンプレートが利用でき、ドラッグ&ドロップの簡単な操作でデザインを作成できます。

Canvaが用意する主要なテンプレートは以下のとおりです。

  • SNS
  • プレゼンテーション
  • チラシ・ポスター
  • 名刺・ロゴ
  • 動画コンテンツ

Canvaには多彩な機能が搭載されていますが、文書というよりは、デザインを重視したい場合におすすめのツールといえます。

ワード(Microsoft Word)

ワードは、スマホからテンプレートを使用して文書を作成できる無料のアプリです。企業向けのドキュメント作成ツールとして最も認知度が高く、文書の作成といえばワードを思い浮かべる方も多いでしょう。

スマホからの利用も、iOSとAndroidの両方のデバイスに対応しています。また、OneDriveと連携することで、デバイス間での文書の同期や共有が容易に行えます。

用意しているテンプレートには、以下のようなものがあります。

  • ビジネス文書
  • レポート
  • 履歴書
  • ニュースレター
  • パンフレット

初心者で文書をPCで作成したい場合は、まずはワードに慣れておき、用途に応じて他のアプリも使ってみることをおすすめします。

スマホからテンプレートを活用して業務を効率化しましょう!

Googleテンプレートは、スマホから気軽にアクセスでき、業務に必要な資料作成を手がけられるため、業務の効率化につながるツールとして役立ちます。

Googleの各種アプリ以外にもテンプレートを活用し、効率よく資料を作成できるツールがあるため、各ツールの特徴を踏まえて、自社の目的に見合ったツールを利用することが大切です。


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