- 更新日 : 2026年4月28日
Word(ワード)で読めない漢字を入力するには?手書き検索(IMEパッド)の使い方やMacでの対応方法
Word(ワード)で文書作成をしていると、読み方の分からない人名や地名、難しい漢字を入力しなければならない場面があります。読み方が分からなければキーボードで変換できませんが、WindowsやMacの標準機能を活用すれば、マウスやトラックパッドを使って手書きで漢字を検索・入力することが可能です。
この記事では、Wordでの作業中に役立つ「IMEパッド」を使った手書き漢字検索の方法、IMEパッドが出ない時の対処法、そしてMacでの入力方法までを解説します。この方法はWordだけでなく、Excel(エクセル)やブラウザなど、パソコン上のあらゆる場面で活用できます。
Wordで読めない漢字を「手書き」で検索・入力する方法
Windowsの標準機能である「Microsoft IME」の「IMEパッド」を使用することで、読み方の分からない漢字を手書きで検索し、入力できます。
パソコンには、マウスで文字の形を描くことで該当する漢字を探し出す「手書き入力」機能が備わっています。これを使えば、難解な漢字や読み方が不明な文字も見たままの形で入力が可能です。
IMEパッドの出し方(Windows 10/11)
画面右下のタスクバーにある入力モードのアイコンから呼び出します。
- 画面右下のタスクバーにある「あ」または「A」と表示されているアイコンを右クリックします。
- 表示されたメニューの中から「IMEパッド」をクリックします。
- 「IMEパッド – 手書き」というウィンドウが表示されます。
もしタスクバーにアイコンが見当たらない場合は、メモ帳やWordの編集画面をクリックして、文字入力ができる状態にしてから確認してください。
マウスで書いて探す手順
IMEパッドの左側の枠内に、マウスを使って漢字を描きます。
- IMEパッドの左側にある描画エリアに、マウスの左ボタンを押しながら漢字を書きます。
- 書き進めると、右側の一覧に候補となる漢字がリアルタイムで表示されます。
- 目的の漢字が見つかったら、その文字をクリックします。
- Wordのカーソル位置に、選んだ漢字が入力されます。
書き順や形が多少違っていても認識されることが多いですが、見つからない場合は「消去」ボタンで書き直すか、一画ずつ「戻す」ボタンで修正して試してください。
IMEパッドが表示されない・見つからない場合の対処法
言語バーの設定や、使用している日本語入力システムを確認し、設定を変更することで表示させます。
「あ」を右クリックしてもIMEパッドが出てこない場合、新しいMicrosoft IMEの仕様や、Google日本語入力など別のIMEを使っている可能性があります。
以前のバージョンのMicrosoft IMEに戻す(Windows)
Windowsの更新によりメニューが変わっている場合があるため、互換性設定を確認します。
- 「スタート」ボタンを右クリックし、「設定」を開きます。
- 「時刻と言語」から「言語と地域」を選択し、「日本語」の右側の「…」をクリックして「言語のオプション」を選びます。
- 「Microsoft IME」の「…」から「キーボードオプション」を選びます。
- 「全般」をクリックし、「互換性」の項目にある「以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う」をオンにします。
これでタスクバーのアイコンを右クリックした際に、従来のメニューが表示されやすくなります。
Google日本語入力などを使用している場合
Microsoft IME以外を使用している場合は、そのソフトの手書き機能を探します。
Google日本語入力の場合は、タスクバーのアイコン(青い「あ」など)をクリックし、「手書き入力」を選択することで同様の機能が利用できます。
読み方は分かるが変換できない「難しい漢字」の出し方
「異体字」の変換候補を表示させるか、IMEパッドの「文字一覧」機能を使います。
「渡邊」の「邊」や、「髙橋」の「髙(はしごだか)」など、読みは同じでも形が違う漢字(異体字)は、通常の変換では候補の下の方に埋もれていることがあります。
変換候補から異体字を探す
通常通り読みを入力して変換キーを押し、候補一覧が表示されたら「環境依存文字」と書かれた候補を探します。
多くの異体字は環境依存文字として登録されています。変換候補の右端にある矢印をクリックして一覧を広げると見つけやすくなります。
IMEパッドの「部首」や「総画数」検索を使う
IMEパッドには手書き以外にも検索機能があります。
IMEパッドの左側にあるアイコンを切り替えることで、「部首」や「総画数」から漢字リストを表示し、そこから選択して入力することも可能です。
MacのWordで手書き漢字検索をするには?
Mac標準の「トラックパッド手書き認識」機能を有効にして検索します。
MacにはIMEパッドという名称の機能はありませんが、OS標準でトラックパッドを手書き入力デバイスとして使う機能が搭載されています。
トラックパッド手書き入力の設定手順
- 画面右上の入力メニュー(「あ」などのアイコン)をクリックし、「キーボード設定を開く」を選択します。
- 「日本語 – ローマ字入力」などの設定内で、「トラックパッド手書き認識」を追加または有効化します(OSのバージョンにより手順が異なりますが、入力ソースに追加することで利用できます)。
- 入力メニューから「手書き」を選択すると、トラックパッド上で指を使って文字を書く画面が表示されます。
- 書いた文字の候補が表示されるので、選択してWordに入力します。
漢字検索を活用して、文書作成をスムーズに
本記事では、Wordで読めない漢字や難しい漢字を入力するための「手書き検索」について解説しました。
- Windowsの場合:タスクバーの「あ」を右クリックして「IMEパッド」を起動し、マウスで手書きして検索します。
- Macの場合:入力ソースの設定から「トラックパッド手書き認識」を有効にして利用します。
- 共通:この機能はWordだけでなく、Excelやブラウザなど、PC上のあらゆる文字入力シーンで活用できます。
読み方が分からない漢字に遭遇しても、手書き入力の方法を知っていれば、作業を止めることなくスムーズに文書作成を進めることができます。ぜひ日々の業務や学習にお役立てください。
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