- 更新日 : 2026年1月14日
Googleアドセンスは儲からない?その理由と収益化のコツを解説
個人でブログを運営している人や、これからブログを始めようと思っている人の多くは、Googleアドセンスが儲からないという声を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。確かに、簡単に大金が稼げるわけではありません。しかし、儲からないと言われる明確な理由があるため、正しい知識で収益を上げている人もいます。この記事では、Googleアドセンスが儲からないと言われる理由や収益化のコツについて解説します。
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目次
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Googleアドセンスの収益が決まる仕組みとは?
Googleアドセンスでは、Google広告の広告が運営しているサイトに配信されます。広告の種類に応じて、ユーザーが広告をクリックした回数や広告の表示回数に基づき、サイト運営者にGoogleから収益が支払われるような仕組みとなっています。
参考:AdSense の仕組みと収益化を開始する方法 – Google AdSense
つまり、広告のクリック数や表示回数を増やすことが収益につながるため、サイト運営者はより多くのPV数を稼ぐための創意工夫や、質の高いユーザーの流入につながるような工夫をする必要があります。
Googleアドセンスが儲からないと言われている理由
Googleアドセンスは収益化までに時間がかかることや、単価の低下、Googleのアルゴリズムアップデートなどの要因から儲けることが難しいと言われています。ここでは、Googleアドセンスが儲からないと言われている理由を具体的に紹介します。
収益発生までに時間がかかりすぎる
アドセンスは、サイトを作ってすぐに収益が発生するようなビジネスではありません。まず、Googleアドセンスの審査に合格する必要があります。アドセンスの審査は明確な合格基準が定められておらず、5~10記事程度の記事作成で合格する人もいれば30記事執筆しても合格しない場合もあります。記事作成だけでなく、運営者情報やプライバシーポリシーなどのページ作成も必要です。
また、Googleアドセンスの審査に合格しても最初の収益は微々たる場合がほとんどです。サイト内の記事がGoogleに評価され、検索上位を獲得し流入につながるまでの間、収益はほぼゼロか、1日に数円~数十円という状態が続くため、多くの人が「儲からない…」と感じてしまうのです。
クリック単価(CPC)の低下と競争激化
昔に比べて、ブログやサイト運営に参入する人が非常に増えました。つまり、広告を掲載する「ライバル」が増えたということです。
また、インターネット広告の種類も多様化し、広告主である企業の広告予算が分散した結果、ひと昔前のような「1クリック数百円」といった高単価な広告が減った、あるいは特定のジャンルに集中する傾向が強まっています。
結果として、平均的なクリック単価(CPC)が下がり、「たくさんクリックされているはずなのに、思ったより儲からない」という状況が生まれやすくなりました。
必要なアクセス数のハードルが高い
Googleアドセンスで収益を上げるには多くのアクセス数を集める必要があります。
仮に旅行系のジャンルでサイトの運用を行った場合、月間のページビュー数と収益見込みは、以下の通りとなっています。
| 月間ページビュー数 | 月間の収益見込み |
|---|---|
| 10,000PV | ¥3,000 |
| 30,000PV | ¥9,000 |
| 50,000PV | ¥15,000 |
| 100,000PV | ¥30,000 |
| 300,000PV | ¥90,000 |
| 500,000PV | ¥150,000 |
| 1,000,000PV | ¥300,000 |
※1$=150¥で換算
月間で10,000PVを稼いでも月間の収益見込みは約3,000円となっています。
仮に月に30,000円稼ぎたいとなれば、必要なPV数は100,000となり、かなり難易度が高いことが理解できます。
収益はPV数だけでなくサイトで扱うジャンルなどによっても変わってきますので、自分自身のブログがどれくらいの収益が見込めるかについてはGoogleアドセンスの公式サイトにあるシミュレーターよりご確認ください。
Googleのアップデートによる影響を受けやすい
アドセンス収益のほとんどは、Google検索からのアクセスによってもたらされます。
Googleは検索エンジンの品質を保つため、定期的に「コアアルゴリズムアップデート」と呼ばれる大きなアップデートを行います。このアップデートによって、昨日まで検索1位だった記事が、いきなり圏外に飛ばされてしまうようなことがあるのです。
そうなると、アクセス数は激減。当然、アドセンス収益も激減します。
Googleアドセンスで儲からない人の共通点
Googleアドセンスは儲からないと言われる理由がある一方で、しっかり収益を上げている人がいるのも事実です。
もし、あなたが「自分は儲からないなぁ」と感じているなら、これから挙げる「共通点」に当てはまっていないか、チェックしてみてください。
そもそもPV数が絶対的に足りない
これは最もよくあるケースです。前述した通り、収益を上げるには多くのPV数が求められます。例えば、ブログを始めて3ヶ月、月間のアクセス数が1,000PVだとします。この場合、先ほどの収益見込みの計算を踏まえると、月収はたったの300円です。
「儲からない」と嘆く前に、まずは「収益を生み出す土俵(=アクセス数)」に立つことができているかを確認しましょう。
収益性の低いジャンルを選んでいる
サイトの収益は、記事のジャンルによって大きく変わります。
例えば、「今日のランチ日記」や「近所の公園の感想」といったジャンルは、広告主がお金を出してまで広告を載せたいと思うでしょうか。おそらく、広告単価は非常に低いでしょう。
一方で、「金融(カードローン、証券口座)」、「転職」、「不動産」、「美容(脱毛、コスメ)」といったジャンルは、広告単価が非常に高い傾向があります。なぜなら、その広告から商品やサービスが売れた時の企業の利益が大きいからです。
儲からない人は、無意識に「広告単価が低いジャンル」で戦ってしまっている可能性があります。
記事の質が低く読者がすぐ離脱する
せっかく検索から読者が来てくれても、記事の内容が薄かったり、読みにくかったりすると、すぐにユーザーが記事から離脱してしまいます。
読者の滞在時間が短いサイトは、Googleからの評価も下がりやすく、結果として検索順位が上がらずアクセスが増えません。また、記事を読まずに離脱されては、広告がクリックされるチャンスも失ってしまいます。
広告の配置を最適化していない
広告はどこに貼っても良いわけではありません。読者の目に入りやすい場所、クリックしやすい場所に配置する工夫が必要です。
- 記事を読み終えた直後(記事下)
- 目次の上や下
- 見出し(h2)の前
こういった「クリックされやすい場所」のセオリーがあります。Googleの自動広告にすべて任せきりにしていたり、逆に広告を貼りすぎて読みにくくなっていたりすると、収益は最大化できません。
Googleアドセンスで収益を上げるためのポイント
Googleアドセンスで収益を上げるには、ジャンル選定やキーワード選定、ユーザビリティの改善など、正しい市場選びとユーザーにとって有益なサイトであることがポイントです。
Googleアドセンスで収益を上げるポイントについて、より具体的に紹介します。
収益性の高いジャンル選びとキーワード選定
これからブログを始める、あるいはリニューアルするなら、「収益性の高いジャンル」を意識しましょう。収益性の高いジャンルは既に多くの企業が参入していることから難易度が高いため、個人ブログでアドセンスの収益を上げたい場合は、収益性と上位表示の難易度のバランスを見てジャンル選定を行うことが重要です。
また、近年のSEO対策・上位表示を目指していくうえでE-E-A-Tと呼ばれる「専門性・経験・信頼性・権威性」が重要視されていることから、自分自身の過去の経験や現在の取り組みを踏まえて一次情報を書けるようなジャンルを選ぶこともおすすめです。
記事の質を高めて読者の滞在時間を延ばす
PV数を増やす唯一の方法は、質の高い記事を書き続けることです。「質の高い記事」とは、読者の疑問や悩みを、どこよりも分かりやすく、深く解決する記事です。
記事の質が高まれば、読者が最後までじっくり読んでくれる(=滞在時間が延びる)ため、Googleの評価も上がります。滞在時間が延びれば、それだけ広告が目に入る時間も長くなります。
広告配置の最適化とテスト
「儲かっているサイト」「アドセンスを主な収益源としている大規模メディア」が、どこに広告を配置しているか研究してみましょう。記事下、見出し前、サイドバーなど、基本的な配置を試すのはもちろん、時には「あえて広告を減らす」ことで、読者のストレスが減り、逆にクリック率が上がることもあります。
「自動広告」と「手動配置」を組み合わせながら、自分のサイトにとって最適なバランスを見つけることが大切です。
ユーザビリティの改善
ユーザーが不自由なく快適にサイトを閲覧できるかといったユーザビリティを磨くことも重要なポイントです。
サイトの表示速度は遅くないか、スマートフォンで見た時に文字が小さすぎたり、読みにくかったりしないかといったユーザー視点で使いやすいサイトなのかを見ていく必要があります。
こういった「サイトの使いやすさ(ユーザビリティ)」も、読者の離脱率や滞在時間に大きく影響します。読者にとって快適なサイトは、結果的にアドセンス収益の改善にもつながります。
Googleアドセンスが儲からない場合の選択肢はアフィリエイトを検討しよう
アドセンスとよく比較されるのが「アフィリエイト(成果報酬型広告)」です。
アドセンスが広告のクリック数や表示回数と連動して収益が発生する仕組みであるのに対して、アフィリエイトは広告をクリックした先に商品が購入されたりサービスの申し込みにつながったりした場合に報酬が発生します。
アフィリエイトは、クリックされただけでは1円にもなりませんが、1件成約した時の報酬がアドセンスとは比較して高い傾向にあるのが特徴です。
例えば、アドセンスで月3万円稼ぐには10万PV必要だったとしても、アフィリエイトなら、1件5,000円の報酬の商品を月に6件売れば達成できます。それなら、月1万PV程度のニッチなサイトでも十分に可能です。
「アクセス数は少ないけど、読者の悩みは深い」というジャンルなら、アドセンスよりアフィリエイトの方が圧倒的に儲かる可能性が高いと言えます。
Googleアドセンスで稼ぐうえでの注意点は?
Googleアドセンスで稼ぐうえで、Googleアドセンスポリシーを守りサイトを運営することや収入に応じて確定申告をする必要があります。これらの注意点についてそれぞれ紹介します。
Googleアドセンスポリシーに違反しないようにする
Googleは公式にAdSense プログラム ポリシーを公開しています。
成人向けコンテンツ(アダルト・ギャンブル系)の掲載や、友人・知人・家族に広告のクリックを促すなど、Googleアドセンスでやってはいけないことが記載されています。
ブログを運営しGoogleアドセンスで収益を上げようとしている人は、このGoogleアドセンスポリシーをしっかりと理解したうえでブログを運営する必要があります。
Googleアドセンスで収入を得たら確定申告が必要
会社に雇用されている会社員の場合、会社が年末調整を行うため確定申告は必要ありません。しかし、副業で個人ブログが収益化している場合は確定申告が必要になることがあります。
例えば、会社員の副業でGoogleアドセンスによる所得額(収入から必要経費を差し引いた額)が20万円を超える場合です。(※給与所得と広告運用の所得のみの場合)
確定申告のやり方が分からずに、申告期限を過ぎてしまったり、無申告となってしまったりすると、延滞税や加算税といったペナルティが課されてしまいますので注意しましょう。
Googleアドセンスで収益を得よう
Googleアドセンスは儲からないと言われていますが、やり方によっては大きな収益を上げることが可能です。アドセンスが儲からないと感じる場合、PV数不足やジャンル選定ミスなど明確な原因があるはずです。この記事で解説した改善策を試しつつ、ご自身の目的に合わせ、アフィリエイトなど他の選択肢と比較検討することが重要です。
マネーフォワード クラウド確定申告の導入事例
データ連携機能を使って、銀行やクレジットカードの明細データを自動で取り込むようになってからは、会計ソフトへの入力作業が減ったので、作業時間は1/10くらいになりましたね。
ハンドメイド作家・ブロガー 佐藤 せりな 様
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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