- 作成日 : 2026年2月10日
ワードで文字の上下位置を調整するには?表の中での中央揃えや行内での微調整方法を解説
Word(ワード)で文書を作成していると、表の中の文字が上に寄ってしまったり、特定の文字だけ少し上にずらしたかったりと、上下の位置関係に悩むことはよくあります。特に表紙作成や複雑なレイアウトでは、思った位置に文字が来ないと見栄えが悪くなってしまいます。
この記事では、ワードで文字位置を上下に調整するあらゆるパターンについて解説します。表の中での上下中央揃え、ページ全体での配置、そして行の中で文字を数ミリ単位で上げ下げする微調整テクニックまで、2025年版の最新操作方法を紹介します。
目次
表の中の文字を上下中央(真ん中)に揃える方法は?
表を選択し、「レイアウト」タブ(表ツール)の配置グループにある「中央揃え」ボタンを使用します。
表を作成した直後は、文字がセルの「左上」に配置されていることがあります。これを真ん中に持ってくるには、表専用の機能を使います。
表の文字配置を変更する手順
- 位置を調整したいセル、または表全体を選択します。
- 画面上部のリボンメニューに現れる表ツールの「テーブル レイアウト」タブをクリックします(※通常の「レイアウト」タブとは別です)。
- 「配置」グループにある9つのアイコンの中から、真ん中の「中央揃え(上下左右中央)」をクリックします。
- これで文字がセルの完全な中心に配置されます。
上下中央揃えが「できない」時の原因と対処法
ボタンを押しても真ん中に来ない場合は、以下の原因が考えられます。
- 行間が広すぎる:「ホーム」タブの「行と段落の間隔」で行間を「1.0」にするか、段落設定で「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」のチェックを外してください。
- 段落後の間隔が入っている:段落設定で「段落後」の数値が0になっているか確認してください。
ページ全体で文字を上下の真ん中に配置するには?
「レイアウト」タブの「ページ設定」ダイアログを開き、「垂直方向の配置」を「中央寄せ」に変更します。
レポートの表紙などで、タイトルを紙のど真ん中に配置したい場合に便利な機能です。改行(Enterキー)を連打して調整する必要がなくなります。
ページ垂直配置の設定手順
- 「レイアウト」タブをクリックします。
- 「ページ設定」グループの右下にある小さな矢印(ダイアログボックス起動ツール)をクリックします。
- 「その他」タブを選択します。
- ページセクションにある「垂直方向の配置」を「上寄せ」から「中央寄せ」に変更します。
- 「OK」をクリックすると、入力した文字が用紙の上下中央に移動します。
行の中で文字の位置を微調整してずらすには?
フォント設定の「詳細設定」タブにある「位置」機能を使い、ポイント単位で「上」や「下」にずらすことができます。
文章の中で特定の単語だけを目立たせるために少し上げたり、ロゴマークの横の文字位置を合わせたりする際に使います。
文字位置を上げる・下げる手順
- 位置をずらしたい文字を選択します。
- 「ホーム」タブの「フォント」グループ右下にある矢印をクリックして設定画面を開きます(ショートカット:Ctrl + D)。
- 「詳細設定」タブをクリックします。
- 「位置」のプルダウンから「上げる」または「下げる」を選択します。
- 右側の「間隔(Y)」ボックスに数値を入力します(例:3ptなど)。
- プレビューで確認しながら調整し、「OK」をクリックします。
上付き・下付き文字を使う方法
化学式(H2Oの2)や単位(m2の2)のように文字を小さくして配置したい場合は、「ホーム」タブにある「上付き(X2)」「下付き(X2)」ボタンを使うのが簡単です。
文字位置の調整がうまくいかない時のチェックポイント
「グリッド線」の設定や「段落」の設定が影響していないか確認してください。
微調整しようとしても大きく動いてしまう場合や、設定が反映されない場合は、ワードの自動調整機能が干渉している可能性があります。
グリッド線に合わせる設定をオフにする
ワードには見えないマス目(グリッド)があり、文字がそれに吸着するようになっています。段落設定を開き、「インデントと行間隔」タブで「1ページの行数を指定時に文字を行グリッド線に合わせる」のチェックを外すと、自由な位置調整が可能になります。
行間を「固定値」にする
行の高さが文字サイズに合わせて勝手に広がってしまう場合は、行間を「固定値」に設定し、数値を指定することで高さを固定できます。これにより、文字をセルや行の枠内にきっちり収めることができます。
ワードの配置機能を使い分けてレイアウトを整える
本記事では、ワードで文字の上下位置を調整する方法について解説しました。
- 表の中なら:表ツールのレイアウトタブで「中央揃え」。
- ページ全体なら:ページ設定の「垂直方向の配置」。
- 行内の微調整なら:フォント設定の「位置」調整。
これらの機能を場面に合わせて使い分けることで、スペースキーや改行キーでの無理な調整をなくし、編集しても崩れにくい美しい文書を作成できます。まずは表の中の設定から試して、機能の違いを体感してみてください。
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