• 更新日 : 2026年3月24日

Googleスライドで縦書きにするには?縦書きテキストを実現する方法を解説

Googleスライド(Google Slides)で縦書きのテキストを入れたい、日本語の縦書きレイアウトを作成したいと思ったことはありませんか。残念ながら、GoogleスライドにはPowerPointのような標準の縦書き機能がありません。しかし、いくつかの工夫をすることで、縦書きに近いレイアウトを実現することは可能です。
本記事では、Googleスライドで縦書きを実現するさまざまな方法を詳しく解説します。

Googleスライドに縦書き機能はある?

Googleスライドには、テキストを縦書きに変換する標準機能は搭載されていません。Microsoft PowerPointでは、テキストボックスの書式設定から「文字列の方向」を変更することで、簡単に縦書きテキストを作成できます。しかし、Googleスライドにはこのような縦書き設定のオプションが用意されていないため、同じ方法で縦書きにすることはできません。

これは、Googleスライドがグローバル向けに開発されたサービスであり、縦書きを使用する言語(日本語、中国語、韓国語など)への対応が限定的であることが理由と考えられます。

ただし、完全に縦書きができないわけではありません。いくつかの代替方法を使うことで、縦書きのような見た目を実現することは可能です。以下では、それぞれの方法を詳しく解説します。

Googleスライドで縦書きをする6つの方法

標準機能を工夫して使うことで、縦書きに近いレイアウトを作成できます。目的に応じた方法を紹介します。

方法1:テキストボックスの幅を狭くして1文字ずつ折り返す

最もシンプルで実用的な方法です。

  1. 「挿入」→「テキストボックス」を選択する
  2. スライド上でクリックしてテキストボックスを作成する
  3. 縦書きにしたいテキストを入力する
  4. テキストボックスの左右の端をドラッグして、幅を1文字分程度まで狭くする
  5. テキストが1文字ずつ縦に折り返されて表示される

この方法を使うと、テキストボックスの幅が1文字分しかないため、入力した文字が自動的に縦に並びます。見た目は縦書きに近くなりますが、厳密には横書きのテキストが折り返されている状態です。

注意点として、句読点や長音記号(ー)などは横向きのまま表示されるため、完全な縦書きとは異なる見た目になります。短いタイトルや見出しなど、句読点が少ないテキストに適した方法です。

方法2:1文字ごとに改行を入れる

手動で縦に並める方法です。

  1. テキストボックスを作成する
  2. 1文字入力するごとにEnterキーを押して改行する
  3. すべての文字を縦に並べる
  4. 行間を調整して文字の間隔を整える

例えば「こんにちは」と入力したい場合、「こ」→Enter→「ん」→Enter→「に」→Enter→「ち」→Enter→「は」と入力します。この方法は手間がかかりますが、文字の配置を細かくコントロールできます。

行間を調整するには、テキストを選択した状態で「表示形式」→「行と段落の間隔」から設定するか、ツールバーの「行の間隔」アイコンから「カスタムの間隔」を選択することでより詳細な設定ができます。

方法3:テキストボックスを回転させる

テキスト全体を90度回転させる方法です。

  1. テキストボックスを作成してテキストを入力する
  2. テキストボックスを選択する
  3. テキストボックス上部の回転ハンドル(丸い点)をドラッグして90度回転させる
  4. または「配置」→「回転」→「時計回りに90度回転」を選択する

この方法では、横書きのテキスト全体が90度回転するため、左から右(または右から左)に読む縦書きのような配置になります。ただし、文字自体も90度傾いて表示されるため、日本語の縦書きとは異なる見た目になります。英語やアルファベットを縦に配置したい場合には適しています。

方法4:ワードアートを使用する

装飾的な縦書きテキストを作成します。

  1. 「挿入」→「ワードアート」を選択する
  2. テキストを入力してEnterキーを押す
  3. 作成されたワードアートを選択する
  4. 回転ハンドルを使って角度を調整する

ワードアートを使うと、テキストにさまざまな効果を付けながら配置できます。タイトルや見出しなど、目立たせたいテキストに適しています。ただし、長文には向きません。

方法5:外部ツールで作成して画像として挿入する

縦書き対応のツールを活用します。

  1. Canva、Adobe Express、またはワープロソフトで縦書きテキストを作成する
  2. 作成した縦書きテキストを画像(PNG形式推奨)として保存する
  3. Googleスライドで「挿入」→「画像」→「パソコンからアップロード」を選択する
  4. 作成した画像をスライドに挿入する

この方法は最も本格的な縦書きを実現できますが、後からテキストを編集する際には再度外部ツールで作成し直す必要があります。句読点の位置や長音記号の向きも正しく表示されるため、完璧な縦書きが必要な場合におすすめです。

方法6:Googleドキュメントで縦書きを作成する

Googleドキュメントの機能を活用します。Googleドキュメントには標準の縦書き機能があります。ただし、この設定を維持したままGoogleスライドへテキストとして貼り付けることはできません。作成した縦書きを画像として保存し、複数のスライドで使い回すことで、表記の揺れを防ぎレイアウトを統一することが可能です。

ドキュメントの「挿入」→「図形描画」内で作成した縦書きであれば、図形オブジェクトとしてGoogleスライドにコピー&ペーストし、見た目を維持したまま配置することが可能です。

Googleスライドで縦書きを使う際のポイント

縦書きレイアウトを効果的に活用するためのコツを紹介します。より見やすい資料にするためのアドバイスです。

フォント選びに注意する

縦書きに適したフォントを選びましょう。ゴシック体や明朝体など、日本語フォントの中でも縦書きで読みやすいものを選ぶことが大切です。特に、句読点や記号の表示が不自然になりにくいフォントを選ぶと、より自然な縦書きに見えます。

文字数は短めにする

長文の縦書きは読みにくくなります。Googleスライドでの縦書きは代替的な方法のため、長文には適していません。タイトル、見出し、キャッチコピーなど、短いテキストに限定して使用すると効果的です。本文は横書きのままにして、アクセントとして縦書きを取り入れるのがおすすめです。

複数行の縦書きは右から左に配置する

日本語の縦書きの読み方向を意識します。複数のテキストボックスを使って縦書きの文章を作る場合、日本語では右から左に読むのが一般的です。テキストボックスを右から順に配置することで、自然な読み順になります。

編集の手間を考慮する

後から修正が発生する可能性を考えます。縦書きテキストは編集に手間がかかるため、内容が確定してから作成するのがおすすめです。頻繁に修正が入る可能性がある段階では、仮で横書きにしておき、最終段階で縦書きに変換すると効率的です。

工夫して縦書きレイアウトを実現しよう

Googleスライドには標準の縦書き機能はありませんが、テキストボックスの幅を狭くする方法、1文字ごとに改行する方法、外部ツールで作成して画像として挿入する方法など、さまざまな代替手段があります。短いテキストにはテキストボックスの幅調整、完璧な縦書きが必要な場合は外部ツールの活用がおすすめです。

用途に応じた方法を選んで、効果的に縦書きレイアウトを取り入れましょう。

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