• 更新日 : 2026年4月28日

ワードで変更履歴が表示されないのはなぜ?オンにできない原因や履歴を消して保存する方法

PDFダウンロード

Word(ワード)で文章を添削・修正する際、「変更履歴の記録」をオンにしているはずなのに赤字や取り消し線が表示されなかったり、そもそもボタンがグレーアウトして押せなかったりすることがあります。これらは設定の表示モードや文書の保護機能が影響している場合が大半です。

この記事では、変更履歴が表示されない・記録されない主な原因とその解決策、取り消し線や赤字の設定方法、そして履歴を残さずにきれいな状態で保存する手順について解説します。

変更履歴が表示されない主な原因と対処法

「校閲」タブにある「変更内容の表示」設定が「変更履歴/コメントなし」や「シンプルな変更履歴」になっていることが主な原因です。「すべての変更履歴」に切り替えることで解決します。

ワードには、編集画面を見やすくするために、記録した履歴を一時的に隠す機能があります。履歴自体は記録されていても、表示設定がオフになっていると画面上には現れません。

「すべての変更履歴」を選択する

  • 画面上部の校閲タブをクリックします。
  • トラッキンググループにあるプルダウンメニューを確認します。
    ここが変更履歴/コメントなしになっていると、修正前の状態や修正後の完成形だけが表示され、赤字などは見えません。
  • プルダウンから「すべての変更履歴」を選択します。

これで、削除線や追加された文字の色が表示されます。

特定の校閲者の表示がオフになっていないか確認する

  • 特定の人の修正だけが表示されない場合は、表示項目の設定を確認します。
  • 校閲タブの変更履歴とコメントの表示をクリックします。
  • 特定のユーザーを選択し、すべての校閲者にチェックが入っているか確認します。チェックが外れていると、その人の修正内容は非表示になります。

変更履歴をオンにできない(ボタンが押せない)場合

文書に「編集の制限(保護)」がかかっているか、「保護ビュー」で開かれている可能性があります。

「変更履歴の記録」ボタンがグレーアウトしてクリックできない場合、ワード自体が編集を禁止している状態です。

編集の制限を解除する

  • 校閲タブの右側にある保護グループの編集の制限をクリックします。
  • 画面右側にウィンドウが表示されるので、下部にある保護の停止ボタンをクリックします。

パスワードが設定されている場合は入力が必要です。これにより、変更履歴のオンオフが操作できるようになります。

保護ビューを解除する

インターネットからダウンロードしたファイルなどは、安全のため編集できない保護ビューで開かれることがあります。画面上部に黄色の帯が出ている場合は、編集を有効にするボタンをクリックしてください。

取り消し線や赤字が表示されない(吹き出しになる)時の設定

変更内容の表示方法が「吹き出し」設定になっていると、本文中には線が引かれず、右側の余白に修正内容が表示されます。本文中に直接表示させたい場合は設定を変更します。

吹き出し表示と行内表示を切り替える

  • 校閲タブの変更履歴とコメントの表示をクリックします。
  • 吹き出しメニューから、すべての変更履歴を本文中に表示を選択します。

これで、削除した文字には取り消し線が、追加した文字には下線が本文中に直接表示されるようになります。

色や線のスタイルを変更する(赤字にしたい場合)

変更履歴の色が赤以外になっていて見づらい場合は、オプションで変更可能です。

  • 変更履歴とコメントの表示の右下にある小さな矢印(変更履歴オプション)をクリックします。
  • 詳細オプションを開き、挿入や削除の項目で色を指定します(例:外枠などではなく赤を選択)。

変更履歴を表示しない状態で保存・提出するには?

「変更箇所を承諾」して履歴データを完全に削除してから保存する必要があります。単に「表示しない」設定にするだけでは、相手がファイルを開いた際に履歴が見えてしまうリスクがあります。

取引先などに完成版のファイルを送る際、修正過程(変更履歴)が見えてしまうとトラブルの元になります。見た目だけでなく、データとして履歴を消す作業が不可欠です。

変更履歴を隠すだけの設定(自分用)

作業中に画面をごちゃごちゃさせたくない場合は、変更内容の表示を変更履歴/コメントなしにします。ただし、これはあくまで自分の画面上の表示を変えているだけで、履歴データはファイルに残っています。

変更履歴を完全に削除して保存する手順(提出用)

履歴をデータから消去して、修正後の内容で確定したい際の手順を説明します。

  • 校閲タブの承諾ボタンの下にある矢印をクリックします。
  • 「すべての変更を反映し、変更の記録を停止」を選択します。

これにより、すべての修正箇所が確定され、履歴データが消滅します。コメントが残っている場合は、削除ボタンから「ドキュメント内のすべてのコメントを削除」を実行してください。

ワードの変更履歴機能を正しく管理する

本記事では、ワードの変更履歴が表示されないトラブルや、オンにできない原因、保存時の注意点について解説しました。

  • 表示されない時は、まず「すべての変更履歴」になっているかを確認する。
  • ボタンが押せない時は、「編集の制限」を疑う。
  • 提出時は、必ず「承諾」処理をして履歴データを消す。

変更履歴は強力な機能ですが、設定を誤ると修正漏れや情報漏洩につながることもあります。表示モードとデータの実態(履歴が残っているかどうか)を区別して管理することが重要です。

広告

システム乱立を解消するためのステップとは?

多くの企業がバックオフィス業務効率化のため多様なクラウドシステムを導入するも、「便利なはずが非効率」という現実に直面しています。

その原因は、勤怠や経費など「部分最適」なシステム導入による乱立です。システム同士がつながらず、データの手入力やExcelでの突き合わせ作業が常態化。

これは「見えないコスト」を増やし、業務フローを複雑化させ、現場の負担を増大させます。システム乱立のリスクを整理し、業務アセスメントによる根本解決策をご紹介するホワイトペーパーを用意していますので、ぜひお気軽にご覧ください。

>「システム乱立を解消するためのステップ」の無料ダウンロードはこちら

PDFダウンロード

※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。

関連記事