- 作成日 : 2026年2月12日
Wordで2ページ目を作成する方法は?使い分け方やトラブルの対処法
Wordで2ページ目を作成するには、「改ページ」「空白のページ」「セクション区切り」を目的に応じて使い分けましょう。
- 改ページ:カーソル位置から強制的に次ページを開始でき、文章の続きとして自然に2ページ目を作成できる
- 空白のページ:文書途中に白紙1ページを挿入でき、表紙と本文の区切りなどに適している
- セクション区切り:2ページ目以降で余白やヘッダー、ページ番号などの書式を変更できる
3つの方法を正しく使い分ければ、修正や印刷時にも崩れにくい文書を作成できます。
Wordで2ページ目を作成するときは、文書の目的に応じて「改ページ」「空白のページ」「セクション区切り」を正しく使い分けましょう。単に次のページへ文章を続けたいのか、白紙の1ページを挿入したいのか、あるいは2ページ目からレイアウトや書式を変更したいのかによって、選ぶべき操作は異なります。
当記事では、Wordで2ページ目を作成する代表的な3つの方法を整理し、それぞれの使いどころと注意点、空白ページが消えないときの対処法などを分かりやすく解説します。
目次
Wordで2ページ目を作成するにはどうすればよい?
Wordで2ページ目を作成する方法は、「改ページ」「空白のページ」「セクション区切り」の3つを目的に応じて使い分けることです。
資料作成では、1ページ目の続きとして自然に2ページ目を始めたい場合もあれば、途中に白紙ページを挿入したり、2ページ目だけレイアウトを変えたりしたい場面もあります。Wordでは操作方法を誤ると、意図しない空白ページが増える原因にもなります。
ここでは、ビジネス文書でよく使われる3つの方法を整理し、それぞれの正しい使い方を解説します。
改ページを使えばカーソル位置から新しいページを始められる
改ページは、現在のカーソル位置で強制的に次のページへ移動したいときに使う最も基本的な方法です。文章の途中でEnterキーを何度も押してページを送る方法は、後から文章量が変わるとレイアウトが崩れやすくなります。その点、改ページは「ここから次ページ」と明確に指定できるため、資料の安定性が高まります。
操作手順は、2ページ目を開始したい位置にカーソルを置き、「挿入」タブから「改ページ」を選択するだけです。ショートカットキーの Ctrl+Enter を使えば、より素早く挿入できます。報告書や議事録など、1ページ目の内容が確定しており、単純に次のページへ続けたい場合は、改ページを使うのが最適です。
空白のページを使えば文書の途中に白紙1ページを挿入できる
空白のページは、文書の途中に何も書かれていない1ページを意図的に挿入したいときに使います。たとえば、表紙と本文の間に余白ページを入れたい場合や、章と章の間を1ページ空けたい場合に有効です。
操作は、「挿入」タブから「空白のページ」をクリックするだけで完了します。カーソル位置に関係なく、その位置に丸ごと1ページ分の空白が追加される点が特徴です。空白ページには、後から文章や図表を自由に追加できますが、不要になった場合はページ内の段落記号を削除する必要があります。
注意点として、空白のページを多用すると、意図しないページ増加や印刷枚数の増加につながることがあります。単に次ページに移動したいだけであれば改ページを使い、「白紙1ページを入れる必要があるかどうか」を基準に空白のページを選ぶことが大切です。
セクション区切りを使えば2ページ目から書式を変えられる
セクション区切りは、2ページ目以降で余白やヘッダー・フッターなどの書式を変えたい場合に使います。改ページや空白のページでは、文書全体が同一の書式として扱われるため、ページごとの細かな設定変更はできません。
セクション区切りを使うには、「レイアウト」タブから「区切り」を選び、「次のページから開始」を指定します。この状態で設定を変更すれば、1ページ目はそのままに、2ページ目以降だけ余白を狭くしたり、ヘッダーを削除したりできます。
契約書で表紙だけページ番号を表示しない場合や、企画書で本文と付録のレイアウトを分けたい場合など、ビジネス文書では非常に大切な機能です。「ページ構成は同じだが、書式だけ変えたい」 と感じたときは、改ページではなくセクション区切りを選びましょう。
改ページ・空白のページ・セクション区切りはどう使い分ける?
改ページ・空白のページ・セクション区切りは、「ページを分ける目的」と「書式を変える必要があるか」で使い分けます。
Wordではページを分ける方法が複数用意されていますが、違いを理解しないまま使うと、空白ページが増えたり、レイアウトが崩れたりする原因になります。単に次のページへ進みたいのか、白紙を挿入したいのか、ページごとに設定を変えたいのかを判断し、最適な機能を選びましょう。
次のページへ移動したいだけなら改ページを選ぶ
文章の区切りとして次のページへ移動したいだけなら、改ページが最適です。改ページは、現在のカーソル位置で強制的に次ページを開始する機能で、文書構成を安定させられます。Enterキーで空行を重ねる方法と違い、前後の文章量が変わってもページ位置がずれにくい点が特長です。
報告書や議事録など、1ページ目の内容が確定しており、自然に2ページ目へ続けたい場合に向いています。レイアウトや余白、ヘッダー設定を変える必要がない場合は、改ページだけで十分です。
途中に白紙ページを差し込みたいなら空白のページを選ぶ
文書の途中に何も書かれていない1ページを入れたい場合は、空白のページを使います。空白のページは、カーソル位置に関係なく、1ページ分の白紙をそのまま挿入できる点が特徴です。表紙と本文の間を空けたい場合や、章の区切りとして1ページ空けたい場合に適しています。
ただし、単なるページ送りの代わりに使うと、不要なページ増加につながります。「白紙そのものが必要かどうか」を基準に判断し、不要になった場合は段落記号を削除して整理することが大切です。
ヘッダーや余白を途中から変えたいならセクション区切りを選ぶ
ページごとにヘッダー・余白・ページ番号などを変えたい場合は、セクション区切りを使います。改ページや空白のページでは、文書全体が同じ書式として扱われるため、途中から設定を変更することはできません。
セクション区切りを挿入すると、2ページ目以降を別セクションとして管理でき、表紙だけページ番号を非表示にしたり、本文と付録で余白を変えたりできます。契約書や提案書など、書式ルールが異なるページを含む文書では、セクション区切りが不可欠な機能です。
空白ページが消えない・勝手に増えるときはどうする?
Wordで空白ページが消えない原因の多くは、目に見えない改ページや区切りが残っていることです。
Enterキーを削除しても直らない場合、内部的な区切り設定が影響している可能性があります。特に資料作成の途中でページ構成を調整した文書では、不要な改ページやセクション区切りが残りやすく、印刷時やPDF化の直前にトラブルとして表面化します。
ここでは、空白ページの代表的な原因と、確実に解消する方法を解説します。
編集記号を表示すれば原因の改ページや区切りが見える
空白ページの原因を特定するには、まず編集記号を表示することが重要です。編集記号を表示すると、通常は見えない「改ページ」「セクション区切り」「段落記号」が画面上に可視化されます。操作は「ホーム」タブにある ¶(段落記号の表示)をクリックするだけです。
見た目では空白でも、Word上では明確なページ区切りとして扱われているため、原因を把握しないまま削除を繰り返しても解決しません。まずは編集記号を表示し、何がページを分けているのかを確認することが、最短の解決手順です。
不要な改ページやセクション区切りを削除すれば空白ページが消える
原因となっている改ページやセクション区切りを削除すれば、不要な空白ページは解消できます。編集記号を表示した状態で、「改ページ」や「セクション区切り」の文字を選択し、Deleteキーで削除します。
ただし、セクション区切りを削除すると、前後の書式設定が統合される点に注意が必要です。ヘッダーや余白を途中から変えていた場合、意図せず全体の書式が変わることがあります。削除前に「そのページで書式を変える必要があるか」を確認し、本当に不要な区切りだけを消すようにしましょう。
表の直後に空白ページが残るときは段落記号のフォントサイズを1にする
文書末尾に表があり、その直後に空白ページが残る場合は、段落記号が原因であることがほとんどです。Wordでは、表の後ろに必ず1つの段落記号が存在し、この段落が次ページへ押し出されることで空白ページが発生します。段落記号自体は削除できないため、別の対処が必要です。
編集記号を表示し、表の直後にある段落記号を選択した上で、フォントサイズを「1」に変更します。行間も「固定値」に設定すると、段落がページ内に収まり、空白ページが消えます。この方法は、報告書や請求書など、表で文書が終わる資料で特に有効です。
Wordの2ページ目作成は「目的別の使い分け」が大切
Wordで2ページ目を作成する際は、「なぜページを分けたいのか」を最初に考えることがトラブル防止の近道です。次のページへ自然に文章を続けたい場合は改ページ、文書の途中に白紙1ページを挿入したい場合は空白のページ、2ページ目以降で余白やヘッダーなどの書式を変えたい場合はセクション区切りを使います。
Wordのページ構成は見た目では分かりにくい部分も多いですが、仕組みを理解すれば意図通りに2ページ目を作成できます。正しい方法を使い分けることで、修正に強く、印刷やPDF化でも崩れにくい文書を作成できます。
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