- 作成日 : 2026年8月28日
Teamsの予定表とは?連携・管理方法を詳しく解説
Teamsの予定表はOutlookと同じExchangeメールボックスを参照するため、どちらで登録した予定も両方に自動で反映されます。
- Teams・Outlookどちらからでも会議を作成・編集可能
- 他のユーザーの予定はナビゲーションウィンドウから追加
- 自分の予定表は5段階のアクセス権を選んで共有できる
Q. Teamsで作成した会議はOutlookにも表示される?
A. はい。TeamsはExchangeメールボックスに予定を書き込む仕組みのため、OutlookとTeamsの両方に自動で表示されます。
Teamsの予定表は、Outlookと同じ予定情報を表示・管理できるスケジュール機能です。Teamsで登録した会議はOutlookにも反映されるため、同じ予定を二度入力する必要はありません。
ただ、同僚の空き時間の確認手順やアクセス権の設定が分かりにくく、日程調整のたびにチャットで都合を聞いている方もいるでしょう。当記事では、Outlookとの連携、会議の作成から変更・キャンセルまでの操作、他のユーザーの予定の確認方法、予定表が表示されないときの対処法をまとめました。
Teamsの予定表とは?
Teamsの予定表は、Teams・Exchange・Outlookで登録された会議とイベントをまとめて確認できるスケジュール機能です。画面左側のメニューから予定表を開くと、既定では稼働日のスケジュールが表示されます。表示は日単位や週単位、月単位へ切り替えられ、表示するイベントの種類も絞り込めます。
会議の作成や参加だけでなく、終了した会議のチャットや要約を開く操作も予定表が起点です。表示される予定はサインインしているアカウントのメールボックスに紐づくため、Outlook側で登録した予定も同じ一覧に並びます。
Teamsの予定表はOutlookとどう連携する?
TeamsとOutlookの予定表は、同じExchangeメールボックスにある予定情報を参照する関係にあります。ここでは、TeamsとOutlookの連携について、Teams側で作成した会議、Outlook側で作成した予定、双方から管理できる範囲の3点に分けて説明します。
参考:Exchange と Microsoft Teams の連携|Microsoft Learn
Teamsで作成した会議はOutlookにも表示される
Teamsの予定表で会議をスケジュールすると、その会議はOutlookの予定表にも自動で表示されます。Teamsが独自の予定データを別に持たず、利用者のExchangeメールボックスにある予定表へ会議を書き込む構造のためです。
招待した相手には、会議へのリンクが記載されたメールが届きます。チャネル会議はチームのメンバー全員がチャネル内の投稿から確認・参加できますが、個人の予定表へ招待を表示させる場合は、出席者として追加するか「個人用の招待を送信」を有効にする必要があります。ただし組織外の招待者はチャネル予定表にアクセスできないため、社外の相手を含む会議は通常の会議として作成するほうが確実です。
Outlookで作成した予定はTeamsにも表示される
Outlookで登録した予定も、Teamsの予定表に自動で表示されます。終日予定や対面の打ち合わせのように、Teams会議として設定していない予定も同じ一覧に並びます。OutlookのTeams会議アドインを使えば、Outlook側の作成画面からそのままTeams会議に設定できます。
Outlookから会議をスケジュールした場合はダイヤルイン番号と会議IDが会議出席依頼へ自動的に入り、電話から参加する出席者にも、番号を別途案内する手間がかかりません。
TeamsとOutlookで同じ予定情報を確認・管理できる
TeamsとOutlookは同じ予定情報を扱うため、どちらからでも会議の確認と編集、出欠の返信ができます。予定表を開く場所が変わっても、見えている内容は同一です。
Teamsの予定表を利用するには、Exchange Onlineメールボックス、またはTeamsとの連携要件を満たしたオンプレミスExchangeメールボックスが必要です。メールボックスをTeams予定表と連携するには、Microsoft Entra IDへの同期、完全なクラシックハイブリッド構成、OAuth、Autodiscover V2などの要件を満たし、2026年8月時点でサポート対象のExchange Server Subscription Editionを使用する必要があります。
Teamsの予定表で会議を設定・管理する方法は?
Teamsの予定表からの会議設定は、4つの手順で完了します。予定表を開き、作成画面を呼び出し、日時と参加者を入力して招待を送り、必要に応じて内容を変更する流れです。ここではデスクトップアプリを前提に、手順ごとの操作と、送信前に確認したい点を順に説明します。
参考:Microsoft Teams 予定表の概要|Microsoft Support
左側のメニューから「予定表」を開く
会議の設定は、Teams画面左側のメニューで予定表を選ぶところから始まります。予定表を開くと、既定では月曜から金曜までの稼働日が表示されます。上部に出ている現在のビュー名を選べば、日単位や週単位、月単位への切り替えが可能です。
よく使う表示の組み合わせは、保存済みビューとして残しておけば次回すぐ呼び出せて便利です。左上のナビゲーション ウィンドウの表示を選べば、ミニ月ビューや他のユーザーの予定表も同じ画面に並びます。
空いている時間枠または「新しいイベント」を選択する
作成画面は、予定表の空いている時間枠を選ぶか、新規作成のボタンを選ぶと開きます。空いている時間枠から開いた場合は、その日時が初期値として入るため、入力する項目が減ります。新規作成ボタンの横にあるドロップダウン矢印からは、イベントテンプレートの選択も可能です。
オンラインで実施する会議では、作成画面でTeams会議のトグルをオンにします。トグルがオフのままだと参加用のリンクが発行されず、対面のみの予定として登録される点に注意が必要です。
日時や参加者などの詳細を入力して招待を送信する
日時と参加者を入力して送信すると、出席者に会議への招待が届きます。入力時に確認したいのは、出席者の区分と社外の相手の指定方法です。
- 必須出席者は、名前を入力して候補から追加する
- 組織外の相手は、完全なメールアドレスを入力する
- 任意出席者は、新しい予定表では応答オプションから、クラシック予定表では必須出席者の欄の省略可能から追加する
対話形式で参加できる人数は、Businessプランでは最大300人、Enterpriseプランでは最大1,000人です。1,000人に達したEnterpriseプランの会議には、さらに最大10,000人が表示のみの出席者として参加できます。
日程が固まっていない段階では、スケジュール アシスタントで出席者のタイムゾーンと空き状況をグリッド表示できます。網掛けの領域は予定が入っている時間帯です。網掛けのない時間から候補を選べば、送信後の再調整を防げます。
作成した会議を開いて変更またはキャンセルする
作成した会議は、開催者が予定表から時間の変更やキャンセルを行えます。時間を変えるだけであれば、予定表で会議を選び、新しい時間枠へドラッグして移動する方法が最も速いです。移動する前に招待者の空き時間を確認できるため、相手の予定と重ならないか検討できます。
会議の詳細を開いて時刻を選び直し、更新プログラムの送信を選んだ場合も、出席者へ変更後の時刻が自動で通知されます。また、開催者本人のほか、適切な代理人権限を持つユーザーも会議の変更やキャンセルを送信できるため、長期休暇の前には代理人を設定しておくと管理しやすくなります。
Teamsの予定表で他の人の予定を確認・自分の予定を共有するには?
他の人の予定は自分の予定表に並べて表示でき、自分の予定表はアクセス権を選んで共有できます。ここでは、ナビゲーション ウィンドウの表示方法、確認したい相手の追加、空き時間の見方、共有時のアクセス権の設定を順に説明します。
参考:Outlook on the web で他のユーザーの予定表を管理する|Microsoft Support
予定表の「ナビゲーション ウィンドウ」を表示する
他の人の予定を表示する準備は、予定表の左上でナビゲーション ウィンドウの表示を選ぶところから始めます。開いたウィンドウに並ぶのは、ミニ月ビューと、表示できる予定表の一覧です。一覧のチェックを外すと表示から消えるため、確認したい相手の予定だけを残せます。
複数の相手をまとめて切り替えたい場合に便利なのが予定表グループです。一覧の予定表にカーソルを合わせ、その他のオプションから新しい予定表グループを選び、名前を入力してEnterキーで保存します。所属の変更は、予定表をグループへドラッグする操作でも可能です。
「予定表を追加」から確認するユーザーを検索する
ナビゲーション ウィンドウの一覧に載っていない相手は、他のユーザーの予定表を追加する操作で一覧へ加えます。手順は、名前かメールアドレスを入力して候補から相手を選ぶだけです。
表示できる範囲は、相手が設定したアクセス権と組織のポリシーで決まります。詳細まで共有されていない相手の場合、予定の件名は見えず、予定が入っている時間帯だけが分かる状態です。相手の予定が空欄のまま並ぶときは、共有設定が済んでいない可能性を先に確認します。
会議の日程だけを決めたい場面では、予定表へ追加せず、会議の作成画面でスケジュール アシスタントを開きましょう。出席者の欄に名前を入れるだけで空き状況が並びます。
追加した予定表を選択して空き時間を確認する
追加した予定表は、ミニ月ビューの下でチェックを入れると自分の予定表と一緒に表示されます。既定は分割ビューで、選んだ順に予定表が横並びになる形式です。横方向へスクロールすれば、選択したすべての予定表を確認できます。
1つの画面にまとめたい場合は、結合ビューへの切り替えが有効です。予定表の上部にある現在のビュー名を選び、分割ビューのチェックを外すと、すべての予定が1つの予定表へ統合され、予定表ごとに色分けされます。
空き時間を探す作業に向くのは結合ビューです。全員の予定が重なって表示されるため、誰の予定も入っていない時間帯を目で追えます。
「共有」から相手とアクセス権を設定する
自分の予定表を共有するには、予定表のその他のオプションから共有を選び、相手のメールアドレスか名前を入力します。名前の横のドロップダウンメニューでアクセス権を選び、共有を選ぶと相手に招待が届きます。選べるアクセス権は5段階です。
| アクセス権 | 相手にできること |
|---|---|
| ビジー状態の場合に表示可能 | 予定が入っている時間をビジーとして確認する |
| タイトルと場所を表示できます | 予定のタイトルと場所を確認する |
| すべての詳細を表示できます | 説明や出席者を含むすべての詳細を確認する |
| 編集可能 | 予定の表示・編集・削除を行う |
| 委任可能 | 表示・作成・変更・削除に加え、会議出席依頼の作成と代理での応答を行う |
日程調整のために共有するだけであれば、「ビジー状態の場合に表示可能」で足ります。予定の件名を見せず、空き時間だけを伝えられる範囲です。秘書や代理の担当者に会議の設定まで任せる場合は、「委任可能」に設定しましょう。
組織のポリシーによっては一部のアクセス許可が制限されるため、選べない項目があるときは管理者へ確認します。
Teamsの予定表が表示されない・同期されないときはどうする?
予定表が表示されない、予定が同期されないという症状は、サインインしているアカウント、アプリのバージョン、組織側のExchange設定のいずれかに原因があることが多いです。ここでは、自分で確認できる順に3点を説明します。
TeamsとOutlookのサインインアカウントを確認する
最初に確認するのは、TeamsとOutlookで同じアカウントにサインインしているかどうかです。Teamsの予定表はサインイン中のアカウントのExchangeメールボックスを参照するため、別のアカウントでは別の予定表が開きます。
複数の組織に参加している場合や、個人用アカウントを併用している場合に起こりやすい症状です。Teams右上のプロフィールアイコンを開き、表示されているアカウントと組織が業務で使うものか確認します。異なっていれば業務用アカウントへ切り替え、それでも直らなければサインアウトと再サインインを試します。
Teamsを更新して再起動する
アカウントに問題がなければ、Teamsを最新の状態にして再起動します。更新プログラムが用意されている場合はTeamsウィンドウの上部に案内が出るため、更新からTeamsを更新して再起動しますを選びます。その後はTeamsが自動で閉じて更新され、再び開かないときだけ手動で起動する流れです。
更新はアプリがアイドル状態のときにも自動で行われます。すぐ切り分けたい場合に有効なのが、ブラウザ版のTeamsで予定表を開く方法です。ブラウザ版は常に最新のため、アプリ固有の不具合か環境側の問題かを判断できます。なお、2026年8月時点でLinux向けTeamsデスクトップクライアントはサポートされていないため、Linuxでは対応ブラウザーからTeamsのWeb版またはPWAを利用してください。
予定表アプリやExchangeの設定を管理者に確認する
アカウントとアプリを確認しても解決しない場合は、組織側の設定を管理者へ確認します。Teamsの予定表アプリはExchange Webサービスを介してExchangeメールボックスへアクセスするため、接続できないと予定表のアイコン自体が出ない、あるいは会議の詳細を取得できないというエラーになります。
オンプレミスExchangeとの連携では、サポート対象のExchange Server Subscription Editionを使用し、Microsoft Entra ID同期、完全なクラシックハイブリッド構成、OAuth、Autodiscover V2、必要な接続先の公開・許可設定を確認しましょう。
Teamsの予定表でスケジュール管理を一元化
Teamsの予定表は、Outlookと同じ予定情報を扱うため、どちらで登録した会議も両方の画面に表示されます。会議は時間枠を選んで詳細を入力すれば設定でき、変更やキャンセルの通知は開催者本人または適切な代理人権限を持つユーザーが送信可能です。他の人の予定はナビゲーション ウィンドウから追加して並べて確認でき、自分の予定表は5段階のアクセス権を選んで共有します。
表示されないときは、サインインアカウントとアプリの更新から順に確認しましょう。
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