- 更新日 : 2026年8月28日
Teamsの「重要」とは?設定方法や「緊急」との違いを解説
Teamsの「重要」は、メッセージにラベルを付けて優先確認を促す配信オプションです。
- 「緊急」と違い通知回数は増えない
- 送信後の編集で付け外しが可能
- 乱用すると優先度の意味が薄れる
Q.「重要」と「緊急」の違いは?
A.「重要」はラベル表示のみ、「緊急」は既読まで2分間隔で20分間通知が繰り返されます。
Teamsの「重要」は、送信するメッセージに重要というラベルを付け、優先して確認してほしい連絡だと相手に伝える機能です。配信オプションから選ぶだけで設定でき、送信した後のメッセージにも後から付けられます。
当記事では、「重要」の意味と「標準」「緊急」との違い、PC版・スマホ版での設定方法、送信後に設定・解除する手順、使用時の注意点を解説します。
Teamsの「重要」とは?
Teamsの「重要」とは、メッセージの優先度を示す配信オプションの1つで、送信するメッセージに「重要」というラベルを付けられる機能です。ラベルの付いたメッセージはチャット画面で目立つ形で表示され、受け取った相手は数多くの投稿の中から先に読むべき連絡を見分けられます。
設定はメッセージを送る前だけでなく、送信した後にも変更できます。利用にあたって特別な権限や追加の契約は必要ありません。
メッセージに「重要」のラベルを付けられる
配信オプションで「重要」を選んで送信すると、メッセージに「重要」というラベルが表示されます。相手のチャット画面でも同じラベルが見えるため、ほかのメッセージと並んだときに視線が止まりやすくなります。
ラベルは本文とは別の位置に表示され、文面を変えずに優先度だけを伝えられる仕組みです。送信前の入力欄にもラベルが出るため、送る直前に優先度を確かめられます。なお、1つのメッセージに設定できる優先度は1種類だけで、「重要」と「緊急」を同時には付けられません。
相手に優先して確認してほしいことを示せる
「重要」の役割は、送信者が考える優先度を相手に明示することです。チャットでは1日に何十件もの連絡が流れ、本文に「至急確認をお願いします」と書いても、メッセージを開いてもらえなければ伝わりません。ラベルは開封前の一覧の段階で見えるため、後回しにされにくくなります。
承認待ちの申請や当日中に回答がほしい問い合わせなど、時間の制約がある連絡に向いた機能です。一方で通知そのものは通常のメッセージと変わらず、通知音が繰り返し鳴る仕組みではありません。
送信後のメッセージにも「重要」を設定できる
Teamsでは、送信済みのメッセージにも後から「重要」を設定できます。送った後になって反応がなく、優先度を上げて知らせたい場面で役立つ操作です。
設定はメッセージの編集画面から行い、同じ経路で「標準」を選べば解除もできます。ただし、「緊急」で送ったメッセージは送信した後に編集できません。優先度を後から調整する可能性がある連絡は、「緊急」ではなく「重要」で送っておくと融通が利きます。
Teamsの「標準」「重要」「緊急」はどう違う?
Teamsの配信オプションは「標準」「重要」「緊急」の3種類で、違いはラベルの表示と通知の繰り返し方にあります。「標準」はラベルの付かない通常送信、「重要」はラベルで注意を促す送信、「緊急」は受信者が読むまで通知を繰り返す送信です。ここでは、3つの違いについてより詳しく解説します。
「標準」は通常の形式でメッセージを送信する
「標準」は優先度を指定しない既定の状態で、ラベルの付かない通常のメッセージとして相手に届きます。配信オプションを操作せずに送信したメッセージは、すべて「標準」の扱いです。通知は相手の通知設定に従って1回届き、その後は繰り返されません。
日々の進捗共有や相談、資料の受け渡しなど、当日中に確認できれば済む連絡は「標準」で十分に伝わります。優先度を付けた連絡が埋もれないよう、通常のやり取りは「標準」にとどめておきましょう。
「重要」はラベルを付けて相手の注意を引く
「重要」は、通知の回数を変えずに、ラベルの表示で相手の注意を引く選択肢です。「標準」との違いは見え方だけで、通知音や通知の回数が増える仕組みではありません。相手の作業を強く妨げずに優先度を伝えられるため、日中の依頼や確認に使いやすい設定です。
当日中に回答がほしい見積もりの確認や、承認が滞っている申請の督促など、急ぎではあるものの即時対応までは求めない連絡に向いています。相手が離席していても、席に戻った時点で先に読むべき連絡だと分かる状態を作れるのがメリットです。
「緊急」は2分間隔で20分間または既読まで繰り返し通知する
「緊急」は優先通知の仕組みが働き、相手が離席していても端末に通知が届き続けるため、システム障害や当日の予定変更など、すぐに対応してもらう必要がある連絡に限って使う設定です。送信した後の編集はできず、優先度を「標準」へ戻す操作も受け付けません。
また、緊急メッセージを使えるかどうかは、組織の管理者が設定するメッセージングポリシーで決まります。無効になっている環境では、配信オプションに「緊急」が表示されません。使い始める前に、社内でどこまでを緊急とするかの基準を決めておくとよいでしょう。
Teamsでメッセージを「重要」に設定する方法は?
Teamsでメッセージを「重要」に設定する際は、送信前に配信オプションを開き、「重要」を選んでから送信しましょう。ここでは、PC版とスマホ版それぞれの操作方法を順に解説します。
PC版では入力欄から「アクションとアプリ」を開く
PC版の起点は、メッセージ入力欄の下に並ぶアイコンから「アクションとアプリ」を選ぶ操作です。
- Teamsで対象のチャットまたはチャネルを開く
- メッセージ入力欄をクリックして、下部のアイコンを表示する
- 「アクションとアプリ」のアイコンを選ぶ
「アクションとアプリ」はプラス記号のアイコンで、絵文字やファイル添付のアイコンと同じ列に置かれています。アイコンが見当たらない場合は、入力欄を一度クリックして書き込める状態にしてください。ウィンドウの幅が狭いと一部のアイコンが折りたたまれるため、画面を広げると見つけやすくなります。
この時点では優先度はまだ決まらず、次の画面で「配信オプションの設定」を選ぶ必要があります。チャットでは「アクションとアプリ」から「配信オプションの設定」を開きますが、チャネル投稿では作成ボックスの「書式」を展開し、「配信オプションの設定」または「重要としてマーク」を選びます。
PC版では「配信オプションの設定」から「重要」を選んで送信する
メニューが開いたら「配信オプションの設定」を選び、「重要」を指定してからメッセージを送信します。
- 「アクションとアプリ」のメニューから「配信オプションの設定」を選ぶ
- 表示された一覧から「重要」を選ぶ
- 入力欄に本文を入力する
- 送信ボタンを押す
「重要」を選ぶと、入力欄の上に「重要」の表示が出ます。送信前にこの表示を確認しておくと、優先度の付け忘れや付け間違いを防げます。優先度を選び直したい場合は、同じ手順で「標準」に戻してください。送信を終えると、相手のチャット画面にもラベルの付いた状態でメッセージが届きます。
長文の依頼を送るときは、先に優先度を選んでから本文を書くと、書き終えた勢いでそのまま送信してしまう失敗を防げます。
スマホ版では入力欄の「+」から「優先度」を開く
スマホ版では、メッセージ入力欄の横にあるプラスボタンをタップして「優先度」を開きます。
- Teamsアプリで対象のチャットを開く
- メッセージ入力欄の横にあるプラスボタンをタップする
- メニューから「優先度」をタップする
プラスボタンは、写真やファイルを添付するメニューと共通の入り口です。「優先度」をタップすると、「標準」「重要」「緊急」の選択肢が表示されます。iPhone版とAndroid版で、操作の流れに違いはありません。
メニューの項目が多く「優先度」が隠れている場合は、一覧を下までスクロールしましょう。
スマホ版では「重要」を選んでメッセージを送信する
一覧から「重要」をタップし、本文を入力して送信すると、ラベルの付いたメッセージが相手に届きます。
- 「優先度」の一覧で「重要」をタップする
- 入力欄に本文を入力する
- 送信ボタンをタップする
「重要」を選ぶと、入力中のメッセージに「重要」の表示が加わります。選び直したいときは、もう一度プラスボタンから「優先度」を開き、「標準」をタップしてください。移動中や外出先からでも、PC版と同じようにラベルを付けられます。
現場で判明したトラブルを社内へ共有する場面では、スマホ版から優先度を付けて送るのが有効です。送信後にラベルが付いているかどうかは、自分のチャット画面の表示でも確かめられます。
送信後にTeamsの「重要」を設定・解除する方法は?
送信後に「重要」を設定・解除する手順は、対象のメッセージの編集画面を開き、配信オプションで優先度を選び直すという流れです。送信前と同じ「アクションとアプリ」から操作でき、解除したい場合は「標準」を選ぶだけで完了します。
ここでは、「重要」の解除方法を3つのステップに分けて解説します。
対象のメッセージから「編集」を選択する
まず、優先度を変えたいメッセージにマウスカーソルを重ね、表示されたメニューから編集を選びます。スマホ版では、メッセージを長押しして「メッセージの編集」をタップしてください。編集できるのは自分が送信したメッセージだけで、ほかの人が送ったメッセージの優先度は変更できません。
また、「緊急」で送ったメッセージは編集そのものができないため、優先度の変更や解除も受け付けない点に注意が必要です。
「アクションとアプリ」から「配信オプションの設定」を開く
編集画面が開いたら、送信前と同じ「アクションとアプリ」から「配信オプションの設定」を開きます。編集画面の入力欄は通常の入力欄と同じ構成で、下部にアイコンが並びます。本文の修正だけを行う画面ではなく、優先度の指定もこの画面で扱える点が特徴です。
メニューには「配信オプションの設定」のほかに、絵文字やファイル添付などの項目も並んでいます。目的の項目が見つからないときは、メニューを下までスクロールして確認しましょう。
設定時は「重要」/解除時は「標準」を選択して確定する
設定したい場合は「重要」、解除したい場合は「標準」を選び、変更を確定します。確定の操作は、編集画面のチェックマークを選ぶか、Enterキーを押すだけです。変更後のメッセージにはラベルが付き、解除した場合はラベルのない表示に戻ります。
ただし、編集した事実は編集済みの表示として相手側にも残るため、優先度だけをひそかに変えることはできません。何度も付け外しをすると相手を迷わせるため、送信前に優先度を決めておくのが基本です。
Teamsの「重要」を使う際の注意点とは?
Teamsの「重要」を使うときの注意点は、乱用を避けることと、ラベルを付けただけで相手が読んだとは考えないことの2点です。便利な機能ではあるものの、使い方によっては相手の負担になり、優先度そのものが意味を持たなくなります。社内で運用の目安を決めておくと、機能の効果を保てます。
本当に優先度の高い連絡に限って使用する
「重要」は、当日中の回答や期限のある対応が必要な連絡に絞って使いましょう。すべてのメッセージに「重要」を付けると、受け取る側はラベルの有無で判断できなくなり、本当に急ぐ連絡が埋もれます。
目安としては、返信の期限が決まっている依頼、複数人の作業が止まっている確認、当日中に判断が必要な承認などに限定すると運用しやすくなります。チーム内で「重要は当日中に回答がほしいとき」「緊急は業務が止まっているとき」と基準を共有しておくと、送る側も受け取る側も判断に迷いません。相手の役職や人数に関係なく、同じ基準で使うことが定着のためには不可欠です。
「重要」を付けるだけで相手が確認したとは判断しない
「重要」は優先度を示すラベルであり、相手が読んだことを保証する機能ではありません。通知の回数は「標準」と同じため、相手が会議中や離席中であれば、気づかれないまま時間が過ぎる場合もあります。確実に見てほしい連絡では、メンションを併用して相手に通知を届け、期限と依頼内容を本文に明記してください。
時間が経っても反応がないときは、電話や別の連絡手段に切り替える判断も必要です。ラベルは相手の行動を後押しする補助であり、確認の状況は返信やリアクションで把握しましょう。
Teamsの「重要」を使い分けて連絡の優先度を正しく伝える
Teamsの「重要」は、メッセージにラベルを付けて、優先して確認してほしい連絡だと示す配信オプションです。PC版は「アクションとアプリ」、スマホ版はプラスボタンから設定でき、送信した後も編集画面から付け外しができます。
繰り返し通知が届く「緊急」との違いを踏まえ、当日中の対応が必要な連絡に絞って使い分けましょう
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