• 作成日 : 2026年8月28日

Teamsの共同開催者とは?設定方法や権限を解説

PointTeams共同開催者の権限と設定方法は?

Teams共同開催者とは、参加者管理・ロビー管理・ブレークアウトルーム管理を開催者の代わりに担える役割です。

  • 最大10人まで設定可能、同組織ユーザーが対象
  • 招待情報の編集・開催者の役割変更は不可
  • 会議オプションの「ロール」から指定して設定

Q. 共同開催者を候補に表示させるには?

A. 事前に対象者を会議の必須出席者として招待しておく必要があります。

Teamsで複数人の会議を運営する際、参加者の入室管理やブレークアウトルームの進行を開催者1人で担当すると、負担が大きくなることがあります。そのような場面で役立つのが、開催者に近い権限を持つ「共同開催者」です。ただし、共同開催者が行える操作には制限があり、指定できるユーザーや人数にも条件があります。

当記事では、Teamsの共同開催者の役割や権限、開催者との違いを解説します。

Teamsの共同開催者とは?

Teamsの共同開催者とは、会議の開催者を補助し、参加者管理や会議オプションの変更、ロビーからの参加許可、ブレークアウトルームの管理などを行える役割です。開催者に近い権限を持ち、複数人で会議を運営したい場合に役立ちます。

ただし、招待内容の編集、開催者の役割変更は行えません。共同開催者は最大10人まで設定でき、開催者と同じ組織のユーザー、またはその組織のゲストアカウントから選択します。

参考:Microsoft Teamsの会議に共同開催者を追加する|Microsoft Support

Teamsの共同開催者にはどのような権限と制限がある?

Teamsの共同開催者は、会議オプションや参加者、ブレークアウトルームを管理できます。ただし、開催者だけが行える操作もあります。ここでは、共同開催者の主な権限と制限を解説します。

会議オプションを変更できる

共同開催者は、ロビーや発表者、参加者の操作に関する会議オプションを変更できます。たとえば、ロビーを通過できる人、ロビーから参加を許可できる役割、発表できる人などを調整し、会議の進め方や参加範囲を管理できます。

開催者が席を外した場合でも、設定を見直しながら会議運営を補助できる点が特徴です。ただし、組織の管理者が定めたポリシーや秘密度ラベルによって、一部の設定が固定されることがあります。チャネル会議では、会議オプションを変更する共同開催者を、あらかじめ会議の参加者として正式に招待しておく必要があります。

ロビーや参加者を管理できる

共同開催者は、ロビーで待機しているユーザーの参加を許可したり、会議中の参加者を管理したりできます。参加者の役割を発表者や出席者へ変更するほか、ほかの参加者をミュートする、会議から削除する、会議をロックするといった操作も可能です。

また、共同開催者自身はロビーを通らずに会議へ参加できます。会議の終了時には、自分だけ退出するのではなく、全員の会議を終了させる権限もあります。ロビーを管理できる役割は会議オプションで変更できるため、開催者と共同開催者のどちらが入室を確認するか、事前に分担しておくと運営がスムーズです。

ブレークアウトルームを管理できる

共同開催者は、ブレークアウトルームを管理し、参加者を少人数のグループへ分けて進行できます。ルームの作成や開閉、名前の変更、参加者の割り当て・再割り当てなどを行えるため、研修やワークショップで開催者の負担を分散できます。

ただし、共同開催者がブレークアウトルームを管理するには、会議の開催者と同じ組織のユーザーであることが必要です。管理操作は主にデスクトップ版Teamsから行います。また、複数の共同開催者を指定していても、ブレークアウトルームを制御できる管理者は一度に1人だけなので、制御権を交代する手順を事前に決めておきましょう。

招待情報の編集や会議の録画は管理できない

共同開催者は、会議の日時や件名、出席者などの招待情報を編集し、更新した招待を参加者へ送ることはできません。開催者の役割を削除したり、別の役割へ変更したりする操作も対象外です。予定そのものを変更する必要がある場合は、開催者が対応します。

録画については、共同開催者も設定やライセンスの条件を満たせば、会議中に記録を開始・停止できます。一方、Microsoftの共同開催者向け権限表では「会議の記録を管理する」は制限事項とされています。録画の所有者は開催者であり、会議後に行える削除や有効期限の変更などは、保存先の権限や組織の設定にも左右されます。

Teamsで共同開催者を設定する方法は?

Teamsで共同開催者を設定するには、対象者を必須出席者へ追加し、会議オプションの「ロール」から指定します。ここでは、予定表を使った設定手順を4段階に分けて解説します。

共同開催者にするユーザーを必須出席者へ追加する

共同開催者に指定する前に、そのユーザーを会議の「必須出席者」へ追加します。候補一覧に表示させるために必要な準備です。

  1. Teamsの予定表で会議を新規作成するか、設定済みの会議を開く
  2. 「必須出席者」欄に共同開催者にするユーザーの名前を入力する
  3. 新規会議は「送信」、設定済み会議は「更新プログラムの送信」を選ぶ

共同開催者に設定できるのは、開催者と同じ組織のユーザー、または同じ組織内のゲストアカウントです。組織外の外部参加者は指定できません。まず参加者として会議へ直接招待してから、次の設定へ進みましょう。

Teamsの予定表から対象の会議を開く

必須出席者へ追加した後は、Teamsの予定表から共同開催者を設定する会議を開きます。会議の詳細画面へ進む操作です。

  1. Teamsの左側にある「予定表」を選ぶ
  2. 共同開催者を設定する会議を予定表から選択する
  3. 「イベントの表示」を選び、会議の詳細画面を開く

共同開催者の設定は、自分が開催者としてスケジュールした会議で行います。会議リンクから参加画面を開くのではなく、予定表上のイベントを選択してください。同じ名前の会議が複数ある場合は、タイトルだけで判断せず、開催日時や必須出席者を確認して対象の会議を開くと、設定先の間違いを防ぎやすくなります。

会議オプションから「ロール」を開く

会議の詳細を開いたら「オプション」を選択し、会議オプション内の「ロール」を開きます。共同開催者の指定欄は、この画面にあります。

  1. 会議の詳細画面にある「オプション」を選ぶ
  2. 会議オプションが表示されたら「ロール」を選ぶ
  3. 「共同開催者を選択」欄が表示されていることを確認する

「ロール」では、共同開催者のほか、会議で発表できるユーザーなども設定できます。今回操作するのは「共同開催者を選択」の欄です。指定したいユーザーの名前が候補に表示されないときは、会議の詳細画面へ戻り、その人が必須出席者として追加されているか確認しましょう。

共同開催者を選択して設定を適用する

「共同開催者を選択」欄で対象者を検索して選び、「適用する」を押せば設定は完了です。共同開催者は最大10人まで追加できます。

  1. 「共同開催者を選択」のドロップダウンを開く
  2. 名前を検索し、対象のユーザーを選択する
  3. 複数人を追加する場合は同じ操作を繰り返す
  4. 選択内容を確認して「適用する」を選ぶ

設定後、共同開催者は会議の参加者リストで開催者として表示され、会議オプションや参加者の管理を補助できます。選択できるのは開催者と同じ組織のユーザー、または同じ組織内のゲストアカウントです。「適用する」を選ぶ前に、追加したい全員の名前が表示されているか確認しましょう。

Teamsで共同開催者を設定できないときは何を確認する?

Teamsで共同開催者を設定できない場合は、対象者の招待方法や所属組織、設定人数などを順番に確認します。ここでは、設定時に見直したい4つの項目を解説します。

対象者を必須出席者として招待しているか確認する

共同開催者の候補に名前が表示されないときは、対象者が会議の必須出席者として追加されているか確認します。Teamsでは、共同開催者に指定する前に、そのユーザーを会議へ直接招待しておく必要があります。

予定表から対象の会議を開き、出席者の欄に対象者の名前があるか確認してください。追加されていなければ「必須出席者」へ登録し、更新内容を送信してから会議オプションを開き直します。任意出席者として追加している場合も、必須出席者へ変更しましょう。名前が反映されると、「ロール」にある共同開催者の選択欄から指定できるようになります。

開催者と同じ組織のユーザーを指定しているか確認する

共同開催者に指定できない場合は、対象者が開催者と同じ組織に所属しているか確認します。組織外の外部参加者は、会議へ参加できても共同開催者には設定できません。

対象者のアカウントやメールアドレスを確認し、自社のMicrosoft 365環境に登録されたユーザーであるかを確かめてください。開催者の組織に登録されたゲストアカウントは指定できますが、外部アクセスで参加するだけのユーザーは対象外です。所属状況を判断できない場合は、TeamsやMicrosoft 365を管理する担当者へ確認すると、アカウントの種類を正確に把握できます。

共同開催者の人数が上限を超えていないか確認する

共同開催者を追加できないときは、すでに設定している人数が上限に達していないか確認します。Teamsの会議へ追加できる共同開催者は、1つの会議につき最大10人です。

予定表から会議オプションを開き、「ロール」の共同開催者欄に登録されている名前を数えてください。10人が設定済みの場合は、追加する対象者を見直す必要があります。担当を終えた人や会議運営に参加しない人が含まれていれば、その人を選択から外してから新しい対象者を指定します。定例会議では、共同開催者が各回の運営体制に合っているかもあわせて確認しましょう。

チャネル会議では対象者を会議に招待しているか確認する

チャネル会議で共同開催者が正しく機能しない場合は、対象者をその会議へ直接招待しているか確認します。チャネルのメンバーであるだけでは、個別の出席者として招待されていないことがあります。

会議の詳細画面を開き、対象者が必須出席者として登録されているか確認してください。名前がなければ追加して更新内容を送信し、その後に会議オプションの「ロール」から共同開催者へ指定します。Microsoftの案内では、チャネル会議で会議オプションを変更する共同開催者は、その会議に招待されている必要があります。設定後は対象者側でも招待が届いているか確認すると確実です。

Teamsの共同開催者を活用して会議運営を分担しよう

Teamsの共同開催者を設定すると、会議オプションや参加者、ロビー、ブレークアウトルームの管理を複数人で分担できます。設定する際は、対象者を必須出席者として招待し、会議オプションの「ロール」から指定します。候補に表示されない場合は、所属組織や設定人数、チャネル会議への招待状況を確認しましょう。権限と制限を事前に共有しておくと、会議を円滑に進めやすくなります。

広告

この記事をお読みの方におすすめのガイド5選【部署別紹介】

最後に、この記事をお読みの方によく活用いただいている人気の資料・ガイドを紹介します。すべて無料ですので、ぜひお気軽にご活用ください。

経理担当者向け

①Excel関数集 32選まとめブック

Excel関数集 32選まとめブック

経理担当者の方をはじめ、ビジネスパーソンが知っておきたい便利なExcel関数集を初級~上級までギュッと網羅。新人社員の研修用などにもお使いいただけます。Google スプレッドシートならではの関数もご紹介しています。

無料ダウンロードはこちら

②勘定科目・仕訳辞典(税理士監修)

勘定科目・仕訳辞典(税理士監修)

勘定科目・仕訳に関する基本知識、および各勘定科目の仕訳例を具体的かつ網羅的にまとめた、50ページを超えるガイドを無料で提供しております。お手元における保存版としてでだけでなく、従業員への印刷・配布用としてもぜひご活用ください。

無料ダウンロードはこちら

人事労務担当者向け

①入社・退職・異動の手続きガイドブック

入社・退職・異動の手続きガイドブック

書類の回収・作成・提出など手間のかかる入社・退職・異動(昇給・昇格、転勤)の手続き。

最新の制度をもとに、よくある質問やチェックポイントを交えながら、各手続きに必要な情報をまとめた人気のガイドですす。

無料ダウンロードはこちら

②社会保険・労働保険の手続きガイド

社会保険・労働保険の手続きガイド ‐入社・退職・異動編‐

企業において社会保険および労働保険の加入・喪失手続きは必ず発生し、手続きを誤れば保険事故が発生した際に従業員が不利益を被る可能性があります。

各保険の基本的な手続き方法を入社・退職・異動のシーン別にギュッとまとめた分かりやすいガイドです。

無料ダウンロードはこちら

総務・法務担当者向け

契約書ひな形まとめ30選

契約書ひな形まとめ30選

業務委託契約書や工事請負契約書…など各種契約書や、誓約書、念書・覚書、承諾書・通知書…など、使用頻度の高い30個のテンプレートをまとめた、無料で使えるひな形パックです。

無料ダウンロードはこちら


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。

関連記事