• 作成日 : 2026年8月28日

Slackが重い原因は?動作が遅いときの対処法をデバイス別に解説

PointSlackが重い原因と対処法は?

Slackが重い原因はキャッシュの蓄積・通信環境・古いアプリ・端末負荷の4つで、順番に切り分けて対処することで改善できます。

  • まず再起動とキャッシュ削除を試す
  • アプリ・OSを最新版に更新する
  • デバイス別に適した手順で対処する

Q. Slackの障害が原因か確認する方法は?

A. 公式の「Slack System Status」で障害発生状況や復旧状況を確認できます。

Slackの起動やチャンネルの切り替えが遅いと、返信や情報共有に時間がかかり、業務の進行にも影響します。動作が重くなる原因は、キャッシュや通信環境、アプリ・OSの状態、端末への負荷などさまざまです。原因によって有効な対処法が異なるため、状況を確認しながら1つずつ切り分ける必要があります。当記事では、Slackが重い原因と対処法を、デバイス別の改善方法とあわせて解説します。

Slackが重い原因は?

Slackが重くなる原因には、キャッシュの蓄積や通信環境、古いアプリ・OS、端末への負荷などがあります。ここでは、動作が遅くなる主な4つの原因を解説します。

キャッシュが蓄積している

Slackのキャッシュに不整合が生じると、画面の読み込みや表示が遅くなることがあります。キャッシュは、一度表示した情報を端末へ一時保存し、次回以降の読み込みを助けるデータです。

保存された一時データが正常に読み込めない状態では、起動に時間がかかる、メッセージや画像の表示が遅れるといった症状につながる場合があります。長期間利用したことだけで必ず重くなるわけではありませんが、Slack公式も接続や表示の問題に対してキャッシュの消去を案内しており、動作不良に関係する要因の1つです。

ネットワーク環境に問題がある

ネットワークの通信速度が遅い、または接続が不安定だと、Slackの表示や操作が重く感じられます。Slackはメッセージや画像をインターネット経由で送受信し、継続的な接続を保つ仕組みであるためです。

Wi-Fiの電波が弱い場所や、多くの端末が同じ回線を利用している環境では、読み込みや送信が遅れることがあります。プロキシやファイアウォール、VPNなどの設定によってSlackの接続が妨げられるケースもあります。通信状況が不安定だと、新着メッセージの反映にも遅れが生じる可能性があります。

アプリやOSが最新ではない

SlackアプリやOSが古いと、現在のSlackに必要な機能や修正へ対応できず、動作が遅くなったり不安定になったりする場合があります。古い環境には、最新の不具合修正や性能改善が反映されていません。

Slackは、デスクトップアプリやブラウザ、OSごとに対応するバージョンとサポート期間を定めています。サポート対象外の環境では、正常な動作が保証されず、一部機能が使えない可能性もあります。アプリだけでなく、利用しているブラウザや端末のOSが古いことも、表示や操作に影響する要因です。

参加しているワークスペースやデータ量が多い

多くのワークスペースへ同時にサインインしていると、Slackが処理する情報や通知が増え、端末への負荷が高まる場合があります。ほかのアプリやブラウザも同時に動かしている環境では影響が表れやすくなります。

また、画像や動画、ファイルが多い画面を表示すると、その都度データの取得や描画が必要です。ただし、ワークスペース内に保存されたメッセージやファイルの総量だけで、必ずSlackが重くなるとは限りません。実際の動作には、同時に開いている画面や端末のメモリ、CPUの性能も関係します。

Slackが重いときの対処法は?

Slackが重いときは、再起動やキャッシュの削除、更新、通信環境の確認などを順番に試すと改善する場合があります。ここでは、初心者でも取り組みやすい5つの対処法を解説します。

Slackを再起動する

Slackの動作が重いときは、最初にアプリを完全に終了して再起動します。一時的な処理の詰まりや通信エラーであれば、再起動だけで改善する場合があります。

  1. 編集中のメッセージや通話がないか確認する
  2. Windowsではタスクトレイ、MacではメニューバーからSlackを終了する
  3. Slackを再度起動して動作を確認する
  4. 改善しなければ端末自体を再起動する

画面を閉じただけでは、Slackが終了していない場合があります。再起動後は、メッセージの送受信やチャンネルの切り替えが正常か確認しましょう。

キャッシュを削除する

再起動しても改善しない場合は、Slackのキャッシュを削除します。キャッシュは表示に使う一時データで、不整合が起きると読み込みや画面表示が遅くなることがあります。

  1.  Slackの上部メニューから「ヘルプ」を開く
  2. 「トラブルシューティング」を選ぶ
  3. 「キャッシュを消去し、再起動する」を選択する
  4. 再起動後に表示や操作を確認する

ブラウザ版では、利用中のブラウザ側でキャッシュを削除します。再ログインが必要になる場合に備え、使用中のメールアドレスや認証方法も確認してから操作しましょう。

アプリやOSを最新版へ更新する

SlackアプリやOSが古い場合は、最新版へ更新します。古い環境では、不具合の修正や性能改善が反映されず、表示や操作が不安定になる可能性があります。

  1. Slackのメニューからアップデートを確認する
  2. 利用できる更新があれば案内に従って適用する
  3. OSやブラウザの更新状況も確認する
  4. 更新後に端末を再起動して動作を確かめる

OSを更新する前には、端末の空き容量や業務で使うソフトの対応状況も確認しましょう。更新作業は、通信が安定した環境で行うと中断を防ぎやすくなります。

ネットワーク環境を見直す

メッセージや画像の読み込みが遅い場合は、ネットワーク環境を見直します。通信速度の低下や接続の不安定さが原因で、SlackだけでなくほかのWebサービスも遅くなることがあります。

Wi-Fiの電波が弱ければルーターへ近づくか、有線接続や別の回線へ切り替えて確認しましょう。VPN、ファイアウォール、広告ブロック機能が通信を妨げる場合もあります。会社の端末では自己判断で無効にせず、管理者へ相談してください。Slackの接続テストや稼働状況も確認すると、端末側とサービス側の問題を分けやすくなります。続く場合は、管理者や事業者へ相談しましょう。

不要なアプリやタブを閉じる

端末全体の動作も遅い場合は、使っていないアプリやブラウザのタブを閉じます。複数のソフトを同時に開くと、メモリやCPUが使われ、Slackへ割り当てられる処理能力が減るためです。

動画会議、表計算ソフト、多数のWebページなど、負荷の高いものから終了してSlackの反応を確認しましょう。作業中のデータは、閉じる前に保存してください。タスクマネージャーやアクティビティモニタを使えば、負荷の高いアプリを確認できます。不要なアプリを閉じても改善しない場合は、端末の空き容量やメモリ不足も確認します。続く場合は、端末の再起動も試しましょう。

Slackが重いときはデバイスごとにどう改善する?

Slackの動作が重いときは、利用しているデバイスに合った対処を試す必要があります。ここでは、デスクトップ・Web版、iPhone版、Android版の改善方法を解説します。

デスクトップ版・Web版で改善する

デスクトップ版やWeb版では、再起動、キャッシュの削除、更新を順に試します。基本的な操作から確認すると、原因を切り分けやすくなります。

  1. Slackを完全に終了して再起動する
  2. デスクトップ版はキャッシュを消去して再起動する
  3. アプリ、ブラウザ、OSを更新する
  4. Web版は拡張機能を無効にするか、別のブラウザで確認する

改善しない場合は、通信環境やSlackの稼働状況も確認しましょう。会社の端末では、設定変更前に管理者へ相談してください。

iPhone版で改善する

iPhone版では、アプリの再起動、更新、キャッシュのリセット、通信環境の確認を順に行います。

  1. Slackアプリを終了して再起動する
  2. App StoreでSlackを更新する
  3. 「設定」→「Slack」を開き、「次回起動時にキャッシュをリセット」を有効にしてSlackを再起動する
  4. Wi-Fiとモバイル通信を切り替える
  5. 空き容量やiOSの更新状況を確認する

再インストールする場合は、ログイン方法を確認してから行いましょう。画面名はバージョンで異なることがあります。

Android版で改善する

Android版では、アプリの再起動や更新に加え、端末の設定からキャッシュを削除します。機種によって手順が異なります。

  1. Slackアプリを終了して再起動する
  2. Google PlayでSlackを更新する
  3. 端末の設定からSlackのキャッシュを削除する
  4. Wi-Fiとモバイル通信を切り替える
  5. 空き容量やAndroidの更新状況を確認する

「データを削除」を選ぶとログイン情報が消える場合があります。キャッシュの削除と混同しないよう注意しましょう。

Slackが重いときによくある質問

Slackの重さに関する疑問には、再インストールやワークスペース数、障害状況の確認方法などがあります。ここでは、原因を判断する際によくある3つの質問に答えます。

再インストールすると改善する?

再インストールで改善する場合はあります。アプリの破損や更新時の不具合が原因なら、入れ直すことで正常な状態へ戻る可能性があります。

一方、通信環境や端末の性能、Slack側の障害が原因の場合は改善しません。先に再起動や更新、キャッシュ削除を試し、それでも直らないときの手段と考えましょう。再インストール前には、ログイン方法や利用中のワークスペースを確認してください。

ワークスペースが多いと重くなる?

ワークスペースが多いだけで、必ずSlackが重くなるとは限りません。ただし、複数へ同時にサインインすると、通知や同期する情報が増え、端末への負荷が高まる場合があります。

特にメモリの少ない端末で、ほかのアプリやタブも多数開いていると影響が表れやすくなります。参加数よりも、同時に動かしている処理や端末性能が関係するため、ワークスペース数だけを原因と断定しないことが必要です。

Slackの障害が原因か確認する方法は?

Slackの障害が原因かどうかは、公式の「Slack System Status」で確認できます。障害が発生している機能や調査状況、復旧状況が掲載されます。

自分だけでなく複数の利用者に同じ症状が出ている場合や、再起動しても改善しない場合に確認しましょう。公式ページで問題が報告されていなければ、通信環境やアプリ、端末側の不具合も考えられます。過去の障害履歴も同じページから確認できます。

原因を切り分けてSlackの重さを改善しましょう

Slackが重いときは、キャッシュの不整合や通信環境、古いアプリ・OS、端末への負荷などが関係している可能性があります。まずは再起動やキャッシュの削除、アップデートを行い、改善しなければネットワークや端末の使用状況を確認しましょう。デバイスごとに適した対処法を試し、Slack側の障害情報も確認すると、原因を切り分けやすくなります。

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