• 更新日 : 2026年8月28日

OneNoteのエクスポート機能とは?できることや作業手順を解説

PointOneNoteのエクスポートで何ができる?

OneNoteのエクスポートは、ノートをPDFやWord文書として書き出す機能で、使うアプリによって対応範囲が異なります。

  • Windows版はページ・セクション・ノートブック全体に対応
  • Mac版・スマホアプリは開いているページ1枚のみPDF出力
  • ノートブック全体の書き出しは個人用OneDriveのみ可能

Q. ノートブック全体をエクスポートするには?

A. 個人用アカウントでOneNote for the webを開き、ノートブックを右クリックして「ノートブックのエクスポート」を選ぶとZIP形式でダウンロードできます。

OneNoteのエクスポートは、ノートをPDFやWord文書として書き出す機能です。書き出せる範囲はページ・セクション・ノートブックの3種類で、どれを選べるかは使っているアプリによって変わります。

当記事では、PDFとWordへの書き出し手順を環境別に整理し、ノートブック全体のバックアップやエクスポートできないときの対処法まで解説します。

OneNoteのエクスポートで何ができる?

OneNoteのエクスポートを使うと、ノートをPDFやWord文書といった外部ファイルとして保存できます。エクスポートできる単位はページ・セクション・ノートブック全体の3つで、Windows向けデスクトップ版では3単位すべてを選べます。

ここでは、エクスポートできるものを単位と形式の2点に分けて確認します。

エクスポートできる単位

エクスポートできる単位は、ページ・セクション・ノートブック全体の3つです。

Windows向けデスクトップ版のOneNoteでは、ページ、セクション、ノートブックをエクスポートできます。[ファイル]タブの[エクスポート]から、表示中のページ、セクション、またはノートブックを選びましょう。

ノートブック全体は、Windows向けデスクトップ版では[エクスポート]または[コピーを保存する]から、個人用OneDriveではOneNote for the webから書き出せます。対象は個人用OneDriveのノートブックに限られ、職場・学校のOneDriveやSharePointでは機能しません。

Mac版とスマホアプリで書き出せるのは、開いているページ1枚です。

使用するアプリ 書き出せる単位
OneNote(Windowsデスクトップ版) ページ、セクション、ノートブック
OneNote for the web(ブラウザ版) ページ、ノートブック全体(個人用OneDriveのみ)
OneNote for Mac ページ
Android・iPhone・iPad版 ページ

エクスポートできるファイル形式

Windowsのデスクトップ版で選べるファイル形式は5種類です。OneNote独自の形式に加えて、Word文書・PDF・XPS文書・単一ファイルWebページを指定できます。

配布や保管が目的ならPDF、書き出した後に文章を直したいならWord文書が向いています。Windows版同士でノートを移す場合は、OneNote形式での書き出しや[コピーを保存する]を利用し、移行先で正常に開けることを確認してください。

一方、ブラウザ版・Mac版・スマホアプリで選べるのはPDFだけです。ブラウザ版からノートブック全体を書き出したときだけは例外で、PDFではなくZIP形式の圧縮ファイルとしてダウンロードされます。

ファイル形式 拡張子 主な用途
PDF .pdf 見た目を保ったまま社外へ配布する
Word文書 .docx、.doc 書き出した後に文章やレイアウトを編集する
OneNoteセクション .one 別のOneNote環境へ取り込む
XPS文書 .xps Windows環境で表示を固定して保管する
単一ファイルWebページ .mht ブラウザーで開ける1つのファイルにまとめる

OneNoteをPDFでエクスポートするには?

PDFへの書き出しは、使っている環境によってやり方が変わります。Windowsのデスクトップ版はファイルタブのエクスポート、Mac版はファイルメニューのPDFとして保存、ブラウザ版とスマホアプリは印刷機能から進めましょう。

ここでは、環境別に4つの手順を解説します。

デスクトップ版でPDFに保存する手順

Windowsのデスクトップ版は、ファイルタブのエクスポートからPDFを作成します。ページ単位とセクション単位のどちらでも書き出せるため、複数ページを1つのPDFにまとめたいときにも使えるのが強みです。

  1. 書き出したいページ 開いた状態でファイルタブのエクスポートを選ぶ
  2. 現在の状態のエクスポート ページかセクションのどちらかを選ぶ
  3. 形式の選択 PDF(*.pdf)を選び、エクスポートをクリックする
  4. 名前を付けて保存 保存先とファイル名を指定して保存をクリックする

書き出したPDFは、その時点のノートを写し取った静的なファイルです。後からOneNote側を直しても、作成済みのPDFには反映されません。内容を最新に保ちたいときは、PDFを渡し直すかノートブック自体を共有しましょう。

ブラウザ版(OneNote for the web)でPDFに保存する手順

ブラウザ版は、エクスポートではなく印刷機能からPDFを作成します。一度に出力できるのは1ページだけで、セクション全体やノートブック全体をまとめてPDFにはできません。

Windowsのパソコンでは、まず対象のページを開き、ファイルから印刷を選んでもう一度印刷をクリックします。プリンターの一覧でMicrosoft Print to PDFを選ぶと、PDFがドキュメントフォルダーに保存される流れです。

Macのパソコンでは、ファイルメニューからPDFとしてエクスポートを選びます。名前を付けてエクスポートの欄にファイル名を入力し、保存先を指定して保存をクリックすれば完了です。ページ数が多いときは、セクション単位で一括処理できるWindowsのデスクトップ版を使うほうが早く終わります。

Mac版でPDFに保存する手順

Mac版のOneNoteは、ファイルメニューのPDFとして保存からPDFを作成します。書き出せるのは表示中のページ1枚で、Windows版のようなセクション単位の指定はありません。

操作は4ステップです。OneNoteで保存したいページに移動し、ファイルメニューからPDFとして保存をクリックします。表示された名前を付けて保存のダイアログでファイル名と保存場所を指定し、保存を選べばPDFができあがります。

複数ページをPDFにしたいときは、ページごとに操作を繰り返し、macOSのプレビューアプリなどで1つに結合してください。

スマホ・タブレットアプリでPDFに保存する手順

iPhoneとiPadでは、共有メニューの中にあるPDFの作成を使ってPDF化します。パソコンが手元になくても、開いているページをその場でPDFにして送れるのが利点です。

iPadの場合は、対象のページを開いて画面右上の共有アイコンをタップし、ページのコピーを送信、別のアプリで送信の順に進みます。表示された選択肢からPDFの作成をタップすると、そのページがPDFとして開きます。iPhoneでは、右上の省略記号アイコンから[共有]→[別のアプリで送信]→[PDFの作成]の順に進みます。

Android版では、対象ページの共有メニューから[コピーの送信]を選び、PDFの保存先または共有先を指定します。

いずれの端末でも扱えるのはページ1枚です。セクション単位でまとめるなら、パソコンのデスクトップ版で作業しましょう。

OneNoteをWord形式でエクスポートするには?

Word形式への書き出しは、Windowsのデスクトップ版で行います。ファイルタブのエクスポートを開き、ページかセクションを選んでから、形式の選択でWord文書(.docx)を指定してエクスポートをクリックする流れです。古いバージョンのWordで開く必要があるなら、Word 97-2003文書(.doc)も選べます。

Word文書での書き出しが役立つのは、書き出した後に体裁を整えたい場面です。余白や改ページを調整したい場合は、まず[表示]→[用紙サイズ]で用紙サイズと印刷余白を確認し、さらに細かな調整が必要ならWordへ書き出してからPDFにします。会議メモを議事録の書式に整える作業も、Wordなら見出しスタイルを当てるだけで済みます。

ノートブック全体をエクスポート・バックアップするには?

ノートブックを丸ごと書き出せるのは、個人用のMicrosoftアカウントでOneNote for the webにサインインした場合に限られます。ただし、Windows向けデスクトップ版でもノートブック全体をエクスポートまたは保存できます。

ここでは、アカウントの種類別に手順を紹介します。

個人用アカウントでノートブックをエクスポートする手順

個人用OneDriveのノートブックは、OneNote for the webから丸ごとダウンロードできます。ノートブックの一覧で対象を右クリックし、ノートブックのエクスポートを選ぶだけの操作です。

  1. ブラウザーでOneNote for the webを開く
  2. 一覧から書き出すノートブックを右クリックする
  3. メニューからノートブックのエクスポートを選ぶ
  4. 表示されたサイズを確認してエクスポートをクリックする
  5. ダウンロード完了の通知を待つ

作業前に、パソコンの空き容量を数ギガバイト単位で確保してください。画像やPDF、音声を貼り付けていると容量が膨らみやすく、途中で尽きるとダウンロードが中断されます。大きすぎるというエラーが出たら、一部のセクションを別のノートブックへ移して分割しましょう。

ダウンロードされるのはZIP形式の圧縮ファイルです。中身を確認する際は、ZIPを展開して「OneNote 目次」という名前のファイルを探し、WindowsのOneNoteアプリでダブルクリックします。この開き方はiOSでは使えないので注意しましょう。

職場・学校アカウントでノートブックをバックアップする手順

職場や学校のアカウントで使うノートブックは、ブラウザ版のノートブックのエクスポートを利用できません。控えを残すには、Windowsデスクトップ版の自動バックアップを設定します。

設定はファイルタブのオプションから開き、保存とバックアップを選びます。バックアップフォルダーの変更を押して保存先を指定してください。ハードドライブが壊れたときに備える機能のため、ネットワーク上の個人用フォルダーやUSBドライブなど、本体以外の場所を選ぶのが基本です。

現行のWindows版では、ノートブックのバックアップは既定で毎日、Mac版では毎週作成されます。更新量が多いなら、同じ画面でバックアップの回数を増やしておくと安心です。大きな変更の直後は、すべてのノートブックを今すぐバックアップで手動実行しましょう。

古い記録も残したいなら、保持するバックアップの数を調整しておきます。初期設定では、新しいバックアップが古いものを上書きするためです。個人用アカウントへ移すときは、ファイルタブのコピーの保存を使います。

OneNoteをエクスポートできないときの対処法は?

エクスポートがうまくいかない原因は、使っているアプリが対応していない操作を試しているケースがほとんどです。メニューに項目が見当たらない場合と、書き出したファイルの見た目が崩れる場合に分けて対処法を紹介します。

エクスポートの項目が見当たらないとき

ファイルタブにエクスポートが表示されないときは、Windowsデスクトップ版以外のOneNoteを使っている可能性が高いです。まず、開いているアプリの種類を確かめてください。

ブラウザで開いていてエクスポートがない

ブラウザ版はPDF出力を印刷から行う。ノートブック単位はノートブック一覧の右クリックから選ぶ

ブラウザ版でノートブックのエクスポートが選べない

職場・学校アカウントやSharePoint保存のノートブックは対象外。デスクトップ版のバックアップ機能を使う

リボンが1行でファイルタブにオプションもない

[ファイル]メニューがなく、タイトルバーに「OneNote for Windows 10」と表示される場合は、OneNote for Windows 10を使用している可能性がある

OneNote for Windows 10は、2025年10月14日にサポートが終了しました。現在は読み取り専用モードで動作し、ノートの表示とエクスポートはできるものの、作成・編集・同期はできません。

今後も編集を続けるなら、Microsoft StoreやMicrosoft 365から入手できるWindows上のOneNoteアプリへ移行してください。移行後は、ファイルタブにエクスポートとオプションの両方が表示されます

レイアウトや文字が崩れるとき

PDFの見た目が崩れる場合は、OneNote側で直そうとせず、Wordを経由して整えるのが近道です。印刷や印刷プレビュー、設定のダイアログにはページレイアウトを変更する項目がなく、OneNoteだけで調整できる範囲は限られています。

対処は2段階です。まずページ上の要素の間隔を広げ、文字や表が重ならない状態に整えましょう。それでも収まらないときは、ファイルタブのエクスポートからWord文書として書き出し、Word側で余白や改ページ、表の幅を調整してからPDFに変換します。

書き出す前にファイルタブの印刷から印刷プレビューを開けば、仕上がりを確かめられます。横に広がった表や大きな画像がはみ出しているなら、OneNote上でコンテナの幅を狭めてから書き出しましょう。

使っているOneNoteに合わせてエクスポート方法を選ぼう

OneNoteのエクスポートは、Windows向けデスクトップ版ではページ・セクション・ノートブックに対応し、Web版ではページと、個人用OneDriveに保存されたノートブック全体に対応します。配布用ならPDF、体裁を整えるならWord文書と、目的で形式を選び分けられます。

職場や学校のアカウントでは、Windows版の[コピーを保存する]や自動・手動バックアップ、またはMac版のバックアップを利用して控えを残しましょう。

広告

この記事をお読みの方におすすめのガイド5選【部署別紹介】

最後に、この記事をお読みの方によく活用いただいている人気の資料・ガイドを紹介します。すべて無料ですので、ぜひお気軽にご活用ください。

経理担当者向け

①Excel関数集 32選まとめブック

Excel関数集 32選まとめブック

経理担当者の方をはじめ、ビジネスパーソンが知っておきたい便利なExcel関数集を初級~上級までギュッと網羅。新人社員の研修用などにもお使いいただけます。Google スプレッドシートならではの関数もご紹介しています。

無料ダウンロードはこちら

②勘定科目・仕訳辞典(税理士監修)

勘定科目・仕訳辞典(税理士監修)

勘定科目・仕訳に関する基本知識、および各勘定科目の仕訳例を具体的かつ網羅的にまとめた、50ページを超えるガイドを無料で提供しております。お手元における保存版としてでだけでなく、従業員への印刷・配布用としてもぜひご活用ください。

無料ダウンロードはこちら

人事労務担当者向け

①入社・退職・異動の手続きガイドブック

入社・退職・異動の手続きガイドブック

書類の回収・作成・提出など手間のかかる入社・退職・異動(昇給・昇格、転勤)の手続き。

最新の制度をもとに、よくある質問やチェックポイントを交えながら、各手続きに必要な情報をまとめた人気のガイドですす。

無料ダウンロードはこちら

②社会保険・労働保険の手続きガイド

社会保険・労働保険の手続きガイド ‐入社・退職・異動編‐

企業において社会保険および労働保険の加入・喪失手続きは必ず発生し、手続きを誤れば保険事故が発生した際に従業員が不利益を被る可能性があります。

各保険の基本的な手続き方法を入社・退職・異動のシーン別にギュッとまとめた分かりやすいガイドです。

無料ダウンロードはこちら

総務・法務担当者向け

契約書ひな形まとめ30選

契約書ひな形まとめ30選

業務委託契約書や工事請負契約書…など各種契約書や、誓約書、念書・覚書、承諾書・通知書…など、使用頻度の高い30個のテンプレートをまとめた、無料で使えるひな形パックです。

無料ダウンロードはこちら


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。

関連記事