- 作成日 : 2026年7月7日
Googleスライドにスマホで動画を挿入するには?アプリで挿入できない場合の対処法を解説
ChromeやSafariのデスクトップ表示に切り替えれば、PC版と同じ手順で挿入できます。
- スマホアプリの挿入メニューに動画の項目がないことを知る
- ブラウザでデスクトップ表示に切り替えてから動画を追加する
- 再生できない場合は共有設定と動画形式から順番に確認する
再生設定(自動再生・開始時間の指定)はブラウザ版でのみ変更可能です。
GoogleスライドのスマホアプリはiOS・Android共に、動画を直接挿入できません。
ただし、スマホのブラウザからデスクトップ表示に切り替えれば、PC版と同じ手順で動画を挿入できます。本記事では、Googleドライブ経由とYouTubeのURL経由の挿入手順と、再生トラブルへの対処法を解説します。
目次
スマホアプリではGoogleスライドに動画を挿入できない
Googleスライドのスマホアプリ(iOS/Android)は動画の挿入に対応していません。アプリ版の挿入メニューには動画の項目そのものがなく、ウェブ版とは仕様が異なります。
アプリ版には動画挿入メニューがない
PC版のGoogleスライドでは「挿入」→「動画」と選べますが、スマホアプリ版の「挿入」メニューにはこの項目がありません。
PC版のGoogleスライドでは「挿入」メニューから「動画」を選べます。一方、スマホアプリ版の「挿入」メニューには画像・テキストボックス・図形・表・リンクといった項目しか表示されません。
「アプリを最新バージョンにアップデートすれば使えるのでは?」と考える方もいるかもしれません。Google公式ヘルプでもスマホアプリでの動画挿入には言及されておらず、アップデートで解消される類の問題ではありません。
参考:画像や動画を挿入、削除する | Google ドキュメント エディタ ヘルプ
スマホブラウザのデスクトップ表示で代替できる
アプリが未対応でも、ChromeやSafariをデスクトップ表示に切り替えれば動画挿入が行えます。
スマホのブラウザからGoogleスライドのウェブ版を開けば動画挿入が可能です。ChromeやSafariなどのブラウザで「デスクトップサイト表示」に切り替えると、PC版と同じ操作画面が表示されます。
外出先や移動中にPCがない状況でも、スマホだけで動画を追加できます。営業先で急きょ製品デモの動画をスライドに差し込みたい場面や、社内研修用の資料を通勤中に仕上げたい場面で役立ちます。
アプリ版とブラウザ版の動画関連機能の違いを整理すると、以下のとおりです。
| 機能 | アプリ版 | ブラウザ版(デスクトップ表示) |
|---|---|---|
| 動画の挿入 | ×(メニューなし) | ○ |
| 動画の再生 | ○(閲覧のみ) | ○ |
| 再生設定の変更 | × | ○ |
| 動画の削除・移動 | ○ | ○ |
アプリ版でもPC版で挿入済みの動画を再生したり、位置を移動させたりはできます。ただし、新規に動画を追加したい場合や再生設定(自動再生・開始時間の指定など)を変更したい場合は、ブラウザ版を使う必要があります。
スマホのブラウザでGoogleスライドに動画を挿入するには?
ブラウザのデスクトップ表示に切り替えれば、GoogleドライブまたはYouTube URLを経由して動画を挿入できます。まずブラウザ側でデスクトップ表示をオンにしてから操作を進めましょう。
デスクトップサイト表示に切り替える
ChromeとSafariでは設定メニューからデスクトップサイト表示に切り替えられ、PC版と同じ画面でGoogleスライドを操作できます。
まず、スマホブラウザでGoogleスライドのウェブ版を開く準備をしましょう。手順は以下のとおりです。
- ChromeまたはSafariで「slides.google.com」にアクセスする
- Googleアカウントでログインする
- ブラウザの設定メニューから「デスクトップサイト」(Chromeの場合)または「デスクトップ用Webサイトを表示」(Safariの場合)をオンにする
- PC版と同じ画面が表示されたら、編集したいスライドを開く
スマホの画面は小さいため、ピンチイン・ピンチアウトで拡大縮小しながら操作するのがコツです。横向き(ランドスケープモード)にすると、メニューバーが見やすくなるでしょう。
Googleドライブ経由で動画を挿入する
スマホで撮影した動画やダウンロード済みのファイルは、Googleドライブにあらかじめアップロードしてからスライドに挿入します。
スマホで撮影した動画やダウンロード済みの動画ファイルをスライドに挿入したいなら、Googleドライブ(Google Drive)経由が便利です。あらかじめ動画をドライブにアップロードしておく点がポイントです。
手順は以下のとおりです。
- Googleドライブアプリまたはブラウザから、挿入したい動画ファイルをドライブにアップロードする
- Googleスライドのデスクトップ表示画面で、上部メニューの「挿入」→「動画」を選択する
- 表示されたダイアログで「Googleドライブ」タブを選ぶ
- アップロード済みの動画が一覧表示されるので、対象の動画を選択して「挿入」をタップする
Googleスライドに挿入できる動画の対応形式を以下に整理しました。
| 形式 | 再生の安定性 |
|---|---|
| MP4 | ◎(推奨) |
| MOV | ○ |
| WebM | ○ |
| AVI | △(再生不可の場合あり) |
| WMV | △(再生不可の場合あり) |
| MKV | ×(非推奨) |
スマホで撮影した動画は多くの場合MP4またはMOV形式で保存されるため、特に変換せずそのままアップロードできるケースがほとんどでしょう。AVI・WMVなど安定性の低い形式を使っている場合は、MP4に変換してから再度アップロードすると、スライド上での再生が安定します。
YouTube URLで動画を挿入する
公開済みのYouTube動画はURLを直接貼り付けるだけで挿入でき、ドライブへのアップロード手順が省けます。
自社のYouTubeチャンネルにアップロード済みの動画や、公開されているYouTube動画を使いたい場合は、URLを指定して挿入する方法が効率的です。
手順は以下のとおりです。
- Googleスライドのデスクトップ表示画面で「挿入」→「動画」を選択する
- 「YouTube」タブを選び、検索ボックスにキーワードを入力して検索する。または「URL」タブを選んでYouTube動画のURLを直接貼り付ける
- 目的の動画を選択して「挿入」をタップする
YouTube経由の場合、動画ファイルはYouTubeのサーバーからストリーミング再生されます。そのため、プレゼン時にインターネット接続が必要になる点は把握しておきましょう。オフライン環境でプレゼンする予定がある場合は、Googleドライブ経由での挿入を選ぶほうが安心です。
なお、限定公開や非公開に設定されたYouTube動画でも、URLを指定すれば挿入は可能です。ただし、再生時にはその動画へのアクセス権限
が必要になります。プレゼンの共有相手にも閲覧権限を付与しておきましょう。
スマホでGoogleスライドの動画が再生できない場合の対処法は?
再生できない場合、原因として「共有設定」「動画形式」「通信環境」「キャッシュ」が多く見られます。順番に確認すれば、多くのトラブルを解消できます。
共有設定と動画形式を確認する
Googleドライブの動画ファイルの共有設定が「自分のみ」のままだと、他の閲覧者はスライド上で動画を再生できません。
再生できないトラブルで多い原因が、Googleドライブの共有設定です。例えば、プレゼン資料を取引先に共有したのに「動画が表示されない」と指摘されたケースでは、動画ファイル自体の共有設定を見落としている場合がほとんどです。スライドを共有しても、挿入元の動画ファイルには別途アクセス権限が必要になります。
チェックすべき項目は以下のとおりです。
- Googleドライブで動画ファイルを右クリック(スマホでは長押し)→「共有」を開く
- 「リンクを知っている全員が閲覧可能」に変更する、または特定ユーザーに閲覧権限を付与する
- 動画形式がMP4・MOV・WebMのいずれかであることを確認する
- ファイルサイズが極端に大きくないか確認する
AVI・WMVなど安定性の低い形式の動画を使っている場合は、MP4に変換してから再度アップロード・挿入すると解決するケースが多いです。スマホ向けの動画変換アプリや、オンラインの変換サービスを利用すれば、PC不要で形式変換を完結できます。
参考:Google ドライブで動画を保存、再生する | Google ドライブ ヘルプ
通信環境とキャッシュを確認する
動画はストリーミング再生されるため、電波が弱い場所では読み込みがタイムアウトして再生に失敗しやすくなります。
共有設定や動画形式に問題がないのに再生できない場合は、通信環境やブラウザのキャッシュが原因として考えられます。モバイルデータ通信で電波が弱い場所にいると、動画の読み込みがタイムアウトして再生に失敗する場合があります。Wi-Fi環境に切り替えて再度試してみましょう。
通信環境とキャッシュに関するチェック項目は以下のとおりです。
- Wi-Fiまたは安定したモバイル通信に接続されているか確認する
- ブラウザのキャッシュとCookieをクリアしてページを再読み込みする
- 別のブラウザ(ChromeからSafari、またはその逆)で開いてみる
- スマホを再起動してから再度アクセスする
- Googleのサービス障害が発生していないかステータスページで確認する
キャッシュが蓄積するとブラウザの動作が不安定になり、動画再生に影響することがあります。特に、同じブラウザで長期間キャッシュをクリアしていない場合は、一度削除してみるだけで改善するケースも少なくありません。
参考:Google Workspace ステータス ダッシュボード | Google
スマホでGoogleスライドの動画付きスライドを映すコツは?
動画付きスライドをスマホからプレゼンする際は、再生設定の調整と音声出力のテストを事前に済ませておきましょう。本番中に「動画が再生されない」「音声が聞こえない」といったトラブルを防げます。
自動再生やループの設定を行う
動画の再生方法は「クリック時に再生」または「自動」から選べ、プレゼンの流れに合わせた調整が可能です。
Googleスライドでは、挿入した動画の再生方法を細かく設定できます。スライドを切り替えた瞬間に動画を自動再生させたり、特定の区間だけをループ再生させたりと、プレゼンの流れに合わせた調整ができます。
設定手順は以下のとおりです。
- ブラウザ版(デスクトップ表示)で動画オブジェクトをクリックする
- 右側に表示される「書式設定オプション」パネルを開く
- 「動画の再生」セクションで、再生方法を「クリック時に再生」または「自動」に切り替える
- 必要に応じて「開始時間」「終了時間」を指定する
- 「音声をミュート」のオン・オフを確認する
自動再生に設定しておくと、スライドを進めるだけで動画が流れ始めます。製品のデモ動画を見せながら口頭で補足説明するスタイルのプレゼンに適しています。質疑応答の流れに応じて動画を再生するかどうかを判断したい場合は「クリック時に再生」のままにしておくほうが柔軟に対応できます。
音声出力を事前にテストする
スマホ単体のスピーカーは会議室やセミナー会場では音量が不足しやすく、音声が聞こえないトラブルが起きやすくなります。
スマホから動画付きスライドをプレゼンする際に見落としがちなのが、音声の出力先です。本番前に確認しておきたい項目は以下のとおりです。
- Bluetoothスピーカーやプロジェクターの音声出力との接続テスト
- スマホのマナーモード・サイレントモードがオフになっているか
- 動画自体の音量が適切か(撮影時の録音レベルが低い場合がある)
- HDMIアダプターやMiracast経由で外部ディスプレイに出力する場合、映像と音声の両方が出力されるか
iPhoneのサイレントスイッチがオンになっていると、スライド上の動画から音声が出ません。意外と見落としやすいポイントなので、プレゼン前に物理スイッチの状態を確認しましょう。
本番前のチェックリストを活用する
スムーズなプレゼンのために、本番前のチェックリストで準備状況を確認しておくと安心です。
スマホでの動画付きプレゼンをスムーズに進めるために、本番前に以下のチェックリストを確認しておきましょう。
- 動画がスライド上で正常に再生されるかテスト済み
- 再生設定(自動再生 or クリック時再生)を確認済み
- Wi-Fiまたは安定したモバイル通信に接続済み
- スマホのマナーモード・サイレントモードをオフに設定済み
- 外部スピーカーやプロジェクターとの接続テスト済み
- 動画ファイルのGoogleドライブ共有設定を確認済み
- スマホのバッテリー残量が十分にあることを確認済み
動画のストリーミング再生はバッテリーの消耗が早いため、長時間のプレゼンではモバイルバッテリーを手元に用意しておくとよいでしょう。また、会場のWi-Fiが不安定な場合に備えて、テザリングなどバックアップの通信手段も準備しておくと安心です。
スマホでGoogleスライドに動画を挿入するために
GoogleスライドへのスマホからのYouTube動画・ドライブ動画の挿入は、アプリではなくブラウザのデスクトップ表示から行います。ChromeやSafariの設定メニューでデスクトップ表示をオンにすれば、PC版と同じ「挿入」→「動画」の操作が使えます。
再生トラブルが起きた場合は、まずGoogleドライブの共有設定と動画形式(MP4推奨)を確認しましょう。プレゼン本番では、再生設定の事前調整と音声出力のテストを済ませておくことで、動画付きスライドを安定して進められます。
システム乱立を解消するためのステップとは?
多くの企業がバックオフィス業務効率化のため多様なクラウドシステムを導入するも、「便利なはずが非効率」という現実に直面しています。
その原因は、勤怠や経費など「部分最適」なシステム導入による乱立です。システム同士がつながらず、データの手入力やExcelでの突き合わせ作業が常態化。
これは「見えないコスト」を増やし、業務フローを複雑化させ、現場の負担を増大させます。システム乱立のリスクを整理し、業務アセスメントによる根本解決策をご紹介するホワイトペーパーを用意していますので、ぜひお気軽にご覧ください。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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