• 更新日 : 2026年9月17日

リンクを共有とは?スマホ(iPhone/Android)でのやり方と注意点

Pointリンクを共有とは、どんな操作を指す?

見ているページやファイルの場所を示すURLを渡し、同じ画面を開いてもらう操作です。送る手段は次の3つに分かれます。

  • 離れている人には共有ボタンから送る
  • 文字で残したいときはURLを貼り付ける
  • 目の前にいる人にはQRコードを見せる

クラウド上のファイルはアクセス権の設定しだいで第三者も中身を開けるため、送信前に必ず見直しましょう。

気になる記事を同僚に送る、SNSで話題になっている投稿を知人に見せる、会議資料を参加者に配る。こうした場面で使うのが、リンクを共有する操作です。ページやファイルのURLを渡すだけなので、画面を撮影したり重いデータを添付し直したりする手間がいりません。

この記事では、共有できるものの違いから、iPhoneとAndroidでのやり方、送る前に確かめたい設定までまとめました。

リンクを共有すると、相手には何が届く?

リンクを共有とは、ページやファイルの場所を示すURLを渡し、同じ画面を相手に開いてもらう操作です。送れるものはWebページ、クラウド上のファイル、SNSの投稿などで、どれを送るかで相手側の見え方も変わります。

Webページは相手も同じ内容をそのまま開ける

ニュース記事や商品ページのURLなら、受け取った人はタップするだけで同じ画面を表示できます。

スクリーンショットと違い、あとから元のページが更新されれば、相手が開いたときには最新の内容に変わっています。ただし、会員登録が必要なページや、検索条件で絞り込んだあとの画面は例外です。

相手の手元ではログイン前の画面が開いたり、絞り込みが外れた状態になったりします。有料記事も、途中までしか読めないことがあります。

クラウドのファイルはアクセス権を持つ人だけが開ける

Google ドライブやOneDriveの資料は、URLを送っただけでは相手が開けない場合があります。

保管場所の設定で見られる人が決まるため、権限のない相手には「アクセス権が必要です」と表示されます。逆にいえば、範囲を絞れば渡した人だけに見せられます。Webページとの大きな違いは、送ったあとで中身を差し替えられる点です。

同じURLから常に最新版を開いてもらえる一方、ファイルを削除すると相手側も見られなくなります。

SNSの投稿は公開範囲によって見え方が変わる

XやInstagramの投稿にも1件ごとにURLがあり、話題の投稿だけを抜き出して送れます。

相手はアプリを入れていなくても、ブラウザ版で内容を確認できます。ただし、非公開アカウントやフォロワー限定の投稿は、URLを渡しても相手の画面には表示されません。

投稿者が削除すればページごと消えるので、後から見返したい情報は、URLと一緒に要点をメモしておくと安心です。

スマホでリンクを共有するやり方は?

基本の流れは「共有ボタンを押す」「送り先を選ぶ」「送信する」の3ステップです。ブラウザ、SNS、地図など、ほとんどのアプリに同じ形のボタンが置かれています。

iPhoneは共有ボタンから送り先のアプリを選ぶ

Safariでページを開き、画面下部中央の共有アイコンをタップして、LINEやメールなど送り先を選べば完了します。

  1. Safariで送りたいページを開く
  2. 画面下部にある「・・・」/四角から上向きの矢印が出たアイコンの中から共有アイコンをタップする
  3. 表示された候補から送り先のアプリを選ぶ
  4. 宛先を指定して送信する

目印は、四角から上向きの矢印が出たアイコンです。候補に送りたい相手が出てこないときは、一覧の右端にある「その他」からすべてのアプリを表示できます。URLの文字列だけを手元に残したい場合は、メニュー内の「コピー」を選び、メモやチャット欄に貼り付けてください。

AndroidはChromeのメニューから共有を選ぶ

Chromeではアドレスバー横のその他アイコンから「共有」をタップすると、送り先の一覧が開きます。

共有したいページを表示した状態でその他アイコンを押し、共有を選んでから相手のアプリを指定する流れです。一覧に目的のアプリが見当たらないときは、その他アイコンをタップすると候補が広がります。ページを送る機会が多い人は、設定内のツールバーショートカットで共有を追加しておくと、アドレスバーの横から1タップで呼び出せます。

SNSの投稿は各アプリの共有アイコンから取り出す

投稿の下や右上にある共有アイコンから「リンクをコピー」を選ぶと、その投稿だけのURLが取り出せます。

コピーしたURLをチャットに貼れば、相手は該当の投稿をすぐ開けます。同じメニューからLINEやメールへ直接送ることもできるので、話題の投稿を見つけたその場で回せます。画面を撮影して送る方法もありますが、投稿者や日付が一緒に表示されるURLのほうが、情報の出どころを伝えやすくなります。

対面ならQRコードを表示して読み取ってもらう

その場にいる相手には、URLをQRコードに変えて画面を見せるほうが速く済みます。

Chromeでは共有メニューの中にQRコードの項目があり、選ぶとその場でコードが作られます。相手はカメラを向けるだけでページを開けるので、連絡先を知らない人にも渡せます。作ったコードは画像として保存できるため、店頭の掲示や資料への貼り付けにも使えます。

自分の別の端末へは「デバイスに送信」で送る

同じアカウントでログインしていれば、スマホで見ていたページをパソコンへそのまま送れます。

Chromeの共有メニューから「デバイスに送信」を選び、送り先の端末を指定すると、その端末に通知が届きます。移動中にスマホで見つけた資料を、会社のパソコンで続きから読む、といった使い方ができます。iPhoneとMacの組み合わせなら、AirDropでも同じことが可能です。

送る相手ごとの向き不向きは、次の表のとおりです。

送りたい相手 向いている方法 特徴
離れている相手 共有メニューからチャットやメールへ送る やりとりの履歴が残る
目の前にいる相手 QRコード、AirDrop、クイック共有 連絡先を交換しなくてよい
自分の別の端末 デバイスに送信 同じアカウントでのログインが前提

リンクを共有する使い方は仕事でどう活かせる?

資料そのものを送らずに済ませられる点が、仕事で使うときの一番の利点です。容量の制限やバージョン違いといった、ファイルの受け渡しで起きがちな面倒が減ります。

資料はクラウドに置いてURLだけを回す

同じファイルを何度も送り直す必要がなくなり、どれが最新版か分からなくなる事故も起きにくくなります。

会議の直前に数字の修正が入った、という場面はよくあります。資料をGoogle ドライブやOneDriveに保存し、参加者にはURLだけを送っておけば、直したあとの内容を同じURLから見てもらえます。メールに添付する方式では、古い版のまま印刷されて話がかみ合わなくなることがありますが、その心配もなくなります。

参考ページはチャットに貼って認識をそろえる

制度の解説や競合サイトは、口頭で説明するより元のページを見てもらうほうが早く伝わります。

移動中に法改正のニュースを見つけたときなど、その場でチームのチャットに投げられます。SNSで業界の話題が広がっているときも、投稿のURLを回せば温度感まで一緒に伝わります。このとき「3つ目の見出しの数字を見てほしい」と一言添えると、受け取った側が読む範囲に迷いません。

地図やフォームは打ち直さずそのまま送れる

訪問先の住所や申込フォームは、地図アプリやブラウザの共有ボタンから送ると入力ミスが起きません。

初めて行く取引先に何人かで向かうときは、地図アプリで目的地を表示して共有を押します。ピンの位置がそのまま届くので、受け取った側はタップするだけで経路案内を始められます。アンケートや申込フォームのURLも、手打ちで写すと1文字違うだけで開けなくなるため、共有ボタン経由で渡すほうが確実です。

リンクを共有する前に確認したい注意点は?

URLは相手から別の人へ転送できてしまうため、渡した人だけが見るとは限りません。確かめる場所は、送るものの種類ごとに変わります。

クラウドのファイルは公開範囲を制限付きにする

「リンクを知っている全員」のままだと、URLが回った先の人まで中身を開けます。

Google ドライブでは、アクセスできる範囲を制限付きにするか、リンクを知っている全員にするかを選べます。後者を選ぶと、Google アカウントにログインしていない人でもファイルを開けるようになります。社外に出したくない資料は制限付きのままにして、相手のメールアドレスを個別に追加しましょう。役割も閲覧者、閲覧者(コメント可)、編集者から選べるので、書き換えられたくない資料は閲覧者に設定します。

リンクがうまく共有できないときはどうする?

相手から開けないと連絡が来たら、原因はアクセス権、アプリ、ボタンの位置の3つに絞って確認すると早く解決します。

相手が開けないときはアクセス権の不足を疑う

「アクセス権が必要です」と表示される場合は、公開範囲が制限付きのままになっています。

相手のメールアドレスを追加するか、範囲を広げれば解決します。会社のアカウントを使っているときは、管理者の設定で外部への共有そのものが止められていることもあります。何度設定しても開けないと言われたら、社内の管理担当に確認してみましょう。

別のページが開くのはアプリ内ブラウザが原因

SNSアプリの中でURLを開くと、ログイン状態が引き継がれず、思った画面にならないことがあります。

この場合は、開いた画面のメニューから「ブラウザで開く」を選んでもらいます。相手側でURLをコピーして、SafariやChromeのアドレスバーに貼り付けてもらう方法でも同じ結果になります。ログインが必要なサービスのページを送るときは、あらかじめこの点を伝えておくと問い合わせが減ります。

共有ボタンが見つからないときはメニューの中を探す

アイコンが画面に出ていなくても、その他アイコンや長押しのメニューに共有の項目が入っています。

ページ内のリンクを長押しすると、コピーや共有の選択肢が表示されます。アプリによっては画面上部にボタンが置かれていることもあるため、下だけを探して見つからない場合は上も確認してください。Chromeなら、設定のツールバーショートカットから共有を追加しておく方法もあります。

リンクを共有する操作を覚えて、やりとりを短くしよう

リンクを共有とは、ページやファイルのURLを渡して同じ画面を見てもらう操作です。送れるものはWebページ、クラウドの資料、SNSの投稿の3種類で、iPhoneでもAndroidでも共有ボタンから送り先を選ぶ流れは変わりません。目の前の相手にはQRコード、自分の別の端末にはデバイスに送信と使い分ければ、資料を送り直す手間や住所の打ち間違いがなくなります。

気をつけたいのは、送るものによって確認する場所が違う点です。クラウドの資料は公開範囲を制限付きにし、Webページは文字列に個人情報が入っていないかを見て、SNSの投稿は撮影ではなくURLで回す。この3つを押さえておけば、意図しない相手に中身が渡る事態を防げます。

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