- 更新日 : 2026年8月28日
Teamsのセクションとは?OneNoteでの役割や作成方法・活用例を解説
TeamsのOneNoteセクションは、ノートブック内のページを用途やテーマごとに整理する区切り単位です。
- バインダーのインデックスに相当する整理機能
- 権限を持つメンバーと閲覧・共同編集が可能
- 会議・プロジェクト・マニュアル管理に活用
Q. TeamsのチャネルとOneNoteのセクションは何が違う?
A. チャネルは会話やファイルを扱うスペース、セクションはOneNote内でページを整理する単位です。
Teamsで使うOneNoteのセクションとは、ノートブック内のページを用途やテーマごとに分類するための整理単位です。授業や会議、プロジェクトなど、目的別にページをまとめることで、必要な情報を探しやすくなります。
共有ノートブックにアクセス権を持つチームメンバーは、セクション内のページを閲覧できます。また、編集権限を持つメンバーは、内容の追記や共同編集も可能です。
当記事では、Teamsで使うOneNoteのセクションの役割や作成・管理方法、活用例、Teamsのチャネルとの違いを解説します。
Teamsで使うOneNoteのセクションとは?
Teamsで使うOneNoteのセクションは、ノートブックの中で関連するページをテーマごとにまとめる区切りです。ここでは、セクションの役割と、情報を整理するメリットを解説します。
OneNoteのノートを用途ごとに整理するための機能
セクションは、OneNoteのノートを用途ごとに仕分けるための整理機能です。OneNoteのノートブックを1冊のバインダーにたとえると、セクションは中身を区切るインデックス、ページは各用紙にあたります。たとえば「議事録」「タスク」「資料」といった用途別にセクションを分けておくと、情報が混ざらず必要な内容へ素早くたどり着けるでしょう。
TeamsのチームやチャネルにはOneNoteのノートブックをタブとして追加でき、追加後は同じ整理の仕組みをTeams上でも活用できます。用途に合わせてセクションを分けておくと、後から必要な情報を見つけやすくなります。
ページを分類して見やすく管理できる
セクションを使うと、増え続けるページをテーマ単位で分類し、見やすく管理できます。ページ数が多いノートブックでも、目的のセクションを選ぶことで、関連するページに絞って確認できるのが利点です。
OneNoteでは、利用するアプリや画面の設定に応じて、セクションがタブまたは一覧として表示されます。セクションを選択すると、その中に保存されているページが一覧に表示されます。関連するページを1つのセクションにまとめておけば、検索だけに頼らず、分類から目的の情報を探せるでしょう。
更新頻度の高いセクションを見つけやすい位置へ移動したり、色分けしたりするのも有効です。ページが増えやすいノートブックほど、セクション単位での分類が管理のしやすさにつながります。
チームメンバーとノートを共有できる
Teamsのチャネルに共有ノートブックを追加すると、ノートブックへのアクセス権を持つチームメンバーが、セクション内のページを閲覧できます。編集権限を持つメンバーは、ページへの追記や共同編集も可能です。
誰かがページを更新すると、通常は変更内容が自動的に同期され、ほかのメンバーにも反映されます。ただし、通信環境や同期状態によっては、更新がすぐに反映されない場合があります。
なお、共有や共同編集の可否はセクションそのものではなく、ノートブックに設定されたアクセス権によって決まります。チームメンバーであっても、対象ノートブックへの権限がなければ閲覧や編集はできません。
TeamsでOneNoteのセクションを作成・管理するには?
Teamsから開いたOneNoteでは、利用環境やアクセス権に応じて、セクションの追加、名前の変更、並べ替え、削除などを行えます。
Teams内の画面に必要な操作項目が表示されない場合は、「ブラウザーで開く」または「デスクトップアプリで開く」を選び、OneNote for the webやデスクトップ版OneNoteから操作してください。ここでは、セクションを作成・管理する基本的な方法を紹介します。
セクションを追加する
新しいセクションは、セクション一覧にある「セクションの追加」などの項目から作成できます。利用しているOneNoteのバージョンによっては、既存のセクションを右クリックして「新しいセクション」を選ぶ方法もあります。
基本的な手順は次の通りです。
- チャネルのタブに追加したOneNoteを開く
- 「セクションの追加」を選ぶか、既存のセクションを右クリックして「新しいセクション」を選ぶ
- 新しいセクション名を入力して確定する
作成後は、セクション内にページを追加して内容を記録します。ボタンの名称や位置は、Teams内の表示、OneNote for the web、デスクトップ版OneNoteなど、利用環境によって異なる場合があります。
セクション名を変更する
セクション名は、対象のセクションを右クリックして「名前の変更」を選ぶことで修正できます。内容と合わない名前のままだと目的のページを探しにくくなるため、実態に合わせて付け直しましょう。
- 変更したいセクションを右クリックする
- メニューから「名前の変更」を選ぶ
- 新しい名前を入力して確定する
共有ノートブックでは、変更したセクション名がほかの利用者にも反映されます。混乱を防ぐため、共有ノートブックのセクション名を変更する場合は、必要に応じてチーム内へ周知しましょう。
セクションを並べ替える
セクションの順番は、対象のセクションをドラッグして移動できる場合があります。利用しているOneNoteの表示形式に応じて、よく使うセクションを見つけやすい位置へ並べ替えましょう。
- 移動したいセクションを選ぶ
- 配置したい位置までドラッグする
- 目的の位置で離す
別のノートブックやセクショングループへ移動する場合は、対象のセクションを右クリックし、「移動またはコピー」を利用できます。
不要なセクションを削除する
使わなくなったセクションは、対象のセクションを右クリックして「削除」を選ぶと削除できます。削除すると、セクション内のページも一緒に削除されるため、必要な内容が残っていないか確認してから実行しましょう。
- 削除したいセクションを右クリックする
- メニューから「削除」を選ぶ
- 確認メッセージが表示された場合は内容を確認する
共有ノートブックでは、削除の影響がほかの利用者にも及びます。重要なページは、削除前に別のセクションやノートブックへ移動またはコピーしておくと安全です。
削除したセクションは、削除から最大60日間はノートブックのごみ箱から復元できます。
TeamsのOneNoteのセクションはどのような場面で活用できる?
TeamsのOneNoteのセクションは、授業やプロジェクト、業務資料の共有など、幅広い場面で情報整理に役立つ機能です。ここでは、代表的な4つの活用シーンごとに、セクションの使い方を紹介します。
授業や講義ごとのノートを整理する
授業や講義では、科目や単元ごとにセクションを分けると、学習内容を整理できます。たとえば科目名でセクションを作り、講義の回ごとにページを追加すれば、後から特定の回の内容を見返しやすくなるでしょう。
教育機関向けのOneNote Class Notebookでは、主に次の領域を利用できます。
- 教員が資料を配布し、学生が閲覧するコンテンツライブラリ
- 学生と教員が共同作業を行う共同作業スペース
- 学生本人と教員がアクセスできる学生ごとの個人用ノートブック
教員はコンテンツライブラリで資料を配布でき、学生は自分の個人用ノートブックにノートや補足を書き込めます。コンテンツライブラリは、原則として学生には読み取り専用です。
会議の議事録をまとめる
会議の議事録は、会議体や月ごとにセクションを分けてまとめると管理しやすくなります。定例会議のセクションを1つ用意し、開催日ごとにページを作れば、決定事項や宿題を時系列で追えるでしょう。TeamsのチャネルにOneNoteを置いておけば、会議中にメンバーが同じページへ同時にメモを取れます。議題・決定事項・担当者・期限を項目立てして書くと、後から見返したときに要点をつかみやすくなります。
会議に参加できなかった人も、該当セクションを開けば経緯と結論を確認できるのが強みです。テンプレートを用意しておけば、毎回同じ形式で議事録を残せます。過去の議事録が同じセクションに蓄積されるため、似た議題が出たときの参照先としても役立つでしょう。
プロジェクトごとに情報を管理する
プロジェクト単位でセクションを分けると、案件ごとの情報をまとめて管理できます。プロジェクト名でセクションを作り、要件、進捗、課題、関連資料などをページに分けて記録しましょう。
共有ノートブックを利用すれば、アクセス権を持つメンバーが情報を閲覧でき、編集権限を持つメンバーは内容を更新できます。タスクの担当者や期限をページに書き込んでおけば、進捗確認の補助としても使えるでしょう。
閲覧のみの利用者と編集できる利用者を分ける場合は、ノートブックや共有リンクの権限を設定します。ただし、通常のOneNoteでは、権限はセクション単位ではなく、ノートブックまたは共有リンク単位で管理されます。
マニュアルや業務資料を共有する
業務マニュアルや資料は、部署や業務ごとにセクションを分けると探しやすくなります。業務単位でセクションを作り、手順書やルールをページにまとめておきましょう。
チームの共有ノートブックに保存すると、アクセス権を持つメンバーが同じ場所から更新後のマニュアルを参照できます。編集権限を持つ担当者が内容を更新すれば、通常は変更内容が自動的に同期されます。
ただし、通信環境や同期エラーにより、更新内容がすぐに反映されない場合があります。重要なマニュアルを運用する場合は、更新日や版数もページ内に記載すると、利用者が内容の新旧を判断しやすくなります。
TeamsのOneNoteのセクションでよくある質問
Teamsで使うOneNoteのセクションについて、よくある疑問をまとめました。ここでは、Teamsのチャネルとの違い、セクショングループとの違い、削除後の復元方法を解説します。
チャネルとの違いは?
チャネルはTeams上で会話、会議、アプリ、ファイルなどを扱うスペースであり、セクションはOneNoteのページを整理する単位です。
Teamsのチャネルには、OneNoteノートブック全体または既存ノートブック内の特定のセクションをタブとして追加できます。ノートブック全体を追加した場合は、その中に複数のセクションを作り、ページを分類できます。
会話や日常的な連絡はTeamsのチャネル、議事録やマニュアルなどのまとまった記録はOneNoteのセクションというように使い分けると、情報を整理しやすくなるでしょう。
セクショングループとの違いは?
セクショングループは複数のセクションを束ねる上位のまとまりで、セクションよりも一段大きい整理単位です。セクションが増えてタブが探しにくくなったときに、関連するセクションをグループにまとめて階層を整理します。たとえば「2026年度」というセクショングループの中に、月ごとのセクションを収める使い方ができるでしょう。
セクションが1階層の区切りであるのに対し、セクショングループはセクションを内包する入れ物と考えると分かりやすくなります。ノートブックの規模が大きくなるほど、セクショングループを併用した整理が効果的です。
削除したセクションは復元できる?
削除したセクションは、削除から最大60日間、OneNoteのノートブックのごみ箱から復元できる場合があります。
デスクトップ版OneNoteでは、基本的に次の手順で確認します。
- OneNoteで対象のノートブックを開く
- 「履歴」から「ノートブックのごみ箱」を開く
- 復元したいセクションを右クリックする
- 「移動またはコピー」を選び、戻す場所を指定する
削除から60日を過ぎると、ノートブックのごみ箱からは復元できなくなります。ただし、事前にローカルバックアップなどを作成していた場合は、バックアップから復元できる可能性があります。
操作項目が表示されない場合は、Teams内ではなく、デスクトップ版OneNoteでノートブックを開いて確認してください。
目的に応じてセクションを使い分けよう
Teamsで使うOneNoteのセクションは、ノートブック内のページを用途やテーマごとに整理する単位です。共有ノートブックへのアクセス権を持つメンバーはページを閲覧でき、編集権限を持つメンバーは共同編集できます。
チャネルとセクションの役割や、ノートブックの共有権限との関係を理解し、授業、会議、プロジェクト、業務資料などの目的に応じて情報を整理しましょう。
この記事をお読みの方におすすめのガイド5選【部署別紹介】
最後に、この記事をお読みの方によく活用いただいている人気の資料・ガイドを紹介します。すべて無料ですので、ぜひお気軽にご活用ください。
経理担当者向け
①Excel関数集 32選まとめブック
経理担当者の方をはじめ、ビジネスパーソンが知っておきたい便利なExcel関数集を初級~上級までギュッと網羅。新人社員の研修用などにもお使いいただけます。Google スプレッドシートならではの関数もご紹介しています。
②勘定科目・仕訳辞典(税理士監修)
勘定科目・仕訳に関する基本知識、および各勘定科目の仕訳例を具体的かつ網羅的にまとめた、50ページを超えるガイドを無料で提供しております。お手元における保存版としてでだけでなく、従業員への印刷・配布用としてもぜひご活用ください。
人事労務担当者向け
①入社・退職・異動の手続きガイドブック
書類の回収・作成・提出など手間のかかる入社・退職・異動(昇給・昇格、転勤)の手続き。
最新の制度をもとに、よくある質問やチェックポイントを交えながら、各手続きに必要な情報をまとめた人気のガイドですす。
②社会保険・労働保険の手続きガイド
企業において社会保険および労働保険の加入・喪失手続きは必ず発生し、手続きを誤れば保険事故が発生した際に従業員が不利益を被る可能性があります。
各保険の基本的な手続き方法を入社・退職・異動のシーン別にギュッとまとめた分かりやすいガイドです。
総務・法務担当者向け
契約書ひな形まとめ30選
業務委託契約書や工事請負契約書…など各種契約書や、誓約書、念書・覚書、承諾書・通知書…など、使用頻度の高い30個のテンプレートをまとめた、無料で使えるひな形パックです。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。
関連記事
-
# ツール
クラウドの使い方は?初期設定・ファイル共有・安全な活用法まで初心者向けに解説
クラウドの使い方まとめ クラウドとは、インターネット上のサーバーにデータを保存し、スマホやPCなど複数の端末から自由にアクセス・同期・共有ができる仕組みです。 初期設定:アカウント…
詳しくみる -
# ツール
Chatworkの料金プラン一覧|無料と有料の機能の違いや利用メリットも解説
近年では、社内のやり取りはチャット、社外のやり取りはメールなど、連絡する相手に合わせて連絡ツールを変えている企業が増えています。中でもChatwork(チャットワーク)は、操作が簡…
詳しくみる -
# ツール
Slackの無料トライアルとは?活用法と注意点を解説
Slackの無料トライアルとは? 有料プランの全機能をクレジットカードなしで試せます。期間終了後はフリープランへ自動移行されます。 クレジットカードなしで有料プランの全機能を試す …
詳しくみる -
# ツール
slackの代替ツールはどう選ぶ?ポイントやおすすめのツールを紹介
Slackは、チームメンバーとのコミュニケーションや情報共有を容易にするコラボレーションツールです。人と情報を集約できるとあって人気のツールですが、いくつかの制限があることから、場…
詳しくみる -
# ツール
デジタルFAXとは?導入方法・送受信の仕組み・おすすめサービスを徹底解説
デジタルFAXとは? デジタルFAX(インターネットFAX)とは、電話回線や専用機を使わず、インターネット経由でメールや専用アプリを用いてFAXを送受信するサービスです。 コスト削…
詳しくみる -
# ツール
Slackで画像を送る・保存する方法は?うまく行かないときの対処法も
Slackで画像を送る・保存する方法は? Slackの画像送信は、入力欄へのドラッグ&ドロップか+アイコンからの選択で完了します。 上限は1ファイル1GB・1回最大10枚 受信画像…
詳しくみる




