• 作成日 : 2026年7月3日

Googleスライドの使い方は?操作の基本を初心者向けに解説

PointGoogleスライドの使い方は?

Googleスライドは、無料で始められ共同編集にも対応するプレゼン作成ツールです。

  • Googleアカウントがあれば即利用可能
  • 権限設定で閲覧・編集を使い分け
  • PowerPoint形式での入出力に対応

Q. PowerPointとの違いは何ですか?

A. Googleスライドは共同編集が手軽で無料。PowerPointは高度なデザインやアニメーション設定に向いています。

Googleスライドは、ブラウザ上でプレゼン資料を作成・編集・共有できるGoogleのプレゼンテーションツールです。Googleアカウントがあれば無料で使い始められ、社内会議、営業提案、研修資料の作成まで幅広く対応できます。共同編集やコメント機能を備えているため、チームで資料を仕上げる場面にも向いています。

この記事では、基本機能と編集操作、共有や共同編集のやり方、PowerPointとの相互変換、スマホ・タブレットでの利用、トラブル時の対処、生成AIやアドオンを使った応用まで、業務で必要になる内容をひと通り解説します。

目次

Googleスライドとは何ができるツール?

Googleスライドは、ブラウザ上でプレゼン資料を作成・編集・共有できるGoogleのプレゼンテーション作成ツールです。GoogleアカウントまたはGoogle Workspaceアカウントで利用でき、資料作成から共同編集、発表、PowerPoint形式とのやり取りまで一通りの作業に対応しています。

作成した資料はGoogleドライブ上に保存されるため、オンライン環境であれば編集内容を自動で保存しながら作業を進められます。文字・画像・図形・表・グラフ・動画を配置できるので、社内会議、営業資料、研修資料、企画提案書といったビジネス資料の作成に向いています。

Googleスライドの主な特徴4つ

Googleスライドの主な特徴は「無料で使い始めやすい」「共同編集ができる」「共有設定を細かく調整できる」「PowerPointと連携できる」の4点です。個人で資料を作る場面はもちろん、チームで内容を仕上げていく場面にも適しています。

特徴 内容
無料で使い始めやすい Googleアカウントがあれば、ブラウザからすぐにスライド作成を始められます。
共同編集に向いている 複数人で同じファイルを開き、編集やコメントのやり取りを並行して行えます。
共有設定を細かく調整できる 閲覧・コメント・編集など、相手に応じて権限を設定できます。
PowerPointと連携できる PowerPointファイルをGoogleスライドで開いたり、PowerPoint形式で書き出したりできます。

インターネットに接続できる環境であれば、会社のパソコン、自宅のパソコン、外出先の端末から同じ資料にアクセスできます。スマートフォンやタブレットのアプリを使えば、移動中に文章を直したり、コメントを確認したりすることも可能です。

GoogleスライドとPowerPointの違い

GoogleスライドとPowerPointは、どちらもプレゼン資料を作るためのツールですが、得意とする使い方が異なります。Googleスライドは共有や共同編集の手軽さ、PowerPointは詳細なデザイン調整や複雑なアニメーション設定に向いています。

比較項目 Googleスライド PowerPoint
利用環境 ブラウザやアプリで利用しやすい デスクトップアプリでの利用が中心
保存方法 Googleドライブ上で扱う 端末やOneDriveなどに保存して扱う
共同編集 共有リンクや権限設定で進めやすい Microsoft 365環境では共同編集に対応
デザイン機能 基本的な資料作成に対応 詳細な装飾やアニメーション設定を行いやすい
ファイル変換 .pptx形式の読み込み・書き出しに対応 .pptx形式を標準で扱える

注意したいのは、PowerPointで作成したファイルをGoogleスライドで開いたときに、フォントやアニメーション、配置が完全には再現されない場合があることです。重要な資料を扱うときは、変換後にレイアウトを確認し、文字のずれや画像の位置を調整してから共有するのが安全です。

Googleスライドでスライドを作成するには?基本の編集操作

Googleスライドでは、スライドの追加、文字入力、画像や図形の挿入、表・グラフ・動画の配置をブラウザ上で行えます。基本操作は上部メニューとツールバーにまとまっているため、PowerPointに慣れている人もすぐに作業の流れをつかめるでしょう。

スライドを追加・複製・削除・並べ替える方法

スライドの構成は、画面左側のサムネイル一覧で調整します。Googleスライドではスライドの追加・複製・削除・並べ替えが行えるため、資料全体の順番を確認しながら編集を進められます。

新しいスライドを入れる場合は、上部メニューの「スライド」またはツールバーの「+」から追加します。既存のスライドと同じ構成を流用したいときは、対象のスライドを右クリックして「スライドを複製」を選ぶと、レイアウトを保ったままコピーできます。不要なスライドは右クリックから削除し、順番を変えたいときはサムネイルをドラッグして移動させます。

テキストを挿入・装飾する方法(フォント・色・サイズ)

文字を入れるには、テキストボックスを追加して見出しや本文を入力します。フォント、文字サイズ、色、太字、配置はツールバーから変更できます。

プレゼン資料では、1枚のスライドに情報を詰め込みすぎないことを意識したいところです。見出しは大きめの文字、補足説明は短い文章にすると、発表時に読みやすくなります。同じ資料の中で、何度もフォントや色を変えると統一感が下がるため、見出し用・本文用・強調用の書式をあらかじめ決めておきましょう。

画像を挿入する方法(アップロード・ウェブ検索・ドライブから挿入)

Googleスライドでは、画像を入れたいスライドを選び、「挿入」から「画像」を選択して、パソコン内のファイル、ウェブ上の画像、Googleドライブなどから画像を挿入できます。

画像の挿入元としては、パソコンからのアップロード、ウェブ検索、Googleドライブ、Googleフォト、URL、カメラを選べます。ビジネス資料では、権利関係が不明な画像を避け、社内素材、商用利用可能な素材、利用許諾を公式に確認できる画像を使うのが安全です。挿入した後は、四隅のハンドルでサイズを調整し、必要に応じてトリミングや配置の変更を行います。

図形・線・矢印を挿入する方法

図形や矢印は、関係性や流れを視覚的に伝えるときに役立ちます。上部メニューの「挿入」またはツールバーから図形、線、矢印を選び、スライド上に配置します。

手順の流れを示すなら矢印、比較項目を囲むなら四角形、注意点を目立たせるなら吹き出しというように、目的に合わせて使い分けられます。図形の色や枠線を増やしすぎると読みにくくなるため、本文と同じ配色ルールで整えると、資料全体の印象がまとまります。

表・グラフを挿入する方法

数値や比較情報を整理したいときは、表やグラフを使うと内容を把握しやすくなります。表は「挿入」から「表」を選び、行数と列数を指定して追加し、グラフを使う場合は、「挿入」から「グラフ」を選んで棒グラフや円グラフなどを配置します。Googleスプレッドシートで作成したグラフを連携させれば、元データを更新したときの修正が反映されます。会議資料では、詳細な数値をすべて載せるより、伝えたい結論に必要な項目へ絞ったほうが読み手の負担が減ります。

動画を埋め込む方法(YouTube・ドライブ動画)

動画は、操作説明やサービス紹介など、静止画だけでは伝わりにくい内容を補うのに有効です。Googleスライドでは、「挿入」から「動画」を選び、YouTube検索、URL、Googleドライブから動画を挿入できます。

動画を入れる場合、再生には通信環境や共有権限の確認が必要です。Googleドライブ内の動画を使う場合は、発表者だけでなく閲覧者にも再生権限があるかを確認します。プレゼン本番の前には、動画が正しく開くか、音声が必要な場面で再生環境が整っているかも確認しましょう。

Googleスライドのデザインを統一するには?テーマとレイアウトの活用

Googleスライドのデザインを統一するには、テーマ、レイアウト、テーマ作成ツールの機能を組み合わせて使います。個別のスライドを1枚ずつ調整するより、全体のルールを先に決めるほうが、見やすい資料を効率よく作成できます。

組み込みテーマを適用してデザインを一括変更する

組み込みテーマを使うと、背景、配色、フォントの雰囲気をまとめて変更できます。上部メニューの「スライド」から「テーマを変更」を選び、右側に表示されるテーマから目的に合うものを選択します。

テーマを選ぶときは、好みだけでなく資料の用途に合っているかを確認しましょう。営業提案では信頼感のある配色、研修資料では見出しと本文の差がはっきりしたデザインというように、読み手が内容を理解しやすいかを基準にするのがおすすめです。

テーマ作成ツール(旧:スライドマスター)で全スライドの書式を統一する

全スライドの見出し、本文、背景、ロゴ位置をそろえたいときは、テーマ作成ツールを使います。Googleスライドのテーマ作成ツールでは、共通のデザイン要素を一括で調整し、資料全体の見た目を統一できます。

たとえば、会社ロゴを毎ページ同じ位置に配置したい場合や、見出しの文字サイズを全ページでそろえたい場合に役立ちます。個別のスライドごとに手作業で直すと、修正漏れや位置ずれが発生しがちです。最初にテーマ作成ツールで基本書式を整えておけば、後からスライドを追加しても統一感が崩れません。

無料テンプレートを活用してデザイン作成を時短する

短時間で見栄えを整えたいときは、テンプレートの活用が有効です。Googleスライドではテンプレートギャラリーが用意されており、目的に近いデザインを選んで資料作成を始められます。

テンプレートを使うと、タイトル、目次、比較、グラフ、まとめページといった型を流用できるため、ゼロから配置を考える手間が省けます。ただし、テンプレートの色や装飾をそのまま使うだけでは、資料の内容と合わないことがあります。自社のトーン、発表相手、資料の目的に合わせて、不要な装飾を削り、必要な情報が目立つように調整しましょう。

Googleスライドを共有・共同編集するには?

Googleスライドは、共有リンクと権限設定を使って、資料をほかの人と共有・共同編集できます。編集権限を渡せば複数人で同じファイルを更新でき、コメント機能や変更履歴と組み合わせれば、確認作業や修正管理もまとめて進められます。

共有リンクを発行して相手に渡す方法

共有リンクを使うと、メールにファイルを添付せずにGoogleスライドを相手と共有できます。Googleドライブ上のファイルには、共有時に閲覧・コメント・編集の権限を指定できます。

共有する際は、画面右上の「共有」をクリックし、共有相手のメールアドレスを入力します。リンクで渡したい場合は、一般的なアクセス設定を確認した上で、「リンクをコピー」からURLを取得します。社外の相手に渡すときは、資料に機密情報が含まれていないかを確認し、必要な相手だけが開ける設定にしておくと管理が楽になります。

権限設定(閲覧/コメント/編集)の使い分け方

共有時の権限は、相手に任せたい作業範囲に応じて使い分けます。確認だけなら閲覧、意見をもらうならコメント、本文やデザインを直してもらうなら編集を選びます。

閲覧者はファイルを開いて内容を確認できるものの、変更はできません。コメント可のユーザーは、本文を直接書き換えずに指摘や質問を残せます。編集者はスライド内の文字や画像を修正できるため、共同作成のメンバーに限定して付与しましょう。権限を広く設定しすぎると、意図しない修正や情報の流出につながる可能性があるため、付与する権限は必ず確認しましょう。

複数人で同時にリアルタイム編集する方法

編集権限を持つメンバーは、同じGoogleスライドを同時に開いて作業できます。修正内容がリアルタイムで反映されるため、会議中に分担して資料を整える場面にも向いています。

たとえば、1人が構成を直し、別の人が数値を確認し、もう1人がデザインを整えるという分担が可能です。ただし、同じ箇所を同時に編集すると内容がごちゃごちゃになりやすいため、担当スライドや担当範囲を事前に決めておくと混乱を防げます。

コメント・メンション機能でやり取りする方法

コメント機能を使うと、修正してほしい箇所や確認事項をスライド上に残せます。コメント内で「@」または「+」を付けて相手のメールアドレスを入力すると、担当者への通知や作業の割り当てが行えます。

コメントは、本文を直接書き換えずに意見を伝えられるのが利点です。「この数値は最新ですか」「見出しを短くできますか」のように、確認事項を具体的に書くと、相手も対応しやすくなります。対応が終わったコメントは解決済みにしておくと、未対応の指摘だけが残るので把握が容易です。

変更履歴から過去のバージョンに戻す方法

変更履歴を使うと、誰がいつ編集したかを確認し、必要に応じて過去の状態に戻せます。Googleスライドでは、「ファイル」から「変更履歴」を開いて過去の版を確認し、選択することで過去のバージョンに戻すことが可能です。

共同編集では、誤って文字やスライドを削除してしまうことがあります。変更履歴を見れば、編集前の状態を確認したり、過去の版を復元したりできます。重要な提出の前や大きな修正の前には、版に名前を付けておくと、戻したい状態をすぐに見つけられます。

Googleスライドでプレゼン本番を行うには?

Googleスライドでは、スライドショー、プレゼンター表示、Q&A、Google Meetとの連携を使って発表ができます。事前に表示方法や共有範囲を確認しておけば、オンライン会議でも対面発表でも問題なく進行できるでしょう。

スライドショーを開始する

スライドショーを開始するには、Googleスライド右上の「スライドショー」をクリックします。画面が全画面表示に切り替わり、キーボードの矢印キーや画面下の操作ボタンでスライドを進められます。

発表前には、最初のスライドから表示するのか、現在開いているスライドから表示するのかを決めておきます。資料内に動画やリンクを入れているなら、本番前に再生や遷移が正しく動くかを試しておくと安心です。オンライン発表では、画面共有を始める前に不要なタブや通知を閉じておくと、聞き手が資料に集中しやすくなります。

プレゼンター表示でスピーカーノートとタイマーを確認する

発表中にメモや時間を確認したいときは、プレゼンター表示を使います。Googleスライドでは、スライドショー横のメニューからプレゼンター表示を開き、スピーカーノートを参照しながら発表できます。

スピーカーノートには、話す順番、補足説明、強調したい数値を記載しておきます。スライドには要点だけを載せ、詳しい説明はノートに回すと、画面上の文字量を抑えながら発表が進められます。時間配分が決まっている会議では、タイマーを見ながら進行すると、後半の説明時間が足りなくなる事態を防げます。

Q&A機能で聴衆から質問を受け付ける

GoogleスライドのQ&A機能を使うと、発表中に聴衆から質問を受け付けられます。発表者は寄せられた質問を確認し、必要に応じて取り上げながら進行できます。

口頭で質問しづらい場面でも、Q&A機能があれば参加者がテキストで質問を投稿できます。研修や説明会のように参加人数が多い場面では、質問をまとめて確認できる利点があります。質疑応答の時間を設けるなら、発表の冒頭で質問方法を案内しておくと、聞き手が使い方に迷いません。

Google Meetでスライドを画面共有する

Google Meetでは、Googleスライドを画面共有してオンラインで発表できます。Meetの「画面を共有」からGoogleスライドのタブを選び、スライドショーを開始すれば、参加者に資料を見せながら説明できます。

GoogleスライドからMeetに参加する方法と、Meetの画面からスライドのタブを共有する方法のどちらでも進行できます。タブ共有を選ぶと、表示する資料を絞り込めるので、ほかの画面を見せずに発表できます。発表中に動画や音声を使う場合は、音声共有の設定と再生の確認を事前に済ませ、参加者側で正しく視聴できる状態にしておきましょう。

Googleスライドをほかの形式に変換するには?

Googleスライドは、PowerPoint、PDF、画像などの形式に変換できます。提出先や共有相手の利用環境に合わせて形式を選べば、資料をスムーズに確認してもらえます。

GoogleスライドをPowerPoint(.pptx)に書き出す手順

PowerPoint形式で渡したいときは、Googleスライドを.pptxファイルとしてダウンロードします。相手がMicrosoft PowerPointを中心に使っている場合や、社内の提出形式が.pptxに指定されている場合に有効です。

手順は、Googleスライドを開いてから、上部メニューの「ファイル」→「ダウンロード」と進み、「Microsoft PowerPoint(.pptx)」をクリックします。ダウンロードしたファイルはPowerPointで開いて中身を確認できます。書き出した後は、フォント、画像位置、アニメーションの動きが意図した通りになっているかを確認してから共有しましょう。

PowerPointファイルをGoogleスライドで開いて編集する手順

PowerPointファイルは、GoogleドライブにアップロードしてからGoogleスライドで開けます。手順としては、ドライブ上でPowerPointファイルをダブルクリックし、プレビュー画面の上部に表示される「Googleスライドで開く」を選びます。

Googleスライドで開いた後は、文字、画像、図形を編集できます。PowerPoint形式のファイルを開く場合、レイアウトが崩れる可能性があるため、作業を始める前にファイルの保存形式を確認しておくと安心です。共同編集を中心に進めるなら、Googleスライド形式に変換しておくとコメントや履歴管理がそのまま使えます。

PDF・画像(PNG/JPEG)として書き出す方法

編集されたくない資料や印刷用の資料は、PDF形式で書き出すと扱いやすくなります。Googleスライドでは、上部メニューの「ファイル」→「ダウンロード」から、PDF、PNG、JPEGの形式で保存できます。

PDFは、提案書や配布資料のように表示を固定したい場面に向いています。PNGやJPEGは、1枚のスライドを画像として使いたいときに役立ちます。Webページに図解を載せるとき、チャットツールで1枚だけ共有したいときが典型例です。画像として書き出す場合は、選択中のスライドが対象になるため、必要なページを開いてから操作します。

変換時のレイアウト崩れを防ぐコツ

変換時のレイアウト崩れを防ぐには、使用フォント、画像の配置、余白、アニメーションを事前に確認しておきます。GoogleスライドとPowerPointでは、同じ資料でも表示や動きが完全に一致するとは限りません。

特に注意したいのは、特殊なフォントや細かな位置合わせを使った資料です。変換後に別の環境で開くと、文字幅が変わって改行位置がずれることがあります。提出前には、変換後のファイルを実際に開き、表紙、見出し、図表、動画、リンクを一通り確認しましょう。社外提出用の資料であれば、最終版をPDFで共有すると、編集環境による見た目の差を抑えられます。

Googleスライドをスマホ・タブレットで使うには?

Googleスライドは、iPhone、iPad、Androidのアプリでも作成・閲覧・編集ができます。外出先で資料を確認したいとき、急ぎでコメントを返したいときにも役立ちます。

iPhone・iPad版アプリの基本操作

iPhone・iPadでは、App StoreからGoogleスライドアプリをインストールして利用します。アプリ上でGoogleプレゼンテーションを作成・表示・編集できるのに加え、PowerPointファイルも開いて扱えます。

アプリを開くと、最近使ったファイルや共有されたファイルが一覧で表示されます。スライドを上下にスワイプしてページを移動し、編集したいスライドをタップすると編集画面が開きます。文字の修正、コメントの確認、簡単なレイアウト調整はスマホでも対応できますが、細かな配置調整や大量の画像編集はパソコンのほうが作業が進みます。

Android版アプリの基本操作

Androidでは、Google PlayからGoogleスライドアプリをインストールして利用します。Googleプレゼンテーションの作成・表示・編集に加え、PPT、PPTX、ODP形式のファイル読み込みにも対応しています。

基本操作はiPhone・iPad版と近く、ファイルを開いてスライドを選び、編集したい箇所をタップして修正します。コメントの確認や追加、共有設定の変更もアプリから行えます。Android端末ではマウスを接続してスクロールやクリック操作ができる場合もあり、タブレットで資料を修正するときに役立ちます。

オフラインで編集できるよう設定する方法

Googleスライドは、事前にオフライン利用の設定をしておけば、インターネット接続がない場所でも編集できます。Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドはいずれもオフラインで作成・表示・編集に対応しています。

モバイル端末では、ファイルのメニューからオフライン利用を有効にしておくと、通信が不安定な場所で資料を開けます。オフライン中の変更は端末に保存され、再接続後にGoogleドライブへ反映されます。出張や移動の前に、必要な資料がオフラインで開けるかを確認しておきましょう。

Googleスライドのよくあるトラブルと対処法は?

Googleスライドでトラブルが起きたときは、権限設定、ブラウザ環境、ファイル容量、変換後の表示を順に確認します。原因を切り分けると、ダウンロード不可、レイアウト崩れ、動作の重さに対処の見当がつきます。

ダウンロードボタンが押せない/グレーアウトする場合

ダウンロードできないときは、まずファイルの共有権限とオーナー側の制限を確認します。Googleドライブでは、ファイルのオーナーが閲覧者・コメント可のユーザーに対して、ダウンロード、印刷、コピーを制限できる仕組みになっています。

自分が閲覧者またはコメント可の立場でダウンロード操作ができない場合は、編集権限を持つ人かファイルのオーナーに問い合わせましょう。社内資料では、情報管理の観点からダウンロードを制限している場合があります。自分がオーナーなら、右上の「共有」から設定を開き、ダウンロードやコピーに関する項目を見直します。ブラウザの不具合が疑われるときは、再読み込み、別ブラウザでの確認、キャッシュの削除を試すと改善することがあります。

フォントが置き換わってレイアウトが崩れる場合

フォントの置き換えによるレイアウト崩れは、別の環境で資料を開いたときやPowerPoint形式に変換したときに起こりがちです。文字幅や行間が変わると、改行位置や図形との重なりがずれます。

対処としては、まずGoogleスライド上で使える標準的なフォントにそろえます。社外共有用の資料では特殊なフォントを避け、見出しと本文のフォントを少数に絞ると表示差を減らせます。PowerPoint形式で提出する場合は、.pptxに書き出した後にPowerPointで開き、表紙、見出し、図表、注釈の位置を確認しましょう。編集を求めない資料であれば、PDFで共有すれば表示のずれを防げます。

ファイルが開けない・動作が重い場合の対処

ファイルが開けない、または編集画面が重いときは、通信環境、ブラウザ、拡張機能、ファイルの大きさを確認します。エラー発生時の基本的な対処として、再読み込み、拡張機能の無効化、キャッシュやCookieの削除、通信環境の確認、ブラウザ更新が挙げられます。

画像や動画を多く入れた資料は、読み込みに時間がかかります。不要な高解像度画像を減らす、動画をリンクで共有する、重い資料を分割するといった対応を検討しましょう。編集自体ができない場合は、ログイン中のGoogleアカウントが正しいか、編集権限が付与されているかも確認します。編集できない原因としては、権限不足、別アカウントでのログイン、ファイル容量、ブラウザ環境などが考えられます。

Googleスライドをビジネスで活用する応用テクニックは?

Googleスライドは、ほかのGoogleサービス、生成AI、アドオンと組み合わせることで、資料作成の効率を高められます。定例資料や営業資料を作るときは、データ連携と作業の自動化を意識すれば、更新のたびの手作業が減ります。

Googleドキュメント・スプレッドシートと連携してデータを差し込む

Googleスライドには、Googleドキュメントの内容や、Googleスプレッドシートのグラフや表をリンクさせる形で挿入できる仕組みが用意されています。

たとえば、売上推移やアンケート結果をGoogleスプレッドシートで管理し、グラフをGoogleスライドに挿入しておけば、元データを更新した後にスライド側のグラフへ反映させられます。数値を毎回手入力する手間が省けるため、定例会議の資料や月次レポートの作成に向いた使い方です。ただし、リンクされた表やグラフは元ファイルと結びついているので、共有範囲や更新タイミングを確認してから社外に共有しましょう。

Geminiなど生成AIでスライド作成を効率化する

Geminiを使うと、Googleスライド上でスライド案の生成、画像生成、文章作成、プレゼン内容の要約が行えます。Gemini in Google Slidesでは、新しいスライドの生成、画像生成、プレゼンテーションの要約、文章作成が可能とされています。利用にあたっては、対象となるGoogle WorkspaceまたはGoogle AIプランへの加入が必要です。

ビジネス資料では、構成案のたたき台作成、長い説明文の短縮、箇条書きへの変換に役立ちます。GeminiのRefine機能では、文章の短縮、言い換え、よりフォーマルな表現への調整、箇条書き化に対応します。ただし、生成AIの出力には誤りが含まれる可能性があるため、数値、固有名詞、引用、社外秘情報の扱いは人の目で確認しましょう。

アドオンで機能を拡張する

Google Workspaceアドオンは、Googleドキュメント、スプレッドシート、スライドで追加機能を利用するための仕組みです。アドオンを使うと、Googleスライドの標準機能では足りない作業を補えます。

アドオンは、上部メニューの「拡張機能」から「アドオン」を選び、用途に合うものを探して導入します。図解作成、アイコン挿入、校正支援、デザイン補助の作業を効率化できる場合があります。導入時には、アドオンが求めるアクセス権限を確認し、社内規定に沿って利用するようにしましょう。学校や会社のアカウントでは、管理者がアドオンの利用を制限している場合もあるため、業務利用の前に運用ルールを確認しておくのが安全です。

Googleスライドをマスターしてチームの資料作成を効率化しよう

Googleスライドは、無料で始められて共同編集にも対応する、業務で扱いやすいプレゼンテーションツールです。基本の編集操作、テーマやレイアウトの統一、権限設定、プレゼン本番の進行、PowerPoint形式との変換まで、押さえるべき操作はそれほど多くありません。

トラブル時の対処法を把握しておけば、ダウンロード不可やレイアウト崩れ、動作の重さにも自分で対応できます。さらに、Googleスプレッドシートとのデータ連携、Geminiによる文章生成、アドオンを取り入れれば、定例資料や提案書の作成時間も短縮できます。身近な資料から作り始め、チームに合った使い方を整えましょう。

広告

システム乱立を解消するためのステップとは?

多くの企業がバックオフィス業務効率化のため多様なクラウドシステムを導入するも、「便利なはずが非効率」という現実に直面しています。

その原因は、勤怠や経費など「部分最適」なシステム導入による乱立です。システム同士がつながらず、データの手入力やExcelでの突き合わせ作業が常態化。

これは「見えないコスト」を増やし、業務フローを複雑化させ、現場の負担を増大させます。システム乱立のリスクを整理し、業務アセスメントによる根本解決策をご紹介するホワイトペーパーを用意していますので、ぜひお気軽にご覧ください。

>「システム乱立を解消するためのステップ」の無料ダウンロードはこちら


※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。

※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。

関連記事