- 更新日 : 2026年8月28日
Googleスライドの共有方法は?権限設定から管理方法まで解説
Googleスライドはメールアドレス指定・共有リンク・ウェブ公開の3通りで共有でき、相手ごとに権限を設定できます。
- 共有方法は全部で3種類ある
- 権限は閲覧者・コメント可・編集者の3段階
- 共有解除はいつでも画面から変更可能
Q. リンク共有と個別共有はどう使い分ける?
A. 相手が決まっている場合はメールアドレス指定、大人数や参加者未確定の場合は共有リンクが適しています。
Googleスライドは、メールアドレスで相手を指定する方法、リンクを渡す方法、ウェブに公開する方法の3通りで共有できます。相手ごとに閲覧・コメント・編集の権限を選べるので、共有する際は権限をしっかり確認しましょう。
当記事では、パソコンとスマホからの共有手順、権限の違い、共有リンクの停止や再共有の防止、共有できないときの対処法まで、資料を安全に渡すための操作を解説します。
Googleスライドを共有する方法にはどのような種類がある?
Googleスライドの共有方法には、メールアドレスで特定の人に共有する方法、リンクで共有する方法、ウェブに公開する方法の3種類があります。それぞれ、渡したい相手の範囲と相手に許可したい操作の広さで使い分けましょう。
メールアドレスでの共有は、相手のGoogleアカウントを指定して権限を渡す方法です。共有画面の一覧でアクセスできる人を管理でき、社外レビューや社内の共同編集に向いています。
リンクでの共有はURLを知っている相手ならアクセスできる方法で、参加者が確定していない会議や大人数への配布に適しています。一方でウェブに公開するとスライドを閲覧専用のページとして公開できます。編集権限は付けられず、社外へ広く見せたい資料に限って使います。
共有できる相手の上限は、1つのファイルにつき600件のメールアドレスまでです。同時に編集できるのは開いた状態のタブまたはデバイス100個までで、100を超えるとオーナーと編集権限を持つ一部のユーザーしか編集できなくなります。
特定の相手にGoogleスライドを共有するには?
特定の相手にGoogleスライドを共有するには、画面右上の「共有」から相手のメールアドレスを入力し、権限を選んで送信します。アクセスを1人ずつ指名する方法のため、社外秘の資料や共同編集を依頼する相手が決まっている場合に適しています。ここでは、やり方を詳しく解説します。
STEP1 共有ボタンから相手のメールアドレスを入力する
最初に、共有したいプレゼンテーションを開き、右上の「共有」をクリックします。表示された入力欄に、相手の氏名またはメールアドレスを入力してください。
仕事用アカウントや学校用アカウントでは、入力の途中で受信者の候補が表示され、一覧から選ぶだけで相手を指定できます。候補を出したくない場合はドライブの設定で「共有ダイアログに受信者の候補を表示する」のチェックを外してください。Googleグループのアドレスを入力すれば、メンバー全員へ一度に共有できます。
STEP2 権限を選んでメッセージを添えて送信する
相手を指定したら、閲覧者、閲覧者(コメント可)、編集者の中から権限を1つ選びます。レビューを依頼するならコメント可、資料を一緒に作り込むなら編集者が目安です。
必要に応じて通知メールにメッセージを添え、通知を送りたくない場合はチェックを外してから「送信」または「共有」をクリックすれば完了です。仕事用・学校用アカウントなら、共有相手の名前横の「有効期限を追加」からアクセス期間を現在の日付から1年以内で区切れるので、期間限定のプロジェクトや外部委託の資料で消し忘れ防止に役立ちます。
リンクでGoogleスライドを共有するには?
リンクでGoogleスライドを共有するには、共有画面の「一般的なアクセス」でリンクの公開範囲と権限を設定し、コピーしたURLを相手に渡します。相手を1人ずつ指定する手間がないため、参加者の多い会議や、社内の広い範囲へ資料を配るときに向いた方法です。
公開範囲は「制限付き」と「リンクを知っている全員」の2種類があり、閲覧専用のページとして広く見せたい資料には「ウェブに公開」を使い分けましょう。
共有リンクを取得してアクセス範囲を設定する
共有リンクは、公開範囲を決めた上で取得します。手順は次の通りです。
- スライドを開き、右上の「共有」をクリックする
- 「一般的なアクセス」の下矢印アイコンをクリックする
- 「制限付き」または「リンクを知っている全員」を選ぶ
- 閲覧者、閲覧者(コメント可)、編集者から権限を選ぶ
- 「リンクをコピー」をクリックし、「完了」を押す
「制限付き」を選ぶと、共有相手として追加された人だけがリンクを開けるので、社外へ渡したURLを転送されたくない場合に適した設定です。
反対に「リンクを知っている全員」はURLを入手した人なら誰でも開ける状態になり、ログインしていない相手も閲覧でき、匿名の動物アイコンで表示されます。閲覧者を記録に残したい資料では範囲の広げすぎに注意してください。
「ウェブに公開」で閲覧専用ページとして公開する
「ウェブに公開」は、スライドを閲覧専用のページとして公開する機能です。「ファイル」から「共有」、「ウェブに公開」の順に進み、進行速度を選んで「公開」をクリックすると公開用のURLが発行され、サイトやブログへの埋め込みにも使えます。
公開したページは編集できず閲覧のみが許可され、修正内容は数分程度で公開版にも反映されます。ただしアカウント設定によっては組織内外の誰でも閲覧できる状態になるため、個人情報や社外秘を含む資料には使わないようにしましょう。
Googleスライドの共有権限はどう違う?
Googleスライドの共有権限は、閲覧者、閲覧者(コメント可)、編集者の3種類です。相手にどこまでの操作を許すかで選び、必要以上に広い権限を渡さないことが、資料の安全な管理につながります。
ここでは、共有権限それぞれでできることを解説します。
閲覧者・閲覧者(コメント可)でできること
閲覧者はスライドを見るだけの権限で、閲覧者(コメント可)はそれに加えてコメントを残せます。どちらも書き換えはできないため、資料を作成時の状態のまま渡したいときに選ぶ権限です。
配布だけが目的なら閲覧者、社外の取引先やクライアントにレビューを頼むなら閲覧者(コメント可)が適しています。相手は指摘や修正依頼を直接残せ、修正するかどうかの判断は作成者側に残ります。なお両権限とも初期設定でダウンロードや印刷、コピーが可能なため、持ち出しを制限したい資料はオーナー側で設定を変更しましょう。
編集者でできること
編集者はスライドの追加や修正に加えて、他のユーザーへの共有や権限変更まで実行できます。社内メンバーや制作を委託する相手に渡す権限で、ファイルのオーナー変更はできません。
ただし初期設定では新しい共有相手を追加できる状態が続くため、範囲を作成者側だけで管理したい場合は共有画面の設定から編集者の権限変更と共有をオフにしてください。社内の共同編集は編集者、社外への共有は閲覧者や閲覧者(コメント可)と使い分けると、権限の渡しすぎを防げます。
スマホアプリからGoogleスライドを共有するには?
スマホアプリからGoogleスライドを共有するには、アプリでファイルを選び、共有メニューから相手のメールアドレスまたはリンクを指定します。パソコンと同じ3種類の権限を選べるため、外出先でも同じ条件で資料を渡せる点がメリットです。
iPhone(iOS)アプリで共有する手順
iPhoneまたはiPadでは、Googleスライドアプリの一覧画面でファイル名横のその他アイコンをタップし、「共有」を選びます。ドライブアプリから操作する場合は、ファイル横のその他アイコンから共有アイコンをタップしてください。
共有画面で相手のメールアドレスまたはGoogleグループを入力し、閲覧者、閲覧者(コメント可)、編集者から権限を指定します。必要ならメッセージを添え「送信」をタップすれば完了です。通知メールを送りたくないときは、その他アイコンから「通知の送信をスキップ」を選んでください。
Androidアプリで共有する手順
Androidでは、ドライブ、ドキュメント、スプレッドシート、スライドのいずれかのアプリでファイル名横のその他アイコンから「共有」をタップします。流れはiPhoneとほぼ同じで、メールアドレスを入力して権限を選び、送信アイコンをタップすれば届きます。通知が不要な場合は「通知を送信する」のチェックを外してください。
リンクで渡したいときは「アクセスを管理」から「一般的なアクセス」で「変更」を選び、「リンクを知っている全員」に切り替えて権限を指定後、「リンクをコピー」をタップすればURLを取得でき、メールやチャットに貼り付けて共有できます。
Googleスライドの共有を解除・変更するには?
共有した相手のアクセス権は、共有画面からいつでも解除・変更が可能です。リンク共有は「制限付き」に戻せば止められ、編集者による再共有も設定でオフにできます。プロジェクトの終了時や担当者の交代時に共有状態を見直すと、情報漏えいのリスクを抑えられます。
特定の人の共有を解除する
特定の相手だけアクセスを止めたい場合は、共有画面からその人のアクセス権を削除します。手順は次の通りです。
- スライドを開き、右上の「共有」をクリックする
- 共有を停止したいユーザーを一覧から探す
- 名前の右側にある下矢印をクリックし、「アクセス権を削除」を選ぶ
- 「保存」をクリックする
同じメニューからは権限の変更もでき、編集者を閲覧者に下げる調整も可能です。レビューが終わった社外メンバーは閲覧者に戻す、異動した担当者はアクセス権を削除するなど、状況に応じて整理してください。
リンク共有を停止する
リンクを知っている全員が開ける状態を止めるには、共有画面で「一般的なアクセス」の下矢印をクリックし、「制限付き」を選んで「完了」を押します。
設定を戻すと共有相手として追加されている人だけがファイルを開け、配布済みのURLからは開けなくなるため、社外に出したリンクを回収したいときに有効です。なおウェブに公開したページは別管理のため、止めるには公開の停止という別操作が必要です。
編集者による再共有や権限変更を防ぐ
編集者が共有先を勝手に増やす状態を避けたい場合は、共有画面の設定アイコンから「編集者は権限を変更して共有できます」のチェックを外し「完了」を押します。同じ画面の「ダウンロード、コピー、印刷できるユーザー」では、閲覧者と閲覧者(コメント可)によるダウンロードや印刷も制限できます。
注意したいのは、フォルダの権限はファイルへ引き継がれる点です。ファイル単体で編集者の共有をオフにしても、フォルダごと共有されれば新しい相手も開けるため、範囲を絞りたい場合はアクセスを制限したサブフォルダを作り、必要な相手だけに共有しましょう。
Googleスライドを共有・公開できないときの対処法は?
Googleスライドを共有・公開できないときは、アクセス範囲の設定とアカウントの制限を確認します。主な原因はリンクの公開範囲が「制限付き」のままか、共有先アドレスが相手の利用アカウントと違うことです。相手からアクセス権がないと連絡を受けた場合も、共有画面の一覧に相手のアドレスが並んでいるかを見直すと原因を絞り込めます。
確認したい項目は次の通りです。
- 共有相手のメールアドレスが、相手の普段使うGoogleアカウントと一致しているか
- 一般的なアクセスが「制限付き」のままURLを共有していないか
- 渡した権限が目的に合っているか(コメントを求めているのに閲覧者になっていないか)
- 編集に参加するタブやデバイスが100を超えていないか
設定に問題がなければ組織のアカウント制限を疑いましょう。職場や学校のGoogleアカウントは組織外との共有やウェブ公開を制限している場合があり、外部アドレスの追加やウェブに公開の項目自体が表示されないこともあります。
共有ドライブ内のファイルなら「メンバー以外と共有」の許可状況もあわせて確認します。これらは利用者側で解除できない制限のため管理者へ確認しましょう。依頼するときは、共有したい相手のドメインと使いたい共有方法を伝えると確認が早く進みます。
Googleスライドの共有は権限とセットで設定する
Googleスライドは、メールアドレスでの指定、共有リンク、ウェブに公開の3通りで共有でき、閲覧者・閲覧者(コメント可)・編集者の権限で見せ方を調整できます。
共同編集を頼むときは編集者、社外レビューは閲覧者(コメント可)と使い分け、役目を終えた共有はアクセス権の削除やリンクの制限で確実に止めてください。共有のたびに範囲と権限を見直す習慣が、資料の安全な運用を支えます。
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