• 作成日 : 2026年7月31日

Microsoft Teamsで退席中(離席表示)になるのはなぜ?

Microsoft Teamsを使っていると、作業しているのに「退席中」と表示されて戸惑うことがあります。退席中は、パソコンをしばらく操作していなかったり、画面をロックしたりすると自動で切り替わる仕組みです。

当記事では、Teamsが退席中になる主な原因と、連絡可能などへ戻す変更方法、相手からの見え方や運用時の注意点までをまとめて解説します。仕組みを理解しておけば、表示に振り回されず落ち着いて対応できます。

Teamsの離席表示とは?

Teamsの離席表示とは、在席状況(プレゼンス)が「退席中」として周囲に伝わっている状態です。アイコンは黄色で表示され、相手の画面にも同じ色で反映されます。

Teamsは利用者の操作状況や予定をもとに、連絡可能・取り込み中・退席中といった状態を自動で切り替えています。退席中は、今は席を外している可能性が高いと判断され、パソコンをしばらく操作していないときや、手動で設定したときに表示されます。仕事中でも条件を満たせば自動で切り替わる点に注意が必要です。

Teamsで「退席中」(離席表示)になる原因は?

Teamsが退席中になる原因は、パソコンの操作状況によるものと、手動設定によるものに大別できます。ここでは、退席中という表示になる原因を紹介します。

PCを一定時間操作していないため

最も多いのは、マウスやキーボードを一定時間操作していないケースです。

Teamsは既定で、約5分間操作がないと自動的に退席中へ切り替わります。資料の読み込みや電話対応のように、画面を見ていても入力がない時間が続くと、Teamsは退席中と判断します。本人が作業中でも、操作の有無だけで状態が決まる仕組みです。

デスクトップ版アプリを起動したまま放置したときも、同じように切り替わります。会議や通話に参加していない限り、無操作の時間がそのまま表示へ反映される点を押さえておきましょう。

PCをロックしたりスリープ状態になったりしたため

パソコンをロックしたり、スリープ状態になったりすると、Teamsはすぐに退席中へ切り替わります。無操作の時間を待たず、ロックした瞬間に状態が変わる点が特徴です。

離席時にWindowsキーとLキーでロックした場合や、省電力設定で画面が自動的にスリープへ入った場合も、Teamsが連動して退席中と判断します。短い休憩のつもりでも、ロックやスリープを挟むと退席中になるため、戻ったときに表示が変わっていることがあります。

手動で設定した状態が残っているため

自分で状態を退席中に設定したまま、解除せずに残っているケースもあります。Teamsの手動設定は、期間を指定しない限り、基本的に維持される仕組みです。

たとえば集中作業のために手動で退席中へ変更すると、操作を再開しても自動では連絡可能に戻りません。会議中に切り替えた状態が、そのまま続いていることもあります。

手動で設定した状態をもとに戻すには、ステータス表示をクリックして連絡可能を選び直しましょう。あらかじめ「1時間」や「終日」など期間を指定しておけば、自動で戻るため解除し忘れを防げます。

Teamsの離席表示を変更する方法は?

Teamsの離席表示は、プロフィールアイコンから状態を選び直すだけで変更できます。退席中から連絡可能へ戻したいときも、作業中だけ取り込み中にしたいときも、操作は同じです。

手順(パソコン版)

1. 画面右上のプロフィールアイコンをクリックする

2. 現在の状態表示(退席中)をクリックする

3. 連絡可能や取り込み中など、希望の状態を選ぶ

自動判定に任せたい場合は、同じメニューの「状態をリセット」を選びましょう。操作状況に応じた表示へ自動で戻ります。手動の状態を一定時間だけ保ちたいときは、「表示時間」で期間と戻り先の状態を指定できます。会議や集中作業の予定に合わせて設定しておくと便利です。

なお手動で変えた状態は、パソコンを操作し続けても自動では元に戻りません。解除のし忘れを防ぐには、予定に合わせた表示時間の設定が役立ちます。作業中だと伝えたいときは、退席中のままにせず「連絡可能」や「取り込み中」へ変更しておきましょう。

Teamsで離席表示されるとどう見える?

退席中の表示は、相手の連絡先一覧やチャット画面に黄色いアイコンとして伝わります。多くの人は今はすぐ反応がないかもしれないと受け取りますが、メッセージ自体は問題なく届きます。

相手に席を外している状態として伝わる

退席中になると、相手の画面では黄色い時計のアイコンが表示されます。連絡先リストやチャットの名前の横、メンションした相手の欄にも同じ黄色が反映されます。受け取った側は、今は席を外している、またはすぐには反応できない状態だと受け止めるのが一般的です。緊急度の低い連絡なら、相手が連絡可能に戻ってから送ろうと後回しにされる場合もあります。

重要な連絡を確実に届けたいときは、退席中のままにせず、後述のステータスメッセージで戻る時間や対応可否を補っておくとよいでしょう。

チャットやメンションの通知は届く

退席中でも、チャットやメンション、通話の通知は通常どおり届きます。退席中の表示は、受信拒否やオフラインを意味するものではありません。相手から送られたメッセージはきちんと記録され、席に戻ったときに未読として確認できます。

メンションや着信も同じように通知されるため、退席中だからといって連絡が止まるわけではありません。すぐに対応できないときでも、戻ったタイミングでまとめて返信すれば問題ありません。緊急の用件であれば、相手は通話やメンションで直接呼びかけられます。

実際の勤務状況までは判断できない

退席中の表示だけでは、相手が実際に働いているかどうかまでは判断できません。表示はパソコンの操作状況を示すサインであり、勤務の有無や仕事ぶりと直接結びつくものではありません。

たとえば紙の資料を読んでいたり、電話で打ち合わせをしていたりすると、キーボードやマウスの入力がないため自動で退席中に切り替わります。反対に、画面を開いたまま離席していても、直前まで操作していれば連絡可能のままです。

表示と実際の在席状況は一致しないため、退席中というだけで不在や離脱と決めつけないことが大切です。

ステータスメッセージで補足できる

退席中の理由や戻る時間は、ステータスメッセージを使えば相手に補足できます。ステータスメッセージとは、状態アイコンに添えて表示できる短いテキストです。「14時まで会議中」「外出中、戻り次第返信します」のように書いておくと、退席中の背景まで伝わります。

設定はプロフィールアイコンから「ステータスメッセージを設定」を選び、文面を入力するだけです。メンションされたときに表示するよう指定しておけば、相手は連絡前に状況を確認できます。離席が長引くときほど、ひとことの補足が誤解の防止に役立ちます。

Teamsの離席表示で注意すべきことは?

Teamsの離席表示を使う際は、表示と実態が一致しないことに注意が必要です。表示だけで相手を評価したり、設定を過信したりすると、社内で誤解が生まれやすくなります。

ここでは、Teamsの離席表示を参考にするときに注意したいポイントを紹介します。

「退席中」の表示だけで勤務態度を判断しない

退席中の表示だけで、仕事をしていないと判断するのは適切ではありません。表示が示すのはパソコンの操作状況だけで、業務の中身までは反映されないためです。資料の読み込みや電話対応、対面での打ち合わせ中も、画面を操作していなければ退席中になります。

管理する立場であれば、表示はあくまで目安と捉え、成果や日々の報告とあわせて状況を見ることが大切です。表示だけを根拠に評価すると、まじめに働いているメンバーを不当に低く見てしまう恐れがあります。

連絡可能に設定しても実態とずれる場合がある

連絡可能に設定していても、実際にはすぐ対応できない場合があります。たとえば手動で連絡可能にしたまま長時間席を外すと、表示と実態が食い違ってしまいます。相手は対応してもらえると思って連絡したのに、返事が来ずすれ違うこともあるでしょう。

表示に頼りきらず、必要なときはチャットでひとこと状況を伝えておくと、すれ違いを防ぎやすくなります。

社内ルールに合わせて状態を使い分ける

状態表示は、社内やチームのルールに合わせて使い分けるのがおすすめです。たとえば離席時は退席中、集中作業中は取り込み中というように運用を決めておくと、メンバー同士の認識がそろいます。短時間の離席ならステータスメッセージで戻り時間を伝えるなど、職場に合った使い方を共有しておきましょう。

表示の意味やルールがあいまいなままだと、人によって受け取り方が変わり、無用な誤解につながります。まずはチーム内で状態の使い方をすり合わせておくと、安心して運用できるでしょう。

離席表示の仕組みを理解して快適にTeamsを使おう

Teamsの退席中は、一定時間パソコンを操作していないときや、ロック・スリープをしたとき、手動の設定が残っているときに表示されます。戻したいときは、プロフィールアイコンから連絡可能などを選び直すか、状態をリセットすれば自動判定に戻せます。

退席中でもチャットやメンションの通知は届くため、連絡が止まる心配はありません。ただし表示はパソコンの操作状況を示すサインであり、実際の勤務状況とは一致しません。表示だけで判断せず、必要に応じてステータスメッセージで補足し、チーム内で使い方をそろえておくと、誤解なく運用できます。

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