- 作成日 : 2026年2月16日
USBに入れたWordファイルがコンビニで印刷できないのはなぜ?解決策を解説
USBで.docxファイルが印刷できないのは、店舗の対応形式や容量・禁則文字・暗号化などの条件に合わないためです。
- 対応形式:店舗・サービスによりWordが非対応の場合がある
- 容量超過:画像・図形が多い文書は、プリント用データへの変換処理やプレビュー生成に時間がかかったり、エラーになることがある
- ファイル名:禁止記号が含まれると一覧に表示されず、印刷できないことがある
- 保護設定:パスワード・暗号化が設定されていると、印刷不可になりやすい
急ぎならPDF化してUSB印刷、またはスマホでネットプリント登録が確実です。
コンビニでUSB内のWordが印刷できないときは、PDFに変換してUSBで印刷するか、スマホからネットプリントに登録して番号で出力するのが最短の方法です。店舗ごとの対応形式の違い、容量超過、ファイル名の記号、暗号化など、つまずきやすく、締切前ほど焦りやすい原因の切り分け方もこの記事で分かります。
この記事では原因の切り分けと、店頭で迷わない手順、PDFでも失敗した場合の軽量化・分割・画像化の対処までを解説します。
目次
コンビニでWordファイルが印刷できないのはなぜ?
USBでWordを印刷できないのは、店舗やサービスが対応する形式に合っていないか、ファイル条件が制限に触れているためです。以下では、代表的な理由を解説します。
USBからWordを直接印刷できない店舗がある
コンビニの印刷機では、機種やサービスによってはUSBからWord(.docxファイル)を直接選べず、印刷できません。USBから印刷できる形式は店舗・機種・サービスで異なり、対応形式にWord(.docx)が含まれない場合があるためです。
例えば、セブン‐イレブンの普通紙プリントは文書データがPDF/XPS/DocuWorksに限られます。一方、ローソンの「文書(PDF)ファイルプリント」は、メディア内のPDFをプリントする案内で、暗号化やパスワード付きPDFは利用できません。対して、ファミリーマートのネットワークプリントは、文書プリントでWord(docx)を含む形式を扱います。
なお、USBでWordが選べない場合は、コピー機の画面上に「PDF」「XPS」などの選択肢しか表示されません。
| 店舗 | 文書プリントで案内されている形式 |
|---|---|
| セブン‐イレブン | PDF/XPS/DocuWorks |
| ローソン | |
| ファミリーマート(ネットワークプリント) | PDF/DOCX など |
ファイルサイズが大きすぎると読み込めない
容量が上限内でも内容次第で「メモリーオーバー」になり、読み込みや印刷が失敗する場合があります。画像・図形・装飾文字などを多用すると、印刷のための展開処理で内部的なデータ量が膨らみやすいためです。また、ファイルサイズが上限内でも、印刷用フォーマットへの変換に際して容量超過や互換性の問題が起き、登録・印刷に失敗する場合があります。
店頭での典型的な症状は、ファイル一覧には出るのに、選択後にエラー表示になったり、プレビュー生成で止まったりするケースです。まずは、写真を圧縮する、不要ページを削る、複数ファイルに分けるなど、処理負荷を下げる方向で再作成すると改善しやすくなります。
ファイル名に使えない記号が含まれていると表示されない
ファイル名や登録名に使用不可の文字があると、一覧に表示されず印刷できません。サービス側が扱えない文字を入力値として弾くためです。
例えば、ファミリーマートのネットワークプリントでは、ファイル名または登録名に / : ? * ” < > | を使用できないと示されています。
USBから印刷する場合も、機器やサービスで文字コード処理が異なるため、店頭で見つからないときは「半角英数字+短い名前」に直すのが安全です。拡張子(.docx など)を残したまま、記号だけを取り除いて保存し直しましょう。
パスワードや暗号化が設定されていると印刷できない
パスワード付き・暗号化されたファイルは印刷対象外になりやすく、直前で止まる原因になります。コピー機やサービス側が復号処理に対応しない、または安全面から受付を制限しているためです。
ローソンは暗号化やパスワードが設定されたPDFは利用できないとしています。ファミリーマートのネットワークプリントでも、PDFの一部セキュリティ(例:PKIセキュリティ付与など)に非対応で、登録できない、または登録できても正しく印刷できない場合があると案内されています。
また、パスワードが設定されているファイルはPDF以外登録できないため、Word側で編集制限やパスワードを設定している場合は解除が必要です。
提出書類などでパスワードを外せないときは、印刷専用に「パスワードなしの別ファイル」を作り、印刷後に削除するとよいでしょう。
今すぐ印刷するにはどうすればよい?
最短で確実なのは「WordをPDFに変換してUSBから印刷」か「スマホでネットプリントに登録して出力」の2択です。コンビニのマルチコピー機はWord(.docx)を直接扱えない店舗があり、対応形式(PDFなど)に合わせるほうが失敗しにくいためです。
以下では、各方法について詳しく解説します。
WordをPDFに変換すればUSBから印刷できる
まず試すべき方法は、WordをPDFに変換してUSBに入れ直すことです。大手コンビニ3社の印刷機はPDFファイルの印刷に対応しており、安定した出力ができます。
PDF化した時点でレイアウトが固定されるため、店頭での崩れや文字化けも起きにくくなります。
スマホに転送してネットプリントで登録すれば店頭で出力できる
USBが手元にない、またはUSB読み込みでエラーが出る場合は、スマホから登録して店頭で番号入力する方式が速いです。
会議直前などでは、登録→番号控え→店頭入力までを一気に進めると迷いにくく、再印刷も同じ番号で行えます。
WordファイルをPDFに変換するにはどうすればよい?
WordはWindows・Mac・スマホのいずれでも標準機能でPDFに変換できます。コンビニ印刷ではPDFが最も通りやすい形式のため、USB印刷やネットプリント前にPDF化しておくと失敗を減らせるでしょう。
デバイスごとのPDFの変換方法を解説します。
Windowsなら「名前を付けて保存」からPDFを選ぶ
Windows版のWordでは、「ファイル」→「名前を付けて保存」で保存形式にPDF(.pdf)を選び、保存するだけでPDF化できます。
手順は以下の通りです。
- Wordを開く
- 「ファイル」を選ぶ
- 「名前を付けて保存」を選ぶ
- ファイル形式としてPDFを選択する
- 保存先を指定して保存する
作成後は、PDFを開いてページ数・余白・改ページの位置が想定通りかを確認しましょう。
また、PCにWordアプリがない場合は、Word for the webでも「ファイル」→「エクスポート」からPDFとしてダウンロードできます。
Macでも「名前を付けて保存」または印刷画面からPDFを作成する
Mac版のWordも、「ファイル」→「名前を付けて保存」でファイル形式にPDFを選び、エクスポートすればPDFを作成できます。
加えて、アプリによっては「ファイル」→「印刷」から、印刷ダイアログでPDFとして保存する流れでも作成できます。どちらの方法でも、元のWordは残し、PDFは別名で保存すると修正が必要になったときに戻しやすくなります。
スマホならWordアプリの共有メニューからPDFに変換できる
スマホのWordアプリでは、ファイルを開いてメニューから「エクスポート」→「PDF」を選び、保存先を指定すればPDF化できます。
USBに移す場合は、作成したPDFをクラウド(OneDriveなど)に保存してPCでUSBへコピーするか、変換後のPDFをそのままネットプリントに登録しましょう。スマホだけで完結させたい場合は、PDF化→登録→店頭入力の順に進めるのが最短の手順です。
なお、PDF化後は、次の3点を確認すると「コンビニで印刷できない」再発を減らせます。
- ページサイズ(A4/A3など)が意図通りか
- 余白や改ページがずれていないか
- 保護設定(パスワード・暗号化)を付けていないか
ネットプリントで印刷するにはどうすればよい?
ネットプリントは「事前にデータ登録し、店頭で番号入力して出力」する方式です。USBでWordを直接選べずコンビニ印刷できない場合でも、PDF化して登録すれば短時間で紙を用意できます。
以下では、ネットプリントによる印刷方法を解説します。
セブンならネットプリントアプリで登録して予約番号を発行する
セブン‐イレブンは、ネットプリントでファイルを登録し、8桁のプリント予約番号(またはQRコード)で出力します。
手順は次の通りです。
- スマホのネットプリントアプリで、印刷したいPDFを登録する
- 8桁のプリント予約番号を控えるか、アプリでQRコードを表示する
- 店頭で「プリント」→「ネットプリント」を選び、予約番号を入力する
- プレビューを確認し、用紙サイズや両面などを設定して印刷する
ローソン・ファミマならネットワークプリントで登録してユーザー番号を使う
ローソンとファミリーマートは、ネットワークプリントで登録し、ユーザー番号(またはログイン情報、QR)で出力します。店頭では「ネットワークプリント」メニューからログインしてデータを呼び出しましょう。
手順は次の通りです。
- スマホまたはPCでファイルを登録し、ユーザー番号を取得する
- 店頭のマルチコピー機で「ネットワークプリント」を選択する
- ユーザー番号またはログイン名・パスワード、またはQRでログインする
- 「文書プリント」などを選び、ファイルを指定して印刷する
急ぎの場面では、登録時点でPDFにしておくと、店舗や機器の差で「Wordが印刷できない」状況を防ぎやすくなります。
PDFに変換しても印刷できないときはどうする?
PDFでも印刷できない場合は「軽量化→分割→画像化」の順に試すと復旧しやすくなります。ネットプリントでも、内容や生成方法によってメモリーオーバーや印刷異常が起き得るため、データ側の手直しが近道でしょう。
以下では、変換しても復旧できないときの対処法を解説します。
ファイルを軽量化すればメモリーオーバーを回避できる
同じページ数でも画像、透過、影、埋め込みフォントなどで必要メモリが大きく変わり、読み込み段階で止まるケースが多いため、まずファイルの軽量化から行いましょう。特に「写真を貼り付けたWordをPDF化した資料」は重くなりがちです。
元データ(Word)側で調整してからPDFを作り直すのが、最も早い方法です。画像を圧縮して解像度を下げる、不要な背景やロゴを削除する、スクリーンショットは必要範囲だけに切り抜く、といった手直しが有効です。
図形やSmartArtが多い場合は、影やグラデーション、透明度を控えるだけでも改善することがあります。画質が問題にならない印刷物であれば、PDF保存時に「最小サイズ」などの軽量化する選択肢を選ぶのもよいでしょう。
ページを分割すれば大きなファイルでも通りやすくなる
軽量化しても失敗する場合は、PDFを分割しましょう。コピー機が一度に処理するページ数が減れば、プレビュー生成や印刷データ作成に必要なメモリが下がり、途中で落ちるリスクが減るためです。ページ数が多い資料や画像が散在する資料は、「全部まとめて1本」では通らないことがあります。
10~20ページ程度の単位で分けるか、「最初に必要なページだけ先に出す」という運用に切り替えるのがおすすめです。会議直前であれば、結論ページや議題の要点ページだけを抽出して先に印刷し、残りは後追いにすると間に合いやすくなります。
分割には、PDF編集ソフトのページ抽出機能、PCの印刷機能でページ範囲を指定して新しいPDFとして保存する方法、スマホの共有機能で必要ページを出力する方法など、手元で最短の方法を選びましょう。分割後は「資料_01-10」「資料_11-20」のように連番にしておくと、店頭での選択ミスを防げます。
画像として保存すれば複雑なレイアウトでも崩れずに印刷できる
フォントや透明効果、表の罫線などが原因でPDFの描画に失敗する場合は、ページを画像(JPEGやPNG)として固定すると印刷が通りやすくなります。画像プリントは「表示できた見た目」をそのまま出力する扱いに近く、PDFレンダリングの相性問題を回避できるためです。
PDFをページごとに画像へ変換し、画像として印刷しましょう。変換後は、解像度が低いと文字が滲むため、100%表示で本文が読めるかを確認します。表が細かい場合は、重要な表だけ別ページにして拡大版を作ると実用的です。画像化はファイル数が増えやすいので、「崩れるページだけ画像にする」といった部分適用が効率的です。
USBに入れたWordファイルが印刷できない場合はまず対応形式を確かめよう
USBに保存したWordファイルがコンビニで印刷できない主な原因は、店舗ごとの対応形式の違い、ファイルサイズの超過、禁止文字の使用、暗号化などの条件が合っていないことです。
急いでいる場合は、WordをPDFに変換してUSBで印刷するか、スマホからネットプリントやネットワークプリントに登録して番号入力で出力する方法が確実です。
PDFでも失敗する場合は、画像圧縮などで軽量化し、それでもだめならページを分割します。それでも通らなければ、画像化して印刷すると復旧しやすくなります。
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