• 更新日 : 2024年3月28日

メモサイトおすすめ10選!無料から手書きメモ、ビジネス利用までを比較

ビジネスシーンではメモを取る機会が多くあります。紙に手書きで済ませる方もいれば、パソコンのメモ帳機能を使う方もいるでしょう。近年は、ビジネスで使いやすく業務効率化に貢献する、メモサイトを導入する企業も増えています。

本記事では、おすすめのメモサイト10選を中心に、メモサイトの特徴やサービスを選ぶポイントなどを解説します。

ブラウザで使えるメモサイトとは?

ブラウザで使えるメモサイトとは、ブラウザ上でメモの作成や共有ができるサービスのことです。ブラウザ上であれば、わざわざアプリをダウンロードする必要がなく、さまざまなデバイスからメモにアクセスできるといったメリットがあります。

またクラウド上にデータを保管するため他者との共有がしやすいなど、業務効率化につながる機能が多く備わっており便利です。

メモサイトを利用するメリット

メモサイトを利用するメリットには、以下のような点が挙げられます。

  • アプリのダウンロードが不要
  • どこからでもアクセス可能
  • デバイス間の同期
  • 拡張機能やプラグインとの連携

以下で、それぞれのメリットを見ていきましょう。

アプリのダウンロードが不要

ブラウザを利用したメモサイトは、アプリのダウンロードが不要ですぐに使える点がメリットです。ダウンロードするための通信費も不要で、メモを保存するためのストレージを用意する必要もありません。

どこからでもアクセス可能

ブラウザを使ったメモサイトは、インターネット環境下であればどこからでもアクセス可能です。出張先や自宅など、場所を選ばずに必要な情報にいつでもアクセスできるのは大きな強みです。

デバイス間の同期

メモサイトはスマートフォン、パソコン、タブレットなど、異なるデバイス間でメモの同期が可能です。複数のデバイスから同じ内容を確認・編集できるため、作業効率の向上につながります。

拡張機能やプラグインとの連携

多くのメモサイトでは、拡張機能やプラグインとの連携が可能です。一人ひとりのユーザーに合ったメモの取り方と管理方法にカスタマイズすれば、さらに効率的な情報管理が実現できます。

無料で使えるメモサイト3選

メモサイトは、無料でも使いやすいサービスが数多くリリースされています。ここでは、無料で使えるおすすめのメモサイトを3つ紹介します。

ブラウザメモ帳

ブラウザメモ帳は、一時的なメモをシンプルに残せる無料のメモサイトです。メモ機能のみが搭載されており、必要最低限な機能で誰でも簡単に使えます。

サイトを再読み込みすると、記入したメモは消去されてしまいます。そのため、シンプルにメモだけをしたい人、文章をコピー&ペーストで一時的に残しておきたい人におすすめです。

  • 会員登録の要否:不要

参考:「ブラウザメモ帳」

pool sketch

pool sketchは、オリジナルのメモ帳を作成できるサービスです。独自のURLを設定して、ブラウザ上でメモ帳ページを無料で共有できます。

URLを知っていれば誰でも閲覧・編集ができて便利な反面、わかりやすいURLにすると第三者からアクセスされてしまう可能性があるため注意しましょう。

  • 会員登録の要否:不要

参考:PoolSketch

メモWeb

メモWebは、無料で使えるシンプルなメモサイトです。メモWebにアクセスすると独自のURLが付与され、パソコンやスマートフォンから閲覧・編集ができます。

電卓や手書き機能、ファイル共有などの便利機能が備わっているため、多くの機能を使いたいという方におすすめです。365日アクセスがないとデータは削除されますので、消えて困るメモを残すのは避けたほうがよいでしょう。

  • 会員登録の要否:不要

参考:メモWeb

手書きメモサイト2選

メモサイトによっては、手書きでメモを書き留められるサービスもあります。以下で、簡単な図やイラストをさっと手書きするのに便利なメモサイト「Kakeru」「ARA WEB」を紹介します。

Kakeru

Kakeruは、Webブラウザで利用できる手書きメモサイトです。パソコンやスマートフォン、タブレットなど、さまざまなデバイスでマウスや指を使って自由に書き込めます。

ログインせずにすぐ書き始められ、同時編集や書き出しも行えますので、ビジネスでのディスカッションにも役立つでしょう。

  • 料金:無料
  • 会員登録の要否:不要

参考:Kakeru: ブラウザで動く手書きメモアプリ

ARA WEB

ARA WEBは、ブラウザで使えるシンプルな手書きメモサイトです。非常に簡素な作りとなっており、装飾できる機能はなく「消す」と「保存する」のみの機能となっています。

保存される形式はjpegで、最速最短で書いてから保存までが完成します。アイデアやタスクを素早く手書きでメモしたいときに役立つでしょう。

  • 料金:無料
  • 会員登録の要否:不要

参考:手書きメモ張 – WEBアプリ

ビジネス利用のメモサイト5選

ビジネスシーンにおすすめのメモサイト5選は、以下のとおりです。

  • Notion
  • Scrapbox
  • Google Keep
  • NotePM
  • Microsoft OneNote

それぞれのメモサイトの特徴を見ていきましょう。

Notion

Notionは2016年に発表された比較的新しいツールですが、全世界で3,000万人を超えるユーザーから支持を集める人気のツールです。マークダウン方式での記述が可能で、同期にタイムラグがなく複数人での作業に向いているといった特徴があります。

メモ帳としての機能だけでなく、プロジェクト管理やスケジュール管理にも使えるので、ビジネス利用で使いやすい設計となっています。

  • 料金:無料プランあり
  • 会員登録の要否:要

参考:Notion (ノーション) – メモ&ドキュメント

Scrapbox

Scrapboxは、誰でも使えるシンプルな構造が特徴のメモツールです。フォルダやラベルによる分類管理ではなく、メモをカテゴリごとに分ける「タグ」や「リンク」で情報を簡単に管理できます。

複数人での同時編集も可能で、情報がリアルタイムに保存されますので、チームでメモを共有するのに役立ちます。

  • 料金:無料プランあり
  • 会員登録の要否:要

参考:Scrapbox

Google Keep

Google Keepは、Googleが提供するメモ帳サービスです。Googleアカウントを登録すれば、あらゆる端末から同じメモにアクセスできます。手書き入力や音声入力が可能となっており、直感的な操作性で誰でも簡単に使えるでしょう。

Googleカレンダーなどのサービスとの連携が便利で、スケジュールやタスクを管理することもできるので、作業効率が飛躍的に向上します。

  • 料金:無料
  • 会員登録の要否:Googleアカウントの登録が必要

参考:Google Keep

NotePM

NotePMは、社内のナレッジを一元管理できるメモツールです。メモとしての機能だけでなく、社内のあらゆる情報をまとめて管理できますので、ストック型の情報管理に最適です。

フローチャートや日報・議事録などのテンプレートも数多く用意されているため、一からデザインする手間が省け、メモやアイデアをすぐに書き始められます。

  • 料金:¥4,800円 / 月〜
  • 会員登録の要否:要

参考:NotePM

Microsoft OneNote

Microsoft OneNoteは、Microsoft社が提供するメモ帳ツールです。手書き機能が搭載されており、蛍光ペンやインクなどの機能を使って文字を記入できます。ボイスメモ機能も備わっているため議事録などの作成にも便利です。

PowePointやExcelといったファイルを添付できるため、WindowsやOneDriveを使っている方におすすめです。

  • 料金:無料
  • 会員登録の要否:Microsoft 365のアカウント登録が必要

参考:Microsoft OneNote デジタル ノート アプリ | Microsoft 365

メモサイトの選定ポイント

自分に適したメモサイトを導入するには、以下のポイントを把握しておきましょう。

  • 会員登録の有無
  • 無料、有料などの費用
  • マルチデバイス対応
  • 音声入力や手書きの有無

メモサイトの選定ポイントを解説します。

会員登録の有無

メモサイトは大きく分けて「会員登録が必要」なものと「会員登録が不要」なものの2つに分けられます。

会員登録が不要なものは、URLにアクセスするだけで誰でもすぐに利用できる利便性が特徴です。会員登録が必要なものはログインする必要がありますが、情報漏洩のリスクが低く、より安心して利用できます。

無料、有料などの費用

メモサイトを選定する際は料金の確認も行いましょう。メモサイトの多くは無料で利用できますが、有料プランが用意されているものもあります。

自分に必要な機能とツール導入にかかる費用を比較して、適切なツールを選ぶとよいでしょう。

マルチデバイス対応

パソコンやスマートフォン、タブレットなど複数の端末に対応しているかどうかも、事前に確認するとよいでしょう。

マルチデバイス対応のツールであれば、メモを他のユーザーと共有しやすくなり、外出先やリモートワーク中でもメモをすぐに確認・編集できるため便利です。

音声入力や手書きの有無

メモサイトには、音声入力や手書きの機能が実装されているツールもあります。

音声入力の機能は、手が離せないときやふとした瞬間などにさっとメモが入力できて便利です。手書き機能があれば、文字だけでなく図やイラストも記録できるため、より自由度の高いメモを作成できるようになります。

メモサイトおすすめ10選まとめ

この記事では、おすすめのメモサイト10選とあわせて、メモサイトの特徴やサービスの選定ポイントを解説しました。Webブラウザで使えるメモサイトは、メモの共有・管理がしやすく、使いこなせれば仕事の効率化に大きく役立ちます。

紹介したメモサイト10選を参考にして、自分に合ったメモサイトを導入してみてください。

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