概略
減価償却を間接法で処理する際に使用する勘定科目。
減価償却の仕訳には直接法と間接法の2つの記帳方法がある。
・間接法は、減価償却費を減価償却累計額に計上していく。
・直接法は、減価償却費を固定資産から直接差し引いていく
仕訳例
場面別の仕訳
決算時に、保有している社用車の当期分減価償却費400,000円を計上した。なお、当社は間接法を採用している。
借 方 | 貸 方 | ||
減価償却費 | 400,000円 | 減価償却累計額 | 400,000円 |
決算時に、保有している社用車の当期分減価償却費400,000円を計上した。なお、当社は直接法を採用している。
借 方 | 貸 方 | ||
減価償却費 | 400,000円 | 車両運搬具 | 400,000円 |
取得価額1,000,000円、簿価700,000円のプリンターを600,000円で売却した。代金は翌月末に支払われる。なお、当社は間接法を採用している。
借 方 | 貸 方 | ||
未収金 | 600,000円 | 工具器具備品 | 1,000,000円 |
減価償却累計額 | 300,000円 | ||
固定資産売却損 | 100,000円 |
取得価額5,000,000円、簿価1,000,000円の機械装置を1,100,000円で売却した。代金は当座預金へ振り込まれた。なお、当社は直接法を採用している。
借 方 | 貸 方 | ||
当座預金 | 1,100,000円 | 機械装置 | 1,000,000円 |
固定資産売却益 | 100,000円 |
更新日:2021年08月27日
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