概略
建物や機械装置などの有形固定資産の通常の維持管理のため、または災害等によりき損した固定資産につき原状を回復するために要したと認められる部分の金額をいう。
一方、資産の価値を高め、またはその耐久性を増す(使用可能期間を延長させる)と認められる部分に対する金額は「資本的支出」となり、修繕費ではなく、当該固定資産の価額の増加として処理する。
主な取引内容
給排水設備の修理、部品交換、張り替え工事、定期点検、修理代、解体費、修繕工事など
仕訳例
場面別の仕訳
製造機の定期点検をして、その費用30,000円を現金で支払った
借 方 | 貸 方 | ||
修繕費 | 30,000円 | 現金 | 30,000円 |
壁の張り替え工事100,000円を普通預金から振り込んだ
借 方 | 貸 方 | ||
修繕費 | 100,000円 | 普通預金 | 100,000円 |
類似の仕訳
保有している機械の性能を高めるため、部品を交換し500,000円を普通預金より支払った(資本的支出)
借 方 | 貸 方 | ||
機械装置 | 500,000円 | 普通預金 | 500,000円 |
更新日:2021年08月27日
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