• 作成日 : 2026年3月13日

Word(ワード)で背景色が印刷されない原因と対処法|設定手順と注意点を解説

PointWordで背景色が印刷されないのはなぜ?

Wordで背景色が印刷されない原因は、既定設定で「背景の色とイメージを印刷する」が無効になっているためです。

  • 既定設定では背景色は印刷されない
  • 「背景の色とイメージを印刷」を有効化する
  • 印刷前にプレビューとプリンター設定を確認する

Q. 背景色が印刷されないのはなぜ?
A. Wordでは背景色や背景画像は既定では印刷対象外のため、オプション設定で「背景の色とイメージを印刷する」を有効にする必要があります。

Wordで背景色を設定したのに、印刷すると白いままになってしまうという経験はありませんか。Microsoft Word(マイクロソフト ワード)では、既定設定のままでは背景色や背景画像が印刷されない仕様になっています。社内資料や案内文書などで背景色を使う場合、この仕様を知らないと「設定ミス」や「印刷トラブル」と誤解してしまうことも少なくありません。

当記事では、Wordで背景色が印刷されない原因を整理した上で、正しく印刷するための設定手順や確認ポイントを分かりやすく解説します。印刷トラブルを防ぐ実務的な注意点も紹介するので、資料作成や業務文書の作成にぜひお役立てください。

Wordで背景色が印刷されないのはなぜ?

Wordで背景色が印刷されない主な理由は、既定設定では「背景の色や画像を印刷しない」仕様になっているためです。文書上では背景色が表示されていても、そのままでは印刷結果に反映されないことがあります。

特に社内資料や案内文書など、レイアウトを整えた文書を印刷する際に「画面と印刷結果が違う」と感じるケースは少なくありません。ここでは、Wordで背景色が印刷されない理由と、確認しておくべき基本的なポイントについて解説します。

背景色が印刷されないのはWordの既定設定による仕様

Wordでは、背景色や背景画像を既定では印刷しない設定になっています。これはインク消費量を抑え、印刷速度を保つための仕様です。

Microsoft Wordでは、画面上のデザイン要素と印刷対象の要素が区別されています。ページの背景として設定した色や画像は「画面表示用の装飾」として扱われることが多く、通常の印刷設定では出力されません。そのため、文書作成時に背景色が表示されていても、印刷時には白いページとして出力される場合があります。

背景色を印刷したい場合は、Wordのオプション設定で「背景の色とイメージを印刷する」を有効にする必要があります。仕様を理解しておくことで、印刷トラブルと誤解する状況を防げます。

背景色・背景画像・透かしの印刷上の扱いの違いを理解する

Wordでは、背景色・背景画像・透かしはそれぞれ印刷時の扱いが異なります。違いを理解しておくことが、意図したレイアウトで印刷するためのポイントです。

背景色や背景画像は、Wordの既定設定では印刷されないケースが一般的です。一方で、透かし(ウォーターマーク)は文書の一部として扱われるため、特別な設定を変更しなくても印刷される場合があります。

この違いは、Wordが「装飾」と「文書要素」を区別していることに起因します。背景色や背景画像はページ全体のデザイン要素であり、透かしは文書の情報を示す補助要素として扱われるためです。業務文書で背景デザインを使う場合は、どの要素が印刷対象になるかを事前に確認しましょう。

印刷されないときに最初に確認すべき基本ポイント

背景色が印刷されない場合は、Wordの設定とプリンター設定の両方を確認することが重要です。多くの場合、基本設定の確認で問題を解決できます。

まず確認したいのは、Wordのオプション設定です。「背景の色とイメージを印刷する」が無効になっていると、背景色は印刷されません。また、印刷プレビューで背景が表示されているかを確認することも有効です。

さらに、プリンター側の設定も影響する場合があります。白黒印刷モードやインク節約モードが有効になっていると、背景色が薄くなったり、完全に印刷されなかったりすることがあります。画面表示だけで判断せず、Wordの設定・印刷プレビュー・プリンター設定の3点を順に確認することが、トラブルを早く解決するポイントです。

Wordで背景色を印刷するにはどう設定すればいい?

Wordで背景色を印刷するには、Wordのオプション設定と印刷設定の両方を確認することが大切です。既定設定では背景色や背景画像は印刷されないため、設定を変更しない限り画面表示と印刷結果が異なります。

ここでは、Wordで背景色を正しく印刷するための設定手順と確認ポイントを分かりやすく解説します。

オプションで「背景の色とイメージを印刷する」を有効にする手順

Wordで背景色を印刷するには、「背景の色とイメージを印刷する」の設定を有効にする必要があります。この設定を変更することで、背景色や背景画像が印刷対象になります。

まず、Wordの画面左上にある「ファイル」タブをクリックし、「オプション」を開きます。次に表示される設定画面で「表示」を選択し、「印刷オプション」の項目を確認します。その中にある「背景の色とイメージを印刷する」にチェックを入れることで、背景色の印刷が有効になります。

既定ではオフになっている設定なので、初めて背景色を使う場合は特に注意が必要です。また、設定はWord全体に適用されるため、一度有効にしておけば以降の文書でも背景色を印刷できるようになります。

印刷プレビューで背景色が反映されているか確認する方法

背景色を設定した後は、必ず印刷プレビューで反映されているか確認することが大切です。プレビューで表示されていない場合、実際の印刷でも背景色は出力されません。

印刷プレビューは、Wordの「ファイル」タブをクリックし、「印刷」を選択すると画面右側に表示されます。この画面では、実際に印刷されるレイアウトを事前に確認できます。背景色が設定どおり表示されていれば、印刷結果にも反映される可能性が高いです。

もし背景色が表示されていない場合は、Wordのオプション設定が有効になっているかを再確認してください。印刷前にプレビューで確認する習慣をつけておくと、印刷ミスや用紙の無駄を防げます。

プリンターのカラー設定や印刷設定を見直すポイント

Wordの設定が正しくても、プリンター側の設定によって背景色が正しく印刷されないことがあります。そのため、プリンターのカラー設定や印刷モードも確認しましょう。

たとえば、プリンターの設定が「モノクロ印刷」や「グレースケール印刷」になっている場合、背景色は正しく再現されません。また、「インク節約モード」や「ドラフト印刷」が有効になっていると、背景色が薄く表示されたり、ムラが出たりすることがあります。

印刷品質を重視する場合は、プリンター設定を「カラー印刷」や「標準品質」または「高品質」に変更してから印刷することが推奨されます。Wordの設定だけでなく、プリンター側の条件も含めて確認することが、背景色を正確に印刷するためのポイントです。

Wordで背景色がうまく印刷できないときはどうする?

Wordで背景色を印刷する設定を有効にしても、色が薄く表示されたり、ムラが出たりすることがあります。このような場合、Wordの設定だけでなく、プリンターの設定や文書の作り方が影響している可能性があります。

ここでは、背景色がうまく印刷できないときに確認すべき原因と、実務で使える対処方法について解説します。

背景色が薄い・ムラになるときの原因と対処法

背景色が薄く印刷されたりムラが出たりする原因は、主にプリンターの印刷モードやインクの状態にあるので、まずは印刷設定を確認することが大切です。

プリンターの設定が「ドラフト(下書き)印刷」や「インク節約モード」になっていると、インク使用量を抑えるために背景色が薄く出力されることがあります。また、カラーインクの残量が少ない場合も色ムラが発生しやすくなります。

対処法としては、プリンター設定を「標準」または「高品質」に変更することが有効です。さらに、印刷前にインク残量を確認し、必要に応じて交換することで安定した印刷結果が得られます。

印刷トラブルと誤解されやすいインク消費・品質上の注意点

背景色を印刷する場合、通常の文書よりもインク消費量が増える点に注意が必要です。これは印刷トラブルではなく、仕様によるものです。

Wordの背景色はページ全体に色を敷くため、白紙部分にもインクが使用されます。そのため、カラー背景を多用すると印刷コストが高くなる可能性があります。また、インクジェットプリンターでは広い範囲のベタ塗り印刷で色ムラが発生することもあります。

社内資料などで背景色を使用する場合は、必要なページだけに限定する、淡い色を使うなどの工夫をすると、印刷品質とコストのバランスを取りやすくなります。

図形の塗りつぶしやヘッダー配置で代替する方法

背景色がうまく印刷できない場合は、図形の塗りつぶしやヘッダー配置を使って背景を表現する方法もあります。この方法は印刷結果を安定させたい場合に有効です。

たとえば、「挿入」タブから四角形の図形を追加し、ページ全体に広げて塗りつぶし色を設定すると、背景のようなデザインを作成できます。この図形を「最背面」に配置すれば、本文の下に色を敷いた状態になります。

また、ヘッダー部分に図形や色付きの帯を配置する方法もあります。Wordの背景機能に依存しないため、印刷設定の影響を受けにくく、レイアウトを安定させやすい点がメリットです。

Wordで背景色印刷のトラブルを防ぐには?

Wordで背景色を使用する場合は、印刷設定や文書の用途を事前に考慮しておくことが大切です。背景色は文書の見やすさやデザイン性を高める一方で、印刷設定やプリンター環境によっては意図した通りに出力されないことがあります。

ここでは、背景色印刷の失敗を防ぐための基本的な考え方と実務上のポイントを解説します。

文書の用途に合わせた背景色設定の考え方

背景色は、文書の用途に合わせて設定することが重要です。用途に合わない背景設定は、印刷トラブルや読みづらさの原因になります。

たとえば、社内プレゼン資料や案内文書などでは背景色を使うことで視覚的な印象を強めることができます。一方で、契約書や申請書などの正式文書では、背景色を使うと印刷環境によって見づらくなる場合があります。

また、濃い背景色は文字の可読性を下げたり、印刷時に色ムラが出たりする可能性があります。そのため、業務文書では淡い色を使う、重要な部分のみ色を付けるなど、読みやすさを優先した設定を心掛けることが大切です。

共有・提出前に確認しておきたいチェックポイント

背景色を使った文書は、共有や提出前に印刷結果を確認することが重要です。画面表示だけで判断すると、印刷時にレイアウトが異なる場合があります。

まず確認したいのは、印刷プレビューで背景色が表示されているかどうかです。表示されていない場合は、Wordの「背景の色とイメージを印刷する」設定が無効になっている可能性があります。

さらに、実際にテスト印刷を行うことで、色の濃さや文字の見やすさを確認できます。共有先や提出先で異なるプリンターが使われる場合もあるため、事前確認を行うことで予期しない印刷トラブルを防げるでしょう。

業務文書で背景色を使う際の実務的な注意点

業務文書で背景色を使用する場合は、印刷コストや閲覧環境にも配慮しましょう。背景色の使い方によっては、実務上の負担が増える可能性があります。

たとえば、ページ全体に濃い背景色を設定すると、印刷時のインク消費量が大きくなります。大量印刷を行う業務では、コスト増加につながる可能性があります。また、白黒印刷を前提とした環境では、背景色が灰色に変換されて文字が読みにくくなる点にも注意しましょう。

業務文書では必要な部分だけ色を使う、帯や図形でアクセントを付けるなど、印刷環境を考慮したデザインにすることが実務的な対策です。

Wordで背景色が印刷されない問題を防ぐポイント

Wordで背景色が印刷されない主な原因は、既定設定で「背景の色とイメージを印刷する」が無効になっているためです。背景色を印刷するには、Wordのオプション設定を変更し、印刷プレビューで反映されているかを確認することが大切です。また、プリンターのカラー設定や印刷品質によっても、色の再現や印刷結果が変わる場合があります。

さらに、背景色を多用するとインク消費量が増えたり、印刷環境によって見え方が変わったりする点にも注意が必要です。業務文書では、文書の用途や印刷環境を考慮して背景色を設定すると、トラブルを防ぎやすくなります。Wordの設定と印刷環境を正しく理解し、画面表示と印刷結果の違いを把握しておくことが、資料作成の品質を高めるポイントです。

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