- 作成日 : 2026年2月24日
パワーポイントで図として保存するには?スライド・オブジェクトを画像にする方法を解説
パワーポイント(PowerPoint/PPT)で作成したスライドや図形を画像として保存したい、他の資料やWebサイトで使いたいと思ったことはありませんか。PowerPointには、スライド全体や特定のオブジェクトを画像ファイルとして書き出す機能があります。
本記事では、スライドを画像として保存する方法から、特定の図形だけを保存する方法、高画質で保存するコツ、注意点まで解説します。
目次
スライド全体を画像として保存する方法は?
「エクスポート」機能を使って、スライドをJPEGやPNG形式の画像ファイルに変換できます。
スライドを画像として保存する基本的な方法です。
方法1:エクスポートから画像形式で保存する
すべてのスライドまたは現在のスライドを画像化します。
- PowerPointでプレゼンテーションを開く
- 「ファイル」タブをクリックする
- 「エクスポート」を選択する
- 「ファイルの種類の変更」をクリックする
- 「イメージファイルの種類」から「PNG」または「JPEG」を選択する
- 「名前を付けて保存」をクリックする
- 保存場所とファイル名を指定して「保存」をクリックする
- 「すべてのスライド」または「このスライドのみ」を選択する
「すべてのスライド」を選ぶと、スライドごとに個別の画像ファイルが作成され、指定した名前のフォルダに保存されます。
方法2:名前を付けて保存から画像形式を選ぶ
同様の操作を「名前を付けて保存」から行えます。
- 「ファイル」→「名前を付けて保存」を選択する
- 保存場所を指定する
- 「ファイルの種類」のドロップダウンから「PNG」「JPEG」「GIF」「TIFF」などを選択する
- 「保存」をクリックする
- 「すべてのスライド」または「このスライドのみ」を選択する
保存形式の選び方
用途に応じて適切な形式を選びましょう。
PNG形式は透明な背景を保持でき、画質の劣化が少ないため、ロゴや図解に適しています。JPEG形式はファイルサイズが小さく、写真が多いスライドやWebでの使用に向いています。TIFF形式は高品質ですがファイルサイズが大きく、印刷用途に適しています。
特定の図形やオブジェクトだけを保存する方法は?
図形やグラフなど、スライドの一部だけを画像として保存することもできます。
特定のオブジェクトを画像化する方法です。
方法1:図として保存する
右クリックメニューから保存します。
- 保存したい図形、画像、グラフなどを選択する
- 右クリックしてメニューを開く
- 「図として保存」を選択する
- 保存場所とファイル名を指定する
- 「ファイルの種類」で形式(PNG、JPEG など)を選択する
- 「保存」をクリックする
複数のオブジェクトを一つの画像として保存したい場合は、先にグループ化(Ctrl+G)してから「図として保存」を実行しましょう。
方法2:コピーして画像編集ソフトに貼り付ける
他のソフトと連携する方法です。
- 保存したいオブジェクトを選択する
- Ctrl+Cでコピーする
- ペイント、Photoshop、GIMPなどの画像編集ソフトを開く
- Ctrl+Vで貼り付ける
- 画像として保存する
この方法では、貼り付け先のソフトで編集を加えてから保存することもできます。
方法3:スクリーンショットを活用する
特定の範囲だけを素早く保存します。
Windowsの場合、Windows+Shift+Sで「切り取り&スケッチ」を起動し、保存したい範囲を選択すると、クリップボードにコピーされます。そのまま画像編集ソフトに貼り付けて保存できます。ただし、解像度はディスプレイに依存します。
スライドを高画質で保存したい場合
標準設定では解像度が低いため、高品質な画像が必要な場合は設定を変更しましょう。
印刷用途や大きく表示する場合に必要な設定です。
レジストリで解像度を変更する(Windows)
PowerPointの画像エクスポート解像度を上げます。
- Windowsキー+Rを押して「ファイル名を指定して実行」を開く
- 「regedit」と入力してEnterを押す
- 「HKEY_CURRENT_USERSoftwareMicrosoftOffice16.0PowerPointOptions」に移動する(16.0はバージョンにより異なる)
- 右クリック→「新規」→「DWORD(32ビット)値」を選択する
- 名前を「ExportBitmapResolution」とする
- 「表記」の項目で「10進数」を選択してから、値のデータに希望のDPI値を入力する(例:300)
- レジストリエディタを閉じてPowerPointを再起動する
300dpiに設定すると、印刷に十分な高解像度で画像を書き出せます。標準の96dpiに対して約3倍強の解像度になります。
注意:レジストリ編集は慎重に
レジストリの編集は、誤操作するとシステムに影響を与える可能性があります。編集前にレジストリのバックアップを取ることをおすすめします。自信がない場合は、IT部門に相談してください。
代替方法:PDFを経由する
レジストリを変更せずに高解像度を得る方法です。
- スライドをPDFとして保存する
- PDFを画像変換ツール(Adobe Acrobat、オンラインツールなど)で画像に変換する
- 変換時に解像度(DPI)を指定する
この方法なら、レジストリを変更せずに高品質な画像を得られます。
スライドサイズを大きくする
物理的なサイズを大きくする方法です。
「デザイン」→「スライドのサイズ」→「ユーザー設定のスライドのサイズ」で、スライドの幅と高さを大きく設定してから画像として保存すると、ピクセル数の多い画像が得られます。
パワーポイントを図として保存する際の注意点
パワーポイントの保存後の画質や編集可否について理解しておきましょう。
注意すべきポイントを確認します。
画像化すると編集できなくなる
テキストや図形の編集が不可能になります。
画像として保存すると、元のテキストや図形の情報は失われ、ピクセルの集まりになります。後から文字を修正したり、色を変えたりすることはできません。編集の可能性がある場合は、元のPowerPointファイルも保存しておきましょう。
フォントの問題を回避できる
フォントが埋め込まれた状態で保存されます。
画像として保存すると、相手のPCにフォントがインストールされていなくても、見た目が変わりません。フォントの互換性を気にせず共有したい場合に便利です。
透明背景を保持するにはPNGを選ぶ
JPEG形式では透明部分が白くなります。
背景が透明な図形やロゴを保存する場合は、必ずPNG形式を選択してください。JPEG形式では透明部分が白色に変換されます。
ファイルサイズに注意する
高解像度の画像はサイズが大きくなります。
印刷用の高解像度画像は、1枚で数MBになることもあります。Webで使用する場合や、メールで送信する場合は、用途に応じた適切な解像度を選びましょう。
アニメーションは保存されない
動きのある要素は静止画になります。
アニメーションや動画を設定していても、画像として保存すると静止した状態になります。動きを保持したい場合は、動画形式(MP4)でエクスポートする必要があります。
パワーポイントを図として保存し活用の幅を広げよう
パワーポイントで図として保存するには、「エクスポート」や「名前を付けて保存」でスライド全体を、右クリックの「図として保存」で特定のオブジェクトを画像化できます。高画質で保存したい場合は、レジストリで解像度を変更するか、PDFを経由する方法があります。
透明背景を保持するにはPNG形式を選び、元ファイルも保存しておくことを忘れずに、さまざまな場面で画像を活用してください。
この記事をお読みの方におすすめのガイド5選【部署別紹介】
最後に、この記事をお読みの方によく活用いただいている人気の資料・ガイドを紹介します。すべて無料ですので、ぜひお気軽にご活用ください。
経理担当者向け
①Excel関数集 32選まとめブック
経理担当者の方をはじめ、ビジネスパーソンが知っておきたい便利なExcel関数集を初級~上級までギュッと網羅。新人社員の研修用などにもお使いいただけます。Google スプレッドシートならではの関数もご紹介しています。
②勘定科目・仕訳辞典(税理士監修)
勘定科目・仕訳に関する基本知識、および各勘定科目の仕訳例を具体的かつ網羅的にまとめた、50ページを超えるガイドを無料で提供しております。お手元における保存版としてでだけでなく、従業員への印刷・配布用としてもぜひご活用ください。
人事労務担当者向け
①入社・退職・異動の手続きガイドブック
書類の回収・作成・提出など手間のかかる入社・退職・異動(昇給・昇格、転勤)の手続き。
最新の制度をもとに、よくある質問やチェックポイントを交えながら、各手続きに必要な情報をまとめた人気のガイドですす。
②社会保険・労働保険の手続きガイド
企業において社会保険および労働保険の加入・喪失手続きは必ず発生し、手続きを誤れば保険事故が発生した際に従業員が不利益を被る可能性があります。
各保険の基本的な手続き方法を入社・退職・異動のシーン別にギュッとまとめた分かりやすいガイドです。
総務・法務担当者向け
契約書ひな形まとめ30選
業務委託契約書や工事請負契約書…など各種契約書や、誓約書、念書・覚書、承諾書・通知書…など、使用頻度の高い30個のテンプレートをまとめた、無料で使えるひな形パックです。
※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
※本サイトは、法律的またはその他のアドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトの記載内容(テンプレートを含む)の正確性、妥当性の確保に努めておりますが、ご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家にご相談いただくなど、ご自身の判断でご利用ください。
関連記事
パワーポイントで会社紹介資料を作成するには?必要な項目とデザインのコツを解説
パワーポイント(PowerPoint/PPT)で会社紹介資料を作りたい、どんな内容を盛り込めばいいか分からないと思ったことはありませんか。会社紹介資料は、営業活動、採用活動、IR、…
詳しくみるパワーポイントで数式を入力するには?複雑な数式の作成方法とコツを解説
パワーポイント(PowerPoint/PPT)で分数や平方根、積分記号などの数式を入力したい、数学や理系のプレゼンで本格的な数式を表示したいと思ったことはありませんか。 Power…
詳しくみるパワーポイントで別のスライドにコピーするには?複製・移動・リンク設定を解説
パワーポイント(PowerPoint/PPT)でスライドを別の場所にコピーしたい、他のファイルからスライドを取り込みたいと思ったことはありませんか。スライドのコピーや移動は、プレゼ…
詳しくみるパワーポイントでカウントダウンタイマーを作るには?残り時間を可視化する作成手順
プレゼンテーションやワークショップの進行において、残り時間を可視化することは参加者の集中力を維持するためにも役立ちます。パワーポイントでカウントダウンタイマーを作成するには、標準の…
詳しくみるパワーポイントをMacで使うには?導入方法とWindows版との違い
Macユーザーがビジネスや学業でプレゼンテーションを行う際、パワーポイント(PowerPoint)を利用したいと思う場面もあるでしょう。 Macでも問題なくパワーポイントは使えます…
詳しくみるパワーポイントを保存するには?基本操作から画像保存・復元方法まで解説
パワーポイント(PowerPoint/PPT)で作成した資料を保存したい、スライドを画像として書き出したい、保存したはずのファイルが消えてしまったと困ったことはありませんか。保存は…
詳しくみる



