マネーフォワード クラウド連結会計使い方ガイド

キャッシュ・フローの「計算書」画面の使い方

概要

このガイドでは、「連結パッケージ」>「キャッシュ・フロー」>「計算書」画面の使い方についてご説明します。

対象ページ

単体決算報告>連結パッケージ

対象のお客さま

マネーフォワード クラウド連結会計を「連結担当者」「グループ会社担当者」「閲覧者」のいずれかの権限でご利用中のお客さま
※「グループ会社担当者」や「閲覧者」権限の場合は利用できる機能に制限があります。詳細はこちらのガイドをご参照ください。

目次

事前準備

連結パッケージ」>「キャッシュ・フロー」>「計算書」画面を確認するためには、あらかじめ一連の操作が必要です。

操作方法については、以下のガイドの手順1から手順7をご参照ください。
キャッシュ・フロー計算書を作成する一連の手順を教えてください。

画面の説明

「キャッシュ・フロー」>「計算書」画面では、「キャッシュ・フロー科目変換表」画面で変換されたキャッシュ・フロー科目ごとに、キャッシュ・フロー金額や変換金額を確認できます。
また、必要に応じてキャッシュ・フロー調整や換算修正を行うことができ、「換算前」「換算後」タブを切り替えて金額の確認が可能です。

本項では、「換算後」タブの項目について説明します。

番号項目名説明
会社略号・会社名対象の会社略号および会社名が表示されます。
右側の「▼」マークをクリックするとプルダウンが表示され、表示する会社を切り替えることができます。
報告通貨対象の会社の報告通貨が表示されます。
業務分類
期間
対象の会社の業務分類コードと業務分類名、および連結決算単位の期間が表示されます。
財務諸表
セグメント
内部取引
注記・非財務情報
キャッシュ・フロー
クリックすると、表示するタブを切り替えられます。
表示しているタブ名の下部に青色の線が表示されます。
変換表
計算書
クリックすると、表示するタブを切り替えられます。
表示しているタブ名の下部に青色の線が表示されます。
換算前
換算後
クリックすると、表示するタブを切り替えられます。
表示している画面名が青色で表示されます。
報告通貨対象の会社の報告通貨が表示されます。
為替レート対象の会社の為替レートが表示されます。
為替レートは「為替レート」画面で設定できます。
キャッシュ・フロー科目閲覧中の連結決算単位で利用する設定となっているキャッシュ・フロー科目が表示されます。
キャッシュ・フロー金額変換金額とキャッシュ・フロー調整額の合計が表示されます。
変換金額対象のキャッシュ・フロー科目における前期末から当期末までの現金の増減額が表示されます。
調整種別調整種別」画面で登録した調整種別が表示されます。
「換算前」タブで調整種別名の横に表示される鉛筆のアイコンをクリックすると、キャッシュ・フロー調整が行えます。
詳細はこちらの項をご参照ください。
調整額合計キャッシュ・フロー調整を行った場合、各調整種別の調整額の単純合算金額が表示されます。
換算調整「換算後」タブで「換算調整」の横に表示される鉛筆のアイコンをクリックすると、換算調整が行えます。
詳細はこちらの項をご参照ください。
キャッシュ・フロー合計各項目列の合計が表示されます。
現金及び現金同等物の増減額システム予約科目」画面で設定したキャッシュ・フロー科目の増減額が表示されます。
現金及び現金同等物の期首残高システム予約科目」画面で設定したキャッシュ・フロー科目の期首残高が表示されます。
現金及び現金同等物の期末残高システム予約科目」画面で設定したキャッシュ・フロー科目の期末残高が表示されます。
履歴クリックすると、閲覧中の会社におけるインポートや修正などの操作履歴を確認できます。
詳細はこちらのガイドをご参照ください。
リセットクリックすると、閲覧中の会社において入力したキャッシュ・フロー変換表、キャッシュ・フロー調整、換算調整等を削除できます。
詳細はこちらのガイドをご参照ください。
最終変換日時最後にキャッシュ・フロー変換を行った日時が表示されます。
キャッシュ・フロー変換クリックすると、キャッシュ・フロー変換表が作成できます。
詳細はこちらのガイドをご参照ください。

キャッシュ・フロー調整の方法

キャッシュ・フロー調整を行う場合、事前に「調整種別」画面で調整種別の登録が必要です。
  1. 「単体決算報告」>「連結パッケージ」画面を開き、キャッシュ・フロー調整を行う会社の「計算書」列に表示されているアイコンをクリックします。
  2. 「キャッシュ・フロー」>「計算書」画面で「換算前」タブが選択されていることを確認し、調整種別名の右横にある鉛筆のアイコンをクリックします。
  3. キャッシュ・フロー科目の詳細画面で「調整内容」を登録します。
    デフォルトで表示されるキャッシュ・フロー科目以外の科目を調整する場合は、「+科目を追加する」をクリックして科目を選択します。
  4. 「保存」をクリックします。
  • 調整金額は、選択している連結決算単位に設定された小数点桁数に応じて入力できます。
  • 1つの調整種別につき、調整金額を登録できるキャッシュ・フロー科目は20科目です。
  • 調整金額は調整種別内で合計が「0」になるように登録してください。

換算調整の方法

  1. 「単体決算報告」>「連結パッケージ」画面を開き、キャッシュ・フロー調整を行う会社の「計算書」列に表示されているアイコンをクリックします。
  2. 「キャッシュ・フロー」>「計算書」画面で「換算後」タブをクリックします。
  3. 換算調整名の右横にある鉛筆のアイコンをクリックします。
  4. 「換算調整」画面で「+科目を追加する」をクリックします。
  5. 換算調整の内容を入力します。
  6. 「保存」をクリックします。
調整金額は、選択している連結決算単位に設定された小数点桁数に応じて入力できます。

主なエラーリスト

No.エラーメッセージ原因と対処方法画像
1キャッシュ・フロー計算書を作成する場合は、キャッシュ・フローマスタと利用科目への登録、キャッシュ・フロー科目変換表の設定が必要です。こちらのガイドに記載されている手順1から手順6のうち、いずれかの設定が完了していない状態です。
ガイドを参照し、設定を行ってください。
2前期末として指定している連結決算単位が確定されていません。表示している連結決算単位の前期末として設定した連結決算単位が未確定の状態です。
連結決算単位」画面で前期末の確定を行ってください。  
3キャッシュ・フロー合計と現金及び同等物の増減額が一致していません。原因として以下が考えられます。「キャッシュ・フロー」>「計算書」画面の下部にある「キャッシュ・フロー合計」の「キャッシュ・フロー金額」列と「変換金額」列の金額に差額が発生している状態です。
エラーメッセージに記載されている3点の内容を確認してください。
更新日:2024年12月11日

※本サポートサイトは、マネーフォワード クラウドの操作方法等の案内を目的としており、法律的またはその他アドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトに記載している内容の正確性・妥当性の確保に努めておりますが、実際のご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家に相談するなど、ご自身の判断でご利用ください。

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