• 更新日 : 2026年1月23日

パワーポイントの最後のスライドには何を入れる?まとめ方のコツや例を紹介

パワーポイント(PowerPoint/PPT)でプレゼン資料を作成するとき、最後のスライドに何を入れればいいか迷ったことはありませんか。「ご清聴ありがとうございました」だけで終わっていませんか。

最後のスライドはプレゼンの印象を決める重要な要素です。本記事では、最後のスライドに入れるべき内容と、効果的なまとめ方のコツを解説します。

パワーポイントの最後のスライドの役割

パワーポイントの最後のスライドは、プレゼンの内容を記憶に残し、聞き手に行動を促す役割を担います。

プレゼンテーションでは、最初と最後の印象が特に記憶に残りやすいと言われています。これは「初頭効果」と「親近効果」と呼ばれる心理現象です。最後のスライドを工夫することで、プレゼン全体の印象を高め、聞き手に伝えたいメッセージを定着させられます。

単に「ありがとうございました」で終わるのはもったいないことです。最後のスライドを戦略的に設計しましょう。

最後のスライドに入れるべき内容は?

目的に応じて、まとめ、行動喚起、連絡先などを盛り込みます。

パワーポイントの最後のスライドに入れる内容のパターンを紹介します。

パターン1:要点のまとめ

プレゼンで伝えた内容を振り返ります。

本編で説明した要点を3〜5つ程度に絞って箇条書きでまとめます。聞き手が「結局何が大事だったのか」を確認でき、記憶の定着につながります。すべてを網羅するのではなく、最も伝えたいポイントに絞ることが大切です。

パターン2:結論・メインメッセージ

最も伝えたいことを強調します。

プレゼン全体を通じて伝えたい結論やメッセージを、大きな文字で印象的に示します。「○○を実現しましょう」「△△が成功の鍵です」のように、一言で記憶に残るフレーズにまとめると効果的です。

パターン3:行動喚起(CTA)

聞き手に具体的なアクションを促します。

提案型のプレゼンでは、聞き手に何をしてほしいかを明確に示しましょう。「ご承認をお願いします」「来週までにご検討ください」「詳細はWebサイトをご覧ください」など、次のステップを具体的に提示します。

パターン4:連絡先・問い合わせ先

フォローアップの手段を示します。

質問や相談を受け付ける連絡先を記載します。担当者名、メールアドレス、電話番号、WebサイトのURLなどを入れておくと、プレゼン後のコミュニケーションがスムーズになります。QRコードを入れておけば、スマートフォンからすぐにアクセスできます。

パターン5:質疑応答の案内

質問を受け付ける姿勢を示します。

「ご質問はありますか?」「Q&A」といったスライドを用意し、質疑応答の時間があることを示します。質問を歓迎する雰囲気を作ることで、双方向のコミュニケーションが生まれやすくなります。

パターン6:印象的なビジュアル・引用

感情に訴えて余韻を残します。

印象的な写真、心に響く名言、象徴的なイメージなどで締めくくる方法です。感動や共感を呼び起こし、プレゼンの余韻を残せます。ただし、内容と関連のあるものを選ぶことが大切です。

パワーポイントの最後に避けるべきスライド

効果の薄い締めくくり方を確認しておきましょう。

パワーポイントの最後のスライドで、よくある失敗パターンを紹介します。

「ご清聴ありがとうございました」だけ

お礼だけでは情報がありません。

感謝の気持ちを伝えることは大切ですが、それだけのスライドはもったいないです。お礼を述べつつ、要点のまとめや連絡先も一緒に入れましょう。

黒い画面(スライドショー終了画面)

最後のスライドがないまま終わると、スライドショーの終了画面(黒い画面)が表示されてしまいます。これは準備不足の印象を与えます。必ず締めくくりのスライドを用意しましょう。

情報を詰め込みすぎたスライド

最後に全部言おうとすると逆効果です。

本編で伝えきれなかった情報を最後のスライドに詰め込むと、聞き手は混乱します。最後のスライドはシンプルに、最も重要なメッセージに絞りましょう。

プレゼンのまとめ方のコツ

聞き手の記憶に残り、行動につながるまとめ方を意識しましょう。

効果的にプレゼンを締めくくるためのコツを紹介します。

冒頭のメッセージに戻る

最初と最後をつなげて一貫性を出します。

導入部分で提示した課題や問いかけに対する答えを、最後のスライドで示します。「冒頭で○○という課題を挙げました。その解決策が本日ご提案した△△です」のように、ストーリーを完結させると満足感が生まれます。

3つのポイントに絞る

多すぎる要点は記憶に残りません。

まとめでは、伝えたいことを3つ程度に絞りましょう。人間が一度に記憶できる情報量には限りがあります。「本日お伝えしたいことは3つです」と明示すると、聞き手も整理しやすくなります。

具体的なアクションを示す

聞き手が次に何をすべきか明確にします。

「検討してください」ではなく「来週金曜日までにご回答ください」のように、具体的な期限や行動を示しましょう。曖昧な依頼は行動につながりません。

聞き手のメリットを再確認する

「あなたにとって何が良いのか」を示します。

提案内容のメリットを聞き手の視点で改めて伝えます。「この施策により、御社の業務効率が30%向上します」のように、聞き手が得られる価値を強調すると、前向きな印象で終われます。

余韻を残す締め方を工夫する

印象に残るフレーズで終わります。

最後の一言は特に記憶に残りやすいです。キャッチーなフレーズ、問いかけ、将来のビジョンなど、聞き手の心に響く言葉で締めくくりましょう。

質疑応答の後にもう一度見せる

最後のスライドは質疑応答中も表示しておきます。

質疑応答の間、最後のスライド(まとめや連絡先)を表示しておくと、聞き手は情報を確認できます。質疑応答が終わった後に、改めて結論のスライドを見せて締めくくるのも効果的です。

最後のスライドのデザインのポイント

シンプルで印象的なデザインを心がけましょう。

視覚的に効果的な最後のスライドを作るコツです。

文字は大きく、読みやすくしましょう。最後のスライドは長時間表示されることがあるため、遠くからでも読める文字サイズが重要です。

余白を十分に取り、すっきりとしたレイアウトにします。情報を詰め込みすぎず、重要なメッセージだけを目立たせましょう。

企業ロゴや連絡先は、邪魔にならない位置に配置します。下部や隅に小さめに入れるのが一般的です。

印象に残る最後のスライドでプレゼンを締めくくろう

パワーポイントの最後のスライドには、要点のまとめ、結論、行動喚起、連絡先など、目的に応じた内容を入れましょう。「ご清聴ありがとうございました」だけで終わらせず、聞き手の記憶に残り、行動につながる締めくくりを意識してください。

冒頭のメッセージに戻り、3つのポイントに絞り、具体的なアクションを示すことで、効果的なプレゼンの締めくくりが実現できます。

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