- 更新日 : 2025年12月23日
WEEKDAY関数の使い方とは?利用シーンや曜日に色を付ける方法を解説
WEEKDAY関数は、日付を基にその曜日を数値で示す便利な関数です。本記事では、WEEKDAY関数の基本的な使い方から、実際の利用シーンに至るまで詳しく解説します。特に、条件付き書式と組み合わせることで、特定の曜日に色を付ける方法についても触れ、実務で役立つスプレッドシートの活用法を紹介します。初めてWEEKDAY関数を使う方も、ぜひ参考にしてください。
目次
WEEKDAY関数の使い方
WEEKDAY関数は、指定した日付が何曜日であるかを数値で返すExcelやGoogleスプレッドシートの関数です。この関数を使用することで、日付データを簡単に曜日に変換し、データの分析やグラフ作成などに役立てることが可能になります。以下では、WEEKDAY関数の基本的な使い方を解説いたします。
WEEKDAY関数の基本構文
WEEKDAY関数は以下のような基本構文を持っています。この構文を理解することで、関数を効果的に活用できるようになります。
=WEEKDAY(日付, [戻り値の種類])
「日付」は、たとえば「2023/10/01」といった具体的な日付や、日付が含まれているセルを指定します。「戻り値の種類」はオプションであり、曜日をどのように表示するかを選択するための引数です(引数は関数に渡す値や範囲のことで、レシピでいうところの材料にあたる部分)。
戻り値の種類を省略した場合や1を指定した場合は、日曜日始まりで日曜日を1、土曜日を7という数値で示しますが、他のフォーマットも選択可能です。
実際の使用例
具体的な使用例を挙げて、WEEKDAY関数の使い方を理解していきましょう。たとえば、セルA1に「2023/10/01」という日付が入力されていると仮定します。この日付の曜日を求めるためには、次のように入力します。
=WEEKDAY(A1)
この式をセルに入力すると、A1に対応する日付の曜日番号(ここでは「1」が返され、これは日曜日を示しています)を取得できます。
戻り値の種類の指定方法
WEEKDAY関数は、戻り値の種類の引数を変更することで、日曜日始まりや月曜日始まりなど、異なる曜日の表示形式を設定できます。以下は一般的な設定方法です:
- 日曜日から土曜日(1から7の値)
- 月曜日から日曜日(1から7の値)
- 火曜日から月曜日(0から6の値)
例えば、月曜日を1からカウントする場合、次のように入力します。
=WEEKDAY(A1, 2)
これにより、月曜日が1、日曜日が7として表示されるため、曜日の管理がしやすくなります。
以上が、WEEKDAY関数の基本的な使い方です。この関数を活用することで、日付データをより柔軟に扱うことができ、業務やプライベートでのデータ分析も効率化できます。
WEEKDAY関数をCHOOSE関数で文字列に変換する方法
日付から曜日を文字列で自動表示したい場合、WEEKDAY関数とCHOOSE関数を組み合わせることで簡単に実現できます。例えば、A1セルに日付が入力されている場合は、以下のような式を入力します。
=CHOOSE(WEEKDAY(A1,2),”月曜日”,”火曜日”,”水曜日”,”木曜日”,”金曜日”,”土曜日”,”日曜日”)
” “で囲んだ「月曜日」~「日曜日」といった文字列の部分を「月」〜「日」、「MON」〜「SUN」といったように変更することで、さまざまなスタイルで曜日を表示することができます。
WEEKDAY関数の利用シーン
WEEKDAY関数は、日付から曜日を抽出するための非常に便利な関数です。この関数を使用することで、さまざまなシーンで時間管理やデータ分析が容易になります。具体的には、スケジュールの管理、レポート作成、売上分析など、多岐にわたる状況で活用が可能です。
スケジュール管理における活用
スケジュール管理では、特定の曜日にアクティビティやイベントを計画する必要があります。WEEKDAY関数を使うことで、日付を与えた際にその日がどの曜日であるかを瞬時に確認し、ゼロから計画を立てるときの判断材料にすることができます。例えば、会議を水曜日に設定する場合、まず日付をWEEKDAY関数に入力し、結果が3(水曜日)になることを確認するという行程を繰り返すことで、効率的にスケジュールを組むことができます。
売上データの分析
売上データを曜日別に分析する際にもWEEKDAY関数は効果的です。例えば、過去の売上データを元に、どの曜日に最も売上が多かったかを見極めることができれば、マーケティング戦略やプロモーション活動を曜日に合わせて行うことが可能です。このように分析を行うことで、曜日ごとの顧客の行動パターンを把握しやすくなります。
レポート作成における利便性
WEEKDAY関数は、レポート作成時にも役立ちます。たとえば、日付ごとのデータ集計を行う際、その日が何曜日であったかを確認することで、週次や月次の報告書に必要な情報を提供できます。これにより、データの分析をより視覚的に行えるため、情報が整理され、関係者への報告がスムーズになります。
学習と教育現場での利用
教育の現場においても週の活動を管理する際、WEEKDAY関数が役立ちます。教師が授業計画を立てる際に、何曜日にどの授業を行うかを決定するためにこの関数を利用することで、教育カリキュラムの整備が容易になります。また、生徒の出欠の確認にも便利です。
WEEKDAY関数と条件付き書式を組み合わせた使い方
WEEKDAY関数と条件付き書式を組み合わせることで、データの視認性を向上させる便利な方法が実現します。
WEEKDAY関数は、指定した日付がどの曜日にあたるかを数字で返す関数で、特に指定しない場合は、日曜日が1、月曜日が2という具合に数値が返されます。一方、条件付き書式は、セルの値に基づいて書式を自動的に変更する機能です。この二つを組み合わせることで、特定の曜日に対して異なる色を適用することができ、データの整理や視覚的な分析が容易になります。
条件付き書式の設定手順
まず、WEEKDAY関数を利用して曜日を取得し、次に条件付き書式を設定します。これにより、曜日による色分けが可能になります。以下は、具体的な手順です。
まず、対象となるセル範囲を選びます。そして、Excelの「条件付き書式」メニューを開き、「新しいルール」を選択します。次に、使用する数式を入力します。例えば、月曜日のみに色を付けたい場合、数式は「=WEEKDAY(A1)=2」となります。これは、A1セルの値が月曜日である場合に適用される条件です。このようにして、曜日ごとに異なる条件を設定することができます。
色の選択と適用
条件を設定した後は、色の選択です。条件付き書式の画面で色を選ぶことができ、識別しやすい色合いにすることが重要です。例えば、休日や祝日を赤色で表示し、平日は青色にするなど、データに対する視覚的なアプローチを工夫することで、情報のすぐにアクセスできるようになります。
実践例と活用方法
実際のビジネスシーンでは、プロジェクトの進行管理やスケジュール表にこの機能を活用するケースが多く見られます。曜日ごとに特定のタスクを色付けすることで、週の業務負荷を一目で把握することができ、効率的な業務運営が可能になります。また、カレンダーのデータを整理する際にも、休日を分かりやすく色分けすることができ、予定の調整がスムーズになります。
WEEKDAY関数はGoogleスプレッドシートで使える?
WEEKDAY関数はGoogleスプレッドシートでも使用できます。スプレッドシートは、データの整理や計算に非常に便利なツールであり、WEEKDAY関数を活用することで日付に基づいた曜日の情報を簡単に取得できます。
エクセルと同様に、WEEKDAY関数は指定した日付からその曜日を数字で返す関数です。初期設定では、日曜日を1、土曜日を7といったように曜日に対応する数値が得られる点もエクセルと同じです。この機能を活用すると、データ分析やタスク管理において曜日によるフィルタリングや条件付けが可能となります。
WEEKDAY関数の構文
スプレッドシートでWEEKDAY関数を使う際は、次のような構文になります。基本的な書き方は非常にシンプルです。
=WEEKDAY(日付, [戻り値の種類])
ここで、「日付」には日付形式のデータを入力します。オプションの「戻り値の種類」は曜日の表示方式を指定するもので、初期設定では1が使用されます。この戻り値の種類を選択することで、曜日の番号付けをカスタマイズすることも可能です。また、スプレッドシートでもWEEKDAY関数をCHOOSE関数と組み合わせることで、数値を「日曜日」「月曜日」などの文字列に変換することが可能です。
まとめ
WEEKDAY関数は、データ分析やスケジュール管理に欠かせない便利なツールです。日付を曜日として判別することで、業務の効率化が図れます。また、条件付き書式との組み合わせにより、視覚的に情報を整理しやすくなります。実際の業務でどのように活用できるかを理解しておくことは、日々の業務の精度を高める上で非常に重要です。WEEKDAY関数を適切に活用し、データの価値を最大限に引き出していきましょう。
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