- 作成日 : 2025年3月3日
Slackのcanvasの使い方は?自分だけで利用できる?料金や保存期間を解説
canvasとは、コンテンツの作成や管理、ワークフローの追加、プロフィールカードの挿入などができるSlack上のスペースのことです。
この記事ではcanvasの概要や主な機能、使い方などについて解説しています。canvasの活用は業務効率向上にもつながるため、ぜひ参考にしてください。
目次
Slackのcanvasとは
Slackのcanvasとは、ドキュメント作成やナレッジの管理・共有・検索などが簡単にできるSlack内のスペースのことです。
業務やプロジェクトチーム内で使用するテキストやファイルなども展開できるため、コミュニケーションを活性化するだけでなく、業務効率の向上も期待できます。また、canvasにはワークフローも埋め込めるため、ルーティン作業を自動化するといったことも可能です。なお、
このcanvasにはチャンネルまたはDMにあらかじめ組み込まれているものと、独立したものの2種類があります。引き続きそれぞれについて解説します。
チャンネルまたはDMcanvasと独立したcanvasの2種類がある
チャンネルまたはDMに組み込まれたcanvasは、ワークスペース内の会話で使用できます。こちらのタイプは、すべてのチャンネルおよびDMに組み込まれていることもあって、メッセージやファイルなどをcanvasに固定することも可能です。
独立したcanvasは、チャンネルやDMとは別に作成できます。ワークスペースから独立しており、会議のメモやチェックリストなど、会話とは関係のない内容でもcanvas内に残せます。ただし、こちらの独立したcanvasは有料プランでのみ利用可能となっているため、注意してください。
Slackのcanvasを利用してできること
ここでは、canvasを利用してどういったことができるのか解説します。Slackを使用しているものの、canvasをいまいち使いこなせていない人はぜひ参考にしてください。
コンテンツの整理や管理
canvasでは、コンテンツを作成し共有できるほか、そのコンテンツの整理・管理なども行えます。コンテンツを作成する際には、書式設定バーを使って書式を変更することも可能です。また、作成したコンテンツをリストに加えて整理できるほか、メディアを挿入することもできます。
メモの作成や共同編集
canvasではメモを作成できるほか、複数人でメモを共同編集することも可能です。たとえば、todoリストを作成して関係者に共有することで、複数人でtodoリストに沿って作業を進められるでしょう。共同編集は、チャンネル内での投稿権限を持つ人であれば誰でも可能です。
ワークフローの追加
canvasにもワークフローを追加できます。そもそもSlackのワークフローとは、ルーティンとなっている定型業務をSlack上で自動化する機能のことです。たとえば、毎週決まったタイミングでチームのチャンネルに週報の提出を呼びかけるメッセージを投稿できます。
プロフィールカードの挿入
Slackのプロフィールカードは、canvas内にも挿入可能です。プロフィールカードは、その名の通り利用者の写真やプロフィールの概要などが記載されたカードのことです。利用者の名前にマウスポインターを合わせるとカードが表示され、クリックするとより詳しい情報にアクセスできます。
Canvasにプロフィールカードを挿入する場合、canvasを開き、「@ユーザー名」でメンバーの名前を入力したうえで、該当するメンバーを選択し、canvasに追加します。そして、表示名を右クリックして「カードとして表示」を選択すると、カードの挿入が行えます。
チャンネルまたはDMcanvasの使い方
ここでは、チャンネルもしくはDM内のcanvasの使い方を紹介します。Canvasを使って業務効率を高めたい人はぜひ参考にしてください。
canvasの作成
canvasを作成する場合、デスクトップ版とモバイル版で若干手順が異なります。それぞれの作成方法は以下のとおりです。
デスクトップ版
- 会話のヘッダー部分の 「canvas を追加する」タブをクリックする
- 会話の投稿権限とcanvasの編集権限があれば入力を開始し、canvas にコンテンツを追加する
モバイル版
- 会話のヘッダー部分にある空の「canvas 追加アイコン:をタップする
- 会話の投稿権限とcanvasの編集権限があれば入力を開始し、canvas にコンテンツを追加する
canvasの編集
canvasは編集権限があれば誰でも書式の変更やメンション、コメントの追加などの編集が行えます。編集ができるのは、以下の条件に該当する人です。
- その会話のメンバーである
- チャンネルマネージャーが「チャンネルに投稿できるメンバーなら誰でも」もしくは「チャンネルマネージャーのみ」に対して編集権限を設定している
なお、会話やチャンネルに参加しているものの編集ができない場合は権限が付与されていないことを意味するため、チャンネルマネージャーに権限付与をお願いしてください。
既存のcanvasの検索・管理
これまでに作成したcanvasの検索や管理を行う場合の手順は、以下のとおりです。
デスクトップ版
- canvasがあるチャンネルまたは DMのcanvasを開く
- ヘッダーの「canvas」タブをクリックしてcanvasを開く
- 「3つのドットアイコン」をクリックして、canvas を管理する
モバイル版
- canvas があるチャンネルまたは DM を開く
- 「canvas アイコン」をタップして canvas を開く
- 「3つのドットアイコン」をタップして、canvas のリンクをコピーする
独立したcanvasの使い方
続いては独立したcanvasの使い方を紹介します。チャンネルまたはDM内のcanvasとあわせて、使い方を覚えておきましょう。
canvasの作成
独立したcanvasを作成する場合の手順は、以下のとおりです。
デスクトップ版
- 「その他」にマウスポインターを重ねて「canvas」を選択する
- 右上にある「新しいcanvas」もしくは「テンプレートから開始する」をクリックする
モバイル版
- 「ホーム」タブから、画面上部の検索バーをタップする
- 「canvas」をタップしたうえで「canvas を作成する」をタップする
デスクトップ版もモバイル版も、上記の手順を踏むことでcanvasの入力が可能になり、コンテンツを追加できます。
canvasの編集
canvasの編集を行う場合は、編集者権限を付与してもらう必要があります。権限付与のリクエストは、以下の手順で行えます。
デスクトップ版
- canvas の右上にある「閲覧のみ」をクリックする
- 「編集権限の付与をリクエストする」をクリックする
- リクエストが承認されると通知が届き編集できる
なお、モバイル版からは編集権限のリクエストはできないため注意してください。
既存のcanvasの検索・管理
すでに作成しているcanvasの検索や管理を行う場合の手順は、以下のとおりです。
デスクトップ版
- サイドバーの「canvas」をクリックする
- 「その他」にマウスポインターを重ねて「canvas」をクリックする
- 「フィルター」と「並べ替え」のドロップダウンメニューを使ってcanvas を検索する
- リストから canvas を選択し、「3つのドットアイコン」をクリックして管理する
モバイル版
- 「その他」タブをタップする
- 「canvas」をタップする
- リストからcanvas を長押しして、Slack での共有、リンクのコピー、ブックマーク、canvas の削除のいずれかを行う
Slackのcanvasは自分だけで使える?
独立したcanvasであれば、自分だけで使用することも可能です。具体的には、独立したcanvasで共有設定をしないままにしておけば自分しか閲覧できないため、自分専用のcanvasとして利用できます。
Slackのcanvasの利用料金
canvasは無料でも利用できますが、有料プランにすることでより多くの機能が使えるようになります。また、独立したcanvasを利用するには有料プランに加入する必要があります。
各プランの料金と機能は以下のとおりです。
| プロ |
|
|---|---|
| ビジネスプラン |
|
| エンタープライズ |
|
自社に適したプランがどれなのか、検討してみてください。
無料プランと有料プランの違い
無料プランと有料プランではいくつかの違いがあります。具体的な違いは以下のとおりです。
- メッセージ・ファイルの閲覧可能期間
- メッセージ・ファイルの保存期間
- ハドルミーティングの参加人数
- Slackコネクトの参加人数
- 連携できるアプリの数
メッセージ・ファイルの閲覧可能期間は無料プランの場合、過去90日までとなっています。また、保存期間は1年となっており、1年を超えると自動的に削除されます。
音声やビデオでの通話が可能となるハドルミーティングへの参加人数は、無料プランの場合2人までしか参加できません。さらに社外メンバーとチャンネルを共有できるSlackコネクトは無料プランだと1対1のケースでしか利用できません。そして、連携できるアプリの数は10個までです。
制限を気にせず利用したい場合は、有料プランへの加入が必須といえるでしょう。
Slackのcanvasの保存期間
先ほども説明したように、canvasの保存期間はプランによって日数が異なります。ここでは具体的な保存機関を紹介します。
無料プランの場合
無料プランの場合canvasの保存期間は1年です。ただし、canvasの保存機関を90日に限定することも可能です。こちらは、90日が経過すると完全削除となります。90日に変更する場合は以下の手順で行ってください。
- ワークスペースにアクセスする
- メニューから「ツールと設定」を選択し、「ワークスペースの設定」をクリックする
- 「canvas の履歴」の横の「展開する」をクリックする
- 希望する保存設定を選ぶ
- 「保存する」をクリックする
- 「はい、この新しい設定を適用します」の横のボックスにチェックを入れ「確認」をクリックする
有料プランの場合
有料プランの場合、ワークスペースが存在する限りcanvasを保存できます。ただし、設定した日数のみ保存することも可能です。その場合の設定手順は以下の通りです。
- ワークスペースにアクセスする
- メニューから「ツールと設定」を選択し、「ワークスペースの設定」をクリックする
- 「canvas とリストの履歴」の横にある「開く」をクリックする
- 希望する保存設定を選ぶ
- 「保存する」をクリックする
- 「はい、この新しい設定を適用します」の横のボックスにチェックを入れ「確認」をクリックする
Slackのcanvasの有効な活用例
Slackのcanvasは業務のさまざまな場面で活用可能です。具体的には以下のようなケースが挙げられます。
- ToDo管理
- 議事録作成
- 社内Wikiの作成
- アイデアの蓄積
canvasではチェックリストを設定できるため、ToDoリストを作成し、タスクを管理できます。チェックリストは画面下部のアイコンをクリックすれば簡単に追加できるため、ToDoリストの作成自体は簡単です。会話に加わっているメンバー全員でやるべきことを共有でき、進捗状況もすぐに確認できます。
また、議事録やアジェンダの作成にも適しています。これは、共同編集の権限を付与することで誰でもcanvas内にコメントなどを残せるためです。
同じように業務に関するナレッジや作業手順等を記載し、社内Wikiを作成することもできるでしょう。さらに、コメントを投稿することでアイデアの蓄積なども行えます。
Slackのcanvasで業務効率を高めよう
canvasはコンテンツの作成や管理、共同編集、プロフィールカードの挿入などができるSlack内のスペースです。Slackをコミュニケーションツールとしてだけでなく、コンテンツの共有などにも活用できるため、業務効率の向上が期待できます。
無料でも利用できますが、機能の制限なしで利用したい場合は有料プランへの加入がおすすめです。今回の内容を参考に、canvasを業務で活用してみてください。
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※ 掲載している情報は記事更新時点のものです。
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