- 更新日 : 2026年3月18日
共有フォルダとは?作り方やアクセスできないときの対処法について解説
一般的に、共有フォルダとは、同じネットワーク上のデバイスからアクセスできるようにしたフォルダを指します。任意のメンバーと共同作業ができる点や、情報共有がスムーズに行えるため便利です。
本記事では、Windowsで共有フォルダを作成・設定する方法を紹介します。アクセスできない場合の対処法も説明するため、参考にしてください。
共有フォルダとは?
共有フォルダとは、同じネットワーク上のデバイスから、アクセスできるように設定したフォルダやディレクトリを指すことが一般的です。共有フォルダ内のファイルは、同じネットワーク上の異なるパソコンからでも中身を変更したり、参照したりできます。
共有フォルダは、WindowsやMacのパソコンで手軽に作成可能です。また、Googleが提供するクラウドストレージの「Google drive」で作成したフォルダのことを共有フォルダと呼ぶこともあります。
Windowsで作成する共有フォルダは一般的にユーザーのパソコンやファイルサーバー・NASなどに保存されるのに対し、Google driveの共有フォルダはクラウド上が保存先である点が主な違いです。
なお、本記事は主にWindowsで作成する共有フォルダについて解説しています。
参考:Google Workspace ラーニングセンター「共有ドライブ スタートガイド 共有ドライブにファイルとフォルダを追加する」
共有フォルダの便利な使い方
共有フォルダの便利な使い方(メリット)は、以下のとおりです。
- 任意のメンバーと共同作業ができる
- 情報共有がスムーズ
具体的にどのようなことができるのか、詳しく解説します。
任意のメンバーと共同作業ができる
共有フォルダがあれば、任意のメンバーと共同作業できます。複数人が同じファイルの更新や修正を手分けして作業することで、業務効率がアップするでしょう。
たとえば、対象のメンバーがビジネス文書の誤りに気づいた場合に、担当者からメールやUSBでファイルをもらわなくても、自分のパソコンから修正できます。ひとつのファイルで作業できるため、どのファイルが最新かわからなくなることもありません。
情報共有がスムーズ
共有フォルダを使用すれば、情報共有もスムーズです。誰かが共有フォルダ内のファイルを修正したり、更新したりするとすぐ反映されるため、対象メンバーはいつでも最新の情報を入手できます。
また、同一ネットワークで権限を与えられている人であれば誰でも共有フォルダ内にアクセスできるため、引き継ぎの際にファイルを渡す必要がない点も便利です。
共有フォルダの作り方(Windows10・11)
ここから、Windowsを使って共有フォルダを作る方法を説明します。2023年10月現在、Windowsの最新OSはWindows11です。そこで、最初にWindows10で共有フォルダを作る方法を簡単に紹介してから、Windows11の共有フォルダの作り方について画像を交えながら詳しく解説します。
Windows10の共有フォルダの作り方
Windows10の共有フォルダの作り方は、以下のとおりです。
- 共有フォルダ用のフォルダを作成する
- 対象のフォルダ上でプロパティを開き、「共有」する
- 「共有」の相手を選択する
- アクセス権限の内容を選択する
なお、共有する相手を選択する際、「すべてのユーザー」をクリックすれば、すべてのネットワークユーザーにアクセス権が付与されます。
参考:Microsoft 「Windows 10 におけるネットワーク経由のファイル共有 Windows10」
Windows11の共有フォルダの作り方
最初にデスクトップなどで共有フォルダ用のフォルダを作成しましょう。右クリックした後に「新規作成」「フォルダー」の順に選択すれば作成可能です。

続いて、作成したフォルダの上で右クリックして、「プロパティ」を選択します。プロパティのウィンドウが現れたら、「共有」タブをクリックしましょう。
まだ誰とも共有していなければ、「ネットワークパス」の下に「共有されていません」と表示されるはずです。その下の「共有」ボタンをクリックしてください。

共有する相手を選ぶ画面が表示されたら、対象のユーザーを選択します。全員と共有する場合は「Everyone」を選び、「追加」ボタンをクリックしましょう。

自分の表示(所有者)の上に「Everyone」が表示されます。その横での「アクセス許可のレベル」で、アクセス権限の内容を設定可能です。「読み取り」「読み取り/書き込み」の中から選択しましょう。
最後に、「共有」ボタンを押せば完了です。

参考:Microsoft「Windows 10 におけるネットワーク経由のファイル共有 Windows11」
共有フォルダ作成時のポイントや注意点
共有フォルダを作成する際のポイントや注意点は、以下のとおりです。
- アクセス制限を設定する
- フォルダ名などに共有ルールを設ける
- セキュリティ対策を徹底する
各ポイントを詳しく解説します。
アクセス制限を設定する
意図しない相手に機密情報や個人情報が行き渡ることを防ぐため、状況によってアクセス制限を設定することが大切です。アクセス制限とは、権限のあるユーザー以外が対象のフォルダやファイルにアクセスできなくすることを指します。
対象のフォルダで右クリックを押して「セキュリティ」タブを押せば、各ユーザーの権限について詳細な設定が可能です。また、必要に応じて共有フォルダ作成時点から共有相手を一部に限定することも検討しましょう。
フォルダ名などに共有ルールを設ける
作業効率の低下を防ぐため、フォルダの名前や構成、ファイル名などについてルールを設けましょう。各自が自由にフォルダを作成し、適当な名前をつけていると、担当者以外が見つけ出すことが困難になります。
また、ファイル上限を決めておくことが大切です。全員が不要なファイルを共有ファイルに入れていくと、すぐに上限を超える可能性が高いです。
セキュリティ対策を徹底する
共有フォルダを作成する場合は、セキュリティ対策も徹底しましょう。なぜなら、共有フォルダは同一ネットワークにある人がアクセスできて便利な分、セキュリティリスクが高まるためです。
メンバーの誰かがウイルスに感染したファイルを共有フォルダに入れると、被害が拡大する可能性があります。共有フォルダで運用する前に、あらかじめ最新のセキュリティソフトを導入しておきましょう。
共有フォルダにアクセスできないときの対処法
共有フォルダが作成されているにもかかわらず、アクセスできないときの対処法は以下のとおりです。
- 共有設定やアクセス権限を確認する
- PCに不具合がないかチェックする
- サーバーにトラブルがないか確認する
それぞれ確認していきましょう。
共有設定やアクセス権限を確認する
そもそも、パソコンの共有設定がされていなければ、共有フォルダにアクセスできません。パソコンの「ネットワークとインターネット」の設定で、「ネットワーク探索」や「ファイルとプリンターの共有」が「オン」になっているか、確認しましょう。
また、アクセス権限が与えられていない場合も当然アクセスできません。共有フォルダ作成者に、権限付与について確認しましょう。
PCに不具合がないかチェックする
パソコン自体に不具合がある場合も、共有フォルダに作成できないことがあります。共有フォルダを作成した側と、共有フォルダにアクセスする側のパソコンに問題がないか、確認しましょう。
パソコンに何かしらの問題があれば、早めに業者に連絡することが重要です。そのままにしていると、復旧が困難になるだけでなく、セキュリティ面の不安も抱えます。
サーバーにトラブルがないか確認する
サーバーやNAS(ネットワークに接続できるハードディスク)に問題がある場合も、共有フォルダにアクセスできません。サーバーやNASは起動しているか、起動している場合はどのような障害が起きているのかをチェックしましょう。
物理障害などで万が一故障していた場合、重要なデータが消える可能性があります。パソコンと同様に、不具合に気づいたら早めに専門の業者に連絡しましょう。
共有フォルダで作業効率を上げる
共有フォルダとは、同じネットワーク上のデバイスから、アクセスできるように設定したフォルダやディレクトリのことです。共有フォルダを作成すれば、任意のメンバーと共同作業ができる上に、スムーズに情報共有できるため、業務効率化につながります。
ただし、共有フォルダを作成することでセキュリティリスクが上がる場合がある点に注意が必要です。十分なセキュリティ対策を実施しつつ、共有フォルダを活用しましょう。
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