流動負債

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流動負債とは、企業の主目的たる営業取引によって発生した債務および貸借対照表日の翌日から起算して1年以内(ワン・イヤー・ルールに基づく)に支払の期限が到来する債務、1年以内に使用される短期負債性引当金、未払費用および前受収益などの経過勘定を指す。
なお上記の条件に適合しない負債は固定資産に分類され、貸借対照表の負債の部は流動負債と固定負債で構成される。

流動負債の主な勘定項目

買掛金・・・商品や原材料、サービス等の金額を後から支払うものとして流動負債に計上する科目。

支払手形・・・手形による支払金額を流動負債に計上する科目。

短期借入金・・・返済期限が貸借対照表日の翌日から起算して1年以内に設定された借入金。

1年以内に返済予定の長期借入金・・・長期借入金は1年を超える返済期限となる科目だが、決算時を迎えて返済期間が1年以内になれば流動負債に振替処理する。

未払金・・・本来の営業取引以外の「非継続的な取引から生じる一時的債務」を対象とする科目。

未払費用・・・役務提供が継続しており、未だにその対価が支払われていないものを対象とする科目。

前受金・・・製品やサービス等を提供する前に販売先から受け取る代金のこと。一般的には「手付金」や「内金」といわれる。

預り金・・・役員や従業員、取引先等から一時的に預かった金銭等のこと。

前受収益・・・継続して役務の提供する契約に従いを、いまだ提供していない役務に対して、すでに支払いを受けている金額を計上する科目のこと。

経営指標としての流動負債

流動負債を使って会社の安全性や支払能力を見る指標としては、以下のようなものがある。

短期的安全性を見る指標
・流動比率(%)=(流動資産÷流動負債)×100
・現金預金比率(%)=(現金・預金÷流動負債)×100
・当座比率(%)=(当座資産÷流動負債)×100

長期的安全性を見る指標
・固定比率(%)=固定比率(%)=固定資産÷自己資本×100
・固定長期適合率(%)=固定資産÷(自己資本+固定負債)×100
・自己資本比率(%)=自己資本÷総資本×100



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