• 更新日 : 2026年1月29日

面接で面白い質問をされたら?意図・回答例・準備のポイントを解説

Point面接で面白い質問をされるのはなぜ?

面接の面白い質問は、応募者の人柄・価値観・対応力を自然に見極めるための質問です。

  • 緊張を和らげ本音を引き出す
  • 準備外の反応で思考力を見る
  • 答えより過程と姿勢を評価

面白い質問には慌てず正直に、自分の経験や強みにつなげて答えることが高評価につながります。

面接では、志望動機や自己PRだけでなく、「面白い質問」が突然投げかけられることがあります。「ユニークな質問」には、面接官の明確な意図があります。

本記事では、面接で面白い質問が行われる理由や回答のコツ、よくある質問例などを解説します。

面接官は面白い質問をする?その意図とは?

面接で突然ユニークな質問が投げかけられると戸惑うものですが、これらは偶然ではありません。面接官は応募者の緊張を解き、本音や価値観を引き出し、さらに瞬発的な対応力を確認するために、あえて「面白い質問」を活用することがあります。ここでは、その3つの意図を解説します。

緊張を和らげるために質問する

面接官が面白い質問を投げかける理由のひとつは、応募者の緊張をやわらげるためです。面接はどうしても緊張感が高まりやすい場面であり、応募者が硬くなると本来の人柄や話す力が発揮されにくくなります。そのため、あえて雑談に近いライトな質問を行い、肩の力を抜いてもらおうとする面接官もいます。

たとえば「休日は何をして過ごしますか?」といった質問はアイスブレイクとして効果的で、回答を通じて自然な会話が生まれます。応募者の表情や声のトーンが柔らかくなることで、面接官にとっても評価しやすい状態になり、お互いにとって話しやすい雰囲気が作られるのです。

応募者の素の人柄・本音を引き出す

次に、応募者の本音や素の価値観を知る目的があります。志望動機や自己PRなどの定番質問は事前準備しやすいため、応募者の本質が見えにくくなる場面もあります。そこで「最近あった面白い出来事は?」などの予想外の質問をすることで、準備してきた回答ではなく、その場で考えた飾らない言葉が引き出されます。

こうした質問では、何に興味を持ち、どのように物事を捉えるのかといった人柄が自然と表れます。面接官は答えそのものよりも、そこに含まれる感性や価値観、語り口から応募者の等身大の姿を見極めています。

対応力・瞬発力を試す

3つ目の意図として、予測不能な状況にどれだけ柔軟に対応できるかを確認する狙いがあります。実際の仕事では、突発的な課題やイレギュラー対応が求められることが多く、瞬時に判断し言語化できる力は重要です。そのため、面接官は意表を突く質問をあえて投げかけ、その反応や回答プロセスを観察します。動揺せず落ち着いて自分なりの答えを返せれば「想定外への対応ができる人」と評価されるでしょう。

逆に沈黙や的外れな回答が続くと柔軟性やストレス耐性に懸念を持たれる可能性があります。面白い質問は、こうしたビジネス適性を見極める手段としても機能しています。

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面接で面白い質問をされたときの答え方のポイントは?

予想外の質問を受けたとき、慌ててしまうのは自然なことです。しかし面接官は、その反応から人柄や思考力を見ようとしています。ここでは、面接官のユニークな質問にうまく答えるために意識すべきポイントを解説します。

まずは落ち着いて考える

質問の意図を冷静に捉える姿勢が、好印象につながります。突然の質問が来たとき、焦って答えようとすると内容が浅くなったり、支離滅裂になってしまいがちです。面接官の意図は、応募者の反応を見ることにあるため、答える前に一呼吸おいて考える姿勢そのものが評価されます。

少し考える時間が必要な場合は「少々お時間をいただけますか?」と一言添えることで、誠実さと冷静さが伝わります。また、質問に対して考えを整理しながら答えることで、構造的な思考力もアピールできます。落ち着いた対応は、柔軟性やストレス耐性のある人物として好印象を与える一助となります。

ごまかさず正直に答える

等身大の自分を見せることで、信頼性が伝わります。面白い質問をされたときに「面白く返さなければ」と考えて、無理に話を作ったり、事実と異なることを述べたりするのは避けるべきです。たとえば、「あなたを動物に例えると?」と問われたとき、奇抜な動物を選んで話を盛ってしまうと、回答に一貫性がなくなり信ぴょう性に欠ける印象を与えかねません。

本当にそう思うこと、自分が実際に感じたことを正直に答えることで、かえってあなたの誠実さや考え方が伝わります。回答が思い浮かばない場合も、「普段あまり意識したことがないですが……」と前置きし、自分なりの考えを絞り出す姿勢があれば問題ありません。

自分の経験や強みを盛り込む

自分を伝えるチャンスと捉え、エピソードと結びつけましょう。面白い質問に対する答えは、雑談に終わらせるのではなく、自分の特性や強みを自然にアピールする機会でもあります。たとえば、「最近笑った出来事は?」と聞かれた際には、出来事の説明だけでなく、そこから何を感じたのか、どういう価値観を持っているのかに触れることで、回答に深みが出ます。

また、「○○に例えると?」という形式の質問では、自分の長所が反映された例えを選ぶと、自己分析ができている印象にもつながります。最後に「この経験から○○を学びました」「この特性は御社の業務でも活かせると思います」とまとめることで、面接官に明確な印象を与える回答になります。

面接でよくある面白い質問の例と回答方法は?

面接での「面白い質問」は、応募者の人柄や価値観、思考力などを測るために使われることが多く、あらかじめ準備しておくことで冷静に対応できます。ここでは、実際に出やすい代表的な5つの質問と、それぞれの効果的な回答のポイントを解説します。どの質問にも共通するのは、回答の“面白さ”そのものではなく、「その人らしさ」や「考え方」が伝わることです。

「最近あった面白いエピソードを教えてください」と聞かれたら

無理に笑いを取ろうとせず、自分にとって印象的だった出来事を選びましょう。この質問の目的はユーモアのセンスを見ることではなく、応募者が日常をどう感じ取り、何を面白いと捉えているかという価値観や感性を探ることにあります。答える際は、出来事を述べるだけでなく、それを通じてどのような気づきがあったかを含めることで、人柄がより鮮明に伝わります。

回答例:「初めて友人とキャンプに行き、設営から料理まで手探りで進める中で想定外のハプニングが続きましたが、そのたびに工夫して乗り越える体験が新鮮で面白く、自分の柔軟性を再認識しました。」

「あなたを動物に例えると何ですか?」と聞かれたら

自分の性格や強みを反映できる動物を選び、納得感のある理由を添えましょう。この質問では発想力や自己理解の深さが見られています。

動物の例えに個性を込めると同時に、その特徴が自分にどう当てはまるかを論理的に説明することで、自己分析力や表現力を示せます。

回答例:「私はコツコツと努力を積み重ねる性格なので、働き者のアリに似ていると思います。大学のゼミでも、全体を支える資料作成や進行管理を率先して行うことで、周囲からの信頼を得てきました。」

「もし100万円を自由に使えるなら何に使いますか?」と聞かれたら

金銭感覚や人生の優先事項を伝えるチャンスです。この質問では、応募者の価値観や将来への意識を探っています。使い道そのものに優劣はありませんが、「なぜその選択をしたのか」という理由をしっかり語ることで、自分らしさが表れます。

回答例:「半分は語学学習のための留学資金に、残りは実家のリフォーム費用に使いたいです。自己成長と家族への感謝の両方を大切にしたいと考えています。」

「タイムマシンがあれば、過去と未来どちらに行きたいですか?」と聞かれたら

時代の選択とその理由から、思考の傾向や価値観を伝えましょう。この質問は一見雑談のようですが、「物事をどう捉えるか」「自分の目標は何か」といった内面を探る意図があります。過去を選ぶ人は内省的な傾向、未来を選ぶ人はチャレンジ志向といった側面が見えることもあります。

回答例:「未来に行きたいです。10年後の自分がどんな環境で働いているのかを知ることで、現在の選択が正しいかを確認し、今以上に成長するモチベーションにしたいからです。」

「自分の短所を一つだけ“面白く”説明してください」と聞かれたら

ユーモアを交えながらも、自己認識と改善の意思を伝えましょう。自己分析だけではなく、柔軟な表現力や自分を客観視する力を試す意図があります。ユーモアを織り交ぜつつも、短所とどう向き合っているかを伝えることがポイントです。

回答例:「私は方向音痴で、地図アプリを見ても反対方向に歩きがちです。ただそのおかげで知らない場所を発見することも多く、初対面の人と道に迷った話題で盛り上がれる“旅の引き寄せ体質”だと前向きにとらえています。」

面白い質問への対策としてできる準備は?

面白い質問は予測しづらいからこそ、事前準備によって余裕を持って対応することが可能です。答えそのものを用意する必要はありませんが、想定と練習を重ねておけば、本番で慌てずに済みます。ここでは、準備方法を紹介します。

過去の質問事例を調べて方向性を決めておく

事前にネット記事や書籍などで、実際の面接で使われた面白い質問例を調べておくと効果的です。模範解答を覚える必要はなく、自分ならどのような切り口で答えるかを考えるだけでも、思考の軸が明確になります。「自分を○○に例えると?」という定番の変化球質問に対して、「動物」「料理」「本のタイトル」など、パターンごとに軸を持っておくと対応しやすくなります。

自分の価値観・強みをエピソードとセットで整理する

どんな質問にも共通して活かせるのが、自己理解の深さです。面白い質問の多くは、応募者の人柄を探る意図があるため、自分の過去の経験や価値観を言語化しておくことが重要です。「自分が頑張った経験」「嬉しかった瞬間」「尊敬する人物」などを事前に整理しておけば、質問の切り口が変わっても柔軟に応用できます。

模擬練習でとっさの応答力を高める

家族や友人に頼んで、想定外の質問をその場で出してもらう練習も効果的です。すぐに答えが出ない場合の「時間をいただけますか」といった対応の練習もでき、焦らず話す習慣が身につきます。これにより、本番でも自然体で受け答えできる力が養われます。万全な準備は自信となり、面白い質問も自分を印象づける好機へと変わります。

応募者から面接官への逆質問はどんな内容がおすすめ?

面接の最後に行われる「逆質問」は、応募者が主体的に自分をアピールできる貴重な時間です。ここでは、逆質問の効果と注意点を解説します。

企業研究を踏まえた質問は好印象につながる

企業の強みや文化に触れた逆質問は、応募者が丁寧に企業理解を深めている証拠として高く評価されます。「御社の強みは△△だと感じましたが、社員の視点ではどうお考えですか?」といった質問は、企業の実像に迫ろうとする積極的な姿勢を示せます。また、「今後の課題は何だとお考えですか?」という質問も、会社を長期的に捉えている印象を与え、前向きな関心をアピールできます。

ユニークな逆質問は強い印象を残す

面白い逆質問は、面接官に「この応募者は視点が違う」「よく企業を見ている」と感じさせる効果があります。多くの企業は面接の終盤に質問の有無を確認しますが、何も問わなければ「関心が薄いのでは」と捉えられかねません。そこで、面接官の経験や考え方に触れる質問をすることで、会話が弾み、記憶に残りやすいやり取りが生まれます。「○○さんは、なぜ△△株式会社を就職先として選んだのですか?」という質問は個人の価値観を引き出しながら、場を和ませる働きもあります。

避けるべき逆質問と心構え

待遇面や答えにくい内容は避けた方が賢明です。給与・休日などに偏ると打算的に見え、機密情報にかかわる質問は面接官を困らせてしまいます。また、企業のホームページや説明資料を読めばわかる内容を繰り返し聞くのも印象を損ねます。自分にしかできない視点で質問を組み立てることで、「積極的で理解度の高い応募者」という評価につなげられます。

面白い質問もチャンスに変えて面接を突破しよう

面接官からの面白い質問には必ず明確な意図があり、その意図を理解して対策しておけば怖れる必要はありません。予想外の問いにも落ち着いて対応することで、むしろ他の応募者と差をつけるチャンスにできます。ユニークな質問への答え方のコツを押さえ、自分の経験や強みを盛り込みながら自分らしさをアピールする回答を心がけましょう。さらに、面接の最後には逆質問を活用して面接官に強い印象を与えることもできます。

準備と心構え次第で、どんな変わった質問も応募者の魅力を伝える好機になります。


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