• 更新日 : 2024年1月18日

リマインダーとは?意味やビジネスでの使い方、iPhone等の設定方法を解説

もともとリマインダーとは、「思い出させる」という意味を持つ言葉です。iPhoneやAndroidのスマートフォンには、時間になったら通知されるなど、リマインダーの役割を持つアプリが備わっています。

本記事では、「リマインダーとは何か?」や、「リマインダーの具体的な使い方」について詳しく解説しています。

リマインダーとは何か?

リマインダーは、スマートフォンなどの機能として使われる言葉です。ここから、リマインダーとは何か理解できるように、意味や例文について解説します。

リマインダーの意味

元々、英語の「リマインダー(reminder)」には、思い出させるという意味があります。関連して、思い出させることや気づかせることを表現した英語が「リマインド(remind)」です。

近年、スケジュールやメモの内容を思い出させる機能やアプリの名称として、「リマインダー」という言葉が使われるようになりました。

リマインダーを使った例文

ここで、リマインダーを使った例文をいくつか紹介します。

  • (上司から部下に)プロジェクトのタスクに漏れがないようリマインダーを活用した方いいよ。
  • 明日の会議に遅刻しないように、スケジュールでリマインダーを設定しておこう。

なお、リマインドもビジネスシーンで使う機会のある言葉です。例文は、以下のとおりです。

  • (上司から部下に)A社が納期を失念している可能性があるから、リマインドメールを送っておいて。

ビジネスで活用!リマインダーアプリのこんな使い方

リマインダー機能が備わったアプリは、ビジネスシーンで役に立つ場面がいくつもあります。主な活用方法は以下のとおりです。

  • スケジュール管理
  • タスクの管理
  • 優先順位の設定
  • ルーティンワークの管理
  • 電話のかけ直しを知らせる
  • 顧客にフォローアップの連絡

それぞれの使い方について説明します。

スケジュール管理

リマインダーアプリを使ったスケジュール管理とは、時間が到来したときに通知させる方法です。たとえば「9時に会議、11時に取引先訪問」などとスケジュールを入力しておけば、時間が近づいたときに通知が届きます。

取引先に向かう10分まえに必要書類に関する通知をリマインダーアプリで設定しておけば、忘れ物の防止にもなるでしょう。

タスクの管理

リマインダーアプリによって、タスクを管理できることもあります。タスクの管理とは、やるべきことをリスト化し、完了したらリストから外せる機能です。

リマインダーアプリでタスクの管理をしておけば、自分がやるべきことが何かを失念しないでしょう。

優先順位の設定

リマインダーのタスク管理で、優先順位を設定できることもあります。優先順位の設定とは、タスクごとに「低・中・高」などの順位を設定できる仕組みです。

優先順位が高いものを目につきやすくしておけば、次にどれをすべきかがひと目でわかります。

ルーティンワークの管理

リマインダーアプリの「繰り返し機能」を活用すれば、毎日・毎週・毎月などの単位で、所定の時間に繰り返し通知させられます。リマインダーアプリであらかじめ設定しておけば、イレギュラーなことが起きてもルーティンワークを失念しないでしょう。

電話のかけ直しを知らせる

リマインダーアプリによって、電話のかけ直しを知らせることも可能です。たとえば、会議で電話に出られないときに、「後で通知」などを設定して1時間後に通知されるようにしておけば、会議が終了してから忘れずに連絡できます。

電話をかけなおしそびれて、相手に失礼な印象を与えることもないでしょう。

顧客にフォローアップの連絡

サービスによっては、リマインダーを活用して顧客にフォローアップの連絡を入れられる仕組みもあります。

顧客を多数抱えている場合、すべての顧客へのフォローアップは難しいでしょう。そこで、

リマインダー機能を活用すれば、対象の顧客から返信がない場合に自動でリストが作成されるため、効率よくフォローアップができます。

リマインダーアプリ、ツールの紹介

リマインダー機能を備えたスマホアプリやパソコンのツールはいくつもあり、特徴もさまざまです。その中で、今回は以下のリマインダー機能について紹介します。

  • Stock(ストック)のタスクリマインド機能
  • iPhoneのリマインダー
  • Google Keepのリマインダー
  • Google ToDo リストのリマインダー機能

それぞれの機能を確認していきましょう。

Stock(ストック)のタスクリマインド機能

Stock(ストック)とは、スマートフォンやタブレットなどのアプリで提供されているツールです。Stockには、タスク機能が備わっています。

タスク機能の「繰り返し設定」や「通知設定」で、リマインダーとしての役割を果たすでしょう。なぜなら、「繰り返し設定」をすれば自動でルーティンタスクが設定され、「通知設定」をすれば、適切なタイミングで通知を受け取れるからです。

参考:Stock「チームの情報を最も簡単に残せるツール「Stock」」

iPhoneのリマインダー

iPhoneに当初から備わっているリマインダーアプリを利用すれば、アプリ内でタスクを作成したり、期日が到来したときに通知を受け取ったりできます。音声アシスタント機能の「Siri」を使い、音声だけで作成できる点がiPhoneのリマインダーの特徴です。

そのほか、各タスク(リマインダー)の中にサブタスクも作成できます。

参考:Apple「iPhone、iPad、iPod touch でリマインダーを使う」

Google Keepのリマインダー

Google Keepとは、スマートフォンやパソコンで利用可能なメモアプリです。Google Keepを活用すれば、指定した時刻になったときや指定した場所に到着したタイミングで、メモのリマインダーを表示できます。

また、メモの内容を色分けすることで、重要度を自分で決められる点もGoogle Keepの特徴です。

参考:Google「メモのリマインダーを設定する」

Google ToDo リストのリマインダー機能

Google ToDoリストとは、パソコンやスマートフォンなどでタスクを管理する機能です。今後、GoogleアシスタントやGoogleカレンダーのリマインダーは、Google ToDo リストに移行されます。

Google ToDo リストを活用すれば、最大10万件のタスクを作成したり、関係者の間でタスクや進捗状況を共有したりできる点がメリットです。

参考:Google「リマインダーから Google ToDo リストへの移行について」

iPhoneのリマインダー設定方法

最初に、iPhoneでリマインダーAppを開きます。アプリを開いたら、「+」の横に新規と記載されている部分をタップしましょう。

「新規リマインダー」が表示されたら、タイトルやメモの部分を入力します。通知するには、リマインダーの期日登録が必要です。カレンダーのアイコンをタップして「今日」「明日」「今週末」を選択しましょう。該当しない場合は、「日付と時刻」をタップして詳細な日時を入力します。

ここまでの流れで、リマインダーの設定は完了です。必要に応じて、位置情報やタグ追加もできます。

参考:Apple「iPhone、iPad、iPod touch でリマインダーを使う」

Google Keepのリマインダーの設定方法

最初に、スマートフォンやタブレットなどでKeepアプリを開きます。アプリを開いたら、「メモの入力」をタップして、メモの内容やタイトルを入力しましょう。

続いて、「リマインダーを追加/編集」(鈴のアイコン)をタップします。そして、通知する日時を指定しましょう。日時ではなく、場所で通知する場合は、「場所を選択」をタップして入力します。

ここまでの作業で、リマインダーの設定は完了です。Keepアプリを開けば、リマインダーの設定内容を確認できます。

参考:Google「メモの作成や編集」
参考:Google「メモのリマインダーを設定する」

Google ToDo リストのリマインダー設定方法

最初に、スマートフォンやタブレットなどでGoogle ToDoリストのアプリを開きます。アプリを開いたら、「タスクを追加」(+のアイコン)をタップします。

タイトル名を入力したら、「日時を追加」(カレンダーのアイコン)をタップしましょう。通知する日時を指定します。最後に、「完了」と「保存」をタップすれば、リマインダーの設定は完了です。

なお、「完了」の前に「詳細を追加」(3本線のアイコン)をタップすれば、詳細情報も入力できます。

参考:Google「タスクを追加または編集する」
参考:Google「Google ToDo リストの使い方」

リマインダーで仕事の効率化を図る

もともと思い出させることを意味する「リマインダー」は、近年スケジュールやメモの内容を思い出させる機能やアプリの名称として使われています。リマインダーを使えば、スケジュール管理や優先順位の設定、ルーティンワークの管理などが可能です。

ただし、各アプリやツールによって機能や使い方は異なります。機能を理解した上で、リマインダーを活用して仕事の効率化を図りましょう。

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