概要
損失申告とは、確定申告を行う際に本年度分の損失を申告することで、翌年度以降へ損失を繰り越すことができる制度です。
このガイドでは、損失申告画面の操作方法をご説明します。損失申告画面では、繰り越す対象となる損失を入力することができます。
対象ページ
確定申告>申告書
対象のお客さま
損失申告が必要なお客さま
目次
翌年以後に繰り越す損失額(事業・不動産の損失)
事業所得(営業等・農業)や不動産所得に赤字があり、他の所得とも損益通算されずに翌年度以降に損失を繰り越す場合には、改めて損失申告画面で損失額を入力する必要はありません。
事業所得(営業等)・不動産所得については、マネーフォワード クラウド確定申告で仕訳入力された金額を元に自動で算出されます。
事業所得(農業等)については、「申告書」>「収入・所得(総合課税)」>「事業(農業)」画面の「所得金額」を元に自動で算出されます。
入力例
画像のように、事業所得にそれぞれ200万円の赤字がある場合を例に説明します。
この場合には、損失申告が必要な場合には自動で損失申告用申告書の「青色申告者の損失の金額」欄に金額が記載されます。
事業・不動産の損失の繰越は、青色申告者のみに適用されます。
また、昨年も損失額の申告を行っていた場合には、「申告書」>「損失申告」>「繰越損失を差し引く計算」画面に申告金額を記入してください。
なお、損失額の繰越をおこなうためには、昨年分の確定申告で損失申告をおこなっている必要がございます。申告の有無などの詳細については税務署にご確認ください。
また、昨年も損失額の申告を行っていた場合には、「申告書」>「損失申告」>「繰越損失を差し引く計算」画面に申告金額を記入してください。
なお、損失額の繰越をおこなうためには、昨年分の確定申告で損失申告をおこなっている必要がございます。申告の有無などの詳細については税務署にご確認ください。
翌年以後に繰り越す損失額(その他の損失)
純損失の金額および雑損失の金額を、損失額として入力します。
※事業・不動産の損失については入力する必要がありません、自動で計算されます
入力方法
- 「申告書」>「損失申告」>「翌年以後に繰り越す損失額」画面を開きます。
- 「変動所得の損失額」がある場合には、「編集」ボタンをクリックすると入力画面が表示されます。
- 「被災事業用資産の損失額」がある場合には、「+追加」ボタンをクリックすると入力画面が表示されます。
- 保存後、一覧に表示されます。
繰越損失を差し引く計算
過去三年分に繰り越す損失がある場合に入力します。
入力方法
- 「申告書」>「損失申告」>「繰越損失を差し引く計算」画面を開きます。
- 3年前から1年前までの年数が表示されます。該当の箇所の「編集」ボタンをクリックし、金額を入力してください。
- 保存後、一覧に表示されます。
確定申告書の作成
各ページでの入力を完了すると、「確認・提出」画面から確定申告書の内容の確認や提出ができます。
更新日:2023年02月21日
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