概要
このガイドでは、適格返還請求書を作成する方法についてご説明します。
対象ページ
対象のお客さま
マネーフォワード クラウド請求書をご利用中のお客さま
目次
「適格返還請求書テンプレート」とは
「適格返還請求書」とは、適格返還請求書を作成するためのテンプレートです。
適格返還請求書のテンプレートは、通常の請求書と以下の点が異なります。
- 「請求書番号」ではなく「No」と記載される。
- 「請求日」ではなく「日付」と記載される。
- 「支払い期限」と「振込先」は記載されない。※
※「請求書作成」画面には設定項目が用意されていますが、設定しても請求書には記載されません。
条件
マネーフォワード クラウド請求書で適格返還請求書の要件を満たす請求書を作成するためには、以下の対応が必要です。
- 適格請求書発行事業者の登録番号を設定する。
- 「適格返還請求書」のテンプレートを利用する。
- 必要に応じて適格返還請求書に準じた帳票名に変更する。
- 適格返還請求書の法令要件に則り必要事項を記入する。
作成手順
- 「帳票設定」>「送付元情報」画面の「登録番号」で適格請求書発行事業者の登録番号を設定します。
設定方法の詳細はこちらをご参照ください。
- 「請求書一覧」画面を開き、画面左の「請求書」メニューの横にある「+」か、「請求書を作成」ボタンをクリックします。
- 「新形式」を選択します。
- 「請求書作成」画面「テンプレート切り替え」タブをクリックし、「適格返還請求書」のテンプレートを選択します。
- 「詳細設定」タブをクリックし、必要に応じて「帳票名」で帳票名を入力します。
- 「作成」タブをクリックし、品目などの必要事項を入力します。
- 「保存」ボタンをクリックします。
ご注意
- 適格返還請求書テンプレートを使用している場合、請求書の「支払い期限」「振込先」は非表示になります。
- 「マネーフォワード クラウド会計・確定申告」に仕訳を連携している場合、マイナス金額で請求書を作成すると、逆仕訳(貸借が反転した仕訳)が連携される仕組みです。
プラス金額で請求書を作成すると通常どおり売上の仕訳が連携されるため、必要に応じて仕訳を編集してください。クラウド会計・確定申告への仕訳連携についてはこちらをご参照ください。 - 適格請求書と適格返還請求書を1つの書類でまとめて交付する場合、「対価の返還等を控除した後の金額を記載する方法」に対応しています。「課税資産の譲渡等の金額と対価の返還等の金額をそれぞれ記載する方法」には対応していません。適格返還請求書の記載事項については、国税庁のページをご参照ください。
更新日:2024年09月04日
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