- 作成日 : 2024年3月13日
Android対応の無料メモ帳アプリおすすめ7選!選び方や活用方法
Android(アンドロイド)にはシンプルな機能のメモ帳アプリが標準搭載されていますが、対応する無料メモ帳アプリを活用すれば、より多くの機能がついて便利に使いこなせます。
今回は、おすすめのAndroid対応のメモ帳アプリや選び方、仕事での活用法を解説します。便利なメモ帳アプリを探している方は、ぜひチェックしてください。
目次
Androidの標準メモ帳はどこ?
Androidには標準搭載のメモ帳アプリ「Google Keep」が搭載されています。
Androidを使いはじめたばかりでどこにあるかわからないという方は、まず場所を確認しておきましょう。
標準搭載のメモ帳アプリの探し方
Androidに標準搭載されているメモ帳アプリ「Google Keep」は、アプリ一覧から見つけられます。アプリ名が「Keepメモ」となっている場合もあります。
メモ帳アプリは、次の手順で探してください。
- 任意の画面で、画面の下から画面の上に向かってスライドする
- 「すべてのアプリ」というアイコンをタップする
- アプリ一覧に切り替わるため、メモ帳アプリを探す
見つからない場合は、Google Playから探し出すこともできます。手順は以下のとおりです。
- 「Google play」のアプリを立ち上げる
- 画面右上のプロフィール写真をタップする
- 「アプリとデバイスの管理」をタップする
- 「管理」をタップする
- インストール済みのアプリ一覧からメモ帳アプリを探し出す
これらの手順で見つからない場合、端末にメモ帳アプリがダウンロードされていない機種である可能性があります。
メモ帳アプリがある場合はそのまま使う選択もありますが、機能面では物足りないこともあります。特にビジネスで利用する場合、ほかのAndroid対応のメモ帳アプリの方が、使い勝手が良い場合もあるでしょう。
標準搭載のメモ帳アプリの機能
標準搭載のメモ帳アプリ「Google Keep」には、次の機能が搭載されています。
- 手書きメモの作成
- 画像を追加
- 図形描画
- チェックリストの作成
- テーマ変更
- 書式設定
- 音声メモの作成
- リマインダーの設定
- ラベルやアーカイブでの整理
- Gmailとの連携
- メモの共有とリアルタイム編集
一方、文字装飾やテーブル・箇条書きの使用はできません。また、編集履歴を残せず、一度メモを閉じると更新前の状態には戻すことができなくなります。
あくまでもシンプルな機能を最小限備えており、「ちょっとメモしておきたい」というときに便利です。
ただし、ビジネスでスマホのメモ帳を使いこなしたいという場合は、求める機能を持つAndroid対応のメモ帳アプリを探してみるのもよいでしょう。
Android対応の無料メモ帳アプリおすすめ7選!
ここからは、Androidに対応する無料メモ帳アプリを紹介します。必要な機能があるものを選び、ダウンロードしてみましょう。
ColorNote|付箋ができるメモアプリ
シンプルで使いやすいメモ帳アプリです。端末間の同期ができるため、複数の端末を持つ場合や端末を変更したときなどに便利です。
付箋紙やシンプルなメモ帳としても使え、色分けの機能によりメモを色で分類できます。ホーム画面に個別のノートを付箋のように貼り付けできるウィジェットも搭載されており、メモ全体を見渡しやすくします。
ほかにもスケジュールを管理できるカレンダーやアラート機能があり、チェックリストの機能ではToDoリストの作成も可能です。
参考:ColorNote カラーノート メモ帳 ノート 付箋 – Google Play のアプリ
メモ帳|シンプルなメモ帳ノートアプリ
シンプルで使いやすさに徹したメモ帳アプリです。シンプルながらも、アプリを開かなくてもホーム画面で確認ができるウィジェットや、色分け設定などの便利な機能を搭載しています。
入力したメモはリストに保存されるため、目的に合わせて色付けをしておくと便利です。メモリストを長押しすると並び替えができ、重要なメモは画面上部に表示することもできます。
参考:シンプルなメモ帳ノートアプリ、メモ管理(めも帳) – Google Play のアプリ
Notein|リマインダー機能付き
色分けや鍵付きにする機能、指定時間に通知を表示するリマインダー機能などを備えたメモ帳アプリです。メモの種類によって色分けしておくことで、あとから特定の色のメモだけに絞り込んで表示させることができます。
チェックボックス付きのリストを作成でき、ホーム画面にメモを表示させて付箋のように使えるウィジェット機能も搭載しています。
参考:メモ帳、メモ、リスト、ノート、メモアプリ – Notein – Google Play のアプリ
Evernote|デバイス共有と豊富な機能
Evernoteは、ノートを取るように情報を蓄積できるメモ帳アプリです。AndroidだけでなくiPhoneやWindows、Macなど、どのデバイスからも共有できます。テキストだけでなく画像や動画、PDFファイルなど、あらゆる情報を書き込めるノート機能をはじめ、豊富な機能が搭載されています。
多くのメリットがあるEvernoteですが、2023年12月から無料版が制限され、作成できるノート数が10万から50へと大幅に削減されました。ノートを分類するための「ノートブック」の作成可能数も250個から1個に減少し、実質フォルダ分類ができなくなっています。
今後、Evernoteで50個以上のノートを作成したい場合は、有料版への変更が必要です。
参考:最高のメモアプリ – Evernote で大切なノートを整理
なメモ帳とノートアプリ|メモを一覧できる
付箋のように、メモを一覧できるメモ帳アプリです。通常のメモのほかにチェックリスト・手書きメモが使えます。重要なメモを目立たせるツールが揃い、確認しやすいのが特徴です。
目に優しいダークモードを搭載しているため、夜中にメモを確認することが多い人におすすめです。パスワードを設定できるため、重要なメモの保存にも役立ちます。
参考:Notepad notes, memo, checklist – Apps on Google Play
文字数カウントメモ|レポートや作文にも活用
メモの入力中に文字数を表示できるメモ帳アプリです。細かいカウント設定ができるため、文字数をカウントしたいレポートや論文などの下書きに活用できます。
シンプルなメモとカテゴリメモに分けることができ、フォルダ管理と色分けができるため便利です。
目の負担を軽減できるダークモードや、メモにパスワードをかけられるパスロックも搭載しています。
参考:文字数カウントメモ – Google Play のアプリ
Microsoft OneNote|複数ユーザーでの同時編集
Microsoft社が提供するメモ帳アプリです。Microsoftアカウントがあれば無料で利用でき、Windowsのほか、MacやiOS、Androidなどの端末に対応しています。
自動保存機能やペンを使用して自由に書き込める手書き機能、画像に表示されているテキストをコピーして文字に変換するOCR機能が搭載されています。
複数ユーザー間で共有できる機能もあり、資料やスケジュールの共有、同時編集などが可能です。チームで仕事をするときに役立つでしょう。
参考:Microsoft OneNote デジタル ノート アプリ | Microsoft 365
無料メモ帳アプリを選ぶポイント
便利に使いこなせる無料メモ帳アプリを選ぶときは、いくつかチェックしたいポイントがあります。
ここでは、無料メモ帳アプリを選ぶポイントを8つ紹介します。
クラウドに対応しているか
メモ帳アプリで複数の人とメモを共有したい場合、クラウドに対応していることが必要です。インターネットを介してメモで情報を共有し、編集することもできます。
また、クラウドに対応していれば、別のスマホやパソコンなど、複数のデバイスでメモの閲覧・編集が可能です。普段はAndroidでメモをつけ、職場ではパソコンで書き換えるなど、いつでもメモの管理ができます。
音声入力や手書きができるか
長文をメモしたい場合、音声入力機能が役立ちます。また、手書き機能があるとすぐにメモを取れるため、便利です。指先でさっとメモを書き留めることができ、テキストでは表現しにくい内容をイラストや図式で残すこともできます。
ほかにも、PDFや画像を読み込む機能があれば、より仕事の効率を高めることができるでしょう。
ウィジェットに対応しているか
ウィジェットも便利な機能です。ウィジェットとは、ホーム画面上にアプリを常に表示させるショートカット機能のことです。アプリを開かなくても、思いついたこと、話を聞いて忘れたくないことなどをすぐにメモできます。
新しい仕事について覚えることが多いときなどは、ウィジェット機能が役立つでしょう。いつもメモをとる習慣がある人にもおすすめです。
使いやすいか
使いやすさも重要です。操作しにくいメモ帳アプリはスムーズなメモ管理に支障をきたします。デザイン性も大切で、使いやすくても見にくいデザインでは、メモの整理に余計な時間がかかる可能性があります。色分けできるなど、楽しく使える要素も必要です。
また、メモ帳アプリはノート型やToDo型などの形式があり、用途に合わせて選ぶことも大切です。主に気づいたことをメモするときはノート型を、タスクや業務管理に使いたいときはToDo型を選ぶとよいでしょう。
マルチデバイス対応か
複数のデバイスでメモを管理したい場合は、iPhone・androidやタブレットにもアクセスできるマルチデバイス対応を選びましょう。
Androidだけでなくパソコンやタブレットでもメモを利用できれば、大画面でメモを整理したり分類したりする作業ができます。ビジネスで利用する場合は、職場のパソコンで利用する必要も出てくるでしょう。マルチデバイス対応であることが必須になります。
検索機能があるか
仕事で必要な事柄をメモで保存している場合、いつでも必要なときに確認できる検索機能があると便利です。
検索機能がないと、一覧画面から目的のメモを探さなければならず、メモの量が増えてしまうと探し出すのが難しくなります。検索機能があれば、検索したい言葉を入力し、スピーディに目的のメモを探し出すことができます。
メモの整理や分類ができるか
メモの種類や量が多くなりそうな場合は、色分け・フォルダ分けができる機能が便利です。色やフォルダでメモを整理すれば、どの内容のメモがどこにあるのかがひと目でわかります。
仕事用と個人用で分けたり、重要なメモを他と分類してわかりやすくしたりすることができます。仕事でメモを使用しているときは、業務ごとに分けるといった使い方もできるでしょう。
自動バックアップ機能があるか
メモ帳アプリは、スマホの故障や自然災害などでデータが消失する事態に備え、自動バックアップ機能があることも大切です。
自動バックアップ機能があれば、バックアップを取り忘れることがなく、万が一の事態が起きたときも重要なメモを失わずに済みます。
特に編集履歴を残せないアプリの場合、誤って重要なメモを消してアプリを閉じてしまうとメモがそのまま消失してしまいます。そのような場合でも自動バックアップ機能があれば復元できるため、安心です。
無料メモ帳アプリのビジネスでの活用方法
無料メモ帳アプリは、ビジネスの現場でも活躍します。便利な活用法をみていきましょう。
ToDoリストを作成して業務効率を高める
チェックリストの機能があれば、毎日のToDoリストを作成できます。ToDoリストは溜まった仕事の優先順位をつけてやるべきことを明確にし、仕事の効率を高めます。毎日の仕事を計画的に進めることができるでしょう。
ToDoリストの項目を一つひとつこなすことで達成感を得られ、仕事へのモチベーションも高まります。
仕事のアイデアを即座に残す
メモ帳アプリがあれば、仕事のアイデアがひらめいたとき、すぐにメモを残せます。よいアイデアが浮かんでも、そのままにしておくとほかの用事をしているうちに忘れてしまうかもしれません。すぐにアプリでメモをする習慣をつけておけば、あとからすぐに振り返りができ、形にすることができます。
また、覚えたいことをメモするときも、そのときに湧いた思考や感想も一緒にメモすることで、知識が定着しやすくなるでしょう。
必要な情報はスクリーンショットで保存
メモ帳アプリは、必要な情報をスクリーンショットして保存するという活用もできます。スマホを見ていて気になることや必要な情報を見つけたとき、あとで確認しようと思っても見失ってしまうことがあります。スクリーンショットをとってメモに保存しておけば、あとからゆっくり見返すことができて安心です。
後々必要になるかもしれない情報をこまめに保存しておく習慣をつければ、業務に役立てられるでしょう。
Androidでメモ帳アプリを上手に活用しよう
Androidには標準搭載のメモ帳アプリがありますが、使える機能は限られています。ビジネスでメモ帳アプリを活用したいときは、必要機能が搭載された無料のメモ帳アプリをダウンロードして使うと便利です。
さまざまな無料のメモ帳アプリがあるため、記事のおすすめアプリも参考に、どんな機能があれば便利かをよく考えながら選びましょう。
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