マネーフォワード クラウド給与使い方ガイド

「HRMOS勤怠(旧IEYASU)」の連携設定方法

概要

このガイドでは、「HRMOS勤怠(旧IEYASU)」から従業員情報を取り込むための方法について説明します。
連携設定を行うと、「HRMOS勤怠」に登録されている従業員情報と毎月の勤怠データを簡単な操作で取り込むことができます。

「HRMOS勤怠」の操作に関するご質問は、「HRMOS勤怠」のサポート窓口までお問い合わせください。

対象ページ

対象のお客さま

マネーフォワード クラウド給与を「給与担当者」権限でご利用中のお客さま

目次

「HRMOS勤怠」との連携設定

連携手順

  1. 「HRMOS勤怠」にログインして「システム管理」をクリックし、「システム設定」を選択します。
  2. 「システム設定」画面で「編集」をクリックします。
  3. 「API KEYの設定」の「Secret Key」をコピーします。
    「Secret Key」に文字列が表示されない場合は、「API KEYの作成」をクリックしてください。
  4. 左メニューの「会社」をクリックし、「ログイン情報」の「ログインURL」に表示されているURLの最後の文字列をコピーします。
  5. マネーフォワード クラウド給与にログインし、左メニューの「連携設定」をクリックします。
  6. 連携設定」>「勤怠管理」画面で「HRMOS勤怠」の「連携する」をクリックします。
  7. 「HRMOS勤怠連携」画面で「ログインURL」と「接続文字列」を入力し、「登録する」をクリックします。
  8. 「HRMOS連携を更新しました。」というメッセージが表示されたことを確認します。
  • 「ログインURL」は、「HRMOS勤怠」で確認した「ログインURL」の「https://ieyasu.co/」以降の文字列を入力してください。
  • 「接続文字列」は、「HRMOS勤怠」の「Secret Key」でコピーした文字列を入力してください。

解除方法

「HRMOS勤怠」の右側にあるゴミ箱のアイコンをクリックすると、連携を解除できます。

接続文字列の編集

「HRMOS勤怠」の右側にある「編集」をクリックすると、「接続文字列」を編集できます。

「HRMOS勤怠連携」画面で「接続文字列」を編集し、「更新する」をクリックしてください。

従業員情報の取り込み

  1. 従業員情報」画面で「従業員の追加/更新」をクリックし、「HRMOS勤怠から従業員データを取り込む 」を選択します。
  2. 「従業員データ取り込み」画面で「取り込む」をクリックします。
  3. 「HRMOS勤怠から●名中●名分の従業員情報を連携対象として追加しました。」というメッセージが表示されたことを確認します。
  4. 「HRMOS勤怠」から勤怠データを取り込む従業員の「勤怠」列にチェックが入っていることを確認します。
  • マネーフォワード クラウド給与の「従業員番号」と「HRMOS勤怠」の「社員番号」が一致する従業員が紐づきます。一致しない従業員は新しい従業員として取り込まれます。
  • 取り込みの操作は取り消せません。各サービスの登録内容を確認してから操作してください。
  • 氏名・氏名フリガナ・入社年月日などの一部の基本情報は自動反映されます。
  • 給与計算に必要な基本給や通勤手当などの情報は、「従業員情報」画面で従業員ごとに設定してください。

勤怠データの取り込み

  1. 給与計算」画面右上の「メニュー」をクリックし、「HRMOS勤怠から勤怠データをインポート」を選択します。
  2. 「HRMOS勤怠から勤怠データをインポート」画面で「対象期間」と「対象項目」を選択します。
  3. 「勤怠をインポート」をクリックします。
  4. 「HRMOS勤怠の勤怠データ取り込み中です。しばらくお待ちいただいた後ページ更新を行ってください。」というメッセージが表示されます。
    しばらく時間を置いたあと、キーボードのF5を押すなどして画面を再読み込みします。
  5. 取り込んだ勤怠データが反映していることを確認します。
    インポートした項目には、黄色の矢印が表示されます。
  • 「HRMOS勤怠から勤怠データをインポート」画面の「対象項目」は、「基本設定」>「勤怠項目設定」画面で有効になっている勤怠項目がすべて表示されます。「対象項目」に表示されている場合も、連携対象ではない勤怠項目のデータは取り込まれません。連携対象はこちらをご参照ください。
  • 「HRMOS勤怠から勤怠データをインポート」画面の「対象項目」は、初期値ではすべての項目にチェックが入っています。項目を指定する場合は、「全選択」のチェックを外してから項目を指定してください。
  • 前月分と今月分の勤怠データを項目ごとに分けて取り込む場合は、前月分と今月分でそれぞれインポートしてください。

連携の仕様

従業員の紐づけ

マネーフォワード クラウド給与と「HRMOS勤怠」の連携では、従業員情報を照合し、登録情報に従って従業員の紐づけや新規追加を行います。

クラウド給与の項目「HRMOS勤怠」の項目備考
従業員番号社員番号
氏名(苗字/名前)氏名
氏名フリガナ(苗字/名前)氏名カナ
性別なしクラウド給与の必須項目のため、「男」で固定されます。
入社年月日入社日

項目の変換

「HRMOS勤怠」との連携では、「HRMOS勤怠」に標準で登録されている項目がクラウド給与の項目に変換されて取り込まれます。
標準で登録されている項目の変換については、以下の表をご参照ください。

<ご注意>
「HRMOS勤怠」で独自に作成した勤怠項目を取り込むことはできません。
クラウド給与の項目名クラウド給与の新項目名「HRMOS勤怠」の項目
所定労働時間(当月)所定労働時間(当月)所定時間
所定内出勤時間所定時間(平日)所定内労働時間
法定内残業時間所定外時間(平日)法定内時間外労働時間
残業時間法定外時間(平日)法定時間外労働時間
所定休日所定内出勤時間所定時間(所定休日)法定外休日労働時間
法定休日所定内出勤時間所定時間(法定休日)法定休日労働時間
深夜残業時間深夜法定外時間(平日)深夜労働時間
遅刻時間遅刻時間(平日)遅刻時間
早退時間早退時間(平日)早退時間
所定労働日数(当月)所定労働日数(当月)所定日数
出勤日数出勤日数(平日)出勤日数
所定休日出勤日数出勤日数(所定休日)法定外休日出勤日数
法定休日出勤日数出勤日数(法定休日)法定休日出勤日数
欠勤日数欠勤日数(平日)欠勤日数
遅刻回数遅刻回数(平日)遅刻日数
早退回数早退回数(平日)早退日数
有休使用日数有休取得日数有給休暇日数
有休残日数有休残日数有給休暇残数

※「2020年11月28日以降に作成した事業者」や「デフォルト勤怠項目名を更新する」の操作を行った事業者が該当します。詳細についてはこちらをご参照ください。

ご注意

給与形態が「時給制」の残業手当について

「基本設定」>「支給項目」>「時給」画面では、「残業手当」の初期値は以下の計算式となっています。
残業手当:時給1 ÷ 1 × 0.25 × 法定外時間(平日)

「基本給」の初期値は、時給に乗ずる「勤怠項目」として「所定内出勤時間」または「所定時間(平日)」が選択されているため、「基本給」に残業時間分は含まれません。
そのため、「残業手当」を25%割り増しで支給する場合は、割増率を「0.25」から「1.25」に変更し、適切な計算結果になるかを確認してください。

割増率の設定に関しては、「HRMOS勤怠」の残業時間集計設定によって異なる場合があります。
残業時間に連携される法定内残業時間は、「HRMOS勤怠」の残業集計設定(所定時間・残業・深夜設定)をご確認ください。
不明な点については、「HRMOS勤怠」のサポート窓口にお問い合わせください。

詳しい操作方法については、下記のガイドをご参照ください。
Q. 「残業手当」や「深夜残業手当」が、割増された金額で計算されないです。何故でしょうか?

「HRMOS勤怠」側で勤怠項目名を変更した場合

「HRMOS勤怠」で、マネーフォワード クラウド給与と紐づく勤怠項目名を変更した場合、名称が一致しているにも関わらず、数値を取り込めない場合があります。
数値が想定どおり取り込めない場合は、対応表を参照して設定をご確認ください。

更新日:2024年06月12日

※本サポートサイトは、マネーフォワード クラウドの操作方法等の案内を目的としており、法律的またはその他アドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトに記載している内容の正確性・妥当性の確保に努めておりますが、実際のご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家に相談するなど、ご自身の判断でご利用ください。

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