こちらのページでは「レコル」からマネーフォワード クラウド給与へ従業員情報を取り込むための方法について説明します。
連携設定を行っていただくことで、マネーフォワード クラウド給与上のボタンをクリックするだけでレコルに登録されている従業員情報と、打刻された勤怠情報を簡単に取り込むことが可能です。
大変恐れ入りますが、レコルの操作に関するご質問は、レコルのサポートまでお問い合わせをお願いします。
利用対象
マネーフォワード クラウド給与とレコルをご利用中のお客さま
対象ページ
目次
レコルとの連携設定
レコルでのアクセストークンの取得
レコルから、連携をするためのアクセストークンを取得します。
レコルにログイン後、画面右上のメニューからから、契約情報をクリックしてください。
外部サービス連携をクリックしていただくと、マネーフォワード クラウド給与用のアクセストークンが表示されます。
マネーフォワード クラウド給与の設定
サイドメニューの[連携設定]をクリックします。
[レコル連携]画面が表示されますので、アクセストークンを入力し[登録する]をクリックします。
連携が完了すると[レコル連携を更新しました]とメッセージが表示されます。
連携を解除する場合はごみ箱のアイコンクリックしてください。
アクセストークンを変更する場合は[編集]より行ってください。
従業員情報の取り込み
連携完了後に[従業員情報]画面に遷移し、[従業員を追加]ボタンをクリックすると、[レコルから従業員データを取り込む]ボタンが表示されますので、クリックします。
[従業員データ取り込み]画面が表示されますので、[取り込む]をクリックします。
レコルから取り込まれる従業員情報は以下の項目です。
MF給与項目名 | レコル項目名 | 備考 |
---|---|---|
従業員コード | ログインID | |
苗字 | 名前の半角or全角スペース区切りの前方文字列 | |
名前 | 名前の半角or全角スペース区切りの後方文字列 | |
性別 | 設定なし | レコルには性別の設定項目がないため、マネーフォワード クラウド給与に連携すると一律で「男性」として設定されます。 連携後に正しい性別へのご変更をお願いいたします。 |
入社年月日 | 新規のときのみ、取り込んだ日の日付 | 2回目以降の取り込み時は更新されません。 |
※ レコルの従業員データとマネーフォワード クラウド給与の従業員データで照合を行い、紐付けられる従業員については紐付けが行われ、紐付けられない従業員は新規作成されます。
※ レコルとマネーフォワード クラウド給与の従業員データは、従業員コードを元に紐付けが行われます。例えば、レコル上で従業員コードが[00001]の場合、マネーフォワード クラウド給与の従業員コードが[00001]の者の勤怠データとして取り込まれます。
従業員が追加されると、一覧に表示されます。紐付けられた従業員(勤怠データが取り込まれる従業員)には[勤怠]列にチェックが入ります。
※入社年月日、従業員コード等、一部の基本情報は自動反映されますが、基本給の金額や通勤手当等、給与計算に必要な情報は従業員情報画面より設定が必要です。
※上記設定で従業員のデータが取り込まれます。勤怠データの取り込み方法について以下にご説明します。
勤怠データの取り込み
操作方法
勤怠データの取り込みは[給与計算]画面で行います。画面右上[メニュー]をクリックします。
[レコルから勤怠データをインポート]をクリックします。
連携したい対象期間(前月度分、今月度分)を選択し、対象項目をクリックします。
初期設定では「全選択」にチェックが入っています。項目を指定したい場合は、「全選択」のチェックを外し、指定したい項目にチェックを入れて「勤怠をインポート」をクリックします。
※項目ごとに前月分のデータ・今月分のデータを分けて取り込みたい場合は、このインポート作業を前月分、今月分と2回行っていただく必要がございます。
取り込みには最長で5分程度かかる場合がございます。取り込み中は[勤怠データ取り込み中です。取り込みが完了するまで暫くお待ち下さい。]とメッセージが表示されます。取り込みが完了しても自動で更新はされませんので、キーボードの[F5]等で定期的にページの更新を行い、ご確認をお願いいたします。
項目一覧
レコルから取り込まれる勤怠項目は以下の項目です。
・2020年11月28日以降に作成した事業者
・「デフォルト勤怠項目名を更新する」の操作を行った事業者
変更後の勤怠項目名については、以下のガイドをご参照ください。
勤怠項目の名称を「マネーフォワード クラウド勤怠」と一致させる方法
MF項目名 | MF新項目名 | レコル項目名 | 備考 |
---|---|---|---|
所定労働日数(当月) | 所定労働日数(当月) | 所定出勤日 | |
所定労働時間(当月) | 所定労働時間(当月) | 所定時間 | |
出勤日数 | 出勤日数(平日) | 出勤日数 | |
出勤回数 | ー | 出勤 | ※参照 |
所定休日出勤日数 | 出勤日数(所定休日) | 画面上の表示なし | 勤務表の日付形式が”所定休日(日付が青文字)”の数 |
法定休日出勤日数 | 出勤日数(法定休日) | 画面上の表示なし | 勤務表の日付形式が”法定休日(日付が赤文字)”の数 |
欠勤日数 | 欠勤日数(平日) | 欠勤 | |
遅刻回数 | 遅刻回数(平日) | 遅刻 | |
早退回数 | 早退回数(平日) | 早退 | |
遅刻時間 | 遅刻時間(平日) | 遅刻時間 | |
早退時間 | 早退時間(平日) | 早退時間 | |
所定内出勤時間 | 所定時間(平日) | 所定内労働 | |
法定内残業時間 | 所定外時間(平日) | 法定内残業 | |
残業時間 | 法定外時間(平日) | 法定外残業 | |
深夜残業時間 | 深夜法定外時間(平日) | 深夜 | |
所定休日所定内出勤時間 | 所定時間(所定休日) | 所定休日 | |
所定休日深夜残業時間 | 深夜法定外時間(所定休日) | 所定休日深夜 | |
法定休日所定内出勤時間 | 所定時間(法定休日) | 法定休日 | |
法定休日深夜残業時間 | 深夜法定外時間(法定休日) | 法定休日深夜 | |
休憩時間 | 休憩時間(平日) | 休憩時間 | |
有休使用日数 | 有休取得日数 | 有休取得日数 | |
有休使用時間数 | 有休取得時間数 | 有休使用時間数 | |
有休残日数 | 有休残日数 | 有休残日数 | |
有休残時間数 | 有休残時間数 | 有休残時間数 | |
代休使用日数 | 代休取得日数 | 代休 | |
特別休暇使用日数 | ー | 特別休暇 | ※参照 |
・MF給与での勤怠項目の整理に伴って、MF給与側に対応する勤怠項目が存在しない場合があります。
・その場合は「勤怠項目」画面から、「レコル項目名」と名称の一致する勤怠項目をあらたに追加してください。
※レコルで集計されている上記以外の勤怠項目は取り込まれません。上記以外に取り込みたい勤怠項目がある場合は、お手数ですが画面から直接ご入力いただくか、CSVインポートをご利用ください。
勤怠項目に黄色の矢印が表示されたら、反映完了です。
勤怠インポートは何度でも行うことが可能です。
すでに勤怠項目にデータが登録されている場合は、最後にインポートされた勤怠データが上書きされます。
連携時の注意点
時給制の従業員については、残業手当の計算式をご確認ください。
■マネーフォワード クラウド給与では、残業手当の計算式(初期値)は次のとおりとなっています。
設定画面:「支給項目設定(時給)」
残業手当:時給 ÷ 1 × 0.25 × 残業時間
初期設定で用意をしている「基本給」は、かけ合わせる勤怠項目が「所定内出勤時間」(「残業時間」が含まれない時間)で固定されているため、「基本給」で計算される金額は「残業時間」分を含まずに計算されます。
そのため、「残業手当」について、1.25の割増で支給されたい場合は、「0.25」から「1.25」に変更し適切な計算結果になるかを確認してください。
詳しい操作方法や用例については、下記FAQをご参照ください。
Q. 「残業手当」や「深夜残業手当」が、割増された金額で計算されないです。何故でしょうか?
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