マネーフォワード クラウド給与使い方ガイド

勤革時の連携設定

こちらのページでは「勤革時(きんかくじ)」からマネーフォワード クラウド給与へ従業員情報を取り込むための方法について説明します。

連携設定を行っていただくことで、マネーフォワード クラウド給与上のボタンをクリックするだけで勤革時に登録されている従業員情報と、打刻された勤怠情報を簡単に取り込むことが可能です。

大変恐れ入りますが、勤革時の操作に関するご質問は、勤革時のサポートまでお問い合わせをお願いします。

利用対象

マネーフォワード クラウド給与と勤革時をご利用中のお客さま

対象ページ

連携設定
従業員情報

目次

  1. 勤革時との連携設定
  2. 従業員情報の取り込み
  3. カスタムデータ項目・休暇区分の連携設定
  4. 勤怠データの取り込み
  5. 連携時の注意点

勤革時との連携設定

勤革時での接続文字列の取得

勤革時にログイン後、設定>その他をクリックしてください。

オプションをクリックしてください。

画面下部の「マネーフォワード連携」 の文字列をコピーしてください。

※文字列が表示されていない場合は、勤革時の窓口へお問い合わせください。

マネーフォワード クラウド給与の設定

サイドメニューの「連携設定」をクリックします。

「勤革時」欄の右側「連携設定」をクリックします。

「勤革時連携」画面が表示されますので、勤革時からコピーした接続文字列を入力し「登録する」をクリックします。

連携を解除する場合はごみ箱のアイコンを、接続文字列を変更する場合は「編集」より行います。

従業員情報の取り込み

連携完了後に「従業員情報」画面に遷移し、「従業員の追加/更新▼」を押すと、「勤革時から従業員データを取り込む」が表示されますので、クリックします。

「従業員データ取り込み」画面が表示されますので、「取り込む」をクリックします。

従業員コードが「勤革時」と一致した従業員は、「勤怠」列にチェックが入ります。
クラウド給与に登録のない従業員コードは、新規追加されます。

クラウド給与に登録のない従業員コードが新規追加される場合、勤革時から取り込まれる従業員情報は以下の項目です。
なお、すでにクラウド給与に登録のある従業員コードの場合は、「勤怠」列にチェックが入るのみで情報の上書きはされません。

MF給与項目名勤革時項目名備考
従業員コード従業員コード
苗字従業員 姓
苗字フリガナ従業員 姓 カナ
名前従業員 名
名前フリガナ従業員 名 カナ
性別性別
入社年月日入社年月日MF給与は必須項目のため、勤革時側が空白の場合は 「取り込んだ日=入社日」となります。
退職年月日退職年月日退職日同期以降は、同期対象外となります。
・勤革時の従業員データとマネーフォワード クラウド給与の従業員データで照合を行い、紐付けられる従業員については紐付けが行われ、紐付けられない従業員は新規作成されます。
・勤革時とマネーフォワード クラウド給与の従業員データは、従業員コードを元に紐付けが行われます。例えば、勤革時上で従業員コードが[00001]の場合、マネーフォワード クラウド給与の従業員コードが[00001]の者の勤怠データとして取り込まれます。
・上記の項目は勤革時から自動反映されますが、基本給の金額や通勤手当等、給与計算に必要な情報はクラウド給与の従業員情報画面より設定が必要です。

カスタムデータ項目・休暇区分の連携設定

お客さまが独自で勤革時で作成されたカスタムデータ項目(月別)と休暇区分を取りこむことができます。
カスタムデータ項目と休暇区分は勤怠データインポートの前に、マネーフォワード クラウド給与に勤革時で使用しているカスタムデータ項目と同じ名称の勤怠項目の登録が必要です。

勤怠項目の登録を行う場合は、サイドメニューの「基本設定」をクリックし、勤怠項目を開きます。

カスタムデータ項目の連携設定

「+追加」ボタンを押して、勤怠項目に、勤革時で設定したカスタムデータ項目と完全一致した名称を入力し、単位は勤革時と同じ設定いただき、「保存する」をクリックします。

勤革時カスタムデータ項目(月別)設定画面
カスタムデータ項目設定

マネーフォワード クラウド給与 勤怠項目設定画面
MF_カスタムデータ項目設定

・集計対象となる項目は、カスタムデータ項目設定画面で表示されている項目です。
・勤革時で設定している「パターン」の連携はできません。

休暇区分の連携設定

お客さまが独自で勤革時で作成された休暇区分、有休および代休の使用日数、使用時間数、残日数、残時間数の月別データを取りこむことができます。

休暇区分設定

・集計対象となる項目は、休暇区分設定画面で表示されている有休と代休とお客さまが独自で作成した休暇区分です。

有休の連携設定

  • 有休使用日数:有効にチェックをしてください。
  • 有休使用時間数:有効にチェックをしてください。
  • 有休残日数:有効にチェックをしてください。
  • 有休残時間数:有効にチェックをしてください。
  • 使用時間数と残時間数の単位は勤革時と同じ設定をしてください。
  • 最後に、「保存する」をクリックします

MF_有休設定

代休の連携設定

  • 代休使用日数:有効にチェックをしてください。
  • 代休使用時間数:[+追加]ボタンを押して、勤怠項目に「代休使用時間数」、単位に時間の選択肢を設定してください。
  • 代休残日数:[+追加]ボタンを押して、勤怠項目に「代休残日数」、単位に「0.0日」を設定してください。
  • 代休残時間数:[+追加]ボタンを押して、勤怠項目に「代休残時間数」、単位に時間の選択肢を設定してください。
  • 給与明細で表示したいカテゴリ(出欠勤・実働時間・休暇)は自由に設定可能です。
  • 最後に、「保存する」をクリックします

MF_代休設定

その他の休暇区分の連携設定

  • 各休暇の使用日数:[+追加]ボタンを押して、勤怠項目に「”休暇区分名称”+使用日数」、単位に「0.0日」を設定してください。
  • 各休暇の使用時間数:[+追加]ボタンを押して、勤怠項目に「”休暇区分名称”+使用時間数」、単位に時間の選択肢を設定してください。
  • 各休暇の残日数:[+追加]ボタンを押して、勤怠項目に「”休暇区分名称”+残日数」、単位に「0.0日」を設定してください。
  • 各休暇の残時間数:[+追加]ボタンを押して、勤怠項目に「”休暇区分名称”+残時間数」、単位に時間の選択肢を設定してください。
  • 給与明細で表示したいカテゴリ(出欠勤・実働時間・休暇)はご自由に設定してください。
  • 最後に、「保存する」をクリックします。

MF_ボランティア休暇設定

勤怠データの取り込み

操作方法

勤怠データの取り込みは[給与計算]画面で行います。画面右上[メニュー]をクリックします。

[勤革時から勤怠データをインポート]をクリックします。

連携したい対象期間(前月度分、今月度分)を選択し、対象項目をクリックします。
初期設定では「全選択」にチェックが入っています。項目を指定したい場合は、「全選択」のチェックを外し、指定したい項目にチェックを入れて「勤怠をインポート」をクリックします。

※項目ごとに前月分のデータ・今月分のデータを分けて取り込みたい場合は、このインポート作業を前月分、今月分と2回行っていただく必要がございます。


取り込みには最長で5分程度かかる場合がございます。取り込み中は[勤怠データ取り込み中です。取り込みが完了するまで暫くお待ち下さい。]とメッセージが表示されます。取り込みが完了しても自動で更新はされませんので、キーボードの[F5]等で定期的にページの更新を行い、ご確認をお願いいたします。

項目一覧

勤革時で標準で登録のある項目と、お客さまが独自に作成されたカスタムデータ項目が、マネーフォワード クラウド給与の項目に変換され取り込まれます。
標準で登録のある項目の対応については下記の表をご参照ください。

以下の事業者では、マネーフォワード クラウド給与の勤怠項目名が下記の表と異なります。
・2020年11月28日以降に作成した事業者
・「デフォルト勤怠項目名を更新する」の操作を行った事業者
 
変更後の勤怠項目名については、以下のガイドをご参照ください。
勤怠項目の名称を「マネーフォワード クラウド勤怠」と一致させる方法
MF項目名MF新項目名勤革時項目名備考
出勤日数出勤日数(平日)平日出勤日数
所定休日出勤日数出勤日数(所定休日)法定外休日出勤日数
法定休日出勤日数出勤日数(法定休日)法定休日出勤日数
欠勤日数欠勤日数(平日)欠勤取得日数
遅刻回数遅刻回数(平日)遅刻回数
早退回数早退回数(平日)早退回数
遅刻時間遅刻時間(平日)遅刻時間
早退時間早退時間(平日)早退時間
所定内出勤時間所定時間(平日)所定時間
所定内深夜出勤時間深夜所定時間(平日)深夜所定時間
法定内残業時間所定外時間(平日)所定外時間
残業時間法定外時間(平日)残業時間
深夜残業時間深夜法定外時間(平日)深夜残業時間
所定休日所定内出勤時間所定時間(所定休日)法定外休日所定時間
所定休日所定内深夜出勤時間深夜所定時間(所定休日)法定外休日深夜所定時間
所定休日法定内残業時間所定外時間(所定休日)法定外休日所定外時間
所定休日残業時間法定外時間(所定休日)法定外休日残業時間
所定休日深夜残業時間深夜法定外時間(所定休日)法定外休日深夜残業時間
法定休日所定内出勤時間所定時間(法定休日)法定休日所定時間
法定休日所定内深夜出勤時間深夜所定時間(法定休日)法定休日深夜所定時間
法定休日法定内残業時間所定外時間(法定休日)法定休日所定外時間
法定休日残業時間法定外時間(法定休日)法定休日残業時間
法定休日深夜残業時間深夜法定外時間(法定休日)法定休日深夜残業時間
休暇みなし時間休暇みなし時間休暇みなし時間
休憩時間休憩時間(平日)休憩時間
45時間超普通残業割増残業時間※参照
60時間超普通残業割増残業時間2※参照
45時間超深夜残業割増深夜残業時間※参照
60時間超深夜残業割増深夜残業時間2※参照
※参照
MF給与での勤怠項目の整理に伴って、MF給与側に対応する勤怠項目が存在しない場合があります。
・その場合は「勤怠項目」画面から、「勤革時項目名」と名称の一致する勤怠項目をあらたに追加してください。

勤怠項目に黄色の矢印が表示されたら、反映完了です。

勤革時で標準で登録のある項目

勤革時 有休(休暇区分)
KOT_有休

MF_有休

勤革時 代休(休暇区分)
KOT_代休-1

MF_代休

勤革時 その他の休暇区分
KOT_ボランティア休暇-1

MF_ボランティア休暇

連携時の注意点

時給制の従業員については、残業手当の計算式をご確認ください。

■マネーフォワード クラウド給与では、残業手当の計算式(初期値)は次のとおりとなっています。
設定画面:「支給項目設定(時給)

残業手当:時給1 ÷ 1 × 0.25 × 法定外時間(平日)

初期設定で用意をしている「基本給」は、かけ合わせる勤怠項目が「所定内出勤時間」(「残業時間」が含まれない時間)で固定されているため、「基本給」で計算される金額は「残業時間」分を含まずに計算されます。

そのため、「残業手当」について、1.25の割増で支給されたい場合は、「0.25」から「1.25」に変更し適切な計算結果になるかを確認してください。

詳しい操作方法や用例については、下記FAQをご参照ください。
Q. 「残業手当」や「深夜残業手当」が、割増された金額で計算されないです。何故でしょうか?

更新日:2024年03月08日

※本サポートサイトは、マネーフォワード クラウドの操作方法等の案内を目的としており、法律的またはその他アドバイスの提供を目的としたものではありません。当社は本サイトに記載している内容の正確性・妥当性の確保に努めておりますが、実際のご利用にあたっては、個別の事情を適宜専門家に相談するなど、ご自身の判断でご利用ください。

このページで、お客さまの疑問は解決しましたか?
  • ※お寄せいただいた内容に対する個別の返信はいたしませんので、何卒ご了承下さい。
  • ※上記フォームには評価に対する理由のみをご入力ください。誤った情報を入力されたことにより生じたいかなる損害においても、当サイトは一切の責任を負いません。
評価をご入力いただき、ご協力ありがとうございました。

頂いた内容は、当サイトのコンテンツの内容改善のためにのみ使用いたします。

お問い合わせをご希望のお客さまへ

操作方法に関するお問い合わせ、製品の導入検討のお問い合わせなど、お客さまの疑問にお答えする各種サポート・サービスについてご案内します。

よく見られているガイド

よく検索されるキーワード: