• 更新日 : 2026年1月28日

Copilotの使い方をマスターするには?無料版やExcel・Wordでの活用事例を解説

Microsoft Copilotを活用すれば、検索や資料作成の時間を大幅に短縮し、業務効率を飛躍的に高められます。この記事では、Copilotの基本的な使い方から、無料版と有料版の違い、ExcelやWordなどのOfficeアプリでの実践的な活用方法までを解説します。AI初心者の方でも迷わず使えるよう、導入手順や便利な機能を網羅しました。ぜひ日々の業務効率化にお役立てください。

Microsoft Copilot(コパイロット)とはどのようなツールか?

Microsoft Copilotとは、Microsoft社が提供する対話型の生成AIサービスです。ユーザーをサポートする「副操縦士(Copilot)」として、検索エンジンやOffice製品と連携し、複雑な作業をアシストします。

最新のAIモデルである「GPT-4」や画像生成AI「DALL-E 3」を搭載しており、質問への回答、文章作成、画像生成、プログラミングコードの記述など、多岐にわたるタスクをこなせます。

ChatGPTとの違いはあるか?

CopilotとChatGPTの最大の違いは、検索エンジン(Bing)やMicrosoft Office製品との連携の有無です。

CopilotはWeb上の最新情報を検索して回答に反映できるため、常に新しい情報に基づいたアウトプットが可能です。また、WordやExcelの中で直接AIを呼び出せる点も、Microsoft製品ならではの強みといえます。一方、ChatGPT(無料版)は学習データに基づいた回答が主となり、Office連携はありません。

参考:Microsoft Copilot | Microsoft AI

Copilotにはどのような種類や料金プランがあるか?

Copilotには、大きく分けて「個人向けの無料版」「個人向けの有料版」「法人向けの有料版」の3種類があります。利用目的や連携させたいアプリに合わせて、適切なプランを選択しましょう。

主なプランと機能の違い

  • プラン名:Copilot対象:個人
    料金:無料
    主な特徴:Web検索と連動したチャット、テキスト・画像生成、GPT-4の使用
  • プラン名:Copilot Pro対象:個人
    料金:月額3,200円
    主な特徴:無料版の機能に加え、Word・Excel・PowerPoint等での利用が可能、優先アクセス権
  • プラン名:Copilot for Microsoft 365対象:法人
    料金:ユーザーあたり月額4,497円
    主な特徴:法人向けデータ保護機能、Teams会議の要約、Microsoft 365アプリ全体との連携※料金は2024年時点の目安です。最新情報は公式サイトをご確認ください。

    参考:Microsoft Copilot のプランと価格

無料版Copilotの始め方と基本的な使い方は?

無料版のCopilotは、Webブラウザ、スマートフォンのアプリ、Windowsのデスクトップからすぐに利用を開始できます。特別な設定は不要で、Microsoftアカウントがあれば誰でも高機能なAIを利用可能です。

Webブラウザで使う場合

PCやスマホのブラウザ(Microsoft Edge、Google Chromeなど)で専用サイトにアクセスして利用します。

  1. ブラウザで「copilot.microsoft.com」にアクセスするか、EdgeブラウザのサイドバーにあるCopilotアイコンをクリックします。
  2. チャット欄に質問や指示(プロンプト)を入力します。
  3. 会話のスタイルを「より創造的に」「よりバランスよく」「より厳密に」から選択し、回答の雰囲気を調整します。

スマートフォンアプリで使う場合

iOSやAndroid向けの専用アプリをインストールすることで、外出先でも手軽に利用できます。

  1. アプリストアにて「Microsoft Copilot」アプリをダウンロードします。
  2. アプリを起動し、Microsoftアカウントでサインインします。
  3. マイクアイコンをタップすれば音声入力も可能です。「GPT-4を使用する」をオンにすると、より精度の高い回答が得られます。

Windowsデスクトップで使う場合(Copilot in Windows)

Windows 11などのOSに統合された機能を使う方法です。アプリを開く手間がなく、PC操作の補助も依頼できます。

タスクバーにあるCopilotアイコンをクリックするか、ショートカットキー(Windowsキー + C など)を押すと、画面右側にチャットウィンドウが表示されます。「ダークモードに変更して」などのPC設定の変更もAIに依頼可能です。

参考:Windows の Copilot へようこそ – Microsoft サポート

有料版でOfficeアプリと連携させる使い方は?

有料プラン(Copilot Pro または Copilot for Microsoft 365)を契約すると、Word、Excel、PowerPointなどのアプリ内でCopilot機能が使えるようになります。いつもの作業画面にAIアシスタントが常駐し、資料作成やデータ分析を強力にサポートします。

Copilot in Word(文書作成・要約)

Wordでは、ゼロからの文章作成、既存文書の要約、文体の書き換えなどが可能です。

  • 下書きの作成:「〇〇に関する企画書の構成案を作って」と指示すると、瞬時にたたき台が生成されます。
  • 要約:長いレポートを開き、「この文書を要約して」と依頼すると、要点が箇条書きで表示されます。
  • トーンの変更:書いた文章を選択し、「もっとフォーマルにして」と指示すると書き換え案が提示されます。

Copilot in Excel(データ分析・可視化)

Excelでは、複雑な関数を知らなくても、自然言語でデータ分析やグラフ作成が行えます。なお、データはあらかじめテーブル形式に変換しておく必要があります。

  • データ分析:「売上の傾向を分析して」と頼むと、主要なインサイトや異常値を抽出してくれます。
  • 数式の生成:「利益率を計算する列を追加して」と指示すれば、適切な数式が入った列が自動で追加されます。
  • グラフ作成:「月ごとの売上推移をグラフにして」の一言で、適切なグラフがシートに挿入されます。

Copilot in PowerPoint(プレゼン資料作成)

PowerPointでは、テーマやWordファイルをもとにスライドを自動生成できます。

  • スライド生成:「〇〇というテーマでプレゼン資料を作って」と指示すると、構成・テキスト・画像が含まれたスライド一式が生成されます。
  • ドキュメントからの変換:具体的なWordファイルを指定して、それを基にプレゼン資料化することも可能です。
  • デザインの調整:スライド内の画像の差し替えやレイアウト変更もチャットで指示できます。

Copilot in Outlook(メール処理)

Outlookでは、大量のメール処理や返信作成を効率化できます。

  • メールの要約:長いスレッド(やり取り)の内容を要約し、経緯を素早く把握できます。
  • 下書き作成:「〇〇の件で承諾の返信を書いて」と指示すると、丁寧なメール文面が提案されます。トーンや長さの調整も可能です。

Copilotでできるその他の便利な使い方は?

ビジネス文書の作成以外にも、画像生成やプログラミング、日常の調べ物など、多岐にわたる用途で活用できます。アイデア次第で活用の幅は無限に広がります。

画像生成(Image Creator)

DALL-E 3の技術により、言葉で指示するだけで高品質な画像を生成できます。

  • 使い方:「未来的な都市の風景を描いて」「カフェで仕事をする猫のイラスト」などとチャットに入力します。
  • 活用シーン:プレゼン資料の挿絵、ブログのアイキャッチ画像、イメージボードの作成などに利用できます。

プログラミングコードの生成

エンジニアやプログラマーでなくても、コードの生成や修正依頼が可能です。

  • 使い方:「ExcelのデータをWordに転記するVBAコードを書いて」「このPythonコードのエラーを見つけて」と指示します。
  • 効果:開発スピードの向上や、プログラミング学習の補助として役立ちます。

日常の検索や相談

Bing検索と連動しているため、最新情報を踏まえた回答が得られます。

  • 使い方:「最新のiPhoneのスペックを比較して」「来週の京都の天気とおすすめの服装は?」などの質問を投げかけます。
  • メリット:複数のサイトを開かなくても、Copilotが情報を要約して教えてくれるため、情報収集の時間を短縮できます。

Copilotを利用する際の注意点やリスクはあるか?

Copilotは非常に便利ですが、生成AI特有のリスクや注意点も存在します。これらを理解した上で、安全に利用しましょう。

情報の正確性を確認する

生成AIは、事実とは異なる内容をもっともらしく回答する「ハルシネーション」を起こすことがあります。特に数値や事実関係については、必ず出典元を確認するか、自分で裏取りを行う必要があります。Copilotは回答の下に参照リンクを表示することが多いため、これらを活用して情報の真偽を確かめましょう。

機密情報の入力に注意する

無料版などの個人向けサービスでは、入力したデータがAIの学習に利用される可能性があります。

企業で利用する場合は、データが学習に使われない「商用データ保護(Commercial Data Protection)」が適用される法人向けプランの導入を検討してください。また、社内のセキュリティガイドラインに従って利用することが重要です。

参考:Microsoft Copilot のデータ、プライバシー、セキュリティ

Copilotを日々の業務に取り入れよう

Microsoft Copilotは、検索、文章作成、データ分析、画像生成など、あらゆる業務をアシストしてくれる強力なツールです。まずは無料版で、ブラウザやスマホからチャット機能を試してみるのがおすすめです。さらに業務効率を高めたい場合は、WordやExcelと連携する有料プランの導入を検討してみるとよいでしょう。Copilotという「副操縦士」を上手に活用することで、日々の作業時間を短縮し、より創造的な業務に集中できる環境を作れるはずです。

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